2022年5月29日、栃木県日光の女峰山を登ってきました。標高は2,483mで日光三山の一つとなります。
男体山、女峰山、太郎山という3つの山の中では一番登るのが大変な山かなというのが率直な感想です。
これまで男体山と太郎山は歩きましたが、前評判通り女峰山が一番きつかったことは間違いありません。
女峰山といえば日光東照宮から登る標高差1,700mの非常にスパルタなルートがあるのですが……、カジュアルハイカーなRedsugarでは一番らくちんな霧降高原スタートのピストンで歩くことにしました。
赤薙山を経由して女峰山へとたどり着くこのコースですが、なんといっても開幕の超ロングロング階段が出鼻を挫いてきます。その後、赤薙山まで楽しい登り道が続きますが、そこから先はアップダウンを繰り返して女峰山へとたどり着くことに。
二百名山にも数えられる女峰山はどこから登っても厳しい一座、三山のお母さん担当は母は強しを地で行く大変な山でした。
新緑シーズンに歩く女峰山、ロングコースを辿る初夏の登山です。
女峰山霧降高原コースの概要
キスゲ平園地の階段から始まる女峰山
2022年5月29日午前6時20分、霧降高原。
おはようございます、Redsugarでございます。
日光三山最難関女峰山を登るためにやってきました霧降高原。どこから登っても厳しいと聞く女峰山……、一番楽なルートである赤薙山経由であっても10時間近い登山時間が必要となるハードな山です。
近年の関東といえば6月から10月くらいまで暑いのなんの……、日光といえども夏はちょっと暑い、暑すぎる。
登山の時間も長いため、下山は夕方になるということを考えると天候が安定していて涼しい春に登るのはお勧めと言えるはず。というわけで本日は春の女峰山を登ります。
強敵女峰山に備えて軽量装備でやってきたRedsugar、幌尻岳レベルとは言わないが苦労するのは間違いない。
なんたって最初の階段で心を一回折られるんだろうし。
女峰山最初のハートブレイクポイントはキスゲ平園地から小丸山までの階段にある。
地図で見ても「Q地点」まで見所が滅茶苦茶あるのがわかるだろうか、あそこまで階段が続くんだぜ……。
というわけでスタート地点より階段を登り始める、最初は新緑美しいのんびりとした森の中を階段を利用して登っていくのだが、先が見えないからさ……気が楽なんだわ。
階段を渡っていくと現れる狂気の景色、天国への階段かこれはと突っ込みたくなる。これがオープニングということは、本日ピストンなのでエンディングにこれを降りるというわけだ、膝がおかしくなっちまうんじゃないかとブルっちまうぜ。
天空回廊の名は伊達じゃない。
スタート地点の駐車場から結構階段を登った後に現れる天空回廊の階段を必死に登ります。
途中に色々と見所はあるみたいなんだけどさ、いちいちそれらを楽しんでいると女峰山にたどり着けなくなっちゃうから、登ることに集中して行きますよ。
小丸山を目指して登る間にいろんな見所があって、夏になってニッコウキスゲが咲く時期になると奇麗な景色が広がっているんだろうなと思えるような場所が沢山ある。
北側に見える特徴的な山は釈迦ヶ岳(高原山)で、手前のダムは粟山ダムになる。
小丸山展望台を過ぎると一直線に続いた天空回廊の階段は終わり、斜面に取り付けられた階段の先には登山道が続く。
ここまで来ると新緑も疎らで、春の訪れを待つ標高1,500m以上の世界へと突入する。
実際歩いてみるとここまでそんなに大変ではないんだけど、記事を書くために写真を眺めているだけで乳酸がドバドバ出そうな気持になる。
午前7時20分、小丸山。
展望台から少し歩くとこんな感じの登山道を上がって小丸山というポイントに到着します。意外にこの道歩きにくく、下山の時ここから階段降りるまで地味に大変だな……と思いながら登っていました。足元が地味に安定していないのと、斜度が少しきつめなので登るの大変なんだよね。
目の前のピークが赤薙山らしい、笹に覆われた斜面が日光の山っぽく感じてしまう。日本全国稜線付近が笹の場所は多いと思うのだが、関東で登っていると特に赤城、日光周辺は笹の印象が強い。
高原山方面の景色は特徴的、周りに日光や那須があるからパッとしないけど……あの山もシロヤシオ含めすごく楽しい場所なんですよ。
さらに山の麓周辺は避暑地、リゾート的な発展を遂げていて謎にお洒落な飲食店が多いよね。
先にスタートした女峰山を目指す人々を追いかけていく。最初からつらいとわかっている山あるあるなんだけど、歩いている人たちが基本的に登山慣れしていて体力的に強者であることが多い。女峰山も例にもれずみんな歩きなれてるんだろうなという感じだった。北アルプスでも白馬岳のテント場と、朝日小屋のテント場だと幕営しているテントの種類が全然違ったりしたけど、あんな感じ。
午前8時20分、赤薙山。
とんがったピークまで中々急斜面が続いたので写真が全然残っていなかった、結構必死に登っていたんだと思う。
新緑や悪夢的景色である栃木県特有の指導標を眺めながら赤薙山に到着。
赤薙山神社の祠が祭られていた。山の名前がそのまま作神社は結構珍しくない?と思い調べたら少彦名命(スクナビコナ)を祭っている神社で、日光二荒山神社の摂社(サブの神様を祭るような感じ)らしい。
日光は男体山の大国主命を中心に日光連山八峰にそれぞれ社があるようです。こういうの全部登るとご利益ありそうだなとか思う。僕は大真名子山小真名子山を登れば一応全部登ったことになるらしい……。
赤薙山の三角点は三等三角点なんだとさ。三等三角点のこの石柱は60㎏近くあるらしい。よくこんなところまで運ぶなぁ……。ちなみに三角点で言うと一等三角点百名山というものが日本にはあります、普通の百名山よりもはるかに難しそうです。
カムエクが入っている時点で俺は無理だ。
赤薙山から女峰山へ至る道
赤薙山山頂は眺望があまりないのですが、木々の隙間から女峰山の山頂が見えます。と、遠い……。
ここから見ると全く別の山だろアレと突っ込みたくなる。
三伏峠から見る塩見岳くらい遠く感じる。
泣き言を言っていても仕方がないので赤薙山から女峰山へと登り始めますが、ここから先はアップダウンです。
赤薙山の標高は約2,000m、女峰山は約2,500mなのでそんなに登らないと思っていたんだが、細かいアップダウンと横に長いコースにメンタルがやられそう。
尾根伝いに歩いていくんだけど、岩と木の根の世界が続く。
日光に森林限界なんて言葉は……男体山と白根山くらいか。女峰山は滅茶苦茶茂ってんだよな、尾根道基本茂ってんだよな。
もりもり茂った尾根道をひたすら進む。
22年タイミングで現役だったモンベルのバーサライトパック30、600gくらいのザックです。
ザック重量が大体800g以下になると身体への負担がとても少なくなるのでお勧めです。
男体山だったらもっと早く山頂に着けそうなのに、といった感じの恨めしい感情がこみ上げてくる。
ここは女峰山、日光三山最強の母の山……、そう一筋縄ではいかないのです。
なんというか日光の稜線は独特の雰囲気があります。登山をしていると各エリアの植生で雰囲気が分かれるんだけど、日光と赤城山あたりは笹だったり稜線地帯の木々の雰囲気が似てるんだよな……。
午前9時10分、奥社跡。
赤薙山神社奥社がかつてあった場所に到着、今は奥社跡として道標が立っているだけになっています。
みんなここで休憩していたんだけど……登山開始から3時間近くが経過しているのにまだ先が長いということで「がんばろうね!」みたいな雰囲気になっていた。
いやー、この印マジできついっす!
赤薙山神社から女峰山に向けてはどんどん道がハードになってくる。赤薙山神社までは割と登山道としてはイージーな部類だったが、赤薙山神社から先はがっつりとした登山道になってくる。
はぁっはぁっ!辛い!
尾根になったら平坦になるし、でもそこから少し下ったらまたがたがたな登りが来るし、みたいな感じが繰り返される女峰山。
ヤハズというポイントに到着するもあたりに景色は無し、ここから少し進むと女峰山の眺望ポイントが現れる。
こう見るとぐるりと回りこんで女峰山なのである。ち、畜生まだまだ遠いじゃないかとヤハズ付近であなたも思うはず。
午前10時00分、一里ヶ曽根。
赤薙山神社奥社跡から1時間ほどで到着した一里ヶ曽根、ここまで来てようやく女峰山山頂まであと少しだ!(あと1時間以上はある)という実感を持てるようになる。ていうか奥社からこの一里曽根までが結構つらい、ガタガタとした道を頑張って歩いてきたのだが帰りはめんどくせーなという気持ちが湧き上がるだろう。
一里ヶ曽根は360度の眺望を得ることが出来る、女峰山にたどり着く前にあたりを見回すにはここが最適だと思う。
一里ヶ曽根周辺はハイマツ等の低木がメイン、足元は比較的安定しているが強風が吹き荒れるコンディションの場合はここから先が大分きついだろうなという感じだった。そういう意味でも天候が安定している5月に歩くのはお勧めなんじゃないですかね、と思う。
女峰山周辺は崖が崩れた景色が多い、雲竜渓谷もそうだけど……。
女峰山山頂手前のガタガタ具合を見るに結構つらそうだ……、というか一里ヶ曽根からも少し下って鞍部にたどり着いてからの登りとなる。母はただでは登らせてくれないのだ、試練をかましてくる。
日光連山のお父さん(男体山)はすごい優しい山なんだけどな……。
枯れ木が立ちならぶ鞍部まで降りてくると残雪が残っていた。お椀状に緩やかにカーブを描く道を歩き続けると女峰山本体へのラストアプローチ地点「水場」へ。
女峰山はコースタイムが長いわりに水場が一つしかございません。そらそうよ、稜線をずっと歩くんだから……。
鳥海山の鉾立コース的な雰囲気がありますので、夏場の灼熱状態ではかなり体力が削られるんじゃないでしょうか。
この水場、かなり細くて夏場は枯れるのでは?と心配になるような感じだった。
女峰山まであと一歩という所で崩落地帯が現れる、危険マークが出ているのはここから山頂手前くらい。
女峰山山頂を良く眺めることが出来る眺望地点があるのですが、時期的に山肌に残った残雪が印象的に見えていました。
崩落地点はこんな感じ、登山道わきがこんな感じになっているので落ちないようにね。
さて、ここから先が女峰山の核心部ともいうような虎ロープ地帯になるんですけど……いうほど危なくはなかった。
尾根道が少し細く、切り立っているのは注意かなと。
先行する登山者たちが上がっていく斜面はモロモロと崩れやすい石と土で構成されている、男体山山頂付近のあの火山っぽい地面を脆くしたような感じというとわかるだろうか。
結構急なのと、上を歩いている人が力強く地面を蹴ると小石が落ちてきてしまう。なのでちょっと距離をとりながら登ることに専念してよじ登る。
斜面を登り切ると抜群の眺望。遠くに見えるのは会津駒ヶ岳の稜線とかでしょうかね。すんげー横に長い……。
実際は会津駒ヶ岳~窓明山とかが連なっているんだと思うけど……。
栃木を越えて福島に入るとまだまだ冬山なんだなと思わされる5月末の山。
山頂までは緩やかな登りなんだけどヴィクトリーロードというにはちょっと地味。
何よりも山頂に着いた後にもう一仕事イケてしまうという事実が待っているのが女峰山なのだ。
あともう少し!あともう少しだから!5月の2,400mの地味な景色に囲まれた稜線を辿っていく。あたりを見回せば抜群の景色が広がるが……女峰山という中々厳しい山を登ってきた後のご褒美としてはやや地味な景色であることは致し方ない。
日光の稜線から拝む景色は確かにちょっと地味なのである。
残雪が残る登山道を登り切るとそこは山頂。というか最後は稜線歩きというか洗堀された展望ゼロのハイマツトンネルをくぐっての登頂となった。くそー、やはり母は厳しい。スパルタである。
女峰山到着、そして帝釈山へ
午前11時15分、女峰山山頂。
ようやっと到着した女峰山山頂、スタートから約5時間ほどが経過しているのでびっくり。体感時間としては途中ヤバいくらい長く感じたがトータルではそこまで長いとは思っていなかった。だがしっかりと登り5時間程度の時間が経過していた。
山頂でのんびりとしていたんだけど、ここで僕は見つけてはいけないものを見つけてしまう。
行動食をもぐもぐと口に頬張りながら……、俺は見つけてしまったんだ。
もうちょっと楽しくなる場所を!!
女峰山の山頂部はハイマツが生い茂っているわけだが、目の前には男体山と大真名子山が見える。まるで小真名子山が隣にあるのでポンポンポンと三兄弟のように似たような形の山が並んでいることになりますね。
これが日光連山八峰のちょうど真ん中にある3つの山、女峰山からの景色はこの3座+太郎山がハイライトになります。
男体山から女峰山を眺めた時よりも、女峰山からその他を眺めたときのほうがそれぞれの存在感をよりはっきりと感じられるのは確かだ。
小真名子山と太郎山の向こう側に見えるのは日光白根山、関東以北最高峰の大人気登山スポットである。
5月後半はまだ冬枯れした状況なんだろうなと思える景色が見える……。日光白根山の向こう側に見えるのは尾瀬の山々、あちらも稜線は真っ白です。
「帝釈山まで往復しても2時間程度だから今ならいけるんじゃないかな」と話すベテラン風のおじさんと会話となったRedsugar。せっかくここまでやってきた女峰山、Redsugarの心得である「いつもよりもちょっと奥まで歩いてみる」を考えるとですね、せっかく来たんだから帝釈山まで行ってみようという気持ちになりました。
ここで帝釈山に行かなかったら、この先行く機会を失いそうな気がしたから。
女峰山から帝釈山までの区間は結構痩せた稜線を歩くことになる、そして岩場も多く写真のように全身を使って登る場所があったりします。写真二枚目の裏女山あたりが特に厳しいかもしれない。
でもこの帝釈山までの道のりを選択したからこそ、普通は見ることが出来ない「西側から見る女峰山」を見ることが出来ました。西側から見るとスラッと点を指すように尖った山容が特徴的になります。
午後12時15分、帝釈山。
後ろを振り返るたびにこれまで見てきたどの女峰山よりも美し女峰山が目の前にありました、帝釈山まで来るとちょっといいもの見れるなぁと思えた瞬間です。小真名子山と大真名子山を目の前にする帝釈山山頂。
女峰山の山頂よりもさらに尾瀬や福島の山々が近くに見えるようになりました。
女峰山からは難しかった男体山、大真名子、小真名子、日光白根山をフレームに収める記念写真が撮れる場所が帝釈山です。広角があれば太郎山まで入ると思う。こう見ると日光火山群は関東有数のスケール感があります。
目の前のあのアップダウン、意外にも標高差300mくらいしかないと地図に書いてあるけど本当なんだろうか。
大真名子小真名子は縦走を考えるとアップダウンが本当にきつそう……。表日光連山縦走とかを考えると、累積標高がとんでもないことになってしまいそうだ。ていうか志津乗越で絶対に帰ると思う。
小真名子山と太郎山の向こうに日光白根山。太郎山も結構きつい山だった覚えがある……、というかシャクナゲの時期に登ったけど花なんてほとんどなくて、下山後の湯元温泉だけが救いだった覚えがある。
帝釈山から眺める女峰山ですが、東側から見てきた女峰山よりもはるかに風格のある姿です……。この風格は二百名山といわれたらすんなり納得してしまいます。この姿を最初から目標として登れていれば……と思うくらいかっこいい姿をしています。
この姿を見るために登るとなると志津乗越からか……、それはそれで大変だな。
裏女山、帝釈山と女峰山の中間地点にあるこのポイント周辺はちょっと険しい。だけどここから見る女峰山の姿は別格である。登り返しが結構えぐいことがわかる景色でもあるんだけどね……。
午後1時15分、女峰山。
きっちり往復2時間を計上し女峰山へ帰ってきました。帰ってくるころにはにぎやかだった山頂に人影はなく、貸し切り状態の景色が広がる。ていうか最後女峰山山頂直下の登りきつかった……。
キスゲ平園地への下山
やった!人がいなくなったからダッフィーで撮影しておこう!
人前で人形を出すことほど恥ずかしいことはないと思える程度にオッサンになったRedsugarです。ということで山頂ダッフィーを撮影したら下山に移りますが、これが本当に長くてですね……。ピストンコースということで景色にあまり変更はない事もありサラッと書いてしまいます。
まず女峰山山頂から一里ヶ曽根までは快適です、斜度が程よく山頂直下を除き歩きやすい道が広がっているので、ここはぶっちぎりで飛ばして歩けます。
一里ヶ曽根から赤薙山までが精神的に長い、長いのだ……アップダウンはあるし樹林帯なのでとてもつまらない道が続く。
一人で歩くにはかなりしんどい場面が続くのが間違いなくここだろう、なげぇよぉ~と思いながら急ぎ足で下るんだけど、登山時間も8時間を越えてくると中々速度を上げる気にもならないので困る。
奥社跡を越えて、赤薙山までが復路ではめんどくさかった……。登り返しが多いのだ、後半に現れる些細な登り返しほどイラっと来る瞬間はないだろう。普段は温厚なRedsugarさんでもこればっかりは苦虫を嚙み潰したような顔だった。
虎ロープが垂れ下がった崖を一生懸命登り、赤薙山を目指すんだけどさすがにおなかがすいてきた。行動食だけではへとへとになってしまうよこんなの……。
予測はしていたけど下山長いな……、体力的には問題ないけど、とにかく長いという感覚だけが残る。
日光らしい景色だといって登ってきた尾根道が帰り道になって牙をむいてきている……。
午後4時40分、霧降高原下山完了。
赤薙山を過ぎてからもひたすら長かった、いや……この区間が最長だった気すらする。赤薙山から小丸山に出て展望台まで着くまでの下り道だが、下りになると意外に歩きづらいのだ。しかもこの後階段が待っていると考えると憂鬱になるからたまったもんじゃない。
最後階段まで到着すると、観光客の子供たちが元気に走り回っていて羨ましくなってしまった。こちらとしては帝釈山からやってきたので本当に心が疲弊しておりまして……。
肉体的な負荷よりも精神的な負荷がきつかった女峰山でした。赤薙山からの下りはなんかすげー疲れたな。
下山後はレストハウスに駆け込みとにかく甘味を補給する、普段は飲まない日光サイダーで潤い、気が付けばソフトクリームを購入していたんだけど……俺が期待していた那須高原のようなまろやかなソフトクリームは霧降高原にはありませんでした。
登山をしていると僻地のソフトクリームを食べることが多いのだが、スジャータのカップソフトクリーム系はやっぱり出されると辛い、登山をした後に食べるなら生クリームのような味がするソフトクリームを食べたくなるじゃない?
下山後はいくつかの入浴施設があるのですが、霧降高原から日光市内へ至る道中にあるほの香さんで入浴。露天風呂あるし、ノンアルコールも売っている完璧な温泉でした、最高に気持ちよくなって帰ることが出来たぜ……。
というわけで日光女峰山、日帰り登山としては10時間で長丁場の山でしたが結構大変でした。
景色としては最初からいい景色が続くので、スペクタクルが連続するような感じはあんまりなかった印象、帝釈山から見る女峰山でようやく「来てよかったな……」と思える景色に出会えたなという感想でした。
関東からほど近い日光にある母は強しな山、日光連山をある程度登った後、興味が出てきたら登るっていう感じでいいんじゃないかなーと思いましたよ。
着かれたなーと思いながらも、日光からは埼玉のおうちまで2時間もかからずに帰れるのだから、やはり栃木の山は手軽だなと感じます。
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