2023年7月29日、福島県は檜枝岐村尾瀬御池登山口から燧ヶ岳と尾瀬沼を歩いてきました。燧ヶ岳の標高は2,356mとなり、日本の東北以北ではこれ以上高い山は存在しないという山になります。
尾瀬は群馬県側のアクセスは関東からは抜群ということで夏場になれば尾瀬ヶ原や至仏山は観光客と登山客でにぎわいます。しかし、会津の奥地「檜枝岐村」にある御池登山口は目を輝かせたハイカー成分が非常に高い場所、御池から燧ヶ岳を一直線に目指すコースには広沢田代、熊沢田代と木道と花と山、遥かな尾瀬を絵に描いたような景色を楽しむことができます。
以前大清水から入山し長英新道を登りナデッ窪を降りたうえで鳩待峠を目指すという歩き方で燧ヶ岳を登ってみましたが、大清水方面からは退屈な景色と緩い坂が続くことからあまりお勧めはできないものでした。
燧ヶ岳を楽しむには御池から湿原の登山道を抜けて尾瀬沼へ向かうのがやはり鉄板、ということで今回は御池から燧ヶ岳へ登り、沼山峠から御池に戻るという最もメジャーなコースで燧ヶ岳を歩きます。
王道には王道な理由があるんだなぁ……と思わされるコースを思う存分楽しめました。
御池登山口はアクセスは遠いのですが、燧ヶ岳登山としては最もお勧めできるコース取りが可能です。頑張って御池から入山して周回するのがRedsugarのお勧めです。
燧ヶ岳尾瀬沼周回日帰り登山の概要
朝焼けの御池登山口を出発
2023年7月29日午前5時00分、道の駅檜枝岐村。
おはようございます、Redsugarでございます。
毎年のごとく天候が安定しない7月の終わり、午前中だけ晴れるという予報を信じてやってきました檜枝岐村。登山をやっているとこのエリアは登る山が多いのでよく訪れますが……西那須野塩原ICを降りると昼間でも気分が「奥会津の夜道を走るあの感じ」になりますね。
西那須野塩原ICからは下道を2時間近く走ってこの道の駅檜枝岐村にたどり着くことが出来ます。
早朝訪れる道の駅檜枝岐村は登山勢が多く不思議な安心感に包まれています。
午前5時30分、御池登山口。
道の駅檜枝岐村から車でさらに山の上へと進むと本日の目的地「尾瀬御池登山口」のある駐車場へ到着となります。駐車場は400台規模なので早朝なら満車の心配はなさそうです。
山々の合間から昇ってきた朝日に照らされる中、登山準備を開始。
道の駅檜枝岐村から尾瀬御池までは約14キロ、車で20分くらいかかります。駐車料金は23年は1台1,000円でした。
御池登山口はすでに標高が高く、燧ヶ岳へ向かう登山道の木々からは高山帯の雰囲気。そこに差し込む黄金色の朝焼けと雰囲気は最高な登山の幕開けです。
抜群に整備された御池登山口は駐車場から木道が続き、登山者のテンションを上げてくれます。
平地は木道、坂道は岩が積み重なる登山道といった感じの御池登山道。まずは最初の湿原である「広沢田代」まで一気に標高を上げていきます。
積み石の坂を上っていくとすぐに木道が出現。コメツガシラビソといった白肌の木々の森が続きますが、木道脇では物言わぬ立ち枯れの木々が登山者を迎え入れてくれます。
すぐに景色は開けて、広沢田代と呼ばれる一帯に差し掛かります。足元の湿原地帯にはキンコウカの黄色い花。
23年度は木道修理用の資材がそこかしこに置かれていました、古くなった木道を直すためにヘリで資材を運んでいるようです。
午前6時15分、広沢田代。
尾瀬御池から燧ヶ岳山頂を目指すコースで最初に訪れることとなる湿原地帯です。時期や年によって花のあたりは違うのですが、23年度はキンコウカの当たり年で湿原ではたくさんの黄色に輝く花が登山者を待っていました。
池塘も多い広沢田代、早朝の時間帯の輝く光が水鏡とキンコウカの花を美しく仕立て上げます。登山開始から1時間も経たないうちに美しい景色に出会えるなんて……御池コースは天国ですね。
この時点で大清水スタートよりも御池スタートのほうがいいなと、ガッチリとハートをつかまれてしまいました。
広沢田代を進んでいくと一面がキンコウカに覆われた大きな湿原が現れます。早朝頑張って登ってきた甲斐もあり、しゃがんでみると草木を潤す水滴がキラキラと宝石のように輝いていました。
尾瀬といえば木道ですが、御池ルートから燧ヶ岳山頂までのルートも気持ちのいい木道が整備されています。キンコウカの花が咲き乱れる湿原地帯を一直線に走るこの道は見ているだけで幸せ。
奥へ奥へと進むごとにどんどん花の数は増え、足元を黄色に染め上げるほどの勢いとなってきました。
熊沢田代へと向かう登りの手前付近はキンコウカの当たり年というに相応しく、黄色の花のじゅうたんが敷かれているかのような景色が広がっているではありませんか。
この木道は本当に天国みたいな場所だった……、御池登山道は素晴らしい。
広沢田代が終わると再び樹林帯に入りますが、すぐに次の湿原地帯「熊沢田代」がやってきます。階段が崩れていたりちょっと道の悪い所もある上り坂ですが、整備が行き届いていて登りやすさは抜群。
熊沢田代からみる燧ヶ岳山頂
木道を登っていくと熊沢田代が近づいてきます。樹林の背丈も随分と低くなり青空の下にお椀をひっくり返したような形の燧ヶ岳山頂が見えてきました。
午前7時00分、熊沢田代。
一つ前の写真にあったちょっとした丘を越えると熊沢田代の向こう側に燧ヶ岳が聳え立つというゴキゲンな眺望ポイントに到着。燧ヶ岳では最初の自撮りスポットと言える場所では?
熊沢田代は眺望は抜群で一直線に伸びる木道を歩いているときの快感はそれはもう素晴らしいものです、アドレナリンがドバドバ出ます、こんな楽しい登山したら夜は気持ちよく眠れること間違いなし。
里の人々からは熊のウダア(鞍部状の峰の凹地のこと)と呼ばれていたらしい熊沢田代、本日熊は居ません。
山の地名で北側にはよくわからないものがあったりするが、古来より山で生計を立てていた人々の中の影響が少なくない。マタギや木こりには山言葉というものがあって、山の神の怒りに触れるという理由で山の中では穢れの多い里言葉ではなく山言葉を使うというのがあったりする。「舟」は「木櫃」、「柴」は「小木」、「八」を「やつ」とか。スルメは縁起が悪いからアタリメっていう民間の忌言葉のようなものが沢山あったんだってさ。
湿原を見ると所々黄色く、広沢田代と同じようにキンコウカの花が満開であることがわかります。花咲く湿原に走る木道を山頂目指して歩いていく登山者、これだけでも絵になるなぁ……と思いながら景色を堪能。
熊沢田代も池塘が多く、鞍部まで下りてくると緑色の湿原を水鏡に映す静かな湖面がいくつも顔をのぞかせます。
一番大きな池塘には雲一つない静謐な青空が映り込み、霞んだ空よりも濃いインディゴのような青が一面に広がっていました。
鞍部から再び登りに差し掛かりますが足元のキンコウカの咲きっぷりが本当に素晴らしいですね。歩く人はみんな所々で足を止めて景色を見渡していました。
熊沢田代からしばらくは木道が続き、上部の湿原までは階段を歩くような感じで登れます。
さすが尾瀬の名ルート、上から見下ろしても景色は最高なままだ……。
そのまま燧ヶ岳を登り続けてもしばらくは登山道から熊沢田代を見ることが出来ます。Redsugarが好きなのは少し上部、登山道中の崩落地付近からみた眺め。熊沢田代から視線をあげるとどっしりと構えた会津駒ヶ岳の山体がかすんだ空気の中にシルエットとして浮かび上がります。
ここからみる会津駒ヶ岳かっけぇえええええッ!!
一部崩落地がある御池コース、規模はそこまで大きくなく労することなく渡ることはできる道でした。コースは最初の山頂である俎嵓を目指すのですが、ここで御池の反対側である尾瀬沼方面を見ることが出来ます。
ぴょこんと突き出たのはミノブチ岳でしょうか、尾瀬沼の絶好の展望台であること間違いなしですね。
俎嵓山頂方面からミノブチ岳、尾瀬沼と見ていくと地平の向こう側には日光白根山とそれに連なる錫ヶ岳の稜線が見えます。画面右側に薄く、本当に薄く見えるのはおそらく皇海山なんでしょうね。
午前8時5分、爼嵓。
熊沢田代のど真ん中からゆっくりと歩くこと1時間ほどで俎嵓山頂に到着しました。燧ヶ岳は双耳峰になるため最高峰はお隣の柴安嵓となります。
俎嵓にはいくつかの社が奉納されています、燧ヶ岳は檜枝岐村にある神社の奥の院にもなっているので、登山前後に燧ヶ岳神社に参拝するのもいいかもしれませんね。
檜枝岐村の神社といえば檜枝岐歌舞伎をやる場所なんだけど、登山前に行くのはちょっと難しいから登山後っていう感じでしょうかねぇ。
午前8時30分、柴安嵓。
俎嵓に到着したといっても安心しては居られません、本日の晴天は正午までという予報なのであと1時間もすれば天気は崩れ始めるでしょう。ということで爼嵓の反対側にある柴安嵓へやってきましたがこちらは全然人がいません、みんな俎嵓で休憩しているから。
柴安嵓山頂からは尾瀬ヶ原とその向こうに壁のように構える至仏山の姿、尾瀬ヶ原まで行けば楽だけど、その手前の森を抜けるのがつらいんだよなぁ。
山頂の広さでいうと柴安嵓のほうが広いので、休憩するにしてもこちらのほうがおすすめかなぁと思います。
柴安嵓から尾瀬沼方面を見下ろすとミノブチ岳のような砂地が見えますが、こちらはお隣の御池岳。爆裂火口的な窪地になっているようです、登山道は山頂を巻いてミノブチ岳方面に伸びています。
あの禿地が特徴的で気になる……。
午前9時00分、俎嵓。
柴安嵓から再び鞍部に降りて登り返して……俎嵓に戻ってきたらすごい数の登山客がひしめき合っていて驚きました。比較的早く山頂に到着していてよかったと思える瞬間です。燧ヶ岳の山頂の行き来ですが、片道15分くらいを見ておくと良いかなーと。
尾瀬沼に降りるためには俎嵓に行かないといけないんだよね。最高峰柴安嵓を踏んだ後に戻ってくるのがちょっとめんどいのが燧ヶ岳です。
賑わう尾瀬沼から土砂降りの沼山峠へ
俎嵓から柴安嵓方面はこんな感じで、双耳峰を行き来するには少しだけ時間がかかります。大した距離ではないのですが、山では「降りて登って」というのは体力がいりますね。
俎嵓から尾瀬沼に降りるには基本的には長英新道となるため、まずはミノブチ岳を目指します。
以前歩いたときはナデッ窪を降りて尾瀬沼にたどり着きましたが、膝が悪い人には心の底からお勧めできない道でもあったので今回は素直に長英新道下山を選択。
登山道脇にはマルバダケブキの花が咲いていました。山頂方面を見上げるアングルとマルバダケブキの組み合わせは良い感じ。空を見上げると湧きあがる雲が今にも山頂を覆い隠しそうな勢い……。
ミノブチ岳の山頂に到着すると写真3枚目のような感じで尾瀬沼全体を見渡す眺望を楽しむことが出来ます。
ミノブチ岳から尾瀬沼を見下ろした後はこちらの階段から樹林の世界へ降ります。長英新道は横に長い登山道となりまして、登り/下りどちらも結構歩く道になるので少し多めにお水を持っていくのが安心。
尾瀬は思ったよりも暑い場所なので、結構水を消費しちゃうんですよね……。
長英新道は下り道で使うのがお勧めな道です、何度も書くけど登りで使うと間延びした長さを感じること間違いなし。下りのほうが体力的にも楽なので景色を楽しむのにも良い。下山していくと笹の背丈がどんどん伸びていきます、降っていくと木道が出現し始めるポイントがあるのですが、そこまでくれば尾瀬沼は近い。
背丈ほどの笹が両脇を埋め尽くす斜面を抜けると平坦な道に木道が張り巡らされた樹林帯が始まります、ここを抜けたら湿原地帯が待っているので頑張ろう。
森の奥を見れば急に視界が開けた草場が見える……という状況になればそこはもう尾瀬沼の入り口です。木道は一直線に湿原地帯へと延び、尾瀬沼を一周するように伸びた道へとつながっていきます。歩いてきた道を見返すと森と湿原の境目が明瞭なことに驚き。
長英新道下部は浅湖湿原という地帯につながります。湿原がたくさんあっていい所です尾瀬は。
午前11時15分、長蔵小屋着。
長英新道から湿原地帯へと降りたあと、浅湖湿原の分岐点から15分ほどで登山客や観光客で賑わう長蔵小屋へ到着です。無料休憩所や売店もある大きな小屋なのですが……小屋の窓からは熊の人形が顔をのぞかせていました。
小屋の前の水場は尾瀬の天然水が飲み放題となっております、コップで一杯頂きましたがキンキンに冷えていて本当に美味しいお水。
長蔵小屋をじっくりと見たことが無かったので無料休憩所、食堂などを回りながら売店へ。売店で飲料水や持っていなかったバッヂ類を買おうとレジに並んでいると何度か展示会にお邪魔させていただいている写真作家の方が働いていてびっくり。
小屋の中には手芸品、冷えた飲料水、デザート等山奥とは思えないほどの品ぞろえ、どれも御洒落な逸品でした。
午前11時45分、長蔵小屋発。
暑い、暑すぎる……雲がもくもくと湧きあがる夏場、長英新道の下り道で結構汗をかいた身体には……ノンアルビールが最高に染み渡りました。カロリーは無いのだけど気分的には最高にリフレッシュできるのでノンアルビールを置いている小屋は本当にありがたいなと思います。
登山中に暑すぎて「今ビールを飲んだら最高に気持ちいいだろうな」と思う瞬間がありますが、ノンアルはその欲求を満たしてくれる至高で究極な飲み物だと思います。
長蔵小屋からは尾瀬沼越しに燧ヶ岳が非常に奇麗に見えます、湖畔のベンチに腰掛けた老夫婦が言葉少なげに景色を楽しんでいて「なんて贅沢なんだ……」と思わずにはいられませんでした。
写真を見ている皆さんはお気づきでしょう、空模様がだんだん怪しくなっていることに……。正午から雷雨という夏らしい予報の尾瀬の上空では雲が沸き上がります。先ほどの老夫婦や観光客のように小屋泊まりではない僕は早く沼山峠まで抜けないと、土砂降り登山となりかねません。
というわけで長蔵小屋を出発し大江湿原に延びる木道を一気に抜けて沼山峠を目指します。
幸いなことに大江湿原のニッコウキスゲは裏年で、草原が広がっているだけです。これなら気持ちよく歩くことに集中できそうだ……。
23年の尾瀬はニッコウキスゲに関しては裏年で、大江湿原は青々とした草原が広がるのみ。所々にコバギボウシの花やポツンと咲いたニッコウキスゲが風に揺れていました。
沼山峠を目指して大江湿原を歩いていると空からゴロゴロと雷鳴が聞こえてきます、雨が降るのも時間の問題ですね。
大江湿原から木道の階段が整備された樹林帯へ、雨が降る前に沼山峠に抜けることが出来れば……と思っていたのですが、ここでついに雨が降ってきてしまいました。
ちなみに沼山峠から大江湿原までは遊歩道といえるくらい道がきれいに整備されており、木道も大人が横になって歩けるくらい立派なものが作られています。
午後1時00分、沼山峠。
大江湿原から沼山峠の休憩所までは登り、休憩所からは降りという感じになるのですが、下り区間に差し掛かるところで土砂降りに……。大樹の下で雨が弱まるのを待っていたのですが、無理そうということでレインウェアを着て一気に斜面を降りて休憩所へと駆けこみます。
発達した積乱雲のもたらす土砂降りですが、山の上では凄まじい雨量になっていたのよね。
休憩所に到着後、御池登山口へ向かうシャトルバスに乗りたいのですが雨がひどすぎて中々休憩所から出れません。バスは30mほど先に停まっており、バケツの底が抜けたような雨じゃなければ余裕なんだけどなぁ……と思いながら雨が通り過ぎるなり弱まるなりを待っていたのですが……タイムオーバー。
仕方がない、ずぶ濡れで申し訳ないがバスまで走ろう。
バスに駆け込むと、僕の後を追って数人の登山者が車内に飛び込んできました。レインウェアは持っているけど雨傘は流石に持ってないといった様子。バスに乗ってみて驚いたのは椅子がプラスチック製で濡れていても全然気にせずに座れたこと、濡れたレインウェアでも腰掛けれるのはありがたいことです。
沼山峠を出発して御池登山口へと走り始めたバスですが、窓ガラスを見ると「すりガラスかな?」と思うくらいに曇っています……。運転手さんの視界が怪しそうで、乗っている途中は胸がドキドキしましたね。
午後1時30分、御池登山口。
御池登山口へ戻ってきても雨の勢いは変わらず、御池ロッジに駆け込んで様子を伺っていたのですが一向に雨が止む気配はありません。駐車場の真ん中位に車を停めているのですが、御池ロッジからは百メートル以上の距離があります、車の椅子はプラスチックじゃないから濡らしたくないんだよなぁ……といったことを考えて時間を過ごしますが、雨の勢いは変わらず。
しかもなんか……駐車場のゲートが雨で壊れたのか駐車場の出口が詰まり始めてる??やばくない??
ただ待っていてもしょうがないので、御池ロッジの売店を見てみると定番のお土産がたくさん。会津のこの蕎麦はとても美味しいので尾瀬方面に来たとは買って帰るようにしています。それと登山者にはうれしい山の名を冠した日本酒「燧ヶ岳」が売られているではありませんか。
というわけで蕎麦と日本酒と家で待つ子供たちが飲めそうなリンゴジュースを購入。燧ヶ岳はどんなお酒なんでしょうね、楽しみです。
お土産購入後、ほんの少しだけ雨の勢いが弱くなったタイミングで車へと全力でダッシュ。結局けっこう濡れてしまうことになりました……、ミニバンに乗っていますがこういう時に後部座席で着替えがスムーズにできたりするのは良いなと思いますね。
車内で着替えを済ませた後は檜枝岐村へ帰らず平ヶ岳登山口の清四郎小屋へ。車で片道30分くらいかかるんですけども去年すごい苦労して登ったけどバッヂを手に入れることが出来なかったので、無事に小屋でバッヂを購入したら山道を走って檜枝岐村へと帰ります。
檜枝岐村へ戻ってきたあとは定番の燧の湯で汗を流します。風呂を出たタイミングは食事をとるのには最悪の14時~17時の間、檜枝岐村の食事処は絶望的だったこともあり、南会津にある街中華食堂かねまるさんへ向かうことにしました。無事営業中だったためレバニラ定食で登山後の栄養補給を完了。ご飯を食べた後は深夜に走り抜けた下道を走り抜けて、西那須野塩原ICへと帰るのでした……。
昼営業から夜営業の間の時間は本当に食べるものが無いことがあるから恐ろしい……。
下山後のお楽しみ、お土産開封タイムということで週末のタイミングで蕎麦を頂きましたがやっぱり安定して美味い!サラダ蕎麦みたいのもいいけれど、やっぱりスタンダードに氷で冷やした水できゅっと締め上げたあとは濃い目のつゆにサッとつけて食べるのが一番です。ネギ、ミョウガ、わさび、七味、大根おろしと薬味を揃え、隣に浅漬けや赤カブの酢漬けなどがあると最高に食が進みます。
そして楽しみにしていたお土産の日本酒「燧ヶ岳」ですが、とてもスッキリとした純米酒でした。なんというか……ただただ普通、とても普通だけど少しかんきつ系の果物のようなさわやかさがあった軽めに思えました。毎日飲むにはちょうどいい感じ、僕の中では長野原の浅間酒造で購入した浅間山と同じく食中に黒子のように活躍するタイプかなぁ。自己主張は激しくない控えめで美味しいお酒ということもあり、蕎麦と漬物を食べながら飲んだときの素朴な和食らしさを引き立てる感じが好きでした。
コメント
コメント一覧 (2件)
こんにちは。
燧ヶ岳は御池から一択でファイナルアンサーです。
熊沢田代はやっぱり素晴らしいですね。
キンコウカの雰囲気良いですね。
また登りたくなりましたが、桧枝岐遠いです・・・。
長英新道から登って「これは登る道を間違えた……」と思った記憶を無事にリセットできました。
檜枝岐村は本当にどこから行っても遠いんですよね、栃木と福島の間は良い山が多いけどアクセスが一苦労です。