2022年8月14日、栃木は日光にあるご神体の山「日光男体山」を歩いてきました。
関東で登山をやる方にとってはお馴染みの、大人気の登山スポットで標高は2,486mとなります。
夏場はめっきり熱くなった日本、登山をしていると7月8月はアルプスや北海道に行きたい、でも休みが……天気が……!というときにお勧めなのが日光の山々。
関東にいれば直前まで高速が繋がっているアクセスの良さ、標高約2,500mという「上まで行けばちゃんと涼しい」という環境であることを含め、夏場に登山行きたいけどちょうどいい山が……そうだ男体山行こうかな。
といった感じでチョイスしても受け入れてくれる懐の広さがあります。
気軽に選ぶこともできるアクセスの良さですが、男体山はご神体の山。
日光二荒山神社の鳥居をくぐり山頂を目指して入山すればピリッとした空気と、登り一辺倒の男らしい道が続く厳しい山でもあります。
標高差が1,000m以上ある山なので、アクセスも良く人気だからといってなめてかかると大変な目に合ってしまうところは要注意。
今回は二荒山神社から定番の参道ルートをピストンで歩き、下山後は湯ノ湖の温泉寺へと向かう自走ルートで楽しみます。悩ましい夏の日帰り登山の一幕に男体山はいかがですか?
リゾートでもある日光、現代の都市と表裏一体になった秘境の今を感じる一日が始まる。
日光男体山日帰り登山の概要
二荒山神社から登る男体山
2022年8月14日午前6時50分、二荒山神社中宮。
おはようございますRedsugarでございます。本日は真夏の男体山登山日帰りということでやってきました二荒山神社、神社前の駐車場に車を止めて早速登山開始です。
今回は自走できたのですが、やっぱり栃木に入るとみるんですね……餃子人間。
久々にやってきた男体山ですが、夏季シーズンが始まると二荒山神社から登拝という形で登ることが可能になります。
男体山を歩くのは毎回夏の後半、上部まで移動すると紅葉の始まり……秋を感じれる時期に歩いていますね。今回もお盆なんだけど……少しだけ秋の気配を感じることが出来ました。山は気が早い。
二荒山神社ではまず登山のためのお守りを購入する必要がありますが…、その前に見てほしいのは立派な境内の中。
日光といえば様々な観光名所がある場所だけど、男体山の麓の二荒山神社もじっくりと見て楽しめる場所です。
日光修験は勝道上人が開山ということですが、修験道の本をいろいろ読み解くと昔の日本の神仏の扱い方、そのあとの廃仏毀釈などの捉え方を改められるのが面白い所でもあります。
男体山に登ります、ということで登拝料金を支払うとこのようなお守りを頂くことが出来ます。
登山お守りとしてザックの中にスッと入れて登山開始です。
登山対象の山にお守りがある場合は買ってしまうのが人の性、おかげで初詣の際にあまりお守りを買わなくなってしまった。
午前7時00分、一合目出発。
二荒山神社と書かれた立派な鳥居をくぐると登山スタート。
早朝のひんやりとした大気が、境内の中の影響かさらに冷たく研ぎ澄まされる。
登拝門をくぐればそこは男体山登山道、ご神体に刻まれた道を一直線に登ります。
というわけで一合目からスタートです、10合目まで一応チェックポイントが用意されていますが……一個一個紹介していくと長くなるので今回はざっくりとやっていきます。
男体山を登ると記憶に残るのが鳥居のある四合目、瀧尾神社がある八合目、あと山頂。といった感じなのでそこでコースタイムを見ていきますね。
先ず1合目を越えたらササが生い茂る山肌に一直線に刻まれた登山道をひたすら登ります。
午前7時55分、四合目石鳥居。
神社裏は人の手によって管理されていたのか巨木が目立つ森が広がっているんですが、それを登って一度車道に出た後、さらに登り続けると本格的な登山道の入り口である白い鳥居「四合目」が見えてきます。
ここから先はノンストップ大直登、ここでしっかりと栄養補給するといいですよ。男体山はマジで足を削りに来るからね!
鳥居を越えると男体山の容赦ない男らしいのぼりがスタートします。男体山は火山なので転がってる石や岩を見ると、火山岩で表面が非常にザラザラしているものがあります。
人気の山だけど高尾山みたいに手は入ってなくて、結構一生懸命足を上げて登る道が延々続きます。
五合目あたりに差し掛かると気の早い紅葉を見ることが出来ました。
日光は北関東エリアだけど標高が1,200m級の場所だし、男体山は2,400m級ということで季節が少し早く進むのか。
いや、まだお盆なんだが……?という突っ込みはある。
Redsugarは最近毎年秋が忙しくて、紅葉のアルプスとか紅葉の高山とは縁がないんですよねー……。秋が一番登山楽しい時期だと思うから、もっと秋に力を入れたいなぁ。
日光の特徴はとにかくササ、ていうか群馬栃木あたりの山は基本「ササがすげぇ」という感じなんですけど、男体山もその山肌はササに覆われています。真みどりに覆われた山肌にポツンと、たまーに現れる特徴溢れる光景を眺めながら徐々に標高を上げていく。ここでポイントなのは、男体山は登り一辺倒なので調子に乗って速度を上げすぎない。
静かな森の道を登り続ける男体山
午前8時30分、男体山六合目。
六合目付近までやってくると木々は細くなりはじめ、地面の様子が少し変わってきます。
山頂に行けば行くほど火山らしい赤土の雰囲気が出てくるけど、この辺りは針葉樹の落ち葉の影響もあって黒っぽいけどなんか脆い、そんな地面が続きます。
地面が脆いので結構人の手が入っていて、土嚢で道を頑張って保護するような場所が結構現れる。
登山道の保全努力によって我々安全に登れています……補修作業してくれる方々、本当にありがとう。
標高を上げてササの姿が消えてきたら地衣類とキノコが目立つようになってきました。
初めて男体山登った時、モミタケが生えていて……隣を歩いていたおじいちゃんがめっちゃ喜んでそれを採取していたのを思い出した。シロマツタケというらしいが、美味しかったんだろうか?
六合目から先は森の雰囲気が最高に良いエリアだと思う。奥秩父的な静かさと神妙な雰囲気が漂うのだが、基本九十九折の登山道、斜度が結構あるんだよなー。
男体山は二荒山神社の奥宮であったり百名山であったり、アクセスがいいっていうこともあって登山者の数は多い山。その影響もあって地面に顔を出した岩の表面はゴムソールで磨かれていたり、地面自体も洗堀され滑りやすくなっている。
幸いなことに似たような状況の至仏山のような蛇紋岩が少ないのでツルッツルな場所はないけど、朝露で湿った岩とかは油断すると滑っちゃうよね。
八合目の手前は大きな岩が積み重なった直登エリア、みんな頑張って登れーと眺めながら下で待機。人がいなくなったらスススッと登るのがお勧めなポイント。
人気がある男体山は登山慣れしてない人が多いこともある山、この日も家族連れの方々がこの場所を登る時ちょっと苦戦してた。大きな石の間に細かい石が敷き詰められたような足場があって、そういうのが意外に滑ったり、下に石が飛んできたりするから間隔を開けるといいと思う。
午前9時35分、八合目瀧尾神社。
四合目の鳥居を越えて登り一辺倒の登山道に挑み続けた登山者の方々が山頂を前に休むおすすめポイントの一つが八合目の瀧尾神社なのかなぁと思います。
社の前にスペースがありここで一旦補給を入れるのがお勧めです、ここから先も登りが続くんですけど結構体力が削られていると思うんですよね。
ここから先は大きな岩をまたぐような道は少なくなるんですけど、きれいな坂道を登り続ける地味に体力削る道が出現します。
そして山頂手前は富士山的な、火山特有のなんか足元ゆるくて歩きにくいとなるので、ここで休んでおくのが良いよ……。
八合目付近から眺望もよくなります、日光から南……足尾の山と関東平野の向こう側に富士山が見える!
山頂が近づいてくると登山道の様子もだいぶ変わりましたね、足元は踏み固められてるけど左右はちょっとふわっふわ。
崩れやすい足元を登山道整備の方々が必死に修繕してくれている、というのが見ただけで分かる道が続くのが九合目です。ここなー……整ってるんだけど結構な斜度の道なんで調子乗るとめちゃくちゃ息切れするんだよなぁ。
シラビソコメツガな雰囲気に満ち溢れた九合目、これを過ぎれば山頂エリア。
この九合目の目印からほどなくして一気に展望が良くなります。
山頂が近づき、風雨の影響か火山性の大地の影響か、一気に森の木々の背丈は低くなり周りの山々を見渡せるようになりました。まず歩いていて最初に目に飛んでくるのは西側にある関東以北最高峰の日光白根山。
それはそうと今日あんまり天気よくないな……、もっと晴れろ晴れろ晴れろ!
男体山山頂は火山らしい大地が広がる
九合目を越えて山頂直下、ボロボロ崩れる火山性の足元に難儀しながら登り続けた登山者の目の前に広がるのは中禅寺湖を一望する景色です。男体山直下には中禅寺湖なんですが、その奥の禿げた山は足尾の山々の一角である中倉山。
あの山は足尾銅山の煙害の影響を受けて山肌が修復不可能な状況となり、21世紀の今でも崩落を続けているという場所です。中倉山の木々が失われた斜面の直下にある松木渓谷は日本のグランドキャニオンという売り文句で紹介されます。
そんな中倉山の少し右上にあるボコッと飛び出た山が足尾のクレイジー百名山「皇海山」です。
栃木の名産品である苺「スカイベリー」の名前の元にもなっていますが、全然優しくない厳しい山。
登ってから7年くらい経つけど未だに再訪したいという気持ちが一切わかない、山深くて今歩けば色々発見があるはずなんだろうけど、過去歩いた際のつらすぎる記憶のせいで魅力よりもつらい気持ちが勝ってしまうのよね。
山頂直下はこんな感じの道が続きます、めっちゃ雰囲気変わったでしょ?
場所によっては一歩登って半歩ずり下がる。
荒涼とした大地はRedsugarの好物なので、こういう場所に生きる木々を見かけたらすかさず撮影してしまいます。
男体山上部までやってくると地面は完全に火山。周辺の日光白根山、女峰山、太郎山ともまた違う土の質が特徴的です。真っ赤な赤土やら真っ黒で炭の様な色をした地面の層が出現。地理に詳しい人に解説されながら歩けば楽しいのだろうなと、ブラタモリが好きなRedsugarは思うのでした。
大きな岩の上には修験者が立てたであろう碑が立ててあります、どうやって運び上げたんだろう。
岩の懐には登山者たちが詰め込んでいったであろう小石がぎゅっと詰められていた。ケルンを摘んだり、小石を積むといった行為は賽の河原やマニ車に似ていて、どこか救いの方向を眺める困窮した思いを感じてしまう。
午前10時45分、男体山山頂。
赤土の斜面を登っていくと二荒山神社奥宮へ到着します。これが男体山の山頂で、山頂には地面に刺さった大太刀や牧草地、太郎山神社と色々見どころがあります。
男体山最高地点はあの刀が刺さっている場所。奥社から眺めると男体山山頂というのはこういう感じになっている。
標高2,400m後半ということもあり、涼しい空気が汗を乾かしてくれる。
男体山名物の大太刀は元々鉄製だったのですが、2012年に折れたということで現在はステンレス製になっています。
Redsugarが登山を始めたころにはすでにステンレス製だったなぁ……。
余りに特徴的な男体山山頂、象徴的な記号故にSNS映えするということもあり誰しもが何かポーズをとりたくなる。
天に向かってそそり立つ男体山の大太刀、本当に立派。角度によっては空に同化して見えなくなることもあるが、日本刀って本来そんな感じで「景色に同化して見えなくなる瞬間があって捉えづらい」ものらしい。
登山者がいなくなる瞬間を見計らって一枚自撮りしてみたが、男体山はひっきりなしに登山者の方がやってくるので自撮りは難しい。さすが人気の山だなと改めて思いました。
山頂から見える特徴的な山々はいくつかあります。道中見えた中倉山、皇海山は中禅寺湖側に行けばもちろん見えます。男体山山頂は南北に少し長く、志津乗越方面へ向かうルート側からは日光白根山、太郎山が良く見えます。
女峰山も見えるけど、山塊っぽく見えてあまり記号的ではない。白根山と太郎山が一番の見どころ。
刀のある場所から少し志津乗越側へ場所を移すと草原地帯が広がっていて、広ささえ担保されていれば高層湿原にでもなっていただろう雰囲気を感じさせてくれる。
ザックを降ろして中くらいの岩の上に腰を下ろして行動食休憩。最近は心に余裕のある日帰り登山の際は、登山初期のようにコンビニで買ったお茶や水と行動食で歩いている。ハイドレーションを使うと心の雰囲気が一気に変わってしまって超前のめりになったりするので……。
草原の草を素手でサラサラと撫でてその感触を確かめたり。山頂の風雨にさらされて枯れた躯を投げ出したままの細木の幹を握ってみたり。鼻から山の空気を吸い込んでーとはまた別の、普段忘れている触覚的な自然との触れ合いを意識して楽しんだ気がする。
子供と遊んでいるとき公園の砂場は苦手で触れないんだけど、男体山山頂に広がるざらざらとした軽石のような砂はいつまでも触っていたくなるような感触があった。
男体山山頂の南側に行くと太郎山神社と書かれた社がある場所がある。
勝道上人が最初に登頂し男体山を開山したとされていますが、あのポイント付近でそれ以前の遺物が発掘されているらしい。確かに麓に中禅寺湖を見渡す絶好のスポット、人ならざる何かと交信するには「そこしかない」という感じがした。
続々と登山者が登頂してきてあっという間に山頂は賑やかに。この記事の最初でもふれましたが公共交通機関で来た場合はお昼くらいに登頂できるんですよね。今日は天気がだんだん好転するという、公共交通機関で来ていたほうがむしろ良かったかもしれない天気だったこともあり、皆さん喜んでました。
日光男体山といえば……忘れていました。二荒山大神の像が大変立派です。
日本の神々ってこのイメージだよなぁ……、大台ケ原でも神武天皇像を見たときに思いましたが。日本人の神の時代を記号化するとまさにこれ!といった感じがする。
この記号性の高さを逆手に取ったみすず学苑はすげぇなと感心する。
午後12時30分、下山開始。
山頂で1時間以上時間を使ったのは本当に久々でした。草木を触ってたら時間が過ぎていた……。
いくら山頂といえどもじりじりと上昇する気温がきつくなってきたので、下山することにしましょう。
下山したら温泉寺で汗を流して、湯ノ湖でソフトクリーム食べて帰るんだ……
ピストンで二荒山神社へ下山
男体山は山頂まで一直線に上る山、ということは下山も一直線です。登山に慣れてない人だと男体山はこの下山が一番きついかもしれない。靴と足って登山ではとても大事なんですけど、男体山みたいな常に地面に斜度がついているような場所で下りとなると、足が靴の中で前に移動しているのでつま先が靴に当って痛くなる。
登山靴はソールが滑らないということ以上に下山で足が痛くならないような工夫がたくさんされている。
降り一辺倒で歩く男体山、かなり「無心」になってしまいます。男体山は何度か歩いているけど、下山時は心が無になる……。
登りの時に斜度がきついなーと思って見ていた場所ですが、下りになると中禅寺湖の見晴らしがいい場所になっていますね。岩のサイズが大きく調子乗って速度上げると痛い目見る場所なんで、慎重に降りる必要がありますが……景色は良い。
まだお盆だというのに気が早い色づき、山の季節は本当に早い。
ていうか山って基本的に寒いからなぁ……、温かい時期が本当に少ないと思う。
午後2時00分、四合目石鳥居。
山頂を出発して四合目まで1時間半程度で降りてしまいました、登りの半分くらいで本当に歩けてしまった気がする。
午後2時50分、二荒山神社境内。
四合目から道草的に写真を撮ったりしていたら1時間もかかってしまいました。四合目の鳥居からこの二荒山神社までは普通に歩けば30分かからない程度で降りれるので安心してください。
いや、下りの森の雰囲気が良くって……。
下山後は二荒山神社の前を走る国道120号線を渡って中禅寺湖の湖畔を見に来たり……。男体山の下山後に悩むのはどこで風呂に入るのか。中禅寺湖周辺のホテルの日帰りを使うのもいいのだが、自走で来ているならやはり湯ノ湖まで足を延ばして湯元温泉が良いのではないかと思う。
というわけでやってきたのは湯元温泉にある温泉寺、車で大体20分程度で到着することが出来ます。
登山の場合は午後に湯ノ湖に向かうということもあり渋滞とは無縁、ガラガラの道を進んで温泉街に到着。温泉寺の駐車場に車を停めて、シャワーがなく硫黄臭が漂うお湯だけの荒々しい風呂で汗を流しました……もう最高だね。
風呂を上がるとお茶菓子を一つもらえたのも幸い、休憩所で涼みながら横になるとスッと寝てしまいそうなくらい心地よかった。
温泉寺から帰るついでに必ず立ち寄ってしまうのがこの源泉、日光湯元の源泉がある沼地なんだが標高1,480m地点付近でもあるため山の中の湿原っぽい雰囲気がある。ぼこぼことお湯が沸く地面を観光気分で歩いていたら、そのまま湯ノ湖周辺を観光したくなってしまった。
ビジターセンター来たことないなぁ、入ってみたらいろんな動物のはく製や置物、地産の民芸品が置いてあった。
子供たちの夏の思い出作りに湯ノ湖は良い場所なんじゃ……?と思うが、この周辺結構宿がいい値段するからなぁ。
山岳用のテントで全員寝るとか家族が嫌がるのでうちではできそうにない。
湯ノ湖のビジターセンターから湖へ足を延ばすと当日限定の苺ソフトクリームが売っていた。
滅茶苦茶売り込みされるので一つ買ってみたら……とんでもないサイズのソフトクリームで驚いた。
お味は大変おいしいのですが、量が多すぎてその日のおなかの調子がこれ以後おかしくなるのではないかとびくびくするレベルでしたね……。
奥日光といえるこの場所は日光よりもさらに時間の流れがゆっくりとしている。
都会と田舎の体感的な時間の速度には明確な差があるかと思う、このリゾート地に来るときに如実にそれを感じる。
日帰り登山だと僕はまだ都市の時間で生きているが、泊りの登山だと時間の感覚がどんどん山に合わさるあの感覚がリゾートではそれがむき出しで転がっている感じがする。そこにいる人たちの余暇を楽しむような所作がそれを感じさせるのか、みんなのそうであってほしい願いが空間を捻じ曲げてるんじゃないかと想像してしまう。
湯ノ湖を後にいろは坂ダウンヒルを越えて東北道を目指すRedsugarですが、もうおなかがすいて限界でした。
日光で何か食べないとやばい、絶対渋滞しているいろは坂が辛すぎる!!!
というわけで「ラーメン屋敷」という絶対観光客向けのラーメン屋に来たのですが、メニューが中々攻めていて家康ラーメンとか忍者ラーメンとか……なんか面白いものが多かったです。
忍者ラーメン頼んだらすげぇデカい海苔で丼が蓋されていた、味は美味しい。見かけだけではなくてよかった。
ラーメンを食べた後に気が付いたのですが、Redsugarは日光男体山のピンバッジを持っていません。ていうかどこで売ってるんだ??ということに気が付いたのですが、麓のお土産屋さんに行くと普通に売ってました。
山小屋がない山の場合バッジがどこにあるのか困ることがあるけど、意外にも男体山もそういう山だった。
現地アルコールとしては日光いろはビールを購入。これねー……ちょっと正直高めだと思う。プレミアムって書いてあるけど値段もプレイミアムだったと思う。
お土産ビールとピンバッジ購入後、渋滞するいろは坂のダウンヒルで「オキテ破りの地元走り!!はこの辺かな……」といったことを考えていたとさ。
さて、帰宅後早速ビールを開けてみたんですが……感想としてはクラフトビールっぽさが爆発したビール、濃厚だなっていう感想と同時に癖なく飲みやすいものでした。後味もほぼないため、飲んだ瞬間の「あ、いいビール飲んでる」っていう感覚だけが味わえる。ちょっとお値段はお高いのでこれくらいは、これくらいの飲み味は当然だろ!と思っちゃうのが残念なところですね……。プレミアムな一杯でした。
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