2023年6月17日、中国地方は鳥取県が誇る名峰「伯耆大山」を歩いてきました。
低山が中心の構成となる中国山地から少し離れた場所にある独立峰である伯耆大山は歴史と信仰の山、そして西日本の登山スポットとしてとても人気がある山です。
関東からアクセスすると非常に大変な場所にある伯耆大山ですが、新宿から出ている夜行バスを使うことで簡単にアクセスすることが出来る山でもあるのです。今回は夜行バスを利用し早朝の米子へアクセス、そこから路線バスを使い伯耆大山の麓にある大神山神社を起点に行者コースと夏山コースを利用して山頂を目指します。
新緑輝く春にお勧めしたい夜行バス遠征登山、登山を楽しんだ後は豪円湯院で秘湯とビールを楽しみます。
荒島岳、伊吹山に続く関東から行く公共交通機関登山シリーズです。
八甲田と肩を並べる遠方の山へ夜行バスでGO!
伯耆大山夜行バス日帰り登山の概要
新宿発米子行でアクセスする大神山神社
2023年6月17日午前6時40分、米子駅前。
おはようございます、新宿駅を午後7時台に出発する深夜バスに揺られ思う存分睡眠時間を頂戴したRedsugarです。
休憩で立ち寄ったかさいサービスエリアってどこ……?人生で数えるほどしか訪れたことがない西日本、鳥取県は初上陸ということなのですが、その道中も全く土地勘のない場所で新鮮味しかありませんでした。
普段の疲れもあり気絶するように寝ていて、気が付いたら米子駅前に到着。深夜バス利用で簡単にアクセスできる伯耆大山登山の始まりです。
すごい、バスを降りたら飛び交う言葉が関西方言だぁ……。
伯耆大山の登山口である大山寺行きのバスの始発までは結構時間があります。7時20分前後出発ということでまだ30分以上の時間がある。ということでバス亭から駅に行く間、のんびりと歩きながら初米子駅前を見て回ります。
地方都市っていう感じだけど、ずいぶんときれいな街だ。過ごしやすそうでいいね。
米子駅周辺には白鳥や合唱像などモニュメントが沢山、駅前を歩いているだけでも結構楽しい。
7時も近づき学生さんや社会人の方々が駅前に増えてきたころ、伯耆大山へと向かうバスも到着。駅前のコンビニで物資を調達して乗り込みます。
午前8時15分、大山ナショナルパークセンター。
バスの車窓から米子の町並みを見ていたんだけど、気が付いたら寝ていたようで起きたら大山の玄関口「ナショナルパークセンター」の駐車場に到着していました。西日本きっての名峰だけあり、登山口周辺の施設はどれも豪華ですね。
バスを降りたらかっちりとした石畳が美しい御幸参道本通りを大山寺目指して一直線に登っていきます。
伯耆大山のメジャールートである夏山登山道と行者登山道、そのどちらも登山口までは素晴らしい整備されっぷりなので、迷うことはないでしょう。
参道脇のお店の軒先はどれも立派、でっかい切り株が置いてあったり……これ運んでくるにも大変だったろうに。
大山は西日本では特に目立つ山でもあり、信仰も盛んだったということで参道を登る途中にはたくさんのお地蔵さんが並びます。こういった信仰の山で一番景観が特徴的なのは木曽御嶽かもなぁと思う。
大山は地蔵菩薩に縁が深いので、お地蔵さんが道中沢山あるようです。
木曽御嶽の山肌に霊神碑がびっしりと建てられた様は結構異界っぽさがある、伯耆大山の参道は歴史を感じさせる石仏が多いが、そういった引いちゃうような景色は無い。
まず参道から目指すは大山寺、角磐山という山号を持つお寺になりますが……山門の字を見ても角磐山とは読めない、達筆すぎる。立派な山門をくぐり抜けて大山寺、そのあとに大神山神社へと向かいます。
山岳信仰の本を読むに、出雲の猟師が狼に化けた都藍尼に導かれて山頂の洞で地蔵菩薩にまみえ、智明権現として祀ったとされています。
大山は死霊の集まる霊山とされ、山内には阿弥陀堂や賽の河原などがあるとのこと。まさしく山中他界っていう感じですね。
山門から石畳の道を登っていくが、その道中には数百年の歴史を感じさせる地蔵菩薩が並びます。下山時に出会った地蔵はいくつかが首に傷が入っているものもあったので、廃仏毀釈の影響があったのだろうなという想像ができる。
往路のお地蔵さんはしっかりしているものが多かった印象。
大山寺に到着すると境内はとても静かで人っ子一人おりません……なぜだ。みんな神社のほうに向かったんだろうか?
立派なお堂が残る大山寺ですが、廃仏毀釈時に寺号を取り上げられて寺領の多くも没収、僧房も大幅に減らされてしまったといいます。
昔は賑わいを見せていたのかもしれないが、より標高が高い地点にある大神山神社に比べるとひっそりとした感じです。
大山寺から参道へと戻り、大神山神社を目指します。こちらも随分と立派な道で、新緑と苔の共演もあり気持ちのいい森林浴を楽しめますね。
大神山神社へと向かう参道にはお地蔵さんの姿は少なく石造りの灯篭が目立つ。観光客や登山客が歩く石畳は苔むしていて、それを眺めながら歩くだけで結構楽しい。
街に住んでコンクリート、庭の土くらいしか見ない生活をしているとこういう苔に覆われた石とかに癒されるようになるもんよ……。道端で冷たいお茶でも飲みたいねぇ。
参道を進んでいくと本坊西楽院あたりで立派な石仏を発見、この付近は先ほどの大山寺の僧院があった付近ということで、こういうものも残っているらしい。
一切隙間のない切込接で作られた石垣とがらんとした空き地、これが本坊西楽院の跡地ということでした。その昔は御成門、武家門、出家門と3つの門を持つ壮大な建物だったとのことですが、今は空き地と石垣が残るのみ……。盛者必衰といった言葉が頭に浮かぶようです、時の権力に翻弄されても残るものはやはり山河か。
その昔、大山寺には比叡山からお坊さんが派遣されて任期を満了したら比叡山に戻って出世するという感じだったそうな。なんか……そのキャリア形成の仕方は銀行員みたいだな。
大神山神社へと向かうと門が現れます。この神門は扉が開かないようにするための閂(かんぬき)が外側についているので逆門となっているらしい。もともと大山寺本坊西楽院の御成門にあったのが1875年(明治8年)寺から神社に引き渡され、この奥宮の門に移転されたからだとか。
廃仏毀釈の動きは1868年の神仏判然令から熾烈化していくのだけど、その中で大山寺の寺号廃止からの施設移転という流れのようです。
つまり西楽院のすべてがなくなったわけではなく、門は残ったというわけか。奥宮も神仏混合形式ということで楽しみになってきた。
午前8時55分、大神山神社奥宮。
23年度の大神山神社奥宮ですが、修繕作業中でその姿を見ることはできませんでした、令和のご造営ということらしい。内部には入れますが撮影は禁止、公式サイトにアクセスすると外観や内観を見ることが出来るので、気になる人は見てみてください。
う、うそぉおおおおおっ!!!マジか……。
大山信仰の中心であり日本最大級の権現造の社殿など大切な文化財ということで一度見てみたいものでしたが、残念!
修復中の奥宮の隣にある下山神社も大変立派な造りをしていたので、こちらの屋根を眺めて満足することにしました。
杮葺きの屋根だと思うのですが、中々見ることが出来ないレアな屋根の造りに大興奮。
下山神社は室町期にお先神の下山明神が祀られたことに由来するようです、お先神っていうのは神の眷属で大山寺の場合は非業の死を遂げた郡司の方の生まれ変わりと信じられた狐なんだとか。
檜皮葺やこけら葺きの屋根は名のある寺社仏閣でなければ見ることが出来ないレアな屋根の作り方。何度見ても不思議な屋根の造りなので気にしてみることをお勧めします。
新緑の行者登山道を登る
大神山神社と下山神社がある場所のすぐわきに行者登山道の入り口があります。しんと静まり返った登山道に足を踏み入れますが、登山道前半は寺社仏閣の鎮守の森なのか木がでかいのが印象的。巨大な杉などが印象に残ります。
行者登山道から先には行者谷と呼ばれるところに賽の河原があるのですが、それまでの道中は古い石段や木造りの階段の跡が残っています。夏山登山道に比べると自然な道が残されているのがこちらのルート。
新緑が美しい大山の麓、紅葉時期もよさそうです。行者谷の紅葉とかは良さそうに思える。
行者登山口からほどなくして行者谷が見えてきます。この辺は海外の登山客などが沢山いて、歩きやすい大山はレクリエーションの場でもあるのだなと思わせてくれる。
アルプスみたいなガチな感じがない大山、道も整備されてるしコースも少し短いからみんな軽装で登るんだな……。
行者谷からみる景色は結構すごい、山頂へと続く稜線は屏風のような崖になっていてすごい高度感です。
なんか似たような山を見たことあるな……と思ったけど裏磐梯から登る磐梯山だ、あれが横に長いやつが大山っていう感じです。
積石が点在する行者谷を後に夏山登山道へ合流します。段々登山道が整備されていく……木道&階段が続々と現れるのですが、目の前から柴犬が走ってきたときはちょっとびっくりした。
午前9時55分、行者谷別れ。
行者谷から登ってきて夏山登山道へ合流しました、ここから先は階段&階段が続く非常に登りやすいが疲れる道が山頂まで続きます。整備してくれるのはうれしいのだけど……。
山頂まで1.4km、夏山登山道は登りやすいうえに距離が短い。そりゃ登りやすくて軽装な登山者であふれるよな……、伊吹山にすごく雰囲気が似ていると思う。
夏山登山道はすぐに視界が開けて弥山から剣ヶ峰へと続く稜線の一端を眺めながら登ることになる。
行者谷へと続く崩落と灰色の山肌がずっと見え続ける伯耆大山。
午前10時15分、六合目10:15。
六合目に到着すると米子方面に美しい円弧を描く美保湾を見下ろすことが出来ます、これを見ると下山後は日本海の海鮮を食べたくなりますね。山のほうを見るとユートピア避難小屋が小さく見えるのと同時に、そのすぐ隣の三鈷峰がとてもよく目立ちます。
前を向けばひたすら階段を上る、どこまでも続くよこの階段は。
夏山登山道から麓を振り返ると新緑に包まれ青々とした山麓を一望。
大山が独立峰っていうのもあるけど、夏山登山道は本当に見晴らしが良い。麓の景色が開けていて気持ちがいいが、目の前に見える三鈷峰の景色もなかなかだ。
切り立った山肌を眺めながら登山道をゆっくりと登っていく登山者たち。高い山が少ない西日本にとってこの山が人気なのも理解できる素晴らしさ。
火山ということもあるんでしょうけど、山肌が崩れまくりです伯耆大山。
ミヤマオダマキみたいな花がある!と思ったらこちらはヤマオダマキというらしく、アルプスや東北で見る花と比べると色味が全然違う、こういうところも西の暖かい風土を感じる。
木道とキャラボク広がる伯耆大山
伯耆大山六合目から山頂まではすぐ到着してしまいます、登山道を進んでいくとほどなくして木道が現れ、この木道が現れるということは山頂はすぐそこ。
山頂部がめちゃくちゃ整備されていてびっくりした……。こんな木道が張り巡らされている山頂見たことない。
八合目か九合目から木道が始まっていて、それは山頂まで続いている。歩いてきた道を見返すと整備具合がわかるだろうか??
思い切ってこれくらい整備したほうが、人間が他の場所に入らなくていいのかな。雲ノ平みたいなものと考えるか……。
木道を進んでいくと改修工事中の大山山頂避難小屋が出現。営業中なのでドリンクや軽食を販売していましたし、宿泊もできるようですね。冬場になればここに宿泊して日本海に沈む夕日の写真を撮る人をネットでよく見ます。
大山山頂は木製のテラスが作られていて、登山者はそこで休憩する感じ。
午前11時20分、山頂。
テラスのすぐ後ろには大山頂上と書かれた立派な石碑が立っています。伯耆大山の最高峰は弥山から崩落した稜線を辿った先にある剣ヶ峰1,729mなのですが、立ち入り禁止になっていることもあり第二峰である弥山が山頂扱いです。
稜線の崩落は昔からすごかったとのことで、古代の催事も弥山で開かれていたみたいですね。
弥山の石碑の裏から剣ヶ峰を見てみると……向こう側に登ってる人がいますね。落ちたら即終了なこの稜線を歩いて向こう側に行ったのだろうか?
午前11時40分、山頂発。
山頂は人混みがとにかくすごい、ひっきりなしに登山客が登ってきて山頂で写真を撮影したりご飯を食べたりと大賑わい。避難小屋周辺は静かなので、そちらでノンアルを購入して小休憩……最高ですね。
山頂の景色も堪能し、ノンアルコールビールで気分も上々になったところで下山したいと思います。
大山山頂は園地になっていて、石室側をぐるりと歩いて回ったほうが楽しい形になっています。
帰り道は木道から外れ、梵字ヶ池を目指しましょう。
ダイセンキャラボクを間近で見れたり、高層湿原的な景色が広がる山頂を歩くことが出来るぞ。
午後12時5分、石室。
山頂から少し下ったところにあるのがこの石室です。歴史は古く大正9年に作られたそう……歴史ものだ。
石室の中には祭壇が作られており、今でも「もひとり神事」という行事にも使われているそうです。古くから大山禅定という独特の行事が行われた聖地でもあるんだとさ。
この石室の目の前にある梵字ヶ池で水を汲んで下山するんだとさ、仏様にお供えする水になるそうだ。
梵字ヶ池はこんな感じ、よくある高層湿原の池塘っていう感じであんまりきれいではないが……聖なる水なのだろう。
石室から先は再び木道が始まり、登山道へと合流していくことになります。
ここが大山で一番歩いていて気持ちがいいスポットだと思いました、大山に登ったら絶対にここは歩いてみよう!
景色が抜群に良い道で、山麓が一望できる眺望はかなり気持ちが良かったです。
石室周辺の散策が終了したら木道を辿り夏道登山道を使っての下山となります。大山山頂よさらば……。
ここから地獄の階段下りが始まる、膝に不安を抱えている人はサポーターに祈ってください。膝が痛くならないようにと……。
豪円湯院の神の湯とゲゲゲの鬼太郎
午後12時55分、行者谷別れ。
山頂から行者谷別れまではもうすごい速度で、そりゃもうすごい速度で下山できました。階段がこれでもかというくらい整備されているうえに、一直線な下り道です、気が付いたら6合目、5合目、行者谷別れと降ってきました。
夏道登山口から山頂までは3キロ程度ということもあり本当にこの道を歩くと早いんだけど……情緒もへったくれも無いなと思った。
下山して思う、最短ルートで開拓されすぎじゃ……。
行者谷別れから下は本日始めて歩く道になりますが、登山道というよりは遊歩道といったほうがいい感じで整備されています。
木漏れ日に光る緑は気持ちがいい、確かにこのコースは歩きやすいから人気なのも理解できる。
夏山登山道は続々と登山客が登ってきます、この一日にいったいどれほどの人が山頂を満喫したのだろうか?
本当にすごいたくさん人が登ってくる、伊吹山とか大台ケ原が雰囲気近いなぁと思えましたね。
夏山登山道を下っていくと現れるのが阿弥陀堂、こちらも立派な杮葺きの屋根が特徴的です。ここの周囲のお地蔵さんには首元に傷があるものがいくつかあり、昔の歴史を感じさせてくれます。
ちゃんと修復されているものが多かったので、この辺の信仰は厚かったんでしょうね。
午後1時55分、夏山登山口。
あっという間に下山してしまいました、山頂の石室を出発してから2時間程度で麓に降りれてしまった……。
豪円湯院が標高800m台の場所にあり、実質山頂までの標高差は1,000m以下であることや夏山登山道の整備が凄まじいという条件もそろっての速度かなと思えます。下山すると参道沿いの店には美味しそうな料理の看板がいくつも出ています……が、ここは下山のソフトクリームです。
やっぱり下山したらソフトクリームだよね~。
バスアクセスの場合、下山後の温泉は豪円湯院一択になるのではないかと。バス停に向かうまでの場所にあるこちらの温泉ですが秘湯といって差し支えない温泉、神秘的なつくりの内湯「神の湯」は記憶に残る温泉体験ができます。
下山後の温泉って登山に比べると覚えていることが少ないのですが、ここは強烈に覚えてます。神の湯は幽玄な空気を持つ部屋の作りが特徴、岩でできた胎内くぐりのような温泉……鮮明に思い出せる稀有な温泉だぜ。
豪円湯院には温泉のほかに食事処も併設されています、豪円湯院自体が豆腐豆乳の製造もおこなっているんですね。
というわけで豆腐が美味しそうな特製のうどん、イカ天、ビールと頼めば下山後のおなかも満腹です。むしろ少し食べすぎたと思うくらいの量があった……。
遠征先で飲む生ビールはなぜこんなにも美味しいのか、すべての楔から解き放たれた自由の味がする。
自分の事をだれも知らない遠くの場所へ一人でやってきて、登山して自由の味がするビールを飲む……今日も一日最高に楽しかったという気持ちを込めて伯耆大山に別れを告げます。機会があれば冬の時期に登りに来てみようかしら。
バスに揺られ米子駅へと戻ってきました、ここから東京駅へ帰るのですが……帰りの乗車時間を合計すると伯耆大山登山と同じくらいになります。日帰り遠征なんてそんなもんだよね。
米子駅は水木しげるに縁があるということでゲゲゲの鬼太郎にちなんだ装飾で溢れていました。
米子駅は田舎の駅っていう感じがして雰囲気が良いですね……、ローカル線に乗ってボーっとしてみたいなぁ。
ねずみ男だらけな米子駅でしたが、特急八雲に乗車し一路岡山を目指します。車内でロング缶を飲んだっていいじゃないの……岡山まですげぇ時間かかるんだもの。
新幹線よりもこの岡山まで向かう特急電車が長く感じましたね……。
車窓から見える伯耆大山、岩手山や鳥海山と同じく見る場所によってその表情を大きく変える山ですが、最後は伯耆富士らしい姿を見せてくれました。また山陰を訪れる機会があれば登りに来たいところです。
午後8時00分、岡山駅にて東京行き新幹線乗車。
大都会岡山に到着後は新幹線に乗って東京への帰路につきます……長かったようであっという間の遠征でした。
出来れば山頂の避難小屋に泊まって翌朝下山したいくらいでしたけども、家族の都合があるから仕方ないよね。
というわけで家に帰ったのは24時付近となるのでした。
休みがなかなか取れない方、ご家族の都合がある方は今回の夜行バス日帰り30時間アタックを試してみてほしいです。すごい充実感があるのは間違いない。
伯耆大山のお土産はこちらの「だいせん」にしました、地元の久米桜酒造さんのお酒です。
最初の印象は酸味が強くクセが今まで飲んでいた酒よりもキャラが濃い。ご飯で飲む酒というよりは、しょっぱいツマミと飲むという感じがありました。辛子明太子つまみに飲んでみたが、胸元にカッとくる感じが強い……個人的には魚貝のつまみがとても合うお酒かなぁ。生酒で飲んでみたいお酒だなぁ。
コメント