【東北】大東岳、新緑の二口渓谷と月山の眺望を楽しむ日帰り登山

大東岳山頂の景色

2023年5月3日、奥羽山脈は船形山と蔵王山の中間地点にある二口山塊にある大東岳を歩いてきました。宮城県側の山である大東岳は美しい二口渓谷や磐司岩といった名勝を山中に抱く名山、標高は1,365mとなります。
ゴールデンウィークは新緑が美しい時期、東北の大東岳もその登山道の殆どで雪は解け道中は美しい緑に彩られていました。
二口山塊の宮城県側に位置する大東岳は山形県側からアクセスする方法もあるのですが、面白山高原から向かう方法、山寺から向かう方法のどちらもメジャーとは言い難くバリエーションとなります。メジャーなのは宮城県側の秋保ビジターセンターから登るコースで、表コースから裏コースへ反時計回りに歩く道のりがお勧めです。

大東岳の山頂からは蔵王山、船形山、月山、大朝日連峰、鳥海山と東北の名山がずらりと並ぶ景色を堪能することが出来ます。それ以上に素晴らしいのが山中のブナ林、蛍光グリーンに輝く二口山塊の美しい森を心行くまで楽しんでください。

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南面白山からその姿を眺めたときからずっと登りたいと思っていた大東岳。豪快な二口渓谷と緑が美しい樹林帯に恵まれた名山でした。

目次

大東岳日帰り登山の概要

■概要
二口山塊の盟主ともいえるずんぐりむっくりとした姿が特徴的な大東岳、標高も一番高く1,365mとなっています。1,500m以下の山ということで春の訪れも早く、東北という立地でありながらGWシーズンは新緑美しい森を楽しみながら夏道を歩くことが出来る山です。
裏コースで歩くことになる大行沢流域(おおなめさわ)は伐採や林道の侵入を見ない美しい渓谷を残しています。お勧めコースは秋保ビジターセンターを起点とした反時計周回、表コースで登り裏コースで降りる工程です。前半戦は山々の眺望を、後半戦は美しい樹林帯が織りなす森林浴を心行くまで堪能することが出来ます。

■アクセス
秋保ビジターセンターは愛子駅からバスが出ていますが、登山で使うのは到底無理な本数と時刻です。
大東岳登山は基本的に車でのアクセスとなります。秋保温泉がある県道62号線をひたすら山形方面へ走るだけになります。補給ポイントとして秋保温泉のコンビニが最後になるので注意してください。

■コースタイム
秋保ビジターセンター7:30→六合目鹿打林道分岐8:55→九合目9:40→山頂10:00→二口山塊見晴10:30→樋の沢避難小屋11:35→雨滝13:05→秋保ビジターセンター13:55
合計登山時間 約6時間半、標高低いながら十二分に楽しめる名山でした。

山神が居る森から山頂を目指して

2023年5月3日午前7時30分、秋保ビジターセンター。
おはようございます、Redsugarでございます。昨日の雨呼山~山寺登山から帰ったのち、もう一日お休みを頂けたのでやってきました二口山塊の盟主大東岳。山形から車で来たのですが、国道48号線って便利ですね……高速使わずに仙台方面に出るのがこんなに楽とは思いませんでした。
秋保温泉のある県道62号線をひたすら山形方面へと走った先に今回のスタート地点である秋保ビジターセンターがあります。大東岳登山口の駐車場には結構な車が停車していました。

山神の碑

大東岳登山ですが、秋保ビジターセンターを起点として表コースから裏コースへ抜ける反時計回りの周回で歩きたいと思います。登山口に向かうとそこには山神の碑が杉の根元に座っていました。山岳信仰の証の一つでもある山神の碑です。

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大正七年三月に奉納されたらしい、製炭組合と書かれている。仙台は亜炭が採炭されていたが、それらの事業者が炭鉱があった場所にこうして山神の碑を置いていたんだって。

二口温泉周辺の杉林

表コースの登山口周辺は立派な幹の杉林に覆われています。

木漏れ日に浮かぶ葉の影

ここら辺はしっかりと枝落としもされていて、幹もそれなりにしっかりとした杉が沢山。朝の陽ざしが杉の幹に木の葉の影を落とします、エモチック。

前を歩く登山者

杉林を抜けると立石沢沿いに作られた登山道を登る道になってきます。今日も先行する登山者の背中を眺めながらのんびりと登る。

新緑の山麓

大東岳の特徴は東北特有の美しいブナ林です。登山口からほどなくして現れる苔とブナの美しい樹林は森林浴としてこの上ない幸福感を登山者に与えてくれます。

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緑がとても柔らかくていいよぉ~。

大東岳一合目

登山口から20分ほどで大東岳一合目に到着。ここから本格的な登山開始となります。

大東岳は宮城の方々に親しまれた山ということでコースは非常に明瞭かつ整備が行き届いています。前日歩いた雨呼山よりはかなり歩きやすい……。二口山塊は面白山、仙台神室と歩いてきましたがどれも道がしっかりしていて良いですね。

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ピンテやペンキでしっかりとした道を進むのは気持ちがいい。森の雰囲気もいいし、大東岳は出だしから名山の雰囲気がプンプンする。

春蝉の抜け殻

歩いているとけたたましい蝉の声がみーんみーんと鳴り響きます。GWにセミ?と思われるかもしれませんがハルゼミっていうのが居るんですね。新緑の山に出かけてみるとこんな感じで小さなセミの抜け殻が見つかるかもしれません、そいつはハルゼミです。

山頂から拝む山形の名山たち

午前8時55分、六合目鹿打林道分岐。
1合目から1時間ほど新緑の森を延々と登り続けて六合目……、鹿打林道との分岐点にやってきました。山麓の樹林帯を越えたあたりから新緑よりは笹が目立つ山道となってしまい、特に見るものもなく歩き続けたらここまで来てしまった。

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5合目を越えたあたりから残雪とブナのツリーホールが楽しめるようになります。

ブナと残雪

雪国で春山といえばやっぱりこのブナの根元のツリーホール。大東岳はそれほど美しいものがぼこぼことあるわけではないのですが、中腹にはぐにゃりと曲がったブナ木と雪の穴の景色が目を楽しませてくれます。

ブナと笹の登山道

山頂を目指して直登といって過言ではない道を登ります、表コースは一気に標高をあげるコースなんですねぇ……。
六合目から山頂までは笹とブナがメインの登山道、GW時期だと六合目以降のブナはまだ冬仕様でそんなにきれいな景色があるわけでございません。

午前9時40分、九合目9:40。
六合目からさらに1時間ほど登山道の歩いていくと急登エリアの鼻こすりへ。登りがきつくて地面に鼻をこすりつけるようになるからだとか。九合目の石碑も見えて山頂は目と鼻の先だなと思ったんだけど、眺望がないな……。

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歩いてみた感じ、それ以前とあまり変わらないので鼻こすりエリアが特につらいというわけではないような?

登山道に咲くカタクリの花

ブナ林がしっかりと頭の上を覆っているので眺望は無い。だけど、足元のお花は見事でカタクリが至る所に咲き始めた、花に関しては全く期待していたなかったのでこれはラッキーだ。

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東北の山はさすがだ、美しい樹林に可憐なお花もついてくる。

ブナと共生する草

標高が上がるとブナの木もグネグネと曲がりくねった不思議な姿になってくる。標高が低い場所ではブナ将軍とでもいうような巨木が多かったのだけど、九合目付近ともなればのたうち回る蛇のような枝ぶりの木々が目に付くようになる。

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しかも木肌から草がすげー生えてる……。こういうのあんまり見ないよね。

大東岳から見下ろす仙台方面

九合目から上り詰めてブナの木々が姿を消したあたりで眺望が開けました。大東岳から仙台方面を見下ろすとひときわ目立つのが鷹ノ巣山と呼ばれる山です、秋保大滝の対面にあるような立地。
宮城方面は高い山は無く、緩やかなカーブを描く海岸線と太平洋の眺めが特徴。

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景色の雰囲気としては蔵王で見る宮城方面の景色と大体一緒。

山頂手前の祠

山頂手前にある小さな祠、見てみると秋保大滝不動尊と書かれています。東北三十六不動尊霊場の二十九番札所「西光寺」に所以があるようです。調べていくと秋保大滝って日本三名爆って言われてるんですね……、そんなに素晴らしい滝だったのか。

大東岳から見る船形山方面

大東岳の山頂は平たい大地となっているため、全方位の眺望が得られるかというとそんなことはない。
表コースの場合まず山頂に突入すると見えてくるのは船形山方面へと続く圧倒的山岳地帯の景色。
雪が残る船形山までの間には48号線が一本走るだけで、あとは人よりも熊が多いんじゃないの?っていう低山が続いていく。

遠くに浮かぶ鳥海山

次に見えるのは鳥海山!船形山が見えたらそのまま反時計回りに西へ首を回転させると……遠くに真っ白い富士山のような山が小さくても見えるのですが、あれが山形秋田にまたがる超名山である鳥海山です。

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マジで良い山だよなぁ……、鳥海山は何度歩いても楽しいもんなぁ。

大東岳山頂

午前10時00分、山頂。
船形山と鳥海山を眺望を楽しんだらそのまま大東岳山頂へ到着です。ムギュッとダッフィーを詰め込んだ山頂標の奥に見えるのは船形山。

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さて二口山塊はいつ見えるのだ??

大東岳から見る月山

山頂標がある場所を越えた先でようやく二口山塊の面白山と……お待ちかね山形が誇るシンボル「月山」が姿を現します。鳥海山と比較しても圧倒的な白さを誇る異様な山容の月山、春の月山は本当に異様な姿をしていてちょっと怖い。

大東岳から見る朝日連峰

そして月山から空と大地の間に白い線が一直線に伸びていきます、これが大朝日連峰の山々。アルプスもびっくりするぐらい長い稜線が続きます。月山から南に障子ヶ岳、以東岳、寒江山、大朝日岳、祝瓶山と名だたる山がずらーっと続く夢のような稜線が目の前に。

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紅葉の障子ヶ岳、紅葉の祝瓶山、そして大朝日縦走で以東岳と寒江山……みたいな感じで歩きたいなぁ。

二口山塊見晴らしと呼ばれる裏コースへの降下地点へ向かう道中、蔵王方面や二口山塊がようやく明瞭に見えるようになってきます。目の前の面白山は足元の笹が中々邪魔して見えなかったのですが、見晴らし地点付近でようやく仙台神室山がよく見えるようになりました。

午前10時30分、二口山塊見晴。
山頂をゆっくりと横断して二口山塊の展望台に到着。目の前に南北面白山を眺めることが出来ますが、大東岳からみるとこんな形をしていたんですね。南面白山から北面白山を繋ぐ稜線は晴れていれば本当に気持ちがよさそうな道だったのね。

蔵王山方面の眺め

蔵王方面も明瞭、北蔵王の山々含めまだ雪が残る山々の姿がよく見えます。前から雁戸山行きたいんだけど……、この時期にはとてもじゃないけど登れそうにないな。

まだまだ雪山たる月山

二口山塊見晴らしで山形の山々の眺めをしっかりと楽しんだら裏コースへと突入です。この見晴らし地点を過ぎると一気に標高を落として樹林帯に突入していくから、休憩するならこの見晴らし地点がおすすめだと思いました。

美しすぎるブナ林が残る大行沢流域の森を歩く

山頂直下のカタクリ

二口山塊見晴から裏コースへ突入するのですが、その前半は驚異の斜度をすげー勢いで降るといったような感じで写真が残っていませんでした。残す間もなく降りてしまったというくらいの激下り。
気が付けば山肌にカタクリが咲く樹林帯に突入していました。

雪が残る登山道

裏コースはブナ林が素晴らしい森が続く大東岳のメインストリートのようなコースです。道を楽しむという意味では圧倒的に裏コースが楽しいです。

裏コースから登る登山者を見送る

裏コースは表コースに比べると雪がたくさん残っています。日当たりが悪い場所である谷筋に沿って作られたコースですが、ご覧のように雪がべったり。写真左側の登山道にはニリンソウ、カタクリなどの花が咲いています。

新緑と残雪が入り混じる登山道

萌黄色の新芽をそよそよと揺らすブナ木と残雪が瑞々しい春の空気を登山者に提供してくれます。山頂から樋の沢避難小屋まで続くのですが、チョロチョロと流れる小川沿いに歩くこの道は気分がよかった……。

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新緑が綺麗、水が綺麗という山、構成する要素すべてが生まれたてみたいな感じがして良いなぁ

午前11時35分、樋の沢避難小屋。
山頂から1時間ほどで二口山塊エリアの拠点として扱われている樋の沢避難小屋に到着しました。きれいな小屋で内部には医療キットなども完備しています。大東岳周辺は山登り、沢登りも盛んだし山寺方面に抜けたり天童方面に抜けたりとコース選択も豊かなので、ここを宿に歩く人も多いみたいです。

ブナが美しい裏コース

樋の沢避難小屋からは裏磐司と雨滝という名所へ向かう樹林のトラバースが始まります。写真の右側には大行沢という渓流が流れ、ザァザァと流れる水とサワサワと揺れる木々の音に包まれた森林浴です。

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ここから秋保ビジターセンターまでは最高に楽しい森歩きが始まる。大東岳のメインディッシュは裏コースのこのエリアにある。

ブナが圧倒的に美しい
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新緑がマジできれいで、癒されますわぁ~~。

新緑の樹林

大東岳の森は有り体に言えば「美しい」の一言。ほっそりとしたブナ気がスラッと立ち上がり緑と灰色のトリックアートのような風景がどこまでも続く。

ブナの新緑を味わう

大行沢川の下り斜面を見るとブナ森がどこまでも続いていく感じがあっていいですねぇ。

ムラサキヤシオツツジ

大東岳は東北の深山ということで、山中にはムラサキヤシオツツジが咲いています。株は多くないし時期的にもまだつぼみが多い状況でしたが、萌黄色の景色の中にピンク色の可憐な花をいくつか確認することが出来ました。

鎖が付けられた岩場の道

裏磐司に近づくとコースのアトラクション具合も上がってきます。乾燥した場所に足を下ろすことを意識すれば大丈夫だと思うけども。

裏磐司と雨滝、岩と水と緑の織り成す景色

登山道わきの瀧

ドドドドドと音がすると思えば眼下には滝。対岸には巨大な一枚岩の景色……、裏磐司が近づいてきましたね。

対岸の磐司岩

登山道中から谷をはさみ対岸に巨大な一枚岩を確認することが出来るようになりました。超巨大な一枚岩がコースに沿って長い事続くのですが、これが裏磐司と呼ばれる磐司岩の北側の景色です。
写真のような一枚岩がずーっと対岸に続いており、どこまでこの岩場が続くのだろうと不思議に思うほどでした。

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磐司岩というのは二口から山寺にかけて残る山民の伝承に紐づく地名です。マタギの祖と呼ばれる磐司磐三郎がこの地を根城としており、そこから名前が付けられています。かつて「磐神岩」と記録がありさらには磐神(ばんずん)と称され語り継がれてきたとか。
先ほどから「山寺に抜けることが出来る」と書いてあるように立石寺にも関係があり、磐三郎が慈覚大師円仁に山を譲って秋田の阿仁(あに)に移り、マタギの開祖となったともいわれています。
そのため、山寺では磐司磐三郎も山神として祀られているのだとか。

ゴリラのような岩

裏磐司に目を奪われていましたが、大東岳の山肌も負けておらず。裏コースは岩場が中心となるのですが、新緑が絶妙に岩を覆い隠し顔をくしゃくしゃにした猿のような顔が風景の中に見えたり……。

雨滝

午後1時5分、雨滝。
岩と岩に挟まれた裏コースの下山を進めると最後の名勝「雨滝」が現れました。登山道から3分ほど外れた場所にある滝ですが、本当に雨が降ってきます。

シャアアアアッと音が聞こえるなと思ったらシャワーというか雨みたいに水が降り注いでました。滝の上に渓流があるのかもしれないけど、まとまった水量はなさそうです。谷底から吹き上げる風の影響もあり滝は上部で壊れ大きな雨粒となり地面に降り注いできます。

雨滝のコケ

雨滝が降り注ぐ周囲は岩が湿り、苔の天国みたいになってました。当然つるっつるなので、歩くときは注意していただきたい。

森の生き物
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よ、妖怪だぁああああっ!!!

雨滝を出立してすぐにスレンダーマンとかエンティティとかSCPに居そうな形状の枯れ木が山の上に「立ってました」
初見でビビッて腰を抜かすかと思っちゃった……。視界の端に人みたいなのがいると気が付いて目を向けたら完全に森の人でした。
こういう山の怪異みたいなものを集めた写真集をいつか作ってみたいなぁと思う。山内悠さんが自然という作品集で屋久島の森でとらえた百鬼夜行や巨人を本にしているのですが、山に住むものとのシンクロは僕も思うところがある。

森の人と邂逅を終えたのち、仙台亜炭に関係してそうな朽ちた橋脚などを越えて駐車場へ帰還を果たしました。
オープニングの山神の碑を調べていて分かったけど、亜炭と山の神の信仰、マタギの伝説といろいろなものが絡み合っている面白い地なんだろうなここは。

午後1時55分、秋保ビジターセンター。
表コースから裏コースと大東岳をぐるりと一周して帰ってきました。前日の雨呼山と合わせて立石寺、狩猟民族伝説が見え隠れするという歴史を感じさせる山登りでした。でも、細かいことは抜きにして山歩きとして楽しかったのは間違いないです、新緑をここまで気持ちよく楽しめる山はそうそうないでしょう。
春といえども山登りで失った水分をアロエ白ブドウでしっかりと補給して山形への帰路に就くのでした。

大東岳から見る月山

大東岳は美しい樹林の山、新緑と紅葉で楽しむ登山は間違いなし!
GWに歩く大東岳は深緑が大変美しく歩きやすい山でした。宮城の人々にとってはなじみの山といった感じで多くの人に歩かれていた理由もわかります。GW時期の山頂からの景色は大朝日岳、月山が織り成す長大な白い稜線に驚くことでしょう。
裏コースの樹林に入ればブナ林がとにかく美しく、そのあとに裏磐司と見どころが続くのも最高です。
森が素晴らしい山ですが、調べれば紅葉時期は錦の景色が広がるのだとか。確かにこの辺りの山は全山紅葉するので、秋に登るのも最高でしょう。
二口山塊の山々は蔵王や船形山に比べるとマイナーですが、満足できる山歩きを楽しめるのでお勧めです。
人生最高の山は続く。

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