2017年6月10日、谷川連峰に連なる山域最高峰仙ノ倉山と平標山へ行ってきました。
仙ノ倉山の標高は2,026mとなり、谷川連峰の最高峰にして日本二百名山の一角となる山です。
谷川岳から西側に向かって走る主脈の西端にあるこの山の醍醐味、まず一つは一面に広がる豊富な高山植物。
ハクサンイチゲやチングルマを始めとした高山植物が稜線に咲き乱れ、雲上のお花畑を演出します。
もう一つの醍醐味は仙ノ倉山山頂から眺める谷川岳主脈の圧巻の景色。
谷川周辺ならではの、氷河に削られた険しい山々の景色を見ることが可能です。
仙ノ倉山からの景色は「谷川岳の美しさ」を存分に味わえるため、是非とも多くの人に楽しんでもらいたいものです。
6月は場所によっては夏が始まり、山では高山植物が咲き乱れます。
本格的なアルプスシーズンの前哨戦として6月に必ず抑えたい山の一つ、仙ノ倉山。
高山植物の大合唱と、山々の大展望に出会う旅の始まりです。
平標山、仙ノ倉山について
平標山登山口から稜線へ
2017年6月10日、平標山登山口駐車場。
深夜の国道17号線をひた走り、下道のみでやってきましたほぼ新潟県。
苗場山や湯沢の街からほど近いところにある平標山は人気の山ということで、百名山でもないのに立派な駐車場が整備されています。
早朝、登山口にいるのは僅かな登山者のみ。
この日は午前11時まで晴れ、午後1時近時から雨が降る予測だったのでなるべく早く出発する必要性がありました。
登山口になかなか立派なトイレがあります、恒例の登山前トイレチェックをしてみましょう。
「やだ……、めちゃくちゃきれい…、しかもウォシュレット完備ッ!!」
星3でした、家と変わらない圧倒的なクオリティのトイレ、安心して登山口まで来ることが可能。
午前4時45分、平標山登山口。
トイレを確認し登山届を提出したら登山開始です。
今回は松手山コースのピストンとなります。
当初は帰りに肩の小屋を歩き周回で帰る予定でしたが稜線付近でガスに襲われ景色を逃してしまったので、帰り道でそれを回収しています。松手山コースは登山口まで駐車場から少し歩くので注意です、川沿いのコースではありません。
登山口から早々に階段が現れ尾根道へと登山者を誘う松手山コース。
前日まで雨が降りしきっていたため木々の緑が艷やかである。
それと同時にとんでもない虫がたかる。
こんな時の為に用意していたハッカス油プレーがとても役に立ちました。
登山ショップに行けば800〜1,500円くらいで売っています、こちら両肩、帽子、首に下げた手ぬぐいにガンガンふりかけた結果……。
全く虫が寄り付かなくなりました、周囲にハッカの匂いを振りまくミント野郎になったけど…。
あまり効かないという人もいますが、個人的にはふりかける量によって威力が変わると思っています。
なので効かないという人は、顔以外の全身にまんべんなくつけてみるのが良いかと思います。
本当に効きます、手、肩、帽子、首、うなじあたりに満遍なくスプレーすれば上半身はOK。
早朝の登山道は艷やか、ヤマツツジもひっそりと咲いている。
タニウツギです、日が当たれば綺麗な花、今年は開花が少し遅れているようでした。
たらの芽が登山道脇に生えていました、見たところ採取の跡あり、この写真の目は3番芽、この木から芽を積んでいった方は慣れていますね。
午前5時10分、標高が上がってくると背面に巨大な山頂を持つ平べったい山が姿を表します。
日本百名山の一角、苗場山です。山頂に多くの池塘を持つ湿原の山、夏はワタスゲで溢れかえり、秋は紅葉で有名なハイキングスポットへと様変わりする場所です。
遠くから見ると山頂は微妙に傾いているように見える。
群馬県側は切り立った崖になっているのが特徴的、向こうはまだまだベッタリと雪が残っているようだ。
時折現れる苗場山に心癒されながら、樹林帯の中を登っていきます。上信越の登山道らしく、木の太さはそれほどではない、笹が多い山道です。
積雪の多いところらしく、樹木がひん曲がっている……。
雪の重みに耐えられず細い木が横に寝てしまうのはよくあること。
笹、樹林、階段、いつもの樹林帯を登り続けます。
階段は木でできているため、濡れていると非常に滑るので注意。
特に下りで木に足をつけようものならつるりと転んでしまうことも。
午前5時45分、鉄塔到着。
最初の休憩ポイントとなりますが、本日は先を急いでいるため、軽く水を飲んだらすぐに移動。
朝しか晴れないので早く山頂につきたいという気持ちが先を急がせる。
第一チェックポイントの鉄塔が見えてきました、鉄塔を越えたら樹林の背丈が低くなり幾分か展望が良くなるということだったので頑張って登ります。
低木が生い茂る尾根道に突入。
おい空が白いぞ、どうなってんだ。
後ろの苗場山を振り返ると青空。
東へ雲が流れていく天気でしたが、まだ仙ノ倉山の雲は取れず……。
稜線が姿を表しました、空は曇り空ですが、そのうち晴れるだろうと予想して歩き続けます。
ガスと花の平標山山頂へ
稜線をとぼとぼと歩いていたらご来光が、ありがたい太陽の光が空を照らしてゆく。
朝日って気持ちいいなと感じるのはこの太陽が出てくる瞬間、一気に体温が上がる。
温かい光に何度癒やされたか……。
草木も朝日に照らされて透き通った肌を見せてくれます。季節は6月、まだ上信越は新緑の時期。
午前6時20分松手山到着。
ここからが稜線歩きとなります、まずは平標山までいきましょう。
後ろを振り返ればすっかりと晴れた景色が見える、仙ノ倉山の西には苗場山。
南西方向には白砂山などの志賀高原の山々が眠っています。
マイナーだけども楽しそうなエリア、温泉が豊富なエリアなので登山後も安定して楽しめそう。
すっかりと晴れた苗場山に励まされつつ登る。
序盤は苗場山を見るために何度も振り返ることでしょう。
仙ノ倉山方面、雲は多いけれども太陽はしっかりと出てきました。
やはり登山は晴れた日に。
登山道のコンディションはちょっと泥、雨上がりに来たのでしょうがないですね。
シャクナゲが現れました。
平標山まではシャクナゲの花が登山道を彩ってくれます。
空が青ければ……あれ、いつの間にか曇っているような気がする。
肝心のシャクナゲの方はと言いますと、咲きたてなのか薄い花は朝露でちょっと透けたような質感でとてもきれいなものでした。
色も白主体に少しのピンクが刺さっているもの、上品な色をしているのが特徴的か。
森林限界を迎えたのか木々が全く姿を表さなくなりました、この階段には嬉しいお花畑が。
「あれ、ハクサンイチゲ畑がある……」
畑です、栽培しているかのような群生が途中に広がっていました。
しかも結構成長しきっている……、今が満開という珍しいハクサンイチゲを見ることができた。
斜面を埋め尽くすハクサンイチゲ、今年見たいと思っていた高山植物を順調にゲット。
先ほど階段エリアで見た株よりも成長は遅く、背丈が伸び切ってはいませんでした。
シャクナゲ、ハクサンイチゲを交互に眺めながら登る登山道、まさしく花の山と言える。
空はいつの間にか雲が……雲量6から7と言ったところでしょうか、このままでは曇ってしまう。
と思っていたら左から襲いかかって来たガスに巻かれ、視界は真っ白になってしまうのでした。
白い空のもとではシャクナゲも魅力が半減、と言うかガスの中に入ったためか薄ら寒い。
空気は湿っているしいいことなしです。
天国かここは、と思いたくなるくらい白い景色の中に山頂碑を発見する。
嘘だろ、ガスの中平標山についてしまった……。
絶望です、今日1日もう晴れることはないのではなかろうか、そんな不安が頭をよぎります。
せっかく高山植物を見に来たのにガスでは意味がない、帰ろうかなと言う考えが頭をよぎる。
午前7時45分、平標山山頂到着。
本日の稜線歩きのスタート地点となるはずの、華々しい平標山山頂には涅槃のごとく静寂な世界が広がっている。
周りの景色の感想とか言える状態ではありません、3メートル先が見えないガス、絶望。
山頂でガスが晴れればと思い10分ほど佇んでいました。
だいぶ早く登ってきてしまい、先行者がいない状態で心寂しいし、ガスだし……。
帰ろうか悩んだのですがGPVで雲の動きを見ると、このあと晴れる感じだったので信じて先に進むことにしました。
この階段を降りるときは煉獄への階段を歩く気分だった。
ガスの稜線って不安になりますよね、本当は周辺には高山植物がたくさん咲いているはずです
しかし日光がないので花が閉じている状態、全然花が見当たらない、絶望。
足元に頑張って咲いているハクサンイチゲを発見、花を撮らなくてはいけないという使命感だけが僕を動かしていました。
ハクサンコザクラ、花の山と聞いていましたが……ちゃんと花、咲いています。
仙ノ倉山は白、黄色、紫といろいろな花が咲きそろう圧巻の景色を見ることが出来る山、らしい。
快晴の仙ノ倉山、大逆転の展望
午前8時5分、晴れる。
ガスが晴れていき平標山、仙ノ倉山の稜線が遂に姿を表します。
あれ、これ晴れるの?やったぜ!という気持ちで胸がいっぱいでした。
青空が徐々に視界を染め上げていく瞬間は感動的でした、そして地面にはポツポツと白い花が。
無事すべての雲が流れて行き青空のみが残りました、北海道を思わせる穏やかでだだっ広い稜線が目の前に姿を表します。
氷河によって削られた谷川岳に比べ、仙ノ倉山や平標山はなんて穏やかな形をしているんだろう。
急な山よりこういう穏やかな山が好きです。
平標山も空の下に山頂を晒す、空は晴れ渡り絶好のチャンスが訪れました。
東芝ランプ、中継地点にあると聞いていましたが……この東芝ランプすごく傾いています。
陽光に照らされシャクナゲもようやく本領発揮。
ピンクの強いシャクナゲの株も、よく晴れた空の下で眺めると最高に気持ちがいいですね。
仙ノ倉山のシャクナゲは太陽を浴びて宝石のように輝いていました。
純白という言葉がよく似合う花ですね。
気を取り直して仙ノ倉山へ向かうことにしましょう、晴れている時間はおそらく二時間ほど。
遅くなれば雨が降る予測だったので先を急ぎます。
晴れているうちに自撮りをしておく、いつ曇るとわからないので晴れているうちに……。
ソロの大変なのはいちいち準備に時間がかかることですね。
青空が広がる谷川方面、徐々にエビス大黒ノ頭が見えてきます、これがすごい存在感を放っており、後半はずっと気になる山として視界の隅に居座り続けることに。
よく見ると登山道がしっかりと……、なかなかつらそうな登りと下りのある山。
ふと後を振り返ると苗場と、それに連なる佐武流山などの山が屏風のように横一線に連なります。
背の低い北アルプスみたいになってんぞ。
目の前に現れる山頂、平標山から先はほぼ苦労することなく、ご覧のようなアップダウンを繰り返して仙ノ倉山へ向かいます。
ミネザクラ、6月になってもなお桜を見ることができるのも登山の楽しさ。
写真を取るのに夢中です、どんどん後ろから来た人に抜かされてゆく。
山頂につきました。晴れている間に立てて何より、そして誰もいない山頂へお邪魔することができました。
仙ノ倉山山頂からの絶景
午前8時50分、仙ノ倉山山頂到着。
山頂はそれなりの広さでお弁当を広げるくらいのスペースは用意されています。
山頂からはシャクナゲと谷川の山々を見るこ……あんまり景色よくねーな。
もっとよく谷川を見たいと思い周囲を見渡してみると、主稜線コースに降りる降下点付近に眺めの良さそうな場所を発見しました。
山頂からは2分程の距離、先端まで行けば景色が開けるんじゃないのか?
大正解でした、斜度が急に上がるポイントで、先端からは谷川主稜線がよく見えます。
思いもよらぬことでしたが、山頂の裏側を見ることもできました。
仙ノ倉山の東側はまだまだ雪がべったり……、平標山側とは全く違う景色が広がっていました。
仙ノ倉山で一番感動したのはこの景色、谷川連峰主脈の姿です。
エビス大黒ノ頭は鋭利な様相で迫力満点、その先のアップダウンも凄まじいものがあります。
とてもじゃないけど歩く気にはなれない。
氷河によって削り取られ、鋭利な姿を持つようになった谷川の山々。
谷川には谷川の魅力があるんだなと理解させられる。東京から近くて便利と言う評価の谷川岳ですが、一帯を含めるととても魅力的。
ここからは主脈をじっくりと楽しみます、まずはエビス大黒ノ頭方面。
存在感が非常に強いこの山ですが、稜線を伝う登山道のアップダウンがなかなかやばい。
谷川の奥にいるのは至仏山ですかね、薄っすらとだけ見ることができました。
ワイルドな面影をビンビンに残す主脈を目に焼き付け、下山に取り掛かるとしましょう。
午前9時10分、仙ノ倉山山頂。
戻ってきたら結構な人が山頂に集まっていました。
みんなも谷川岳を見に行けばいいのにと思うが、余計なお世話なので撤退を優先。
青空の下の高山植物たち
今日は前半戦の高山植物を楽しみそこねています。
中盤の谷川岳の眺めは最高だった、あとは高山植物をこれでもかというくらい目に入れたい。
登り返しがキツイ……が
ここから先がお花畑、平標山までがんばって歩きますよ
谷川方面にかかっていた雲もすっかり無くなり、上信越の山々は気持ち良さそうに空の下に姿を晒す。
紫、白、黄色と色が揃う、まだまだ早すぎた感があるが谷川エリア随一の高山植物地帯の片鱗は垣間見えた。
チングルマは見当たらないがハクサンイチゲはいたるところで開花している。
多くの登山者が平標山の高山植物地帯を楽しんでいました、すっかり人で溢れかえった登山道。
一人下山方面にグイグイと進んでいきます。
午前9時55分、平標山山頂。
苗場山もくっきりはっきり見える最高の天気です、しかし空を見ると雲がどんどん飛んできている……。
天気が崩れるのも時間の問題と思い下山を急ぐ。
早速稜線を歩いてハクサンイチゲの群生地へ、なんとか晴れ間が覗いているうちに帰ってくることができました。
宝石箱のように白い花がびっしりと咲いている、夏といえばこの景色だよと思わずにやけてしまいます。
去年の焼石岳程とは行きませんが、高山植物をしっかりと納められて満足。
平標山山頂付近のハクサンイチゲはまだまだ大きくなる途中といった感じでした。
だいぶ雲が増えてきて、太陽の光も陰ってくるようになりました。
晴れている平標山、仙ノ倉山はいつまでも佇みたくなる気持ちのいい稜線だけあって、後ろ髪をひかれる思いで下山します。
午前10時55分、松手山。
稜線の端である松手山に到着しました、ここからは樹林帯に入ります。
ピストンなので特に見るものもない、ササッとおりましょう。
僕が樹林帯に突入するタイミングで、山頂に向かって大きな雲がいくつも集まっていきました
天気予報的には既に雨が降っているはず……、下山を急ぎます。
午前11時20分、鉄塔直下。
鉄塔まで戻ってくれば駐車場まではあと少しです、頑張って歩きましょう。
お昼前から湧き上がってきた雲はみるみるうちに空を覆い尽くしていく。
日が出たせいか朝に比べると道のコンディションが良い、乾燥してだいぶ歩きやすくなっていました。
湿った登山道は危ないの一言ですが、乾燥した登山道は歩いていて楽しいもの。
ぐんぐんスピードを上げて歩きます。
午後12時00分、松手山コース登山口到着。
下山完了ですが、道路についた瞬間雨がぱらつき始めました。
予報どおりに雨が降ってきたということか、空もいつの間にかどんよりとした曇り模様に。
ツアーのおじいちゃん達とか大丈夫なんだろうか?
下山後、駐車場のコインケースに駐車料金を入れて帰り支度を行います。
雨脚も徐々に強くなることが予想できたため、早く帰ることにしました。
午後12時40分、街道の湯
下山後の温泉は新潟県側の街道の湯へ、登山口から車で10分程のところにあります。
温泉街ということで幾つかの共同浴場がありますが、良さげな露天風呂があるのはこちらになります。
内湯は熱く、露天は結構ぬるくてずーっと入っていられる温泉でした。
料金は500円、平標山登山の際は是非おすすめです。
お風呂を上がったら外は土砂降り。
ですが、温泉の向かいにある道の駅が気になったので向かってみることにしました。
道の駅みつまたとなります。
道の駅みつまたはかなり設備が良い、食事もお土産もここで完結します。
コーヒ牛乳を飲んだばかりだが、炭酸もやはりキメておかねばならない、
瓶ジンジャエールは至高の炭酸である。
はちみつソフトクリーム、ソフトクリームの上にはちみつを垂らすタイプを僕は認めない。
食べづらい上に手がベトベトになります、勘弁してほしい。
流石新潟、日本酒の品揃えは豊富でした。
家へのお土産を思わず買ってしまう、新潟県の特産物は本当に魅力的だから困る。
道の駅で帰りの支度もしっかりと整え、長きに渡った平標山仙ノ倉山登山に終わりを告げる。
登山に温泉と楽しむべきポイントを抑えた僕は家への帰路につくことにするのでした。
コメント
コメント一覧 (2件)
こんにちは。
美しい写真と丁寧なレポート、いつも楽しみに読ませていただいています。
実は、同じ日(6月10日)に平標山に行っていまして、平標から仙ノ倉山の間の稜線でお見かけしました。
仙ノ倉山頂の少し手前で、真っ赤な風体の一眼レフを下げた方とすれ違ったので、あれ?もしかしてと思っていたのですが、やはりそうだったようです。ブログの写真の中に我々がちっこく写り込んでました(笑)
私たちの方が少し後から歩いていたので、平標山頂はガスが抜けたあとでしたが、最後樹林帯で雨に降られてしまいました。
お盆は天気がぱっとしなかったですが、わたしは白馬三山に行ってきました。温泉あり、お花畑あり、素晴らしい稜線ビューありで、おすすめです!
これからもブログ楽しみにしてます。
またいつかどこかの山でお会いするかもしれませんね。
お互い気を付けて、楽しい山旅を!
まきお様
この日の仙ノ倉山は不思議な天気でしたね、ブログを見ている方と山で巡り会えることがなかなかないのでとても新鮮です。
僕が歩いていた時は平標山は煉獄のような山でした……、ガスは本当に勘弁です。
今年は白馬、立山、劔、鳳凰に行きたかったのですが、どれにも行くことが叶いませんでした。
来年こそは白馬立山に行きたいと考えている所存です。
またコメント頂けますととても嬉しいかぎりです、楽しい記事がかけるよう今後も頑張っていきたいと思います。