2015年7月18日、北海道が実家なのですが、実家に帰ってきました。
当初は実家に帰るついでに大雪山と家から近い雌阿寒でも行こうかと考えたのですが
気がつけば世界自然遺産登録10周年の知床で知床五湖やカムイワッカの滝を楽しみ、
そして旭川大雪山でチングルマの大群生を見る。
という2泊3日の大満足トレッキングツアーを決行していました。
北海道を楽しむ場合多くの人は道央(札幌〜小樽、室蘭あたり)という新千歳空港周辺
ここでプランを立てることでしょう。
しかし、北海道らしい北海道を満喫しようと思うのならば、そんな所に行ってはいけません。
広大な大地と手つかずの自然を満喫するためには道北道東エリアに行くのが最良なのです。
というわけで、車で行く知床を味わい尽くす自然づくしの旅の始まりです。
ちなみに今回は山は登ってません。
今回の知床の旅ですが、帯広から知床に車で移動することを前提としています。
最初に今回の旅の行程を説明します。
今回は知床を二日間観光します、知床の悩ましい所は観光地は基本ウトロ側。
羅臼側に目立った観光地がないという部分です。
ということで知床横断国道を利用して行ったり来たりする行程にしています。
【一日目】
帯広空港→市内一泊朝5時スタート→足寄8:30→津別、美幌を経由し斜里11:30
オシンコシンの滝12:20→ウトロ昼食12:40〜13:20→フレペの滝14:10〜15:00
カムイワッカの滝15:50〜16:50→知床横断国道17:30〜19:00→羅臼熊の湯19:15
一日目で残念だったのは夕日です、知床峠から夕日を見ようとしたのですが
海+夕日を見るなら大人しくウトロの道の駅まで戻るべきだったと反省しています。
羅臼岳のモルゲンロートを撮りたい場合は別だけどな!!
【二日目】
道の駅羅臼8:00→熊の湯で朝風呂8:30→知床五湖ハイク10:00〜11:00→
フレペの滝周辺散策11:30〜12:00→ウトロ昼食12:30〜13:00→旭川へGO!
普通の人なら知床を堪能したら次に野付崎まで行くことでしょう、
そこから根室に行くもよし、阿寒行くもよし、釧路から帯広空港へ帰るもよし…
しかし、僕は次の日大雪山旭岳周回登山で日本一のチングルマ群生を見たい
という気持ちが強かったので知床から旭川までを気合と根性で運転しています。
2015年7月17日、朝8時
朝の6時に家を飛び出した僕は羽田空港の帯広空港行きの飛行機の前にいました。
帯広とか僻地行きの飛行機は搭乗口が非常に遠いので毎回難儀します。
なんたってバスで飛行機まで行かなくてはいけません、ギリギリだったので汗かいた。
飛行機で向かうは北海道十勝の玄関口、帯広です。
羽田空港からだいたい1時間近くのフライトになります。
帰省の際はこの景色を見るのですが、内地の人は割とこういうのに感動するらしい。
十勝平野は日高山脈と大雪山に囲まれてはいるが、広大すぎるため山はあまり見えない。
道路を走る車がミニチュアのようです、道もずーっと直線。
空港では馬場のオブジェが出迎えてくれます、ちなみにリアル馬場ですが
北斗の拳に登場する黒王号並みに巨大です、リアル黒王号は割とこの世に存在します。
7月の三連休、内地は台風の影響で雨が降っていました。
しかし北海道帯広は見ての通り快晴です、十勝晴れという言葉があるくらい十勝の晴れは気持ちがいい。
初日は実家でのんびりと過ごすため、ソフトクリームを食べたりして過ごしました。
実家に帰ってもソフトクリームを食べている不思議。
実家を満喫した次の日、早朝から一路知床を目指して車を走らせます。
ルートとしては足寄→津別→美幌→斜里、途中に観光を挟むのであれば
阿寒、屈斜路湖、硫黄山だと思うのですが、今回は知床を中心とした旅にするため
一気に知床を目指して走ります。
8時30分、足寄駅。
帯広周辺は観光地にあふれていてもなかなか足寄に来る人はいない。
松山千春とコロポックルが持っているフキくらいしか見るものがないのである。
この写真の銀河ホールにはマジで松山千春とラワンブキの写真が飾られている。
駅舎はちょっとおしゃれです。
レトロなポストも北海道の田舎ならではか。
名物だからって駅の近くにフキを生やさなくてもいいと思う。
ちなみにこれはただのフキで、ラワンブキは2〜3m近くまで成長します。
自販機でガラナを発見したので即購入、道民としてはコーラよりもガラナである。
本当に何もない…、のでトイレ休憩を済ませたら一気に斜里に向かいます。
美幌を越えると遠くに斜里岳が見え始めます、いつかは行ってみたい
だけど一人で道東の山はヒグマが怖すぎて行く気になれません。
11時25分、道の駅斜里到着。
道の駅斜里ではゆるキャラの【シャリっとさん】が出迎えてくれます。
えーと、流氷とジャガイモとシャケとヒグマでいいのかしら??
あくまでヒグマをベースとしてデザインされた部分に恐怖を抱いてしまいます。
ちなみに道の駅には水槽でクリオネが飼われていました。
冷蔵庫の中に水槽をぶち込むというなかなか勇気のいる展示方法ですが感心します。
道の駅斜里の見所はシャリっとさんとクリオネと言い切っていいでしょう。
道の駅を出たら今度は知床の玄関口ウトロを目指して車を走らせます。
朝の5時に家を出てすでに6時間近く運転している気がします…、気のせいかな。
ウトロへは海沿いの道を走りますがここがなかなか気持ちいい道です。
オホーツク海は波が静かで青がとても綺麗なのが特徴なのかなと思います。
北の大地を感じることができる海ということで言えば、オホーツク一択である。
こう見るとただの海ですが、実際に行ってみると寒さや香りも相まってある種の哀愁
冷たい感じの雰囲気を感じれることでしょう。
12時10分、オシンコシンの滝到着。
斜里をでて40分ほどで最初の目的地、オシンコシンの滝に到着です。
ここは道沿いに位置している観光地であるため、ほぼ100%発見することができます。
エゾマツの群生するところ、という意味らしい。
滝自体は非常に大きい物で、水量も豊富です。
駐車場から5分とかからず見られるのもお手軽なポイントでしょう。
滝を楽しんでましたが、水しぶきが凄まじいため服がかなり濡れてしまいました。
太陽が出ていたら虹が見れたかもしれない。
オシンコシンの滝を楽しんだら道の駅ウトロに向かいます、10分くらいで到着。
ここは知床で一番大きな道の駅で、海に面しているので景観もバッチリです。
車中泊をするなら最初に選択肢に上がる道の駅でしょう。
道の駅ですがこんな物が売っていたりするのは知床クオリティか。
海もいい感じなので、夕日を見るならかなりオススメです。
こんな感じの絵が撮れるかもしれません、ちなみにこれは2年前稚内で撮影した物。
とりあえず12時も回ったためお昼を食べることにします。
今回は漁師さんが経営するかにやさんでご飯を食べることにしました。
カニ漁師の店なので店内のいけすにはカニが大量に。
毛ガニ、北海道的にはこいつが一番美味しい。
花咲ガニ、カニの中でも一番美味しいと言われている。
お昼ご飯は3色丼にし、カニ・うに・ホタテを入れてもらうことにしました。
内容を自由に変えることができるのは嬉しい限りです。
海鮮丼の場合はこのような感じでサーモン・いくら・ボタンエビが付いてきます。
7月の北海道はウニが旬なので、ウニは絶対に押さえておくべきでしょう。
ちなみにお値段ですが、観光地価格なので3000円くらいです…。
13時50分、フレペの滝ビジターセンター。
海鮮でお腹を満たしたら、車をさらに知床の奥地へと走らせフレペの滝へ。
本日最初のトレッキングポイントです、ビジターセンターでヒグマ情報を仕入れ
フレペの滝遊歩道にヒグマが出てないことを確認したらフレペの滝へ向かいます。
フレペの滝は断崖絶壁を流れる滝なのですが、これを見に行くまでの遊歩道は
ヒグマが非常にたくさん現れるしエゾシカもたくさんいる
という非常にファンタジーな場所です、観光客の数も多いのですが熊鈴は必携しましょう。
100平方メートルハウスという展示館、ここにはトイレはありません。
ビジターセンターでトイレをしっかり済ませます。
準備ができたら短いトレッキングですが、プレイボールです。
最初はこのような白樺などが生えた樹林帯の中を歩きます、
遊歩道なのでとても整備されている。
熊鈴持ってないと敏感になってキョロキョロしてしまいます、周りはこんな感じ。
でもこの辺には熊は出ないそうです。
樹林帯を抜けると草原地帯に出ます、ここからが動物出現地帯。
奥に灯台が見えます、気持ちのいい草原地帯を灯台方面に向かって歩きます。
観光しに来たのか疑問になる格好ですが、この旅の目的は観光です。
ちなみに今回で2回目くらいになるグレゴリーZ40、マジで背負い心地がいい。
草のほとんどはシダのようでした、秋口になるといたるところに鹿がいるのですが。
今回は初夏ということでそこら辺に鹿がいるという感じではありません。
一応道端に鹿が出てきたのですが、すぐに逃げられてしまいました。
後ろを振り向くと羅臼岳とそれに連なる連山が見えます。
しばらく歩くとフレペの滝展望台に到着です、向かいには展望台が見える。
14時30分、フレペの滝到着。
オシンコシンに続く滝第二弾は絶壁から海に注ぐフレペの滝です。
灯台と海と滝と鳥達、そして実物の巨大なスケール感は圧倒的です。
滝は草原地帯から滴るように崖へ落ちて行っているんですね。
そのまま入り江に吸い込まれ、オホーツク海へ流れ込みます。
ちなみに崖にある白い模様は鳥の糞で、大量のウミウかカモメが崖に生息しています。
双眼鏡で観察するととても楽しいです。
フレペの滝鑑賞を終え、駐車場に戻ります。
展望台から振り向けば羅臼連山の全景を望むことができます、先端の硫黄山は遠いな…。
道中に咲く花を楽しみつつ、フレペの滝を後にしました。
フレペの滝を満喫した後は本日の最終目的地、カムイワッカの滝へ向かいます。
カムイワッカの滝は知床五湖との分岐路から車で40分ほどのところにあります。
道は砂利道が続くのでパンクなどに注意して進みましょう。
15時50分、カムイワッカの滝到着。
硫黄山の麓に位置しているといえばわかりやすいでしょうか、
羅臼連山の先っぽの方にこの滝はあります、ちなみにこの滝。
湯の滝の名前の通り温泉と川が混じった温泉川なので入浴が可能です。
カムイワッカ湯の滝は上の方まで登っていくことができます。
パンツ一丁で滝壺を楽しむ方、仰向けで滝に寝てた時は爆笑しました。
温泉は強酸性でとても酸っぱいです、しかし、絶対に飲んではいけません。
エキノコックスの危険性があるので北海道の川の水は全て煮沸が必要です。
僕は登山靴のまま登っていきますが、ほとんどの人は滑らないよう靴下で登っていました。
立ち入り禁止地点までやってきました、ここから先温泉までは崩落もあるため進めません。
野趣に溢れる滝というか温泉である。
温泉成分が岩に張り付いて硫黄色に染まる地面。
水の色はとても綺麗です。
滝の撮影にはもってこいでしょう。
ちなみに夏の間は大学生リアル充実組などがたくさんいます。
折れ滝や多段滝など、滝の種類が豊富なのでカメラが非常に楽しい。
カムイワッカの滝で10円玉を磨いてピカピカにしたりと楽しんだら、
本日の夕食と宿を求めて羅臼に移動することにします。
夕方になり動物が活発化してきたのか、帰り道では大量のキタキツネを見かけました。
7月はちょうど子狐たちがたくさんいる時期ですね。
林道で少なくとも10匹は狐を見た気がする。
こちらは大人の狐、こんな感じに車道に現れるので要注意です。
かわいいですけど写真を撮るだけにして追い払います。
時刻も18時に近くなり、暗くなってきました。
せっかくなので夕日を撮りたいなと思い、知床横断国道の頂上で夕日を待つことに。
知床横断国道は羅臼岳の麓を走り、ウトロと羅臼を結ぶ1時間ほどの峠道です。
短い夏の合間だけ通ることができます、それ以外は雪があるので通れません。
僕のいた3連休付近は珍しく羅臼岳はずっと晴れていました、
この辺曇りが多いので羅臼岳がずーっと晴れているとか超珍しいのです、登りたい。
斜里町のカントリーサインはフクロウらしい、知床といえばシマフクロウ。
18時10分、駐車場到着。
ここでしばらく写真撮影を楽しむことにしました。
ここからの展望で特徴的なのは国後島が見えることです。
ロシアさん北方四島返してくんねーかなー。
雄大な見た目の羅臼岳ですが、登山をする場合はヒグマとの恐怖と戦うことになりそう。
僕は一人で行くのは勘弁なので、当分行くことはないでしょう。
プラトーン的なポーズで祈りを捧げる。
ちなみに夕日はご覧の有様で全く撮れませんでした、というかここからだと夕日撮れません。
羅臼岳の展望を満喫し、そのまま羅臼町へと車を走らせること20分。
横断国道の羅臼側にある熊の湯に到着です。
ここは24時間無料で入れる天然温泉で、羅臼に来た際は絶対に立ち寄るべきスポットです。
>泉質は硫黄泉ですが、本当に体がポカポカに温まります。
中は無人ですが、一応毎朝掃除はされています。
シャワーなどはないのでその点は注意。
熊の湯で汗を流した後は市内にある定食屋ひろ瀬に行き夕食をとります。
ここも羅臼ではオススメの定食屋、漁師が飯を食べに来る店なので本当に美味しいです。
ぶどう海老やたこまんま、鮭児といった羅臼根室ならではの食事が取れるのはここだけ
秋口に来ればタラバガニの刺身や新鮮な鯨の刺身も食べることができます。
昼間の海鮮丼で財布にダメージを追っていたこともあったので、ほっけ定食を食べます。
羅臼のほっけは30センチ近い巨大なもので、味も食べ応えも抜群なので特にオススメです。
カニ外子も注文しました、これ美味しいんですよね。
ひろ瀬で羅臼の食を満喫し、この日は道の駅の駐車場で車中泊をすることにしました。
翌日の朝焼けを期待して。
2015年7月19日、朝7時。
早朝に目を覚ました僕は、車内に鳴り響く雨音と窓から見える灰色の空に絶望。
そのまま布団に潜り込み二度目の睡眠へと突入していました。
そして朝7時、雨も止み青空が海の上には広がっていました。
今日も羅臼岳は快晴です、気持ちのいい朝です。
とりあえず今日は昨日行かなかった知床五湖を歩き、その足で旭川へ向かいます。
朝はお腹が食べ物を受け付けないのでソフトクリームで糖分を補給。
ソフトクリームは完全栄養食に間違いない、うますぎる。
再び知床横断国道を使いウトロ側に向かうのですが、その前に朝風呂です。
熊の湯ですが、日中みるとこんな感じで山の麓にあります。
橋の下を流れるは羅白川、温泉と水が混じり合った川です。
温泉成分が混じっているので川魚はいないことでしょう、多分ね。
感じで書くと温泉橋か??
熊の湯はこんな感じです、日光の湯本温泉や蔵王温泉に近い白い硫黄泉ですが
匂いはそんなに強くなく、酸も強くはありません。
めちゃくちゃ熱いのだけが特徴である。
朝風呂をさらっと浴びてリフレッシュを済ませたら知床五湖へのドライブ開始です。
再びの羅臼岳、今日も晴れている。
7月の三連休に斜里岳と羅臼岳を計画した人は完全勝利と言えたでしょう。
午前10時、横断国道を走ること1時間、知床国立公園知床五湖に到着です。
ビジターセンターにヒグマの剥製を置くのはこの辺の決まり文句なんだろうか。
今回は木道ルートから一湖だけを見て帰ることにしています。
なんたってガイドトレッキングは高額なんでね!
というわけで二日目のトレッキングプレイボール。
知床五湖では大満足の快晴、二日目も完全勝利である。
眼前には熊笹の草原、そして遠くには一湖が。
木道ルートは意外と距離があるので、ゆっくり歩いていると往復で1時間余裕でかかります。
知床連山の展望も最高です、とにかく観光客が多いのが難点。
正直羅臼岳から硫黄岳まで縦走してみたい、けどガイドなしでいける自信がない。
これが本州なら余裕なんだろうけど。
全景を見ると非常にカッコいい、というかわかりやすい連山である。
単純に見ても3回はきつそうな登り返しがありそうに見える。
登山者ルックの観光客なんて一人もいない場所です。
オホーツク海がどこからどこまでなのか、僕もあまりよくわかりませんでした。
ですが図を見れば一発了解、以外と狭い領域だったんですね。
僕の中のオホーツクのイメージは静かな海です、荒れてることがあまり想像できません。
木道から観れるのはこちらの一湖だけとなります、ここより先は有料。
知床五湖の木道と知床連山の絶景を楽しみ、割と満足したのでソフトクリームで祝杯。
ハマナス味を頼んだのですが、完全に失敗でした。
これよりは旭川にある道の駅東川に向けてドライブを楽しむだけです。
知床五湖を出て再び斜里に向かって車を走らせる途中、
ユースホステル手前の川で遊ぶことにしました、
知床の根元を流れる湧水は非常に冷たく、全身で入ろうものなら風邪をひいてしまいそう。
下が砂利なので綺麗に見えませんが、北アルプスに引けを取らない水の透明度です。
周辺には花もたくさん咲いており、居心地がいいので沢山のカップルであふれていました。
年甲斐もなく川で遊んでみましたが楽しいですね、童心に戻り川を満喫しました。
川を楽しんだあとは再びフレペの滝遊歩道へ、エゾシカに会えないか来てみたのですが今日は遊歩道にヒグマが出たので遊歩道が締め切られていました。
しょうがないのでフレペの滝とは別方向の庭園を鑑賞することに。
よくわからないオブジェが置いてありました、一体なんだろうこれ。
鹿の食害で植生が変わってしまったところを柵で区切った庭園なのですが
シダばかりが生えていました、全然再生されてないやん。
森も普通に北海道の森でした、いつ柵を破ってヒグマが現れるかビクビクものだったので
一回りしたら早急に車に戻ることにします。
斜里に向かう途中で昼食、タラバガニカレーというのを食べてみましたが
高級食材をカレーに入れてはいけないということがよくわかりました。
こちらは海鮮ラーメン、こちらも高級食材を味の濃い汁物に入れてはいけないという感じ。
やはりカニエビホタテは刺身で食べるか、塩茹でしたものをたべるのに限ります。
最後に知床の海を満喫することに、オホーツク海の波は全くありません。
静かな海に心癒されます、しかしなんだろう、この海見てると寂しくなる。
やはり北の海にはそういう効果があるのだろうか。
ウトロからホエールウォッチングに出てる観光遊覧船が見えます。
この時期は沖合いまで船で出ればクジラを見ることができるそうです。
エメラルドグリーンの海、オホーツク海は塩分濃度が少し薄いらしい。
山では見かけない岸壁の模様、非常に歩きにくく山の上でこんなの出てきたら困る。
帰り道にとんでもないものを見つけてしまいました。
光進丸です、加山雄三の船と同じ名前の船が浮いていました。
海の近くには廃棄されたバスや車といった、映画のセットのようなものが。
映画セットのような海辺を後に、再び旭川へのドライブへと突き進むのでした…。
7月19日、19時00分。
斜里から車を走らせること4時間、留辺蘂にある塩別ツルツル温泉に来ました。
源泉掛け流しと、巨大な露天風呂を有しつつも500円というリーズナブルな値段設定。
温泉を上がった後に用意されている水ですが、こんなおしゃれな入れ物に入っていました。
めちゃくちゃ美味しかったため3杯くらい飲んでしまいました。
温泉を出るとカブトムシのメスが…。
近くにいた子供いわくこの辺にたくさんいるそうです、久々にカブトムシ見た。
温泉でこの日の汗を流した後、大雪山国立国道を旭川に突き抜け東川町へ。
道の駅に到着する頃には深夜1時になっていました。
北海道知床、北海道に住んでいてもなかなか行くことがない秘境です。
世界遺産ということもあり、人が行ける場所はしっかりと整備されています。
今回は滝と知床五湖を歩くという「歩き」に特化した観光をしました。
知床で絶対的に外せないカムイワッカの滝や知床五湖、食事では海鮮丼、ホッケ定食など。
観光の際には是非これらを楽しんでみるといいのではないでしょうか。
次回知床を訪れる際は、仲間と共に羅臼岳や斜里岳を登る旅にしてみたいものです。
知床の観光誌はこちら

- 作者: 昭文社旅行ガイドブック編集部
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