【上信越】至仏山、人生一度は絶対に行くべき尾瀬名峰の旅

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人生で一度は行ってみたい場所というのがあります、ありまくります。

国内でいえば100名山は巡ってみたいよねとか、利尻や礼文に行きたいよねとか

国後や択捉にも行ってみたいよねとか!!

その中の一つ【残雪期の至仏山】にとうとう行くことが出来ました!!

登山を初めて史上最高に満足した登山旅、そこには度肝を抜く絶景が待っていました。

そして、至仏山で僕を待ち受けていたのは、天界より降臨せし社畜救済仏の姿でした。

至仏山はずーっといきたい山の一つでした、東北以北No1と言えば燧ヶ岳ですが

知名度的には至仏山の方が上だと思うのです。

そんな至仏山へのお誘いが来たのは4月の初旬でした、誘ってくれたのはそう

社畜としての魂魄レベルをMAXまで上げた男saku氏である。

今回はネタのほとんどをsaku氏に仕込んでいただいてしまったという、

ということでこの記事はsakuプロデュースだということを覚えておいていただきたい。

4月25日夜11時、僕は珍しくこんな時間に登山道具を担いで町を歩いていました。

目指すは町田、sakuさんの町です。

今回はメンバーをピックアップしつつ沼田に向かう関係上この時間になりました。

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町中を独りだけ登山スタイルは非常に恥ずかしいものがある。

因みにGWの鳩待峠駐車場は深夜3時には満車になるとのこと、

駐車料金も2500円かかるので、それより下の駐車場からバスに乗ることにしました。

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町田でsaku氏と合流し、沼田へ向かいます。

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朝4時に食べるカレーの味はとてもおいしかったです、ねむい…。

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埼玉で最後のメンバーのたけのや氏の車に乗り換え、戸倉駐車場に到着しました。

来る途中の路では今桜が満開でした。

流石水上周辺…、谷川岳とかもあるのでめちゃ寒いんだな…。

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戸倉からバスで鳩待峠に上がってきました、このバスが結構運転が荒い。

そして、帰りは案の定恐怖の車酔いに襲われるという悪夢を見ます。

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戸倉の駐車場は少し空きがありました、周りはバックカントリーを楽しもうという方で溢れています。

我々のような登山客は少数なんですね。

正直500人くらいの規模で入山しているので、普通に歩いていれば遭難はあり得ない感じです。

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鳩待峠から見えるこいつは…、至仏山。

まるで月山のような穏やかな山容に親近感を覚えます。

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前日泊まった方々でしょうか、準備体操をしていました。

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さて、今回はGW限定ルートということで

鳩待峠→至仏山→尾瀬→鳩待峠の周回ルートをあるきます、

このルートは雪のあるGWでなくては歩けない超レアなコースなので、

興味のある方は是非やってみてください、めちゃくちゃ面白いです。

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四阿山でも見たような景色、だが白樺の生長具合は尾瀬の方が凄い。

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辺りを見回すとこの3倍くらいの人が居ます。

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雪の重みで木が折れてますね、こういう木が沢山ありました。

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たくましい木々を眺めながら雪道を歩き始めます。

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登山用テープがピンクじゃなくて違和感を覚える。

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あまりの雪にテンションが上がったのか、saku氏は大の字になって寝転び始めました。

この日はずーっと「俺をかっこ良く撮ってくれ」とつぶやいていました、

大丈夫、画になってる。

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登山口からはずーっと至仏山が見えます、

頂上が常に見えていると絶望を感じるという人も居ますが、今回は全く感じませんでした。

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後ろを振り向くと、そこに居たのは燧ヶ岳です。

こちらも100名山屈指の名峰、非常にかっこいい山容です、ギザギザしてて中二病チックだな。

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美しい樹林帯の中を歩きます、人が多いので所々登山渋滞になっている様子。

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こんな感じに列が出来てます、ほとんどの方がバックカントリーです。

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樹林帯を抜けて森林限界にさしかかったのかな?

一気に木の背丈が低くなりました、その先に見えるのは小至仏と至仏山、所々に人が居ます。

俺も早くあの中に混じりたい!!

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まずは小至仏を目指して前進します、もどかしいけど列に並んで進みましょう。

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因みに上の方にもツアーの方々の列が出来てました、規則正しく並んでてマムートの広告みたい。

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しかし大快晴です、こんなに気持ちよく晴れて遠くが奇麗に見えるのは久々。

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この時間はまだうっすらとしか見えませんでしたが、日光白根山、男体山までもが見えました。

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テンションが上がったので、休憩がてら男子でジャンプ練習をします。

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2回くらい飛びました、アイゼンを着けたままなのでさすがに疲れます。

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一番奥で手をついてぐったりしているのはWA☆TA☆SHI☆です。

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女性陣も奇麗に飛んでました、見事な跳躍である。

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たけのや氏の完璧な跳躍、もうジャンプ写真を皆で撮っているだけで楽しい。

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ジャンプ休憩を終えて、再び登り始めて小至仏山の麓まで到着しました。

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逆側から来た人たちは初日に尾瀬小屋に行ったのだろうか?

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今まで見えなかった北西側の展望が一気に開けます。

奥に広がっていたのは谷川方面の大展望でした、…多分谷川であってると思う。

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方角的には磯巻山とかも入ってておかしくないけど多分谷川。

山はどうでもいい、景色が素晴らしいのは間違いないのだ。

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この時期でも上信越方面は完全な雪山の様相です。

しかし雪山って生で見るととんでもなく美しくてびっくりします。

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大展望を望むたけのや氏。

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小至仏山まえの坂道で本日の秘密兵器「ヒップそり」を試すことにします。

残雪期登山をする方は持っておくと損は無いアイテムです、300円くらいだし購入お勧め。

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登った瞬間いきなり滑るたけのや氏、たのしそうだ。

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あまりに楽しかったため滑った後また登り返すの図。

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こんな感じでエキサイティングすることが出来ます。

因みにこの日女性陣用のヒップそりをsaku氏が家に忘れると言う失態。

しょうがないのでSAで購入した銀マットで滑る人、約2名。

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至仏山からは常に燧ヶ岳を見つめて登ることになるのですね。

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さて、よいよ小至仏山のトラバースに入ります。

一応斜度がそれなりにあるので注意してねというポイントになります。

メンバー的にはチェーンアイゼン、12本アイゼン、6本アイゼンという装備でしたが

何ら問題なくクリアすることが出来たので、

コンディション的によほど寒い年でない限りはチェーンアイゼンで何とかなるのではないでしょうか。

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先を望むと結構な登山渋滞が起きとる…。

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道が何本か出来ていました、おそらく前日の土曜日もおびただしい数の人が登ったので

その際に出来た物でしょう。

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左を向けば小至仏の山頂に人が居るのが見える…、あの人達あそこから滑るのかな?

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燧ヶ岳、次はお前だ…

もちろん燧ヶ岳も登る対象です、いつか登ってやるから待ってろ的な。

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因みに小至仏の斜度をsaku氏を利用して見てみましょう。

結構な角度です、斜め30度くらいは来てる気がします。

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後ろを見ると特徴的な山が見えました、あの山は一体なんだろう??

尾瀬の地図を持っていないのでわかりませんでした。

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小至仏のトラバースを抜けて20分ほど歩くと山頂に到着です。

うわ、凄い人いる…。

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山頂ではバックカントリーの方が滑りの前の食事をとっているようでした。

滑るのが趣味な人が最後に行き着くのはやはり山スキーなんだろうか。

山頂碑を尻目にまず僕らが向かったのは反対側の景色の確認です。

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そこに広がっていたのは正真正銘の絶景!!

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奥利根湖と朝日岳、巻機山方面が奇麗に見えます、そしてその奥に見えるのは苗場山

さらに奥に見えるのは妙高山方面??

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今この瞬間この地に来たことを本当に感謝、心の底から幸せです。

あまりの気持ち良さに顔がずっとにやけたままだった。

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登山って最高だなと思いながら寝そべる、最高の贅沢ですね。

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独りずつお立ち台に立って記念撮影をします、僕らは今日至仏山に来たのだ。

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撮影隊はこんな感じでした、足場が安定しないので結構困った。

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女性陣も歓声を上げていました。

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なかなか勇気がある。

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この景色をじっくり眺められるなんて最高の気分です、

東京で仕事ばかりの人生では見ることが出来なかったことでしょう。

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広大な上信越の山々に震える、因みに皆が立っていた所は突端なのでこう見ると怖いですね。

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ランドネの表紙を飾るであろうこの連帯感あふれるポーズを見よ。

登山が充実しすぎてヤバいターンに入りました。

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撮影を終えてご飯を手早く食べます、下山のバスの時刻があるので急ぐ予定が

美味しいインスタントコーヒーを頂いたのでゆっくり楽しむことに。

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「至仏山山頂で記念撮影をしよう」そういったsakuさんについて行った僕らはある物を見つけます。

黄金に輝く社畜を救いし仏の欠片。

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☆社☆畜☆降☆臨☆

社畜の仏が現世に降臨なされました…、我々はこれを見る為に遥々尾瀬まで来たのです(棒読み

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社畜仏様は割とフランクなジェスチャーとちょっとムカつく顔つきが特徴です。

いいから俺の給料を上げてくれ仏様!

ところでどうやって下界に降臨したのかが気になるので聞いてみました。

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どうやらこのような形で5分ほど前に空から降ってきたようです。

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社畜様はあらゆる登山者から尊敬の眼差しとシャッターをかき集めていました。

このタイミングで社畜様を見た方、当ブログかsaku様のブログまでコメントを頂けると幸いです。

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社畜様を囲んで記念撮影、さすが社畜様、後ろを向いていても顔だけはこっちを向いている。

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大仏で散々遊び倒して時間が無くなったので急いで下山します。

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しかし歩いていると全員でジャンプ写真を撮っていないことに気がつきます、

一生懸命セルフで撮るも失敗続き、

そんな中バックカントリーのおじさんがシャッターを押してくれたことを我々は忘れません。

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セルフ撮影する為に3回くらい走ったので僕がこの時点では一番疲れていたと思う。

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尾瀬方面は所々地面が露出していました。

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木道を降りて行きます、振り返れば山頂。

さらば至仏山…、また来年必ず来るよ。

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各々の至仏山を楽しみ帰路につきます、物思いに耽るようなsaku氏。

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眼下に広がる尾瀬の湿原に向かって突き進みます。

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そして始まる本日のデザートイベント、ヒップそり。

正直かなりの速度が出るのでビビりまくりでした。

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こんな斜面をそりで滑ります、そりゃ怖いです。

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しかし次第に速度になれて楽しみ始める人たち。

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とりあえず転がれば止まるということを発見する。

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ヒップそりを散々楽しみ予定よりも大分遅れて樹林帯に突入しました。

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滑れる所があれば直ぐに滑るという徹底ぶり。

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樹林帯を抜けると、今度は尾瀬の湿原が姿を現します。

樹林帯、森林限界、雪原、湿原と変化に事欠かないこの至仏山…楽しませてくれますね。

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水回りの氷が割れてました、小さなクレバスみたいになってる。

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上から見るとそれなりに小さく見えていましたが、下から見ると凄い存在感の燧ヶ岳。

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燧ヶ岳も登りたいなぁーと離しながら歩く人々。

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鳩待峠に向かう為に川沿いのコースを1時間歩きます。

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この川の雰囲気がどことなく北海道の川に似ていて良かったです。

寒い所の川っていう感じがする。

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至仏山の山容は燧ヶ岳に対して穏やかですね、まるで男女。

2時間前に山頂にいたとは思えません。

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白樺でと雪で覆われた雪原をひたすら歩きます、割と体力を削られていますが

最後の力を振り絞って歩き続けます。

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鳩待峠までは登り返しがあるということを登山口で覚悟していたので、なんとかなりました。

気にせずに登っていたら最後で絶望する所でした。

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かなり急いで歩いたおかげで16時のバス最終便の前になんとか鳩待峠に到着です。

ついたときの感動は凄まじく、全員でハイタッチをしたものです。

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登山後の乾杯は炭酸に限る!

乾杯を済ませ、やって来た帰りのバスに乗り帰路につきました…。

東京の家に着いたのは22時、前日から換算して24時間かけた登山。

しかし、それだけの時間をかけても満足出来る感動を得た旅となりました。

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タイミングというものが世の中にはあると思います、

今回も本当にあらゆるタイミングに恵まれた旅が出来て本当に幸せ者だと思います。

残雪期の至仏山はとにかく雪山の面白さが全部盛りの最高の場所だと思うので

興味のある方は是非行ってみるのはいかがでしょうか、

真っ白な雪原と、晴れていれば360度美しい大展望が得られること間違い無しです。

至仏山の地図はこちら

群馬県の山 (分県登山ガイド)

群馬県の山 (分県登山ガイド)

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