2015年7月11日。
前日の常念岳登山からの大天井岳縦走に引き続き、燕岳を歩いてきました。
北アルプス、大快晴の燕岳は早々味わえるものではありません。
初のテント泊登山を彩る燕岳の景勝、一生の思い出に残る登山でした。
誰もが憧れる北アルプスの長大な稜線と槍ヶ岳の展望。
そして大天井岳でみた満点の星空と忘れられないであろう朝焼け…。
登山の価値観が変わるくらいの衝撃的な経験となった北アルプス縦走二日目。
目を楽しませる高山植物と奇岩の数々。
北アルプスの女王燕岳へ向けて歩く常念縦走二日目の始まりです。
1日目、大天井岳でテントを貼った僕たちは晩御飯を食べた後。
あまりの疲れから午後7時に床につくという状態になっていました。
稜線上のテント場である大天井は日が落ちるとめちゃくちゃ寒く、
トイレに行くのも一苦労でした。
この日は新月に近く、夜は星がめちゃくちゃ綺麗だったのですがあまりに寒いので
トイレに行った後そのまま寝袋で寝てしまいました。
おかげでせっかくの星空を記録することができませんでした…。
そんな大天井岳ですが、翌日の燕山への縦走はとても満足いくものとなりました。
北アルプス、槍ヶ岳を眼前にしつつ、燕への歩みを進めます。
美しき北アルプス表玄関の旅、できることならもう一度行ってみたいです。
本日のコースタイム
大天井岳7:00→大下り9:20→燕山荘10:15→休憩後燕山荘発10:45
燕岳山頂11:15→燕山荘12:10→合戦小屋12:50→中房温泉15:00
合計登山時間 8時間 テント装備二日目は辛い
燕岳山頂までは短いのですが、見所があるのと山頂で必ずはしゃぐので
滞在時間がかなり長めになっています。
7月11日、朝3時50分。
大天井岳で目を覚ました僕らは
槍ヶ岳にかかるモルゲンロートを見るためにテントを這い出します。
穂高の峰に朝日がかかり始めている。
新しい朝が始まろうとしているこの瞬間、僕は多少の高山病に顔を歪めている。
遠くは火打や妙高でしょうか、八ヶ岳とは違う高峰が雲より上に顔を上げています。
太陽の昇る方は赤く燃えるように、そして青空とのコントラストが美しいこと。
徐々に北アルプスの北峰が見えてきました。
テント場にいる人のほとんどは起きていて、ご来光を今か今かと待ち構えています。
朝日が昇る瞬間は本当に神聖な気持ちになりますね。
空の色が紫を含んだ色味に変わりました、そして奥の山々もくっきりと見えるように。
こんな滅多なチャンスはないのでカメラの前ではしゃいでおきます。
シャッターを押す瞬間のこの絵がなんというか哀愁が漂っていい感じに。
朝の紫の空はどうしてこんなに魅力的なんだろう。
7月11日、朝4時35分、この日の朝を迎える。
今まで見た朝日でもっとも美しかったと断言できる、富士山で見た朝日よりも美しい。
この時点で一生に一度は見たい景色の一つを達成できたと感じた。
槍ヶ岳と穂高が真っ赤に染まり始めました、大天井岳は槍を見るなら最高のポジション。
朝日に照らされるテント場、朝日のおかげで神々しい見た目になっています。
雲海を超えた遥か上に人々の営みがあるんですね。
大天井岳の標高は2900台ですが、この日朝日を撮影する僕の気分はもはやネパールでした。
エベレスト街道からとる朝日を妄想しながらシャッターを切ります。
大天井岳の朝の空気は最高に澄んでいました、この日は風も全くなく。
最高のスタートを切れたと思います。
朝日の撮影を終えたらテントを片付けて燕岳へ向かう準備を始めなくてはいけません。
周りは準備を始める人たちで溢れかえってきました。
朝日に焼ける槍ヶ岳を惜しみつつ、朝ごはんを作る準備を開始します。
大天井岳は寒いとずっと言っていた僕ですが、この時だけは後ろ髪を引かれる思いです。
ちなみに今回友人が持ってきていたフィルムカメラの名器TC-1。
そちらで色々撮ってもらったのですが、フィルムカメラだと雰囲気がいいなと思いました。
独特の雰囲気がありますね。
どことなく時代を感じさせる質感が好きです、あと暗いところに強いんだな…。
ちなみに写真撮っている僕はこんな感じだったらしい。
世の中綺麗な写真がすべてじゃありませんね、写真うまくなりたいものです。
朝5時30分、すでに日も上がりきり爽やかな朝の時間帯になりました。
テントの撤収や荷物の整理をしていたらなんだかんだで7時になってしまいました…。
今日の行程から考えるとのんびりしすぎた。
15時には下山をしていなくはバスに乗れないので、とっとと出発することにします。
まずは小屋の裏にある大天井岳山頂へ向かいます、
大天井岳の山頂へはこのような瓦礫の上を歩いていきます、
早い人なら15分くらいで山頂に着くのではないでしょうか。
大天井岳山頂、槍の眺望がいいという噂通りでした。
昨日元気があれば夕日を眺めに大天井岳に登っていたかもしれません。
後ろを振り向けば昨日から歩いてきた山々が見えます。
画面中央の遠くに富士山が見えて感動したことを覚えています。
北アルプスからでも富士山は綺麗に見えました。
大天井岳に登り終えたらこのケルンの横を通過して燕岳へ向かいます。
2日目の始まりです。
まずいきなり現れたのは雪渓を通過する道でした、ここはちょっと怖かった。
そして上を見上げると相変わらず恐怖の瓦礫地帯。
山で遭難する理由の一つに落石がありますが、
岩を見ていると落石がどれほどの威力になるかよくわかりました。
大天井岳からは一気に標高を下げていきます、燕岳から来る人はこの登りに難儀しそう。
今日歩く稜線、遠くに燕山荘が見えています。
この美しい稜線を気分的に独り占めできるなんて最高の気分です。
まだ朝が早いため、あたりを見回すと雲海が見えます。
ようやく槍ヶ岳への分岐が出てきました、こう見ると長いな。
稜線沿いですが、最初はこんな感じのザレた道を歩いていきます。
いままでこんな稜線歩いたことがありません、あまりの美しさにテンションが上がります。
目を下せば高山植物が生えている標高です。
これはミヤマダイコンソウだと思います、花びらの形と中心に星マークがあるので。
高山植物がわかると登山がマジで楽しくなります。
一箇所だけハシゴ場がありました、太い鎖が付いているのでそんなに苦労はしません。
ハシゴを越えると稜線の核心部への道が開けます、
正直ここから燕山荘までが今日のハイライトだった。
左に目をやればアルプスの山々が壁のようにそそり立っています、
1泊2日程度なら景色を見飽きることがないので楽しいです、2泊3日だったら飽きてるかも。
ここから先はコマクサの群生地に突入していきます、楽しみにしていたイベントの一つです。
群生地の名に恥じぬ形でたくさんのコマクサが生えていました。
このピンクの花が可愛らしいですが、早池峰で見たミヤマシオガマとどっこいくらいか。
燕岳への道は常念から大天井岳に比べると超イージーと言えるでしょう、
少しの登り斜度は付いていますが、基本的には平坦です。
むしろ大天井岳前の登りがない分マシに見える。
地面はだいぶ砂地になっており、すでに燕岳の片鱗を見せています。
アルプス以外ではこんな地面見たことがないので新鮮です。
砂浜のような地面を彩るコマクサたち、健気です。
青い空とピンクの花がよく似合います。
疲れが完全に抜けてるわけではないので、二人とも結構体力的には辛いことに。
それでもストックは片方しか使わない。
奥に燕山荘、手前には谷のような地形、一度下ってからの登り返しです。
このタイミングで登り返しとか正直勘弁願いたいところですが
歩かなくては終わらないので頑張って登り返すことにします。
大天井岳側は木道が整備されている感じです。
大下りを登ること自体にそんなに時間はかからなそうです、見た感じ15分もあれば登れそう。
時計をセットして登坂開始です、燕岳側はこのような感じに道がザレています。
10分経たないくらいで登りきってしまいました、大したことないじゃん大下り。
大下りを越えるとあとはビクトリーロードと言っていいでしょう。
もう登り下りはありません、やった!勝った!!!
午後3時には下山をしているためには、この景色とももうすぐお別れになるということです。
今日という日をこの目に焼き付けておきます、今日という日を僕は忘れない。
ちなみに並走している山脈は硫黄山脈とか、その奥の鷲羽岳とか水晶岳とか
どれがどれだかなんてわかりません、全部同じに見える。
ハイマツ帯にはキバナシャクナゲが群生していました。
ツツジみたいにそばかすのある花で可愛らしい見た目をしています。
ハイマツ帯に入ると虫がわくのだけ難点か、この辺りはトンボ上がってくるのかな?
トンボが居ると小さい虫がいなくなって快適になるのですが…。
巨大な岩がところどころ出現するようになり、燕が近いことを感じさせる。
岩を叩き切ったような石門が出現しました。
ストックで何かしらのポーズはするよね、お決まりの写真をとります。
とっとと行きなさいよ。
ちなみに燕山荘までは1.2キロなのでもう1時間かからずに到着できそうです。
石門を越えるとそこはハイマツ帯でした。
そしてついに燕山荘がはっきりと見える位置まで来ました、
今日の目標である燕岳もしっかりと見えている、そして快晴である。
ここから先は歩くのが楽しくてしょうがありません、すでに気持ちは燕岳です。
イルカ岩はどれだろうとか話しながら歩みを進めていきます。
手前からすでに奇岩の片鱗が姿を現しはじめています。
10時20分、燕山荘到着、出発より3時間20分。
ついに燕山荘に到着しました、一応コースタイム通りです、テント装備だけど。
長い道のりでしたが常念から大天井岳に向かうのに比べれば超イージーだったと思う。
覚悟が必要ない道って楽チンでいいなー。
常念からは本当に長かった…、でも一生に一度は見たい景色を存分に堪能できたよ。
後悔はない。
とりあえず二人とも水が尽きかけていたことと、甘いものが食べたいということで
ポカリスウェットとコーラというメシアが我々に与えてくださった恵みの水を飲むことに。
ここ最近飲んだジュースの中では一番美味しかったと言えるでしょう。
脳天に突き抜ける炭酸の気持ち良さは病みつきになります、
登山やってると酒飲まなくてもジュースで飲み会2回分は楽しめると思う。
変な置物がこっちを見ていました、なんなんだこの人。
10時45分、燕山荘に荷物をデポ、燕岳アタック開始。
ジュースと携行食で休憩をとったらこの度の最大の目的地、燕岳へアタックを開始します。
僕の中では常念岳と大天井岳テント泊というイベントの方が重要だった気もしますが
そんなことはどうでもいいので燕岳へ向かいます!!
燕岳、完全に海の様相を見せる。
砂浜かはたまた枯山水かというレベルで白い地面が僕らを迎えてくれます。
コマクサもこの通りたくさん生えています。
標高2000mを超えてイルカとご対面。
本当にイルカに見えました、誰か削って作ったんじゃないかというくらいイルカ。
目のところくらいは誰かが削ったような気がするくらい精巧なイルカでした。
空はどんどん晴れてくる、そして地面は真っ白な砂地、ここは海だろうか?
メガネ岩の向こう側には燕山荘が見えます。
メガネ岩の下を見ればわかりますが、本当に真っ白な砂地が広がっています。
緑色の海の上に我々は立っているのだ。
砂の正体は花崗岩のようです、西丹沢の綺麗な川底を形成していたのもコイツ。
燕山荘からは30分というコースタイムですが、荷物をデポしているので鼻歌交じり
かつジュースを飲みながら余裕のウォーキングです。
正直距離的に20分かかんないレベルですが、見所が多いので時間かかります。
と言ってるうちに山頂に到着しました、燕山荘からは本当に一瞬だな。
よかったねダッフィー、常念歩いてる時は生きて帰れる気がしなかったもんね。
集団で写真を撮っているリア充グループの影で三角点にタッチさせてもらいます。
大学時代にこういうところをたくさん登っておくもんだと思う、うん。
友人も大満足の模様。
奥に見えるのは北燕岳です、今回は用事がないので行きません。
これを歩いていけば200名山の餓鬼岳へ行くことができるらしいです。
正直60歳くらいまで毎週登るペースを崩さなければ59歳くらいで行く可能性のある山。
燕岳から見た槍もまた特徴的です。
でも個人的には常念から見た穂高とのセットがやはり好き。
いつかは登ってみたい、だけど今じゃないからとりあえずジャンプで越えておく。
ジャンプを数回したので息切れと膝が痛くなってしまいました。
やることやったのでもう帰ります。
山の上の砂浜も見納めです。
そうそう、メガネ岩にメガネをかけておくのを忘れていました。
これで正真正銘のメガネ岩です。
燕山荘まで帰ってきました。
小さな子供がお父さんと一緒に登ってきていたようです、登山エリートなんでしょう。
さて、ここから先はアルプス3大急登と名高い合戦尾根を下ります。
燕山荘の水洗式の超綺麗なトイレに行き、体調を整えたら最後の旅路を始めます。
12時20分、下山開始。
山荘から下ると一気に樹林帯に入ります、稜線とかないんかい!
合戦尾根から山荘はめちゃくちゃつまらなそうと思っていたのですが、予感的中しそう。
山荘を離れ樹林帯に入っていきます、まずは画面中央の合戦沢の頭を目指します。
合戦沢の頭はこんな感じです、一旦開けるのね。
そこから降り始めると一気に森の中に入ります、登りはきつそうです。
12時50分、合戦小屋に到着。
思いの外あっさりと小屋までこれてしまいました、下りだと本当に早い。
ここは荷物運搬用のロープウェイが走っていたりします。
何よりも目を引いたのはスイカ、スイカです。
ここまで来たんだからたとえ1000円出したとしてもスイカを食べなくてはなりません。
しかし諸行無常です、我々がたどり着いた昼下がり。
スイカは売り切れており、残っていたのは空気を詰められたビニール細工だけでした。
散々期待を煽っておいてこの仕打ちです、かといってスイカを持参するつもりはない。
スイカを食べれなかった我々に試練を突きつけるかのような鬼の顔です。
しかし、いつまでもスイカごときでピーチクパーチク言ってるわけにはいきません。
水を飲んで下山続行です。
温泉までは約4キロ、巻き気味に歩いて温泉をゆっくりと楽しみたいところです。
マダラチョウっぽいのが止まっていました、蛾は嫌いだけどチョウは好きよ。
止まっていればだけど。
合戦尾根はかなり急、燕岳から上がる場合はこの水場もない坂道を延々と上がるわけです。
とんでもない苦行ルートにしか思えない。
僕らの来た常念からの登りの方が登りの充実度ははるかに上だと思います。
とにかくひたすら下って行く。
途中幾つかのベンチがありますが、下りなのでスルーです。
いつも通り積まれたケルン。
登りの人たちは辛そうです…、昼下がりですがこの時間に来る人は山荘泊まりかな?
すごい速度で下って行くおばちゃん達に引き離されないように、頑張って下ります。
しかしこの辺で友人の膝が悲鳴をあげる!!
合戦尾根は無慈悲である、たとえ下りだとしても平然と刃を向けてくる。
燕岳の指導票はしっかりしています、ですが方向くらい描けよっていう。
最後の休憩所に到着しました、さすがに一度休憩します。
友人の疲労が限界なので水を汲みに行くことにしました。
登りだとここが最後の給水になります、燕岳の美味しい水が地面から湧き出ています。
それなりに美味しい。
最後の休憩所を出発して九十九折のつまらない登山道を15分ほど歩いたらゴールです。
長かった燕岳登山ももう直ぐ終わりを迎えてしまいます。
15時00分、中房温泉到着、予定通り。
なんとか予定通り15時に温泉に到着することができました!
ただ、僕はバス時間がうろ覚えだったので、急いで最後のバスの時間を確認しに行きます。
15時55分が最終のバスでした。
つまり30分は湯船に浸かれる計算ですが、着替えもあるので急いで温泉に向かいます。
ビールで乾杯したい気持ちよりも今は風呂に入ることが優先です。
正直全身ベトベトで気持ちが悪い。
中房温泉は最高でした。
下山後に直ぐに温泉に入れるって最高ですね!!正直後20分くらい入っていたかった。
風呂上がりに見かけた北アルプス牧場のソフトクリームがあまりにも魅力的だったので
思わず一つ買ってしまいました、本当に毎週ソフトクリーム食べてる。
15時55分のバスに揺られて1時間、17時に無事穂高駅に到着しました。
穂高の駅って以外と小さい…。
駅前には靴のフィッティングで有名なバックカントリー穂高がありました。
国内では珍しいLOWA専門店ですね、僕は上野のとらやでLOWAの靴を買ってますが
ワックス加工してくれるお店はここととらやだけらしいです。
ちなみにLOWAは数ある登山靴の中でも最強の部類に入るとおもう。
この穂高の町ですが変なお店がたくさんあります。
まずは面白カフェ、これだけで1記事書けるんちゃう??
ギーガーデザインのエイリアンがこちらを…、ってマジで完成度高いなこれ!!!
駅前を散策したら帰りのバスまで喫茶店で暇をつぶします。
とりあえずせっかくここまで来たんだから地ビールで乾杯だよね!!ということで
地ビールと長野名物おやきをいただきます。
本場のおやきは外はパリパリ中は肉汁じゅわーっという感じで大変美味しゅうございました。
長野のお手軽ファストフードを味わいつくしている気がする。
帰りのバスは穂高神社前に来るので、穂高神社に移動します。
穂高神社の中には人形がたくさんあります、ちょっと怖いぞと思ったその時でした…。
!?
香港映画によく出てくる悪役のコックです、間違いありません!!
しかも未年だからって羊をぶった切っています!なぜ人形で精肉屋なのか。
なぜ香港映画風なのか、なぜ羊の頭を悪魔崇拝の儀式のように掲げたのか。
神社の前になんでこんなものあるんだと突っ込みどころが満載です。
精肉屋の呪われた人形で大爆笑がこの度の締めくくりになるとは、複雑です。
精肉屋に後ろ髪を引かれつつ17時48分のバスで東京への帰路につきます。
バスに乗ると急に現実に引き戻される、明日から仕事だ。
中央自動車道小仏トンネルの安定した渋滞に巻き込まれ、新宿に着いたのは22時30分。
二日間をフルに使い倒した常念山脈縦走の旅はこれで終わりを告げました。
長かったけど人生で見るべきものを観れた2日間だったと思う。
2日間という短い期間でしたが、最高の天気に恵まれた常念-燕岳縦走。
至仏山に続く人生で一度は見たい最高の景色を見る旅だったと思います。
北アルプスという日本屈指の山岳地帯をこの目で見ることができて本当に良かった。
常念は水に恵まれた山で、登りは本当に楽しい山だと思います。
もし常念山脈縦走をお考えの方がいたら、僕と同じコースをオススメしたいです。
2泊3日で行くことを是非オススメします。
常念から見えた穂高、槍ヶ岳、鷲羽などの山々も、いつか登ってみたいものです。
次々と登りたい山が現れる素晴らしい旅でした。
燕岳の地図はこちら
ヤマケイ アルペンガイド7 槍・穂高連峰 (ヤマケイアルペンガイド)
- 作者: 渡辺幸雄
- 出版社/メーカー: 山と溪谷社
- 発売日: 2008/05/22
- メディア: 単行本
- 購入: 3人 クリック: 14回
- この商品を含むブログ (3件) を見る
この登山で役に立った装備
テントを初めて使用しましたが、定番のモンベルにしました。
まったく不満がありません、色以外は僕のような一般縦走客には十分すぎる性能です。
オススメテントはと聞かれたらまず間違いなくモンベルを勧めるでしょう。
モンベル(mont-bell) テント ステラリッジテント 1型 [1人用] サンライトイエロー 1122475-SUYL
- 出版社/メーカー: モンベル(mont-bell)
- メディア: スポーツ用品
- この商品を含むブログを見る
大天井岳ですが、7月の夜はかなり冷え込みました。
防寒具持ってきていて本当に良かったと思います、僕は防寒具すぐに洗いたくなるので
ダウンではありませんが、夏の高山帯では化学繊維でも十分だなと思います。
こちらもモンベル製品が安くて性能もいいのでオススメです。フリースでもいいと思いますがでかいかもしれないですね。
(モンベル) mont-bell U.L.サーマラップ ジャケット Men’s 1101539 ガンメタル(GM) L
- 出版社/メーカー: mont-bell(モンベル)
- メディア: その他
- この商品を含むブログを見る
コメント
コメント一覧 (8件)
来年、表銀座を縦走したくいろいろHPを調べているうちにたどり着きました。飛び跳ねている写真がとても良いですね。来年頑張ります。
表銀座縦走、憧れる響きです。夏と秋どちらかにアタックするか悩みますね。
大天井岳と常念岳から見る穂高‐槍は感動できる眺望なので、来年是非アタックしてみてください。
むしろ僕ももう一度行きたい…。
こちらのサイトを熟読させて頂き、おすすめ通り常念岳>燕岳の方向で2泊3日、10歳の娘とテント縦走しました。常念は残念ながらガスって展望なしでしたがそれ以外は大変眺望素晴らしく充実した3日でした。2日での走破は本当に健脚ですね。
たけぽんさん
ご覧になっていただきありがとうございます、お子様と一緒に歩かれるとはすごいですね!常念岳からは登りがメインで、歩き続けるにはかなりの体力がいたかと思います。
僕もまたこの常念岳から燕への道は歩いてみたいものです、そして大天井で星空を撮影したい…。
記事が参考になったのであればとても幸いです!
こんばんは。
2年も前の記事にコメントさせていただきます(笑)
昨日、燕岳に日帰りで登ってきました。
槍ヶ岳に穂高連峰、裏銀座の山々に果ては富士山!
大絶景を堪能してまいりました♪
この記事も何度か拝見しておりまして、参考にさせていただきました。
槍に登りたい欲が一気に高まりました!
ろっぴ様
もう2年も立っているということに衝撃を受けています、当ブログの記憶でも常念は記憶に残る山です。
燕岳とはとても羨ましいです、景色最高ですよね!僕もこの登山で見た景色をいまだに忘れることができません。
この記事が参考になったのであればとても嬉しいです、僕もいつかは槍にと思っております!
ブログ拝読しました。9月連休に全く同じコースをソロ山行してくる予定です。とても参考になりました。そして、体力つけねばと、気合入りました
つだぬマン様
返信が遅れまして申し訳ございません、初期の記事ですが、参考になればとても幸いです。
常念岳から燕岳へ向かうルートは登りが多いため結構ハードです、なので是非とも体力をつけて挑むのが良いでしょう。
表銀座なので、天望だけは最高に良いです!