Red sugar

山と写真とカメラが趣味の人にお勧めな登山ブログ、ニコンD850を利用した山の写真を載せています

【南アルプス】間ノ岳、北岳から行く南アルプスの中心、岩と花の絶景稜線を歩く旅

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2018年7月1日、北岳から間ノ岳の稜線を歩いてきました。

北岳は言わずとしれた日本二位の山、標高は3,193m。

そして間ノ岳は日本三位の山で標高は3,189mとなります。

 

農鳥岳と合わせて白根三山と呼ばれる南アルプスを代表する稜線は多くの登山者が歩く聖地!

そしてその花と岩に囲まれた世界は地上とは全く違う、

山ならではの大自然を五感で感じれる場所です。

 

今回は1泊2日の北岳登山の2日目となります。

ガスの中肩の小屋まで到着した僕はテントでぐっすりと睡眠を取り

翌日の快晴に望みを託しました。

 

そして登山二日目、輝かしいご来光から始まる一日は

南アルプスの稜線の美しさをこれでもかというくらい教えてくれるものとなりました。

それでは行ってみましょう。

南アルプス北岳間ノ岳登山編です!

 

 

これまでの登山ブロガーディケイ……レッドシュガーは! 

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北岳、間ノ岳の稜線

壮大な稜線という一言が似合います。

南アルプスは山一つ一つが巨大で、山と山の間を歩くのが楽しくてしょうがない場所です。

この北岳と間ノ岳を結ぶ稜線は特に気持ちのいい場所で、

南部の山々を眺めながら間ノ岳に進むときは

山の懐へ潜っていくような冒険心をくすぐられることでしょう。

 

北岳は富士山を日本一高いところから見ることができる山だったり、

北岳という名前から北岳に来ただけというお言葉を山頂で耳にすることが可能です……。

 

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間ノ岳は広い山頂を持つ日本三位の高峰。

南アルプス北部と南部の間位にあります、

山頂からは雲海に浮かぶ富士山を眺められるのは南アルプスではよくあることですね。

 

南側には農鳥岳まで向かう鞍部、そしてその先に続く尾根や塩見岳、

悪沢岳方面と展望が良いです、仙塩尾根といういつか歩いてみたい尾根もばっちり見えます。

北岳からのピストンでは滞在時間が短くなってしまうので、

ゆっくりと歩くのであれば縦走で農鳥小屋に泊まってみたいところです。

 

朝焼けは肩の小屋からは南アルプス北部の仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳の景色が良いのですが、

僕はこの間ノ岳や中間地点の中白根から北岳を見る状態で朝焼けを迎えたいと思いました。

間ノ岳の朝は南部方面に雲海ができそうです。

中白根から北岳に向う稜線は素晴らしい形状なので、

写真に収めるには本当にいい場所だと思います。

 

1.今回の北岳テント泊について

北岳へ利用したアクセス

奈良田の駐車場を利用したマイカーアクセスでの登山となります。

北岳への一般的なスタート地点となる広河原へ向かう手段はいくつかありますが

今回は奈良田からの入山を記録させていただきます。

【ナビ位置】奈良田温泉白根館にナビを設定しました。

【バス往路】奈良田→広河原 1,030円(5時30分発)

【バス復路】広河原→奈良田 1,030円(16時40分発)

【バス時刻表】http://yamanashikotsu.co.jp/route_bus/route_sp_info/hirogawara/

北岳のスタート地点として、芦安と奈良田が挙げられますが、

芦安から夜叉神峠へ向かう人が多くバスに乗れないと嫌だなと思い、奈良田を選択しました。

 

 

北岳テント泊登山のコースタイム

一日目(2018年6月30日)

広河原6:55→白根御池分岐7:35→白根御池小屋9:40-10:15→小太郎分岐12:30→

北岳肩の小屋13:25

合計登山時間 6時間30分(標準CT 約7時間)、荷物が大変重いうえに灼熱故にバテました。

 

二日目(2018年7月1日)

起床3:30→北岳肩の小屋出発5:00→北岳山頂5:35-6:00→北岳山荘6:30→中白根7:10→

間ノ岳8:00-8:30→北岳山荘9:50→北岳山頂11:10→肩の小屋12:10→

白根御池小屋13:45→広河原山荘15:40→広河原15:50

合計登山時間 10時間50分(標準CT 約10時間)、稜線は天国でした、稜線は。

 

この登山で使用したお金

高速往路  3,140円/4,560円(ETC/標準)

高速復路  3,140円/4,560円(ETC/標準)

ガソリン  約5,000円

バス代往路 1,030円

バス代復路 1,030円

テント場代 700円

水と食料  2,500円

バッジ   500円

温泉    550円(奈良田の里温泉)

ジュース類 2000円ほど

帰りの夕食 890円(見延あまんどうのスタミナ丼だドン)

合計 約20,000円~25,000円くらいに収まるかと 

テントを利用した結果、なんと浅草岳や一切経山とあまり変わらない値段!!!

ジュースやソフトクリームを多めに摂取したのでジュース類の値段が2,000円近くに……

 

この登山で使用したカメラとレンズ

2018_06_30_北岳 | Flickr

NIKON D850+AF-S NIKKOR 28mmf1.4E

NIKON D850+AF-S NIKKOR 20mmf1.8G

広角のみで登る登山はあと数回続きます。

 

一日目の記事はこちら

www.redsugar.red

 

2.暁、赤く焼ける北岳を登る

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バタバタバタバタとテントが風に撫でられる音で何回か目が冷めました、

おはようございますRedsugarです。

前回の記事からの続きで、本日は北岳から間ノ岳へ向かいます。

これまでの登山ブロガーRedsugarのあらすじを知りたい方は前回の記事をクリック!

www.redsugar.red

 

忙しい方向け前回のあらすじ

子供が生まれる前のひと夏の自由を得た登山ブロガーRedsugarは

夏を山と平日の筋トレテストステロン、ステーキに捧げることを決める。

夏山アルプス第一号としてやってきたのは北岳、一日目は無慈悲なガスと超重量のテント装備、

D850が何故か二台体にくくりつけられているという悲劇。

圧倒的不利な条件の中、初夏の北岳唯一の登山ルートである草滑りを登り続ける。

ジメジメした湿度、サウナのようなミストに揉まれながらたどり着いた

肩の小屋で待っていたのはおでんと虚無の景色だった!!

 

「次回、城之内死すッ!!」

 

なんか最後遊戯王になりましたが、

だいたい上記のような形でガスに巻かれた一日でした。

テントから出てみてば焼け始めた薄明の空が見えます、お空、きれい……。

 

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テントの中で準備は済ませていたので、

三脚とカメラを取り出して明け方の撮影をすることにしました。

北岳肩の小屋は立地的にかなり展望がよく、南アルプスの北側を見たりするにはいい場所です。

 

テント場と富士山をフレームに入れて撮影したい場合、ここは最高の立地です。

でも、山頂で朝日を見てみたいなという気持ちももちろんあります。

  

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雲の上に頭を突き出した富士山、南アルプスからは常に富士山を見ることができますね。

 

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空が明るくなるにつれてテント場は賑やかなります、ご飯のおいしい香りが漂う。

そして空はゆっくりと赤く染まる。


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肩の小屋の東側斜面のテント場はご覧のような感じです、

朝日が登ってくると手前の鳳凰三山が逆光シルエットになるんですね。


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色とりどりのテントが……あれ、こんなにテントあったっけ?

 

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太陽が登るに連れて気温がぐんぐん上がり、

肌寒さから来ていた化繊ダウンが暑苦しくなってきます。

7月頭の北岳はもちろん寒いです、明け方はガタガタ震えれるくらい寒いです。

 

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日も上がったところで、北岳から間ノ岳を目指して登山することにします。

テントを片付けて、小屋の脇にまとめた荷物を置かせてもらいます。

 

本当は帰りにテントを片付けたかったんですが、この日は小屋にヘリが飛んでくる日で、

午前9時までにテントを片付けなくてはならないという状況でした。

 

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テントを片付けながら何度も富士山を眺める。

 

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足を伸ばして北側のテント場方面に行ってみる。

あら、すごくいい感じじゃないという景色が広がっていました。

甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳、雲海、足元から続く道……、

こっちで撮影しておけばと軽く後悔しました。

 

ちゃんと事前にロケハンして撮影位置を考えないとだめですね。

とは言っても前日はガスで何も見えなかったんですけども。

つまり山岳写真やる人は何度も同じ山に来てそこの環境を熟知して、

季節による光のことを捉えて撮影しているわけですよね、すごいな……。

 

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朝テントから出たらおはよー絶景って感じのテント場ですねあれは。

唯一の弱点は、トイレが遠いことかな……。

 

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太陽が美しい、今日も行ってまいります。

 

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それでは肩の小屋の片隅にテントなどをまとめた袋を置かせていただき出発です。

荷物ですが、帰りにヘリが来たためその風圧でホコリまみれになってしまっていたよ。

 

あと、この写真からわかると思うのですが

朝寒いんですね、太陽が出ているのにみんなダウン着ています。

 

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午前5時00分、北岳肩の小屋出発。

朝焼けの北岳を登ります、光が横に寝てドラマティックな光景が辺りに広がります、最高の気分だぜ……。

 

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北岳から太陽が顔を出し、南アルプスの長野方面を照らして行きます。

雲の色がピンクに染まり伊那の上空がモルゲンロート。

 

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仙丈ヶ岳には薄っすらと雲がかかっています、こちらも温かい光でピンク色に。

麓は手前の山々の影で真っ暗ですね。

 

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北岳の登山道は天国、アルプスの稜線は天国です。

晴れてさえいれば展望が素晴らしく、どこを見ても笑いが出ます。

 

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肩の小屋から山頂までは細かい岩が積み重なった道が続きます、

ガレ場というかザレ場というか……。

登りは歩きやすいですが、下りはちょっと歩きにくいかな。

 

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イワベンケイです、花というよりは草っぽい見た目の花ですね。

小さなカリフラワーみたいな見た目をしています、

紅葉するのも早く、イワベンケイが紅葉し始めたら夏は終わるなぁと感じます。

 

イワベンケイ:ベンケイソウ科の植物、根がハーブとして使われることがある。

バラのような香りがするらしい、亜寒帯植物で北海道から中部山岳に自生するが、

立山と富士山にはないらしい、本当に?

薬理効果として気分が向上したり鬱な気持ちを回復させたり、

スマートドラッグとして学習に使われるって言うけども、本当に?

 

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北岳山頂までは肩の小屋から地味に距離があります、地図では50分位かかるとのこと。

 

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伊那方面、雲海が広がります。

仙塩尾根方面って高い山がないんですよね、森が広がる樹海エリアって感じがします。

 

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北岳山頂は登山客で賑わっている模様、現在地は北岳の西側斜面のため日陰です。

 

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標高が3,100mを越えているので、息が上がりやすいです。

心拍が上がりすぎないように牛歩で進む。

 

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間ノ岳方面が見えました、最高の景色だ……。

やはり朝日を北岳山頂で迎えてみたい、そう思います。

あと画面奥の間ノ岳手前、中白根から朝日を待ち受ける北岳とかが見たい。

 

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南アルプスのシルエットの向こう側には雲海が広がる。 

 

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少し上ると北岳肩の小屋と甲斐駒、そしてその奥に八ヶ岳が見えるようになりました。

北岳山頂側から北側を眺めるとこういう景色なんですね。

朝の騒がしい雲の模様が美しい。 

 

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仙丈ヶ岳にかぶさっていた雲もはけて、きっと山頂からは雲が間近に見えていい景色。

登山者の方々が続々と登ってきます。

 

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岩稜が続く北岳、山頂まではあともう少しです。

台形型の山頂にはすでに数人の登頂者がいる模様、そしてこの景色……。

日本二位の頂と、日本最高峰のコラボレーションです。

 

画面左の岩に登れれば、そこでポージングを決めて記念撮影したいところです。

 

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午前5時35分、北岳山頂到着。

北岳の山頂に到着しました、日本二位の高所を満喫しましょう。

ようやくこのブログでも北岳に来ることができました、大満足です。

 

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日が昇る途中である5時台、北岳の影は影富士を作り出していました。

山の形が富士山型でなくても影富士ってできるんですよね、不思議です。

 

3.日本二位の山、日本の尾根を歩く。

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北岳の標高は3,193m、富士山よりは全然標高が低い山ではありますが、空気は薄い。

高所になれてない人がいきなり来ると高山病で気分が悪くなってしまいます。

2018年はたくさん山登りをしていたおかげか、高山病の症状はなく快適でした。

 

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快晴の北岳山頂です、ダッフィーも満足してくれるでしょう。

 

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北岳山頂は広いです、のびのびとした山頂からまずは富士を眺めます。

「富士山を眺めることができる、日本で一番高い場所だな」

様々な登山ブログ、そして山頂でつぶやかれたであろう定番の言葉をとりあえずつぶやく。

 

しかし、ここで注目すべきは北岳から見る富士山の景色ではありません。

 

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間ノ岳方面、北岳山荘方面の展望は王者の稜線です。

迫力と魅力を兼ね備えたビューティフルウォークラインが目の前に伸びていきます。

いいんですか、こんなに素敵な稜線を快晴の中で歩いていいんですか?

 

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「むむ、良いんです!」とサッカー解説者の川平さんの真似をしながら稜線を下ります。

北岳からの下りは山の影になるエリアなので日陰です。

小石が敷き詰められていて、ちょっと歩くのが嫌だなって感じの道でした。

 

川平慈英:楽天カードマンのこと、極まれにサッカーの解説をする。

 

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迫りくる北岳山荘、贅の極みを尽くした稜線。

 

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太陽は燦燦と降り注ぎ、曇る気配は今のところありません。

天気がいいうちに間ノ岳まで行きましょう。

 

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The Saiko Kitadake(チョーサイコーキタダケ ベリーナイス!)

思わず変な声が上がりそうな稜線です、晴れの日はここにヘリで乗せてきてほしい。

人生で何度も訪れたい稜線です。

 

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北岳山荘は正面に富士山を見ることができます。

でも朝は北岳か間ノ岳、どちらかの稜線に登ったほうが展望は良いでしょうね。

完全な鞍部にあるので、稜線と山々を撮影したい場合は中白根方面じゃないかな……。

 

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早く歩いてしまうのがもったいなく感じてしまうほど素晴らしい稜線

気が付けばずいぶんとゆっくりと下っていました。


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チョウノスケソウです、人の名前みたいな花ですね。

一瞬花の見た目的にチングルマやキタダケソウの類かなと驚いてしまいました。

 

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山々の合間に富士山。

 

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午前6時30分、北岳山荘到着。

北岳山荘です、本来の目的では一日目は北岳山荘に泊まる予定でした。

ですが結果的には肩の小屋泊まりでよかったかなと思います。

明け方の景色を考えると北岳山荘に泊まった場合は中白根まで歩きたいところでした。

 

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北岳山荘で特に休憩することもないので、そのまま間ノ岳へ向かいます。

バタバタと音を立てて風を測る旗が揺れています。

 

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間ノ岳までは緩やかな上り、ゴツゴツとした岩が続く道。

 

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道沿いの岩は奇麗にどかされているため快適です。

3,000m越えの高山地帯を気持ち良く味わうことが可能です。

 

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抱き合ったようなシルエットの岩、微笑ましい。

 

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ふと振り返ってみた北岳の姿はなんとも立派でした、

こんなに三角形のきれいな山だとは思わず……。

 

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仙丈ヶ岳もすっかり晴れましたね。

 

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間ノ岳まではなかなか遠い、北岳山頂から見たときはそこまで遠く感じないのですが、

それはスケール感がバグっているからです。

実は意外なほどアップダウンを繰り返します、しんどい。

 

4.中白根、北岳のビュースポットはここ!

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午前7時10分、中白根。

北岳と間ノ岳の中間地点である中白根に到着しました。

多くの人にとってただの通過点でしかないこの中白根ですが、

僕はこの辺を歩いているときに北岳側の展望がいい気がしたんですよね。

 

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間ノ岳方面、地面がだだっ広く撮影にはやや落差がないかもしれませんね。

歩く分にはこれくらいの雰囲気が助かりますけども。

 

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中白根から見る富士山、手前の山や雪渓が目立ちます。

 

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行きは北岳のかっこよさに気がつけませんでした、間ノ岳まで進んでいきます。

まだ全然間ノ岳遠いなおい!

 

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中白根周辺から間ノ岳にかけては高山植物の天国です、

ハクサンイチゲやチングルマがたくさん咲いています。

天国かこの稜線……。

 

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ようやく間ノ岳の本体が見えてきました、

画面左からグルリと回り込むような形で登っていきます。

 

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そしてようやくここで北岳側を振り返りました。

「なっなんだこのかっこいい景色はッ!!」

北岳がめちゃくちゃカッコいい三角形、鋭角な山の姿を見せてくれます、

そして稜線の起伏が豊満で……すっげぇ……。

 

これは日が寝ているときに是非撮影したいですね。

 

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間ノ岳まではあと少しなんですけども、なかなかつきません。

 

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道はそこまでわかりにくいわけではないのですが、

細かい岩が多く、ガスの際は道を見失うことは十分に想定されますね。

 

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稜線のちょっと下を歩きます、ここがガレガレ。

 

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ペンキマークがあってもわかりにくいかも、そんな道です。

 

 

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ガレガレの斜面を越えると稜線に復帰します。

 

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目の前に間ノ岳が見えてきました、ここまで来たらあとは登り切るだけですね。

 

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振り返れば北岳のなんと美しいことでしょう、

仙丈ヶ岳は遠く青霞んでいますが、北岳ははっきりしています。

 

これ多分仙丈ヶ岳が空気遠近法で奥になってて、

北岳は手前に出てていい感じになってるよね……?

あとはベストな前景があれば最高でした。

 

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間ノ岳の最後の登りです。


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間ノ岳は本当にでかい、赤石岳とかのレベルででかい山です。

山頂にたどり着くのなんてすぐだろうと思っていました、

ごめんなさい全然たどり着けません。

 

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ようやっと人の声が聞こえて、山頂にたどり着いたなと言う気持ちに。

 

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午前8時00分、間ノ岳到着。

中白根から一時間ほどで間ノ岳に到着しました、いやー、北岳からえらい遠かったですね。

この記事も半分折り返しだと思うしもう5000文字も書いていますが、

残念ながら、1/3がおわりました、すろぉもぉしょん。

「嘘だろ……?!」

 

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間ノ岳からの眺望を見てみましょう、南側に農鳥岳です、頭だけ見えています。

あそこまでどうやって行くのかと言われれば、

この先一回数百メートル降って登り返す、です。

農鳥岳の奥、空気遠近法で青霞んでいるのが悪沢岳です。

 

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ダッフィーは無事間ノ岳に到着しました、南ア南部だよ、来週は向こうに行こうねダッフィー。

 

5.間ノ岳、南アルプスの大いなる世界を俯瞰する山

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間ノ岳の景色は最高です、北岳よりも個人的には好きです。

南アルプスのど真ん中にいるというのを強く感じられるのは、

北に北岳、南に農鳥、塩見岳、悪沢岳と前後の景色に恵まれているからでしょうか?

 

北側は北岳まではクリアに見えて、その先の仙丈ヶ岳や甲斐駒が青霞むので、

美しく豪華な奥行きが形成されているのも理由かも。

 

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シンボルでいうと富士山ですね、

ただ富士山はあまりにもシンボルなのですぐに見飽きてしまうかも……。

間ノ岳から富士山側はだだっ広く開けております。

 

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富士山は登ったことがあるため、あんまり気を張って再び登りに行く気がしません……。

こうして眺めるのが好きだな……。

 

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伊那側です、中央アルプスの稜線が雲の向こう側に見えます、

あちらも天気は良さそうですね。


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南部の景色はこれと言ってシンボルに恵まれているわけでもなく、

撮れ高がありそうな気はしません、ですが、とにかく広い。

 

南アルプスの壮大な世界と言うには南部の景色です、

農鳥岳から奥の隔絶された世界に目をやれば、誰だって向こうに行きたくなりません?

 

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塩見岳、悪沢岳、まだあの向こうに赤石岳、聖岳、光岳、

そして池口岳などが控えているわけです、広すぎかよ。

 

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農鳥岳ですがよく見てみましょう、

山頂付近いいなぁ……平で歩いていて楽しそうな景色が広がっています。

 

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富士山に向かって歩く登山者がカッコいい、なぜ望遠を持ってないんだ僕は。

 

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北岳方面は言うことなし、ただの絶景ですね。

 

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北岳よりも奥にあるのに山のサイズがほぼ変わらない仙丈ヶ岳、

南アルプスの山ってやっぱり大きいですよね。

森も深いですし、水の山というのも理解できます。

 

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この稜線トレイルの景色がいいので、

こちら側の何処かに北岳を夕方とかに撮影するスポットがあると思う。

 

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間ノ岳で僕以外の方でぬいぐるみを持っている方がいらっしゃいました、フクロウだ……。

 

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ちょっと農鳥岳側を見るために先に進んでみましょう。

間ノ岳から一歩踏み出すとまた違った景色が見えますね。

 

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登山道脇から覗き込んでみたのですが……、遥か下方に小屋が見えます。

ウケケケまでは見えないな、でもあれが噂の農鳥小屋か。

今回は日付的に向こうまで行くことができません、

そして2018年はまだこのとき大門沢の登山道が一部開通していなかったんですね。

 

それでも歩いていく人はいたんですけども……、

僕は当時小屋の人にピストンをオススメされていたので引き返すことにしました。

 

6.天国のトレイル、南から見る北岳は男前

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農鳥小屋と農鳥岳はまたの機会です、さて、北岳まで戻って広河原へ下山しましょう。

すっかり日も高くなって午前中の爽やかな光が差し込むようになりました、

カンカン照りといった感じで景色のコントラストがとても強いです。

 

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「何を撮っても適正露出ならナチュラルカラーハーモニーでんがな!」

浮かれたまま稜線を引き返していきます。

 

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近づくにつれて鋭角な姿を増す北岳。

 

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下りのときは道が見やすくなっていて、迷うことはないなこれはという感じです。

上りは結構心配な場所もあったんですけど、上から見るとまぁわかりやすい。

 

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仙丈ヶ岳や甲斐駒を眺めながら花と砂礫の道を進みます。

 

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間ノ岳よさようなら、また来ます……。

とりあえずしばらくはまず歩いてないアルプスの道を埋めますけども。

 

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北岳が超かっこいいなと思ったのはここです。

中白根から少し進んだところなんですけど、

山と山が重なったこの景色が僕なハートにジャストミートです。

うーん、でもここだと手前が白いから光が寝てると前景がうるさくなりそうですね。

 

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因みに脇に目をやるとお花畑カール。

 

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ぐわーっと北岳に迫る線遠近法を彷彿とさせる巨大な景色です、本当に天国のような稜線。

 

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最高だなと思って歩いていたら

なんと足元からモクモクと雲が上がってきてしまいました……う、嘘ぴょん……ッ!

これでは稜線がガスに覆われるのも時間の問題です。

 

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日が上がりきったため、ハクサンイチゲなどが満開の状態になりました、

日差しを浴びたハクサンイチゲの白さは心が洗われるぜ……。

 

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そんな花が奈落の底まで続きます、奈落の底っていうかカールの底。

 

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黙々と迫りくる雲のことを考えると、富士山もこれで見納めでしょう、グッバイ富士。

 

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着々と山梨県から雲が上がってきます。

後少し間ノ岳に来るのが遅れていたらと思うと、……本当に良かったです。

 

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午前9時25分、中白根。

中白根はスルーします、雲が上がってきてそれどころではありません。

 

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北岳山荘に雲がかかっています。

マジかー、これは北岳山頂はガスかなと思わせる雲の追い上げっぷり。


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夏山の特徴はこの朝が終わればすぐに稜線にガスがかかるということでしょうか、

本当に夏の晴れ間は短い。

なので、泊まって朝にかけるしかないのです。

 

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仙丈ヶ岳は北岳よりも西にあるので、

甲府から雲が上がって来た場合しばらく猶予があります。

 

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北岳山荘に雲が、山頂につく頃には僕はガスの中ですかね……。

 

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太陽をさんさんと浴びたお花畑も見納めかなと思い、頑張って撮影。

 

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北岳山荘に戻ってきました、小屋の方々が何やら外でいろいろと仕事中。

今日は荷揚げがあるのかヘリがひっきりなしに飛んでいます。

 

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小屋でバッチを買うのを忘れていたので、バッチを購入させていただきました。

話を聞けば今週はまだシーズン前でガラガラでしたよとのこと、

北岳に来るのにいい季節はやっぱりこのへんなのかなー。


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北岳を登って肩の小屋に帰りましょう、下から見上げる北岳はかなり急です。

行きは下りだったので問題なかったんですけど、帰りはなかなか辛そう。

 

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バタバタバタバタバタとけたたましい音が聞こえるので上を見てみるとヘリが。

物資を運んだヘリは北岳山荘に向かって飛んでいきました。

 

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あれに乗れば下のヘリポートまですぐなんだよなぁ……。

夏の飯豊山とか大雪山の稜線にヘリで運んでほしいと毎回思う。

 

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北岳に登ります、雲が出てきて空の表情は豊かになりました。

その代わりに日が昇り順光バリバリの景色が目に痛い。

 

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北岳の肩の小屋側はハクサンイチゲ畑、

栽培しているのだろうかというくらいハクサンイチゲが咲いています。

北岳周辺ではここが一番ハクサンイチゲが群生していました。

 

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シオガマとイワベンケイですね、シオガマにはいろんな種類があるのですが、

個人的には早池峰山でみたシオガマが一番好きです。

 

www.redsugar.red

 

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荷物をほとんどおいてきているというのに、登り返しが辛い。

これが南アルプス、標高3,000mの世界、息がすぐに上がっちゃいます。

 

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階段がやっぱり地味にきついんですよね、ゆっくりと登らないと簡単に心臓がドキドキします。

 

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往路は下りだったので本当に楽だったのですが、復路は本当に辛い。

 

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分岐点までやってきました、早く降りる方法はあるのですが。

この時期は草滑り以外は使えませんし、何より装備が肩の小屋です。

北岳山頂を経由して肩の小屋に帰りましょう。

 

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細かい石が足元にまとわりつく北岳山頂直下、一直線に青空に向かって登る。

南アルプスって岩が脆いイメージなんですけども、ここも結構ひどいな。

 

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振り返れば北岳から間ノ岳の稜線に今にもガスがかかろうとしていました、半分青い。

稜線を境に完全に天候が違うといった感じですね。

 

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稜線に覆いかぶさるように雲が登ってくる。

既に北岳山荘は日陰に入ってしまった。


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登りきったと思ってからも北岳は長い、間ノ岳から見ると鋭角な三角形の山でした

しかし、実際に登ると山頂は平で登りきってから山頂まで少し距離があります。

 

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肩の小屋に宿泊していた方々の帰りの列ですね、稜線は多くの登山者で賑わっていました。

 

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仙丈ヶ岳にも雲が迫っていますね、あっちは西側から雲が湧き上がっているのか……。

 

7.下山開始、晴れた稜線にさよなら

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午前11時10分、北岳山頂に帰還。

ガスに責め立てられている北岳に帰ってきました、まだだ、まだ青空は俺の真上にある!!

 

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そういえば三角点タッチしてませんでした。

これするときとしないときは完全に気分になってます。

ここに三角点を運ぶのにもドラマがあったんだろうなぁ……。

 

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装備ですが、間ノ岳まではバルトロの内側に入っているこちらのサブザックを利用していました。

グレゴリーのバルトロには取り外し可能なサブザックがついていて、

アタック用に水と携行品を入れて歩くことができます。

僕はカメラ2台と三脚を入れて歩いていました、

重量的には5キロくらいでしたが、無事耐えれました。

 

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行動食は2018年はずっとドライパイン、そしてドライマンゴーでした。

このブログでは何度も登場するドライフルーツ、僕は特にパインがおすすめです。

 

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この北岳登山ではヴァンガードのVEO2 264CBを使っていました、

軽量で持ち運びに優れつつ、保持力も高い三脚です。

D850に単焦点であれば保持ができますが、ズームレンズをつけると無理です。

 

また、強風に対しての防御力は低いです。

フォーサーズの軽量なミラーレスやコンデジをお使いの方ならきっと使いやすいと感じる三脚なはず。

 

※現在REDSUGARはGITZOのシステマティック4型三脚を使用しています(重量約5キロ)

GITZO 三脚 脚のみ システマティック三脚 5型4段ロング カーボン GT5543LS
 

 

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休憩を済ませて北岳から下山しようと思って下を覗き込むと……、ガスガスやんけ。

 

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幸せな稜線に別れを告げて、ガスガスの樹林へと帰りましょう。

 

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少しガスがかかった北岳の下り道、太陽の光が雲で拡散されて景色が明るい。

まるでソフトフィルタを使ったような景色が肉眼の前に広がります。

「これは目に悪そう……、眩しい……」

 

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北岳から肩の小屋までは下りでも地味に一時間近くかかります。

 

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急いで降ると小石で滑って転倒しそうなので、ゆっくりと降る。

 

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ガスがモクモクと、光が拡散して直射日光が指すよりも明るい。

肩の小屋方面から続々と登山者も上がってきます。

 

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登山者と下山者が入り乱れる肩の小屋付近、小山でやっぱりちょっと遠いな。

 

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午後12時10分、北岳肩の小屋。

肩の小屋に帰ってくる頃には空はガスで包まれていました。

かろうじて上空に青空が広がり、それを頼りにしてヘリが荷物を運び上げます。

 

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「ヘリが来るからすぐに小屋に入って!」と言われ

小屋の中でヘリが荷物を運ぶのを見ていましたが、埃がすごい!

 

あたり一面粉塵が舞い上がり、とんでもないことになっていました。

僕のザックは外に置かれていたのですが、

ドラム缶の脇にあったにもかかわらず細かい粉塵できれいに汚れておりしたとさ……トホホ。

 

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ザックの汚れを落として、パッキングをやり直したら下山再開です。

あとはもう白根御池まで降りるだけなのですが、

重量装備で下り数時間という膝に恐ろしいダメージが蓄積するため速度はそんなにあげられません。

膝に矢を受けてしまってな状態では下山できなくなります。

 

膝に矢を受ける:西洋で作られるファンタジー系のゲームによく登場するセリフ。

一線を退いた老人などが大体これに当てはまる、

若かりし頃勇敢ではあったが膝に矢を受けた結果現役を引退せざるを得なくなるというもの。

ちなみにこれが一番顕著なのがThe Elder Scrolls V: Skyrim、あまりによく聞くので

この世界の衛兵みんな膝に矢を受けているのか?と思わせてくれる。


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当たり前ですけど稜線の下山は見通しがいいです、遠くまでよく見える。

「先は長いな!」

 

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仙丈ヶ岳も山頂付近は駄目です。

麓は晴れているんだけど稜線がねーっていうパターンに入りました。

 

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草滑りを下山します、急な道なので下山はゆっくり歩きましょう。

 

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もはや完全なガス、曇の山と変わらない。

風がなくて湿った空気があたりに沈殿しているといった状況、

息苦しくなりそうな生ぬるい空気が肌にまとわりつきます。

 

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花で溢れた登山道は行きも晴れず、帰りも晴れずという残念なことになってしまいました。

 

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晴れていれば大変綺麗な花畑が見れるんでしょうけども、残念です。

 

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曇は曇でお花のクローズアップや霧を含んだ景色を撮影すればいいのですが、

このときの僕はまだ霧の中での撮影に頭が切り替わらず、花ばかり撮っていました。

 

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草滑りは登りが急で、足元が悪いところもありましたね。

帰りはそれを淡々と下っていくわけです。

 

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無心で降ります、写真の枚数は少ないんですけども、ここは本当に長い。

下りなのにどれくらい僕は歩いたんだろうという気持ちになります。

 

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草滑りの下山はたった数枚の写真で終わりですが、それくらい辛かったので……。

長いし、暑いし、荷物重いし……、膝が笑っています。

 

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御池まで降りてきました、もうクタクタです。

写真数枚で終わってしまう草滑りですが、実際はかなり大変で、

御池に降りてくる頃には足の裏と膝がじんわりと暖かくなっていました。

 

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午後1時45分、白根御池小屋。

下山の人々でにぎわう白根御池小屋に到着しました。

登りの方は時間的にあんまり見受けられません。

皆さん朝の景色を見てご満悦なのか、お昼ご飯を食べながら思い出に浸っていました。

 

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「すいません、ソフトクリームを一つ……」

もう我慢なりません、ソフトクリームをここでむしゃむしゃと食べます。

あと2時間以上下山に時間を使わなくてはならないので、ここで補給しましょう。

 

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水を飲んでいると小屋の従業員が慌てて森の中に駆け込んでいきました。

どうやら水の源泉で何かあったらしく、ポンプで水が引き上げられていないとか。

トイレの水が流せなくなるという非常に困った事態に。

 

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幸い帰りの水は確保していたので、僕はそのまま下山を続けることにしました。

どこの沢から水をくみ上げているんだろう?

 

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下山は飽きとの戦いでした、荷物は重いし、暑いし。

全然樹林は終わらないし、歩き始めて30分もたてば自然と飽きます。

 

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早く広河原に行きたいので、休憩をすることなく下山します。

草滑りでだいぶ膝が温まり、脳もトランス状態だったんでしょう。

 

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階段が出てきたらもうゴール地点は大分近い、写真数枚なのにその一枚一枚の間に

30分とか1時間という時間が圧縮されています、下山のレポートは怖いですね。

 

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広河原まであと20分の場所までやってきました。

下まで来たら日が照っている状態、気温もうなぎ登りです。

これ以上暑くなって脱水したらもう体が馬鹿になっちゃうよぉ。

 

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ふらふらと吸い込まれるように下山していきます、川の音や人の話し声が聞こえるので

広河原山荘がすぐそこってことですね。

 

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午後3時40分、広河原山荘。

広河原にほぼついたといっていいでしょう、自動販売機が置いてあるような

いわば文明のある所に僕はたどり着いたのです。

良かったもうこれ以上歩かなくていいんだねパトラッシュ。

 

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登山の際に飲んだすっきりしたトマトを下山でもいただきます。

「し、しみる……! トマトの持つ塩分、甘み、それが身体にしみこんでくる!!」

栄養が足りていない下山時の体のほうが吸収が良く、

トマトジュースが甘露のように感じられました。

 

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橋を渡り、北岳登山道とお別れです。

空を見上げるとすごい青空なのがお分かりいただけるだろうか?

これが夏山ですね、稜線だけもうすぐにガスっちゃうんです。

 

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午後3時50分、広河原。

下山完了です、広河原に到着しました……。

荷物を置いて洗面所でタオルを濡らして顔を洗ったり。

バスのチケットを買うとすぐにバス出ますよということで、休む間もなく駆け込みました。

 

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午後4時30分発のバスに乗り込み、奈良田へと向かいます。

 

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午後5時25分、奈良田駐車場。

広河原からバスに揺られること約1時間、奈良田に到着しました。

バスの中では気を失うように寝てしまったようで、駐車場に着くころには

元気いっぱいになっておりました、良く寝たわい。

 

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バルトロを車にボーンと積み込み、北岳間ノ岳登山終了です!

後は温泉に入って、ご飯を食べて帰りましょう!

 

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帰りの温泉は奈良田の里温泉に入ることにしました。

奈良田の里温泉の営業時間は夏季は午前9時~午後7時まで、

今回はぎりぎりは入れるかなという感じ。

 

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駐車場から少し歩きます。

まだ梅雨真っただ中の7月1日、アジサイがきれいに咲いています。

 

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ちょっと道端の支柱が個性的で恐怖感をあおるような独特なセンスを感じますが

まぁこういうのも登山の楽しみですね、奥多摩とかよくわかんない芸術的な

陶芸作品が下山後に現れることもあるし、ここもそんな感じでしょう。

 

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こちらが源泉かけ流し、奈良田の里温泉です。

 

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山間のあるため日没も早く、たどり着くころには薄暗くなってしまっていました。

入浴料金は大人一名550円です。

 

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女帝の湯……、なんという甘美な響きだ。

期待に胸を膨らませて入ってみれば、立派な木風呂が用意されており

源泉かけ流しのあったかいお湯で汗を流しさっぱりとすることができました。

奈良田の温泉ということで、北岳登山の帰りに是非お立ち寄りください。

 

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下山後はコカ・コーラと考えていたのですが、なんとコーラがない。

なので三ツ矢サイダーを購入、喉に炭酸が効くぜ……。

 

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奈良田を出発した僕は見延市内のあまんどうへ、スタミナ丼が有名なお店で

下山後→お肉という鉄板のコースを楽しみたい方にはお勧めです。

 

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こちらがスタミナ丼、すた丼をほうふつとさせますが

タレがしっかりと聞いていて、野菜もシャキシャキしていて歯ごたえが良かったです。

 

あまんどう名物のスタミナ丼を楽しんだ僕は、

中央道をひた走り一路埼玉を目指すのでした……。

 

8.まとめ

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南アルプス登山編、北岳間ノ岳編いかがでしたでしょうか?

二日目は快晴の空に恵まれ、本当に気持ちのいい空の元、縦走することができました。

南アルプスの特徴でもある山の大きさというものを十二分に感じ、

豊富な花々や山らしい山の景色を思う存分楽しむことができたと思います。

 

また、定番のショットである北岳から山荘と間ノ岳を望む景色なども

バッチリ収めることができました。


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間ノ岳はそこに至るまでの稜線が素晴らしい山です。

振り返り仰ぎ見る北岳の姿は南アルプス最高峰としての威厳をいかんなく発揮しています。

天を指す鋭角で凛々しい見た目に思わず感嘆の声が出ることでしょう。

 

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日本二位と三位の高峰からは常に一位の姿を追うことができます。

南アルプス、日本の最高峰と常にともにある大山脈。

その北部にある北岳は多くの登山者が訪れる定番スポット。

快晴の中、その魅力を思う存分味わうことができる登山を楽しむことができました……。

 

体力が非常に問われる北岳ですが、若いころから登っておきたい山だなと思います。

展望間違いなしの山なので、この夏是非多くの人に歩いてもらいたいと思いました。

 

人生最高の山は続く。

 

北岳の地図はこちら

アルペンガイド10 南アルプス (ヤマケイ・アルペンガイド)

アルペンガイド10 南アルプス (ヤマケイ・アルペンガイド)

 

 

この登山で役に立った装備

スノーピーク(snow peak) トレック 900 SCS-008

スノーピーク(snow peak) トレック 900 SCS-008

 

コッヘルですが、お湯を沸かす、ご飯を食べる以外に

身体を拭くためのお湯を沸かす、という側面があります。

コッヘルでお湯を沸かして、そこに手拭いを沈めて体を拭うとあら不思議。

大分身体がすっきりするので泊り登山の際にはお勧めしたい!

 

Black Diamond(ブラックダイヤモンド) トレイル BD82328

Black Diamond(ブラックダイヤモンド) トレイル BD82328

 

テント装備の場合ストックがないとかなりきついと思います。

当時僕はモンベルのアルパインポールを使用していましたが、ストックがなければ

山を登り切ることはできなかったでしょう……。

 

VEO2で過ごした2018年でした、装備自体が軽量となる

マイクロフォーサーズのミラーレスシステムなどの場合はこのVEO2三脚は

とても力になってくれると思います。

フルサイズ一眼?フルサイズミラーレス? システマティックを買ってください。