【奥秩父】西沢渓谷、碧玉の渓流と森林浴の名所を歩こう

2018年10月20日、山梨県の紅葉の名所「西沢渓谷」を歩いてきました。
以前も歩いたことのある場所だったのですが、生活が変わり登山を控えなくてはいけない状況になった中で、早く家に帰れる紅葉の名所に写真でも撮りに行こうかな、という感じで赴くことになりました。

西沢渓谷は紅葉の名所かつ渓流の名所でもあります、典型的な撮影スポットは定番のショットがあるのですが、それを除いても良い景色がいくらでもあるので、写真を趣味にしている人なら一日中楽しく歩くことが出来るスポットです。
そう、撮影ポイント以外も道がとてもきれいに整備されているので、登山装備と登山経験さえあればここは自然スナップにはもってこいの場所なのです!!

観光地化されていることもあり、早朝を過ぎると多くの観光客や登山客で登山道が渋滞してしまうのでバスがやってくるよりも前の時間帯に入山すると静かな渓谷歩きを楽しめます。
もちろん、公共交通機関を利用するのも観光&登山気分が高まるので、自分のスタイルに合ったアクセスを選べるのも、この西沢渓谷の良い所です。

それではいってみましょう、紅葉の西沢渓谷ぶらり散歩旅です!

西沢渓谷七つ釜の滝

紅葉の西沢渓谷は関東有数の紅葉散歩スポット
秋の季節になるとバス便も増設される紅葉スポット西沢渓谷、お近くの昇仙峡よりは登山の要素が強く足元もちゃんとした登山靴が必要になるため敷居は高くなります。

車で来る場合は「道の駅みとみ」近くの登山用の駐車場を利用して入山することになります。
朝日が差し込む前のひんやりとした渓谷を楽しみながら、紅葉と渓流を独り占めすることも可能です。
なお、渓流の勢いが激しいことと柵などの整備は弱いので、子供を連れてくるのには向いていない場所です。
観光の延長線上で登山装備なしに、未就学児を連れて入山したりするのは危険なのでお気を付けください。

西沢渓谷は秋以外も楽しい場所ですが、この記事で描かれる紅葉シーズンは実りの時期でもあります。
アクセスの道中では産直市場で格安のブドウをゲットするチャンスがあります、山梨の特産品のブドウをザックに入れて休憩時間に甘い果実を楽しむのも一興かなと思います。

目次

西沢渓谷 紅葉散策について

■西沢渓谷の概要
まず概要は山梨県の観光協会サイトに書かれています。
アクセスや登山情報も載っています。
https://www.yamanashishi-kankou.com/

■西沢渓谷のアクセス
【公共交通機関】
・新宿→山梨市 2400円
・山梨市→西沢渓谷入口900円
・片道合計運賃3400円~
山梨市から西沢渓谷へ向かうバスは1時間に1本、観光協会のサイトに載っているバス時刻を参考にアクセス工程を組むのが良いかと思います。

【車でのアクセス】
駐車場は西沢渓谷市営駐車場を利用することとなります、ナビは「道の駅みとみ」に合わせるとスムーズです。

■西沢渓谷のコースタイム
道の駅みとみ7:30→西沢渓谷入り口7:50→二俣吊橋8:15→貞泉の滝10:05→七ツ釜五段の滝12:25→西沢渓谷終点13:05→道の駅みとみ14:15
合計登山時間 約7時間(標準CT4時間ほど)
撮影のためにのんびりと歩いていたので、気が付いたら標準CTの倍近くかけて歩いてしまいました。

二俣吊橋から西沢渓谷へ

西沢渓谷入り口の吊橋

2018年10月20日午前8時15分、西沢渓谷二俣吊橋。
おはようございます、Redsugarでございます。
本日は「紅葉し始めた西沢渓谷」を歩きます、紅葉本番ではなくて紅葉し始めという感じなんですけども、西沢渓谷はいつ行ってもきれいだねということで渓流撮影をメインに散策をしたいと思います。

さて、西沢渓谷ですが今回は車でのアクセスとなりました。
道の駅みとみを目印に、市営駐車場に車を止めて西沢渓谷へとアクセスします。道の駅みとみから歩いて西沢渓谷入り口に向かい遊歩道沿いに進むと案内板が出てきます。

道中「痛みもケガも自己責任」という看板が出てきますが、この言葉の通り西沢渓谷は観光地というよりも登山装備が必要なトレッキングエリアとなるので注意です。
ケガしちゃっても入り口まで歩いてこないといけないからね……。

redsugar心の声

前回来たときに確かに怪我した人見た……

西沢渓谷の案内板

さて、二俣吊橋を越えたらこの巨大な西沢渓谷の案内板が登場します。ここからが本格的な西沢渓谷の登山道の始まり。

紅葉にはまだ少し早い時期なので真っ赤な紅葉という景色ではないのですが、色づき始めたつやの良い葉が道を彩ります。早朝というほど早くはないのですが朝もやが少し出ていたため光のカーテンが登山道に降り注いでいました。
歩く人々は気持ちがよさそうです。

朝日差し込む谷間

きらきらと光が降り注ぐ登山道を気持ちよく歩いていきましょう。観光協会の紹介を読むに西沢渓谷は森林浴のリラックス効果が実証された場所でセラピーの基地として利用されているそうです。

redsugar

癒されたいです。

西沢渓谷の看板から少し進むと渓流の音が鳴り響く最初のビュースポットが現れます。西沢渓谷のエメラルドグリーンの水が豪快に流れゆく滝なんですが、大体目の前には展望台が用意されています。

迫力がある滝なのですが水深もかなりのものなので落ちないように気を付けたいところです。

エメラルドグリーンの渓流が美しい西沢渓谷

午前8時35分、魚止滝。
最初の迫力ある滝は魚止滝です、渓流で浸食された花崗岩が作り上げるいくつかの釜を水が豪快に流れていきます。
ここは木でできた立派な展望台から見ることが可能です。

滝に湿る紅葉

魚止滝は反対側も紅葉の木々が奇麗なので下流側の紅葉を見てもよさそうです。

西沢渓谷の暗がりの登山道

魚止滝から先は観光道ではなくれっきとした登山道を歩いていくことになります、渓流なので滑りやすく危険です。前回歩いたときはこの辺で顔から血を流したおじちゃんが歩いてきたのを思い出す……。

redsugar心の声

あれはマジで恐ろしかった……。

登山道を進むと風光明媚な渓流が現れます。登山道わきの岩の上に三脚を立てて長秒撮影にチャレンジしてみました。
登山道わきの「撮影スポットはここ」みたいな岩が何箇所かあるのでそこを渡り歩きながら撮影していきます。

谷底という感じの風景なのですが頭上に降り注ぐ太陽の光、彩られた森の色が岩や渓流に反射し黄金色になりました。

黄金に輝く西沢渓谷の渓流

岩肌が湿っているため木々の色が反射して黄金色に、新緑の時期なら緑色になるのかな?

redsugar心の声

まるで金箔を塗ったように鮮やかだ……。

午前10時5分、貞泉の滝。
長秒撮影をしながら進むとかなり進みが悪く後発の登山者の方々をどんどん先に通す形に。
貞泉の滝に来る頃には登山道はひっきりなしに登山客が来るようになっていました。

貞泉の滝の姿

貞泉の滝は磨かれたような奇麗な花崗岩の岩肌を流れる水が特徴です。岩肌の白と黒のコントラストが美しいですね。

貞泉の滝の周辺は岩が非常に美しい、滝を越えた先にもいくつかそういった表面が流線形に削り取られた美しい岩があるので、そういったものを撮影すると時間があっという間に流れて行ってしまいます。

redsugar

気が付いたら30分くらい撮影してました。

日本の滝百選「七ツ釜五段の滝」

渓谷を進む登山者たち

貞泉の滝を越えると西沢渓谷の名勝「七つ釜五段の滝」が近づいてきます。
引き続き鎖が張られた登山道を進み、徐々に標高を上げていきましょう。

スプーンで抉ったような表面の花崗岩があたりを覆う渓流を進みます、このあたりでちょうど日差しが差し込むように。

木漏れ日が生み出す渓谷の姿にリラックス度も最高潮、途中の休憩スポットで10分ほど昼寝をしてしまいました。

redsugar

家から20分くらいのところに西沢渓谷が欲しい。

紅葉の渓谷を流れる渓流

この日は雲も多く、時折写真のように曇天のソフトな光が渓流を包み込む瞬間があります。むしろ渓流としてはそういう景色のほうがアリなんだなと後で勉強して知りました。

快晴はうれしいけど写真はどんなコンディションでも美しい表現が出来るので、そういう技術を磨いていきたいですね。

柵が張られた登山道

崩落も多いのか柵が虎ロープなところも多いです。

七つ釜五段の滝へと向かう橋が見えてきました、この橋を渡って登山道を少し上れば七つ釜五段の滝のビュースポットへと到着します。

七ツ釜の滝最下段

午後12時25分、七つ釜五段の滝。
スタートから結構な時間が経過してようやく到着しました、正直ここまでに撮影と昼寝で満足しきっていたのですが、やはりいい滝を前にしたらやる気が出ました。
この写真は最下段を流れる渓流です、ここから上に釜がデンデンデンと登場します。

最下段の滝もかなり見栄えが良く、ズームレンズを利用して岩肌の様子などを撮影するのがかなり楽しかったです。

七ツ釜五段の滝

少し上ると現れる七つ釜五段の滝本体、周囲の紅葉はいまいちといった感じですが滝の迫力は変わらず。
西沢渓谷を訪れる多くの登山者はこの滝を見に来るらしいです。

個人的にはこの滝に至るまでの道中がすでにヒーリングの嵐駆け抜ける状態、既にご褒美はたんまりいただいた最後に現れるおまけ位の感覚でした。

redsugar

宝はこの道中の感動だった……!

名産のマスカット待つ道の駅へ

七つ釜五段の滝を撮影し、階段を登り切れば西沢渓谷終点に到着となります。
この西沢渓谷終点は乾徳山から黒金山へと続く登山道の終点にもなっている場所です。

トイレ完備、休憩用の椅子と机完備ということで、こちらで休憩はちょうどいいでしょう。
休憩所を出れば軌道跡をたどって下山です。

西沢渓谷終点から先は軌道跡を歩いて道の駅みとみまで帰ります、この軌道跡はこれまでの西沢渓谷と違い歩きやすいです。
そのため1時間ほどで下山できてしまいます。

道中から見える奥秩父の山々は奇麗でした……、そして倒木に生える茸とかも「森の癒し」を演出してくれました。

晴れとるのぉ……。

redsugar

え、晴れの神居たの!?

木漏れ日差す登山道

相変わらず片側は西沢渓谷の底に切れ落ちているのですが、とても歩きやすい道が続きます。
この軌道跡、所々に名所があるのですがそのどれもが「●●さんが落ちましたが無事でした」という説明、ここに森林軌道が入っていたころはいろいろと危険なこともあったんでしょうね……。

redsugar

落ちて生きてるのが凄い

午後2時15分、道の駅みとみ。
入山から7時間とかそれくらい経過したあたりで道の駅みとみに帰ってきました、普通の1.5倍くらい滞在した気がする。
西沢渓谷市営駐車場は道の駅みとみとこんにゃく屋さんの間にあるのですが、どちらのお店も品ぞろえがおもしろいので見てみることをお勧めします。

redsugar

僕はみとみの産直が好き。

みとみに来たのはこれ、農家のシャインマスカットとソフトクリームです。下山したらソフトクリームを食べよう。
産直のシャインマスカットはスーパーに売っているようなものとは見た目が違うのですが、味はあのシャインマスカットです。いわゆるスーパーには出せないけど系ですが破格です。

redsugar

他にもいろいろなブドウが格安です、うまい、うますぎる。

下山後の温泉はどこにしようかなと思ったのですが、このエリアだと毎回ほったらかしに行っていた気がするということもあり、今回は大滝温泉に行くことにしました。これはつまりどういうことかというと秩父方面を経由してさいたま市内に帰るという埼玉県民でなくては出来ない選択肢です。

さいたまからアクセスする場合高速道路使わないで秩父経由で来れちゃうんですよね……、アクセス時間も深夜だとあんまり変わらないです。

こうして森林浴と温泉でリラックスし、次の仕事に向けて頑張る英気を養った一日となりました。
秋の西沢渓谷、紅葉が盛りの時はもっと絢爛豪華な景色が広がりますが、ここは年中楽しめる癒しの森。
いつ行ってもどこかに、何かいい景色がある場所です、撮影や気分転換の散策に是非ともお勧めしたい場所ですので、山行の際には是非参考にしていただけますと幸いです。

過去の西沢渓谷の記事はこちら!
https://www.redsugar.red/2016/01/08/nishizawa_keikoku/

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