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【秀麗富岳】本社ヶ丸、富士山を求め三つ峠へと歩く、山深い秀麗富岳の旅

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2015年11月16日、秀麗富岳十二景「本社ヶ丸」「清八山」、そして三ツ峠山

いわゆる三つ峠駅まで笹子から縦走すればずっと富士山見れて楽しー!

というちょっとハードな10時間近い登山へ行ってきました。

やっぱり月1か2くらいでこういう山歩きするといいですね。

運動している感があるので登山では8時間くらい歩いていたいと思うこの頃です。

天気予報は晴れ、富士山をゲットするには最適と考えて始まったこの三つ峠縦走ですが

結果から言うと久々の惨敗。

「苦行!!三つ峠への復讐を胸に抱く血と涙の登山」の巻

という非常に悔しい結果に終わりました、季節の変わり目ということもあり

太平洋側からもくもくと雲が上がってきたため、ちょうど太平洋側に位置する

三つ峠や丹沢に雲がかかってしまったのです。

久々にやる気を出して歩いた山だけに残念な結果になりましたが、

次回は必ずや快晴を狙うと心に決めるのでした。

中央線から富士山を求めて歩く旅の始まりです。

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正午を過ぎて幾分かの時間が経過した、食事は摂ったし水分も十分だ。

だというのにこの体の重さ、粘度が体に張り付いたようにキレがない。

それも全てこの空のせいだ、本社ヶ丸を越えて三つ峠へ向けて歩き始めてから一変した。

太平洋から富士山を目がけるように這い上がってきた雲の怪物は

瞬く間に三つ峠の山頂だけを飲み込んだ。

傘をかぶったように頭だけ隠れた山頂、そしてまるで山肌から湯気が上がるように雲が上がる。

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朝見ていた青空に映える、電波塔を携えた可愛らしい山の面影はどこにもない。

あるのは黒と茶に覆われ、いたるところに煙を纏ったような禍々しい姿。

雲の中に入り風も強くなり気温もぐっと下がっていった。

肌を撫でる冷たい風に自然と気持ちも暗くなる、不本意な理由で僕は山頂を目指している。

三つ峠はかねてから快晴を強く望んでいた山だ、それが雲に包まれる。

悔しさを噛み締めながら一歩一歩山頂を目指し歩き出すのだった。

悔しさ満点の三つ峠、今回は中盤以降雲が上がってしまい曇り登山になってしまいます。

本社ヶ丸から三つ峠へはいくつかのトラップ的な部分もあり、ロスも発生しています。

今回は一箇所道を間違えてしまったので、正規のルートより少し遠回りした道を歩きました。

間違えやすいところがあるので今回はそれも記しておきます。

今回のコースタイム

笹子7:35→50番鉄塔8:35→舗装路分岐9:10→ヤグラ10:00→角研山10:25→

本社ヶ丸11:25→清八山12:00→大幡山12:30→開運山14:00→

三つ峠登山道入口15:45→三つ峠駅16:45

全体を通して9時間超、この日は後半辛い以外の言葉が出てこない日でした。

最初の50番送電線を目指す部分と、その後の舗装路分岐は少しわかりにくいと感じました。

山と高原地図を当てにして登る方はその部分を気にした方がいいかもしれません。

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午前7時35分、笹子駅。

始発で中央線に飛び乗り、中央線は笹子に来ました。

ここは滝子山や笹子雁ヶ腹摺山に行くためにも使用することになるようですね。

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無人駅でこじんまりとした場所でした、中央線沿線の駅なんてこんな物さ。

この日は僕以外に降りた人は2人、平日なので大して人はいない感じでした。

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駅からそのまま目の前の山に向かって直線状に歩くとこういった看板にぶつかります。

笹子出張所方面とは逆に向かって歩くのが正解です。

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線路の裏を歩いて本社ヶ丸登山口へ向かいます。

普通の人は線路を渡った先の道路を歩いて行くらしいけど、僕は裏から。

裏方の人間だからさ…。

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この日この時点での天候はピーカン、めちゃくちゃいい天気です。

向かいの滝子山方面は素晴らしい天気、正直この日滝子山に行っていればと後になと思う。

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そして姿を表す指導標…、なんかすげー汚れてるぞ。

これからの山行に不安を覚える指導標である。

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最初は日陰側の斜面を登ることになる、この暗さである。

女の子とか一人で来てはいけない呪われた森感が半端ない。

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7時50分、入山開始、プレイボールである。

しかしこの直後残念なことに踏み跡が明瞭な方向へ進んでしまった結果

49番鉄塔側に出てしまうというアクシデントが発生、20分の時間をロス。

すげー斜面を登った先が行き止まりとか泣きたくなった。

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8時20分、登山口に帰ってきてこのポールを確認。

N50っていうのが50番鉄塔のことだというのにようやく気がつきました。

解りにくいよ畜生。

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落ち込んだって仕方がない、落ち葉を撮りながら進むしかないのである。

太陽が出るまでは辛い山行になるのはいつものことよ。

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上の方は太陽の光が当たり綺麗な景色が広がっている。

僕のいる下層は相変わらず木陰の下。

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尾根沿いにようやっとのことで出ることができ、太陽の光がやんわりと入ってくる。

早く本社ヶ丸に行きたい気持ちで一杯だ。

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この日は時間の流れが遅く感じた1日、朝日が朝日でいてくれる時間が長かった。

木々の間から覗く太陽に新鮮な朝の空気を覚えている。

晩秋の冷たい空気の匂いともいうのかもしれないけど。

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午前8時35分、50番鉄塔にようやく到着。

タイムをロスすること20分、これからどんどん巻き返していかなくてはならない。

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本社ヶ丸へ向かうにはまずは舗装路に出なくてはならない。

この時期で良かったのは落ち葉で登山道がフカフカに彩られていたこと、

写真を撮る分にはとても美しい景色が広がっている。

しかし、落ち葉の下に眠っている木の根に足をとられることも少々。

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当たり前だが平日な上に人気のないコース、誰ともすれ違うはずがない。

そして指導標があまりないこの道、ピンクテープを頼りに進んで行く様は冒険心を掻き立てる。

そう、登山って冒険・探検に似ているのだ。

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日の当たらない斜面はまだ続く、尾根からちょこっと顔を出した太陽と照らされるススキ。

ススキは太陽の光をまだかまだかと待ちわびているようだった。

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午前9時10分、舗装路分岐。

この舗装路を対岸に渡りすぐにまた登山道に入る、はずだった。

しかしこの日僕はやはり冴えてないのか、入り口を見失いそのまま舗装路を左へ進んだ。

道を間違えたのに気がついたのは5分ほどしてからだった。

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この曲がった先に本社ヶ丸登山道があると思い込んでいたのだが

実際はこの後ろに登山道があったらしい、僕はここをずんずん進んでいった。

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焦った僕だが、ルートを変えて鶴ヶ鳥屋山側から登れば問題ないと気がついた。

この尾根に入る道はとてもわかりにくく、歩道の横にあるハシゴを登る必要があった。

正直この尾根に復帰するまでめちゃくちゃ焦ったのは言うまでもない。

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道を間違えてドキドキしている、それでも空は青いし紅葉は綺麗なままだった。

景色を見ると気持ちが落ち着く、焦ることはないという気持ちになれるのだ。

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鶴ヶ鳥屋山側から本社ヶ丸へ向かう道は放置された機械や櫓があった。

道はしっかりとしていたが人が歩いていないため、フカフカな道を歩くことができた。

この道に入るときに2人組の老夫婦が先行していたため安心感はしっかりしていた。

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しばらく歩くと本社ヶ丸方面へ向かう指導標が現れる、これが出てきたらもう安心。

あとは本社ヶ丸に向かって歩き続けるのみ、ロスタイムの合計が1時間近い気もするけど

気のせいだと思い必死に登ることにする。

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青空を目指してひたすら歩き続ける、この雰囲気は奥多摩や奥秩父の雰囲気そのもの。

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鷹ノ巣山を思い出させる岩の数々、岩ってなんで山頂で積み重なるんだろう。

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午前10時25分、角研山到着。

ここまでくれば本社ヶ丸までは一本道、約1時間の道のりになる。

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角研山からは今日最後に向かう山である三つ峠が綺麗に見えた、この時点では青い世界。

富士山の展望間違いなしの天候が広がっていた。

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角研山からは丹沢を思い起こさせるブナ木の中を歩いていく。

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午前10時40分、送電線鉄塔に到着。

ブナ木の奥に巨大な鉄塔が見えるなと思ったのだが、正体は送電鉄塔だった。

こんな巨大な送電線を見ることはあまりないのでびっくりしてしまった。

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山中に立った送電線のかっこよさにしばらく見とれてしまった。

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下から見上げる鉄塔は本当にかっこいい。

青空の中に浮かび上がる鉄の塊にはロマンを覚えてしまう。

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鉄塔付近は電力会社の整備が入っているのか、木が取り払われ綺麗な笹原になっていた。

階段も整備されていてピクニックにはちょうどいいような雰囲気。

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しかし僕はロングなトレッキングをしなくてはならないので居心地のいい笹原を後にし

本社ヶ丸への道を再び進んで行く、樹林帯に入った瞬間階段が崩れ始める。

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そしてようやくここに来て綺麗な富士山が見えるようになってきた。

あたりに雲が出始めてはいるけども、山頂の雪が光を反射しているのがはっきりと見える。

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一方こちらはというと、相変わらずの落ち葉の中。

登山道がどこにあるのかわからなくなるくらい落ち葉に覆われた道を進んで行く。

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しばらく歩いて岩の上へ這い上がる、山頂の雰囲気がしてきた。

案の定上から人の話し声が聞こえ、山頂であることを確信する。

目の前はまだ快晴の空模様だ。

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午前11時25分、本社ヶ丸到着。

当初10時30位に到着したかったのですが、約1時間ほど後ろにずれ込んでしまった状態に。

悔しいですが道を間違ってしまったのはしょうがない。

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しかしこの1時間の代償は大きかった…、富士山周辺に雲がかかってしまい

富士山が綺麗に見えなくなってしまった、この時の僕の顔はきっと唖然としていたことだろう。

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富士山は雲に覆われているけども、南アルプス方面は快晴。

奥秩父山塊と南アルプスだけ晴れるという夏とかによくある天候状態になっていた。

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これからの長い道のりを前にして、富士山を眺めながら昼食のおにぎりを食べることにした。

三つ峠からすごい勢いで雲が上がってきて富士山を覆い隠していく。

天使の梯子が降りて幻想的にも見えるが、これから山に登る身からすると残念な光景である。

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この日富士山と青空を見た最後のショットになるとは誰も思うまい。

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本社ヶ丸へ登った次は、秀麗富岳の次なる山「清八山」へ。

本社ヶ丸からは30分くらいで到着となる予定。

尾根を伝っていくのだが、尾根道は梯子がかけられていたり割とアスレチックなものだった。

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雲の向こう側に隠れてしまった富士山、もう会えないと思うと悲しくなるな。

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正午12時00、清八山に到着するも空は白く輝いていた。

清八山の山頂には松が生えており、普段であればこの松と富士山のコラボが美しいのであろう。

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清八山を越えてからは再び位山の中を歩くことに、曇天の奥多摩って感じがする。

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曇天に向かって突入していくという非常に気乗りのしない道のり。

道も笹薮で覆われており、人はあまり歩いていない様子。

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正午12時30分、大幡山到着。

雲が出てきてからは全く喜びのない、修行のような登山になってしまった。

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森のダッフィーを捕まえたりと楽しむ努力をしてみたが、なかなか気分が捗らず。

森の色も黒いね、寒い森の色をしている。

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顔を見上げると噴気をあげるような様相の三つ峠山、さっきまでの青空は一体。

今にも雪が降りそうな寒気の中を僕は歩いている、風が冷たい。

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本社ヶ丸側の登山道は標識がかなり荒れていることがわかる。

山梨県の指導標は壊れているものが多いという印象、山が多すぎるのだろうか。

アルプスに力を入れているからこちら側はおざなりになっているとか?

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開運山手前にある御巣鷹山への最後の急登、ここはどの道が正規のルートか

イマイチわかりにくい所があった、なんとか踏み跡を見つけて登ったが

季節によっては踏み跡が消えてしまうため非常に登りにくい道になるだろう。

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急登を登ると御巣鷹山の電波塔が見えて来る、人工物が現れることにより訪れる安堵。

あとは開運山から下りるだけという油断が僕の心を襲う。

何はともあれ、本社ヶ丸から続く長い道を三つ峠まで歩いてきたということだ。

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上を見上げると雲の色が少し青い箇所が見えた、雲の上には青空がある。

そしてこの雲は山頂にだけかかっているということがよく分かった。

スチームパンクの世界に出てくるような黄土色の鉄塔を眺めた後、開運山へ向かう。

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山頂は冬に突入した茶色の世界、霧に包まれた道を恐る恐る進んで行く。

地図で位置を確認はしているが、指導標が出てくるまではビクビクもの。

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ガサガサッ!と音がしたので見てみると目の前にカモシカが現れました。

初カモシカ、心が躍る

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このカモシカ結構近づいてみても逃げず、じっとこちらを見つめてくるので

目を合わせたままゆっくりと近づいて写真を撮らせてもらうことに。

このとき広角の24mmをつけていたのを後悔。

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カモシカと10分ほど戯れた後は開運山へ向けて歩き直す、山頂はもうすぐなはず。

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開運山は人工物が多い、電波塔施設が見えたら山頂エリアだと言って過言ではない。

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ようやく反射板の裏側へ、普通であれば反射板の正面から登ってくるのだろうが

僕は逆側のコースを歩いていたので反射板の裏側から到着。

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そしてガスの中の山頂へ…。

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午後2時5分、三ツ峠山開運山到着。

絶望の果てにたどり着いた景色は白い雲の中の山頂であった、あまりの絶望からうなだれる僕。

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絶望に打ちひしがれた登山は何度目だろう、時間が戻れば滝子山に登りたい。

晴天の山頂を踏みたい心の底から願う、怒りよりもこの自分の運の悪さを呪う。

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人っ子一人いない山頂を後にして、下山を開始する。

開運山の山頂付近はえらく登りにくい場所だった、晴れていればもっと登りにくいのでは。

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開運山の山小屋には自販機などもあり、快適な過ごしやすさを提供してくれそう。

ていうか奥に車が見えるんだけど…。

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山荘から後ろを振り向けば開運山の凛々しい姿が…、かろうじて見える。

立派な崖に感心、多くのクライマーがこの崖を登っているんだろうな。

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雲の中に入るため風がひっきりなしに吹き付け、写真を撮っていると寒くなるので

下山を開始することに、下山は三つ峠駅を目指す。

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下山は開運山の岩壁の下を通ります、この下山が思ったよりも長い。

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岩壁の下部に到着しました、今日の天候もあってか下の方は意外と濡れてる。

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岩壁を横切って階段を降りることを繰り返し標高を下げて行く。

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壁からは水が染み出ている、壁から生えた草はしっとりと濡れて露を垂らしていた。

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上を見上げればこの壁である、上を見上げるとヘルメットが欲しくなる見た目。

さすがにこんな日に壁を登る人は一人もいないが普段であればいるのだろうか。

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壁から水が染み出ているので非常に滑りやすそうな様相だった。

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壁には無数のリングが打ち付けられている、ザイルをこれに通して使うんだろうか?

ロープを使うような登攀には縁がないので知る由もないが。

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壁の横を通り過ぎたら後はひたすら茶色く彩られた下山道を下るのみ。

風の吹き荒れる肌寒い山の中をひたすら一人で下って行く、これは修行だ。

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ふと右に目をやると富士山の裾野だけが見えた、残念ながら山体のほとんどは雲の中だ。

快晴の富士山を見ながら歩くトレッキングをしに来たのにこの結果、悔しくてたまらない。

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無言のまま下山を急いでいる僕の目の前に突如として現れる大量のお地蔵様

少し前に休憩した石碑は供養塔だったし、この天候、時間帯、そして一人。

かなり怖い状態になってきた。

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八十八躰供養塔というらしい、うーん怖い、怖すぎる。

一人でこんなところに来るんじゃなかったぜという気持ちで一杯になった。

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お地蔵様を超えると後は紅葉した道を下って行くのみ、太陽の光も少ない中

お家に帰りたいという気持ちの中で下山を急いで行く。

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時折綺麗な紅葉が見れる事だけが心の救いか、今年の紅葉はいつまで見れるのだろうか。

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三ツ峠山の下の方まで紅葉は続いている様子、人の手が入っているんだろうな。

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車道まで出れば後はもう道なりに歩くだけ、一安心だ。

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下山を続け青空が見え始めた頃、ようやく三ツ峠山のシンボルとも言えるトイレに到着。

普通このトイレの写真はもっと明るいものが多いが、曇りの下山時に撮られた

この暗さの写真っていうのはなかなか無いのでは?

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トイレ周辺は公園として整備されているため紅葉も非常に綺麗だった。

何よりも驚いたのはこの紅葉の絨毯、赤い紅葉が一面を覆い隠すように散らされていた。

できればこっち側から登りたかったよ今日は。

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三ツ峠山側の紅葉は本当に美しく、こちらから登っていれば最高のオープニングだっただろう。

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午後4時も回り、太陽が刻々と沈みゆく中歩く公園は寂しいの一言。

こんな遊具を見ても寂しさしか感じ無い、朝きていればもっと楽しめたに違い無い。

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しかしそんな事を言ってもしょうがないので、精一杯の思いを込めて遊んでみる。

今この瞬間だけは三ツ峠山の遊具を心の底から遊び倒した男として認められてもいい。

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そうこうしているうちに谷沿いにあるこの道はマジで真っ暗に…、早く帰ろう…。

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神社までくれば一般自動車道に出る事ができます、長かった…。

三つ峠駅から登山口まで1時間ほどかかるので普通なんですけどね。

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道端の紅葉を撮り、心を和ませながら家路に着きます。

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麓は本当に綺麗に紅葉が広がっていました。

次回は朝こっちを通って三ツ峠山に登ると固く心に誓う。

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午後4:45分、三つ峠駅到着。

朝4時に起きてから13時間近く、ようやくこの日の山行が終わりを迎える事となりました。

本社ヶ丸までは本当に良かった、しかしその後の記憶が暗すぎる。

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ぐったりと疲れた体と心、赤と白のローカル線に揺られ帰路へとつくのでした。

富士急行の電車は毎度の事ながら満員に近く

立って乗っていたところ何回も膝カックンを食らうのでした。

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本社ヶ丸、清八山、三ツ峠山、晴れていれば常に富士山を視界に入れつつの

快適登山が出来る素晴らしいコースです。

今回は本社ヶ丸以降曇天に見舞われてしまう事となり、

最後の三つ峠から富士山を見られ無くなってしまったのは本当に悔しい限りです。

何としても次回三ツ峠山に登るときには快晴をゲットしたいと思います。

ちなみにこのコース、かなりの長時間ですが奥多摩的なコースが好きな方はオススメです。

さらに言うと三ツ峠山から本社ヶ丸へ向かうと帰りも楽になっていいですよ。

本社ヶ丸から三つ峠の地図はこちら

ちなみに本社ヶ丸から三つ峠に向かうためには地図が二つ必要になります。

山と高原地図 富士山 御坂・愛鷹山 (山と高原地図 32)

山と高原地図 富士山 御坂・愛鷹山 (山と高原地図 32)

山と高原地図 大菩薩嶺 (山と高原地図 25)

山と高原地図 大菩薩嶺 (山と高原地図 25)

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