2020年6月27日、栃木県北西部は奥日光にある天上の楽園「鬼怒沼山」へ登ってきました、標高は2、141mで高層湿原と登山口の奥鬼怒温泉が有名な山です。
奥鬼怒温泉郷といえば登山ブログで大体出てくる「秘境の温泉宿」として知っている人もいるんじゃないでしょうか。
栃木県奥鬼怒温泉郷は本当に山深い所にあり、栃木県県道23号線をひた走り川俣温泉を目指し、川俣温泉からさらに林道を抜けて女夫渕温泉跡地からは登山道を徒歩で歩き1時間強といったところにある場所です。
宿泊者以外は歩いていかないとたどり着けないという関東有数の秘湯ですね。
鬼怒沼山はそんな奥鬼怒温泉郷に登山口を構える標高2,100m級の山。
山頂稜線部分は群馬県との県境となっていますが、鬼怒沼山の群馬県側には何があるかというと……尾瀬があります。
栃木エリアの山ではあるのですが、鬼怒沼山のシンボルともいえる鬼怒沼湿原は尾瀬といって良いような景観が漂います。特に湿原の奥地からは燧ヶ岳の景観が良く「あれ、俺尾瀬に来たんだっけ?」と錯覚してしまうくらい。
日光エリアの最西部にありながら、尾瀬の雰囲気を携える鬼怒沼山。
奥深い森を登り切った先にはワタスゲがフワフワと浮かぶ湿原と燧ヶ岳の景色、下山すれば奥鬼怒温泉郷が待っています。
日帰りだと結構な距離を歩くこととなりますが、6月行く場所に迷ったら是非ここはお勧めしたい山の一つです!
鬼怒沼山日帰り登山の概要
女夫渕から奥鬼怒温泉郷へ
2020年6月27日午前5時50分、女夫渕温泉へ向かう道中。
おはようございます、Redsugarです。
鬼怒沼山を目指して駐車場へとひた走っているのですが、遠い……遠すぎる!!
栃木県といえば埼玉県のお隣、北関東エリアだからそんなに時間かかんないように思える、だがしかし!!
宇都宮から北とか日光より西側なんて言うのは場所によってはもはや尾瀬、もはや福島県といってもいい場所が多いわけで、今回の向かう奥鬼怒温泉郷も秘境といっていいような場所なわけです。
山王峠の北側なんだけど高速を降りてからがかなり遠い!
午前6時30分、女夫渕公衆便所前。
鬼怒沼山の登山口は実質二回あります。一つ目の登山口は奥鬼怒温泉郷の入り口となる女夫渕バス停、ここから徒歩で2時間かけて奥鬼怒温泉郷へと向かいます。鬼怒沼山の登山口は日光澤温泉となるので、登山開始はここから2時間後……。
登山開始のプレイボールが二回できるね、お得じゃん?
ちなみに、こちらの公衆トイレですがそんなにきれいなトイレじゃないのがちょっと悲しい。
駐車場を出発すると、こちらのゲート付きの立派な橋が現れます。ここから先のスーパー林道は温泉事業者だけが通れる感じ。
午前6時35分、奥鬼怒歩道入り口。
橋を渡ってすぐこちらの奥鬼怒歩道と呼ばれる「登山者専用入り口」が現れます。
温泉宿泊者以外は全員こちらの道を歩くってことです。
6月後半、むわっとした湿気が身体にまとわりつく中プレイボールの合図が鳴り響く。登山開始です。
奥鬼怒温泉郷は温泉地なんですがそこまでたどり着くには普通に結構きつめの登山をこなす必要があります。
スニーカーとかで来ると涙目になるんじゃないかこれは
オープニング直後に登場するこの看板、最初の目的地は日光澤温泉ですが距離にして約4.5㎞!
登山をする前にここまで歩かされる山もそうそうないよね。
ちなみに手白澤温泉は少し離れたところにあるので今回訪れることはありません、が……、ここ人気の温泉地だからいってみたいなとは思う。
看板のすぐ後にはこちらの大橋を渡る、ここまでは楽ちん。
まだ早朝、木漏れ日もまばらにしか差し込んでこない谷底を進んでいきます。
日光澤温泉を目指して進んでいきますが、登山道のすぐそばを鬼怒川上流の清流がザーザーと音を立てて流れています。
この辺渓流釣りで有名なのか釣り人とすれ違うことが多かった……。
鬼怒川温泉の名前にもなっている鬼怒川、栃木で一番有名な川の名前なんじゃないかと思うけど源流は今日登る鬼怒沼にあります。登山道中に見えるこの辺の渓流は鬼怒川の上流地域ってことになるかな。
日光澤温泉までは小さな滝や渓流が沢山あって、それらを眺めているだけでいい感じに時間が過ぎて行ってしまう。
温泉地までは遊歩道と言いつつも完全な登山道、平たい感じで登っているという感覚はあんまりない。
道中は温泉客か登山客か、積み石が至る所に見られました。
奇麗に整備されている温泉登山道なんですがいかんせんちょっと長い。僕のような鬼怒沼山登山者からするとこのエリアは早く抜けてしまいたいという気持ちになる。温泉宿泊客にとってはかなり楽しいというか、リフレッシュになる道であることは間違いない。
雰囲気としては中禅寺湖湖畔の森に似ていて、歩いている雰囲気はかなり良いのがこの辺の特徴です。
紅葉時期に来るとすさまじく気持ちがいいんだろうなと思います。
奥鬼怒温泉郷までを案内する看板は結構立派で、往来の激しい観光遊歩道なんだなっていうのを実感させてくれる。
午前8時10分、八丁の湯。
登山開始から1時間強で八丁の湯が現れてきました、僕の場合撮影しながらだから遅いんだけど足の速い人なら1時間くらいでここまで到着するかな。奥鬼怒温泉郷では一番アクセスがいい場所にある八丁の湯。
ログハウス風の造りが特徴的で、おしゃれな雰囲気が一番醸し出されていた宿だと思いました。
八丁の湯を過ぎると鬼怒川も少し様子を変えて、白い石が削られて滑らかになった川底が目立つようになる。
山奥の清流にやってきたっていう感じが強くなってきたねぇ。
午前8時20分、加仁湯。
八丁の湯から10分ほど奥地に入るといきなり旅館が現れます。玄関前には非常に立派な足湯もあるこの旅館は加仁湯。
「THE 旅館」っていう雰囲気が凄い強くて、送迎のマイクロバスが止まっていたりここだけ山奥な感じがしない。
Redsugar的には加仁湯が一番宿泊したい温泉だなと思いました。
午前8時30分、日光澤温泉。
加仁湯からさらに奥地に進むと鬼怒沼山の登山口でもある日光澤温泉が現れます。
ちなみにその手前には手白澤温泉への分岐が現れます、その昔登山ブログ界隈で宿泊競争が起こった手白澤温泉。
日光白根山から金精峠を介して繋がる根名草山へと向かうことが出来るので、泊まりに行くなら登山とセットで楽しみたいところです。
日光澤温泉は山小屋っていう雰囲気がすごく強い旅館です。手前の加仁湯や八丁の湯に比べるとみていて「なんか既視感がすごく強い」といった感想を覚えます。驚くべきことに日帰り入浴営業をやっているので、鬼怒沼山登山に風呂に入って帰ることが出来ます。
いや、そんなんならそのまま泊まっていきたいよ!と思う方も多いでしょう。
連休がとれないとか、家族都合で日帰りしかできないといった人にすごく優しい日光澤温泉、僕も鬼怒沼山+日光澤温泉というセットを実践するために今日やってきたもんね。
日光澤温泉の登山口では蛇口から水がジャバジャバ流れ続けていて、天然水の補給が可能です。
登山届の提出もこちらで可能となっています。登山口へと入ると日光澤温泉の客室から干された布団が。
梅雨の合間の晴れ間をうまく登山に当てることが出来たなっていう気持ちがわいてきた。
日光の森を越えて湿原を目指す
奥鬼怒温泉郷と鬼怒沼山を繋ぐ橋、これを渡れば本格登山の開始です!
ここからが正真正銘のプレイボール!
奥鬼怒温泉郷から先は標高も上がりまだ新緑が芽吹く森の中へ、栃木の奥地といった森の中を進んでいきますよ。
鬼怒川沿いに登っていくので吊橋が多い鬼怒沼山登山道、これが一応往路最後の橋。
つづら折りの登山道へ差し掛かる、最初の目的地はオロオソロシの滝展望台になる。
午前9時20分、オロオソロシの滝。
オソロシイ滝みたいな名前の変な滝の名前ですよね、どんなものが見れるんだろうと期待したんですけども……。
何も見えないんだけど!?
滝の流れる音はしっかりと聞こえるのですが何も、何も見えません。上部に滝っぽいものが見えるのと、木々の境目みたいのはなんとなくわかるから奥に滝があるんだろうなっていう所までは想定できるんだけど……。
こう……なんていうかな、登山者が想像するぶわぁーーーっ!っていう滝は見えません、残念!
ネームドの滝ということでめちゃくちゃ期待したんですけどね、全然見えなかったということで木を取り直して登山再開です。ここから先はもう鬼怒沼山まで奥日光の山っていう雰囲気の登山道をひたすら上ります。
栃木県の奥地というか、日光奥地の山は独特の雰囲気があります。植生の雰囲気は奥秩父を連想させる部分もあるのですが、なんというか湿り気がないというか、乾いた笹の葉音が響き渡るような独特な世界観があります。
この鬼怒沼山から西は群馬県、尾瀬と隣接しているし山頂は尾瀬っぽいのですが登山道中の雰囲気はやはり日光の山が近い。
標高も上がり新緑が目立つようになってくると同時に、ゴロゴロと巨大な石が積みあがった枯れ沢が現れます。
鬼怒川の源流は鬼怒沼というわけだけど、このあたりの枯れ沢も雨が降れば水であふれかえるのかな??
この鬼怒沼山の驚くべきところは道の整備具合、僕の記憶の中にある日光白根山湯元温泉コースなどと比べると遥かに良く整備されています。三百名山ですらないのに階段や木道が非常にしっかりと作られていて本当にびっくり。
マイナーというほどマイナーな山ではないけども、整備具合も素晴らしく満場一致でお勧めできるハイキングスポットですよこいつは……!
標高を上げていくと苔むした岩や木々が目立つ登山道となってくる。
全くもって展望は無い登山道なんだけども、時折日光白根山らしき山が頭だけのぞかせているのがわかる。根名草山の稜線の向こう側に日光白根山の頭だけ見えているっていう感じかな?
今日は天気がいいので向こう側はめちゃくちゃ人が多いんだろうな……。
晴れた日の日光白根山山頂の混雑っぷりは中々すごいものがあります。個人的には前白根山から見る山頂が美しいので、白根山でゆっくりするときは前白根山をお勧めしたい。
苔が生き生きとする6月、鬼怒沼山上部も苔がいい雰囲気なんですが~めっちゃ暑いのでカラッと乾燥していました、残念!
鬼怒沼湿原、ここは栃木の尾瀬
午前10時45分、鬼怒沼湿原。
階段を越えた先は木道がずいぶんとしっかりされた登山道が続きました、もう最後だけこんなに歩きやすいなんてテンション上がっちゃう!と心が浮足立つような道でした。
そんな道を進み続けるといきなり目の前に公園ライクな超牧歌的高層湿原が姿を現します。
ここまで登山だったのに、鬼怒沼の看板を見た瞬間観光地に来たような気分になった。それくらいここの空気感は穏やかです。
奥鬼怒国有林最奥の湿原「鬼怒沼」は日本一高所にある高層湿原だそうです。大小50近い池塘から構成されていて高山植物の宝庫ということですが、6月下旬という時期であればワタスゲがメインとなります。
あと写真にも写ってるけどコバイケイソウが沢山、上手く当たり年に巡り合えれば奇麗な景色が見れそうです。
鬼怒沼は雰囲気的には田代山に似てるなと思う、花の数は向こうのほうがちょっと上かな?
鬼怒沼の良い所は穏やかな雰囲気にあるでしょうね、やっぱり登山客が圧倒的に少ないから静かですもん。
タイミングを合わせていたこともありちょうどワタスゲがフワフワと咲く時期、やったぜ。
入り口付近はワタスゲの量はそんなに多くはないんだけど、湿原全体ではワタスゲが至る所に咲いているので全然満足は出来ました。
鬼怒沼湿原を一直線に横切る木道、ここだけ尾瀬の香りがするぜ……。
というかこの山を挟んで群馬方面は大清水へ向かうということで、実際に尾瀬なんだよね。
鬼怒沼山の山頂は尾瀬エリアの東端ともいえるんじゃないだろうか、ここだけ雰囲気が栃木っぽくないもんね。
鬼怒沼は到着までが大変です、だけどここには本当に穏やかな時間が流れている……。登山をやっていて癒されるのはこういう湿原とかに流れるゆったりとした時間、全てを忘れさせてくれる……。
あと日光白根山がかっこよく見えるのが良い、鬼怒沼山から見ると富士山っぽい形がとても奇麗。
男体山もびっくりの日光富士な形してるな……。
鬼怒沼は大小50の池塘があるということですが、大きいものは本当に大きい、そして結構水深があるのでドボンすると多分ひどい目に合います。木道から落ちないように本当に気を付けて進まないとね。
日光白根山に見守られながら鬼怒沼湿原を満喫、奥へ進むとワタスゲがだんだんと増えてきて思わず顔もにやけてしまう。
ワタスゲは全然十分、もうあたり一面ポンポンポーーンッ!とワタスゲ咲いてて気持ちが良すぎる。
この湿原だけ見れば田代山と錯覚するのではないだろうか。そんなことないか、日光白根山見えるし……。
ワタスゲがフワフワと揺れる鬼怒沼湿原を横断し尾瀬方面を目指しますが、日光白根山がかっこよいので栃木県側ばっかり見ちゃう。
今日のベストショットはこれだね!と言わんばかりの一枚がとれました。鬼怒沼湿原といえばこんな景色といった感じ。
ワタスゲと湿原と日光白根山が鬼怒沼湿原の特徴かなと思う、白根山を間近に眺めれる唯一の高層湿原ですからね。
鬼怒沼湿原の西端までやってくると目の前には燧ヶ岳が姿を現します、しかもかなり近い!
これもう尾瀬じゃん、ここ尾瀬じゃん。
午前11時40分、鬼怒沼山避難小屋。
鬼怒沼山に登るということで山頂に向かいますがここで注意点、鬼怒沼山の山頂は展望が全くない不遇の山頂です。
しかも鬼怒沼湿原から少し距離があります……。
ちなみに、道中鬼怒沼山避難小屋がありますが、鬼怒沼湿原で撮影したーい!とか、尾瀬まで駆け抜けたーい!とかいう人には需要があるんでしょうかね。
鬼怒沼山山頂までの道のりは奥秩父、もしくは北八ヶ岳ですと言ってもいいようなシラビソの森が続く。
午後12時10分、鬼怒沼山山頂。
鬼怒沼山山頂まで避難小屋から30分……、しかも結構アップダウンした先にありましたこいつ。
正直鬼怒沼山は登んなくても良くない?良くないかい?と2度くらい聞いても良いような場所にあります、道もめっちゃか細いんだよなぁ……。
トレースがなぜか薄いんですここ、縦走路側はしっかりしてるんだけど……。山頂は本当に人気ないんだろうな。
山頂からは表日光の山々がかろうじて見えるが、本当に辛うじて見えるっていう程度。
これは展望ゼロといって差し支えない。
鬼怒沼山山頂に落胆し戻ってきたころには雲が結構モクモクと湧き上がってきてしまいました。
往路で思う存分写真を撮っておいてよかったと思う。登山してて思うのは本当に「シャッターチャンスはその瞬間」です。
ピストンだからあとで撮ろうと思っても、光の条件が変わってしまうのでそのタイミングで得た感覚を後で再現することは二度とできません。
陽光が燦燦と降り注ぐワタスゲと湿原を往路で撮影しておいて本当に良かったで……マジで。
日光澤温泉、秘境の名湯を味わう!
さて、鬼怒沼山の下山に取り掛かりますがこの山……下山は驚くほど速かったです!
というのも登りでは中々苦戦した木道や階段ですが下山では逆に有利に働いてくれるんですね、おかげですごい速度で下山することが出来ちゃいましたよ。
午後3時10分、日光澤温泉入浴。
鬼怒沼山山頂から実に2時間ほどで日光澤温泉に入浴していました、下山がいかに早く済ませれるか伝わっただろうか?
今日の必達目標の一つであった日光澤温泉入浴、浴槽が二つあって硫黄の香りがプンプンの下湯、単純温泉的な上湯の二つとしましょう、もちろん最初は下の温泉でがっつりと硫黄泉をこれでもかというくらい浴びるのが良いです。
硫黄を満喫したらこちらの温泉であとはゆっくりと旅の疲れを癒します。入浴中に宿からおじさんたちが出てきて一緒に入ることとなったのですが……、聞けば本日宿泊で明日鬼怒沼山に登るらしい、宿泊だなんてなんて羨ましいんだ……!
登山道の状態や山頂の景色の情報交換をしたのち、風呂上がりのバヤリースをいただいて下山準備を固めます。
午後3時55分、日光澤温泉出発。
いい温泉でした……、20分くらいで上がろうかなと思ってたんだけど長居してしまい、出発するころには16時近い時刻になっていました。これは駐車場に到着するころには日没の危険性があります。
日光澤温泉の柴犬ちゃんにあいさつをして下山開始と行きます!
汗も拭いさっぱりとしたRedsugarはパワー全開です、下山ですが100%中の100%と言っていいでしょう。
加仁湯の通り過ぎた際は浴衣姿で足湯を楽しむ人々に羨望の眼差しを向けることもありましたが、心を鬼にして下山するしかありません。
あれ羨ましいなー。このあとめちゃくちゃ飯食うんだろうな……。
太陽はすでにこの谷筋の温泉街に差し込むことはありません、あとは日没が先か、俺が下山するのが先か。
そんなことを考えながら渓流の写真を長秒で撮影しながら下山を進めます。
撮影している暇はないんだけどやっちゃうんだよな……
帰りはもう気が抜けてます、100%中の100%で絞り開放状態で駐車場を目指して歩き続けます。
最近のおすすめは下山は絞り開放固定で歩くこと、登りは適宜変更するけど、下山はもうなんか固定で気楽に。
結果最初の橋まで結構な速度で戻れてしまってですね……、渓流を撮影する余裕が生まれてしまったのです。
というか、後ろから続々と釣り人が帰り支度をして通っていくような状態だったので、気持ちに余裕が出来てしまい三脚をスッと持ち出してしまいました。
先ほどまで鬼怒沼にあった水も時間をかけて鬼怒川を流れる川の水となり、太平洋へと注いでいくんですね……。
というか利根川に合流するので結構我が家の近くまで流れてくるっていうのが驚きです。
柏や筑波に住んでたら結構この山ドラマチックよ、目の前流れている川の源流の湿原見れるんだもの。
午後5時35分、女夫渕駐車場にて下山完了。
明るいうちに駐車場に帰ってくることが出来ました、でも時刻的には17時を過ぎているので時期的には6月じゃないとこの登山は出来なかったかなという印象。秋口とかになっちゃうと日没が早いので、出発を午前4時とかにしないとこの山厳しいかも。
下山してきてみると車がまばらになっていたので宿泊客が結構帰ったようです、登山客がメインかと思ってたんだけど温泉客も多いんだなと感心しました。
一応風呂入っちゃったというこの鬼怒沼山、帰り道は結構涼しくてあんまり汗をかかなかったこともあり家まで風呂入らなくてもいいかなという気持ちになっちゃいましたよ。
女夫渕駐車場にはダイドーの自販機があったので一応コーラで祝杯。家族に帰宅時間の連絡をして、この栃木県の奥地である川俣温泉エリアを出発し一路東北道を目指して東へ東へと車を走らせるのでした……。
帰りの下道が本当に長かったです、ちなみにナビによっては霧降高原を経由するルートが案内されるかもしれません。僕のおすすめは圧倒的に鬼怒川温泉がある121号線を使うルートです、遠回りでも絶対に121号線経由で帰ったほうがいいです……。
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