Red sugar

山と写真とカメラが趣味の人にお勧めな登山ブログ、ニコンD850を利用した山の写真を載せています

【南アルプス】北岳、夏山の始まりを告げる日本二位の高峰へ、北岳テント泊の旅

2018_06_30_北岳

2018年6月30日から7月1日、その日はついにやってきたのです。

日本第二位の高峰であり南アルプス最高峰の北岳に行ってきました、

標高は3,193m、日本で二番目に高い山です。

 

北岳は登山を嗜む方なら定番の山の一つ、

南アルプスでは仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳と同じく多くの人で賑わう山です。

北岳は日本三位の高さを誇る間ノ岳と隣接しており、

その先の農鳥岳と合わせて白根三山と呼ばれています。

今回は1泊2日のテント泊、間ノ岳までの稜線を楽しみます。

 

北岳から間ノ岳の間に現れたのは高山パラダイスの風景!

どこを見てもいい景色が広がる天上の楽園でした。

それでは行ってみましょう、初夏の北岳テント泊の旅です。

 

20180630-DSC_1253

時は平成、最後の夏。

登山と写真とブログ作成を楽しみつつ、

本業で青少年の青春の一幕に自分の作ったゲームを刻み込むことを生き甲斐とする

一人の男がいた、その名をREDSUGAR。

 

平成最後の夏、男は親になる直前に奥さんが実家に帰省することを利用した。

「いや、ほら、これからたくさん登るとか難しいからさ」

「メジャーな山は今のうちに一度は登っておきたくてぇ〜」

というどうしようもない理由でひと夏のアバンチュ……アバタールチュー……じゃない、

とにかく、自由を手に入れた!

 

これは、登山とカメラが趣味な男が一般的な家庭を持った場合

どういう苦労が襲いかかるのか、そして彼はどうやって夏を過ごしたのかの活動の記録である。

 

 

1.今回の北岳テント泊について

北岳へ利用したアクセス

奈良田の駐車場を利用したマイカーアクセスでの登山となります。

北岳への一般的なスタート地点となる広河原へ向かう手段はいくつかありますが

今回は奈良田からの入山を記録させていただきます。

【ナビ位置】奈良田温泉白根館にナビを設定しました。

【バス往路】奈良田→広河原 1,030円(5時30分発)

【バス復路】広河原→奈良田 1,030円(16時40分発)

【バス時刻表】http://yamanashikotsu.co.jp/route_bus/route_sp_info/hirogawara/

北岳のスタート地点として、芦安と奈良田が挙げられますが、

芦安から夜叉神峠へ向かう人が多くバスに乗れないと嫌だなと思い、奈良田を選択しました。

 

 

北岳テント泊登山のコースタイム

一日目(2018年6月30日)

広河原6:55→白根御池分岐7:35→白根御池小屋9:40-10:15→小太郎分岐12:30→

北岳肩の小屋13:25

合計登山時間 6時間30分(標準CT 約7時間)、荷物が大変重いうえに灼熱故にバテました。

 

二日目(2018年7月1日)

起床3:30→北岳肩の小屋出発5:00→北岳山頂5:35-6:00→北岳山荘6:30→中白根7:10→

間ノ岳8:00-8:30→北岳山荘9:50→北岳山頂11:10→肩の小屋12:10→

白根御池小屋13:45→広河原山荘15:40→広河原15:50

合計登山時間 10時間50分(標準CT 約10時間)、稜線は天国でした、稜線は。

 

この登山で使用したお金

高速往路  3,140円/4,560円(ETC/標準)

高速復路  3,140円/4,560円(ETC/標準)

ガソリン  約5,000円

バス代往路 1,030円

バス代復路 1,030円

テント場代 700円

水と食料  2,500円

バッジ   500円

温泉    550円(奈良田の里温泉)

ジュース類 2000円ほど

帰りの夕食 890円(見延あまんどうのスタミナ丼だドン)

合計 約20,000円~25,000円くらいに収まるかと 

テントを利用した結果、なんと浅草岳や一切経山とあまり変わらない値段!!!

ジュースやソフトクリームを多めに摂取したのでジュース類の値段が2,000円近くに……

 

この登山で使用したカメラとレンズ

2018_06_30_北岳 | Flickr

NIKON D850+AF-S NIKKOR 28mmf1.4E

NIKON D850+AF-S NIKKOR 20mmf1.8G

広角のみで登る登山はあと数回続きます。

 

二日目の記事はこちら

www.redsugar.red

 

2.広河原からゆく、草滑りの北岳

20180630-DSC_1188

はい、久々にポエムを書きました。

おはようございます、Redsugarです。

いつものごとくサービスエリアからこんにちは、今日はね、北岳に登りますよ。

 

珍しくね、今回はテント泊です。

テントなんて重くてあたし背負えない、モートン病になっちゃう!

とか理由をつけて小屋泊を続けてきた僕ですが、今回は観念しました。

このシーズンはテントを使おう!そう思ってテントを持ってきた次第。

 

20180630-DSC_1189

午前5時10分、奈良田駐車場。

シーズン前の奈良田駐車場ですが、結構ガラガラでバスには余裕で乗れるな、うん。

という状況でした、6月末から7月頭は草滑りコース利用とはなりますが、

北岳は空いているという環境でした。

 

20180630-DSC_1190

バスに並ぶ登山者たち、この駐車場ですがトイレは仮設です。

なので用を足す場合はもっと手前でなければいけません。

仮設トイレを使うというのは最後の手段にしたい、

いや、本当に最後の手段は携帯トイレなんだけども。

 

20180630-DSC_1191

バスに乗り広河原へ向かいます、乗車率120%を記録したバス車内。

誰だよさっき余裕で乗れるとか言ったやつ(怒

 

座ることが許されず立ったまま広河原まで運ばれます、眠い、眠いんじゃよ。

 

20180630-DSC_1192

午前6時20分、広河原。

立ったまま寝ていたのか、記憶がありません。

気がついたら広河原についていました、若干気持ち悪いんだけど……。

 

20180630-DSC_1194

ついにやってきた南アルプス広河原、

当ブログは何故か南アルプス最初の一座が聖岳だったりする変なブログ。

広河原も登山4年目でついに到達です、

なお上高地は未だ未経験です(焼岳下山時に歩いた程度)

 

20180630-DSC_1195

登山前、まだ体がきれいなうちに色々見学しておきましょう、

下山後は汗ダルマだから。

ビジターセンター二階には軽い軽食があり、補給は一応可能です。

休憩所は奇麗な場所なので、下山後の汗だるまでここで休憩するのは避けたほうがいいかも。

トイレはありますが、ウォシュレットとかはありません。

地主の方は携帯用ウォシュレットを利用してください

(地主:お知りに病気を抱えている方のことを言う)

 

20180630-DSC_1197

重い荷物を背負ったら北岳登山口へ、広河原山荘から登りますよ。

 

20180630-DSC_1200

ビジターセンターから広河原山荘へは橋を渡ってすぐです、

北岳を目指す登山者の方々が大勢僕の前を歩いていきます。

 

20180630-DSC_1202

すでにいい天気だけども、まだ梅雨の真っ最中。

きっと山頂につく頃にはガスの中でしょう、この時期晴れるのは午前11時までがいいところ、

正午付近からは大体雲の中なんじゃないかなという覚悟が大事です。

なので、朝の3時とかから歩くんですけどね…。

 

20180630-DSC_5171

午前7時00分、広河原山荘。

スタート地点の広河原山荘にやってきました、

ここを越えると次の補給地点は白根御池小屋になります。

 

つまりどういうことだってばよと聞かれればあれです、

食べたいものや飲みたいものはここで買っとけ。

 

20180630-DSC_1205

「野菜、とれないかもしんないしな……」

気がついたらトマトジュースが手の中にありました、

登山前に飲むスッキリとしたトマトは普通のおいしさ。

下山後にまた飲むことにしましょう、

塩分と糖分に飢えた体であれば旨味成分を余すことなく舌の上で転がせるはず。

 

20180630-DSC_5172

午前7時5分、北岳登山開始。

夏山祭プレイボールです。

北岳待ってろよと勢いよく飛び出したいが、体は重たい。

 

20180630-DSC_1206

広河原山荘を出発してから、3時間近くは樹林の中を進みます。

更にその後2時間低木の樹林を進みます、稜線は最後です。

樹林地獄南アルプスの素晴らしさを思う存分楽しんでいこうではないか。

 

20180630-DSC_5175

午前7時35分、白根御池分岐。

6月末なので草滑り以外のコースは利用できません、白根御池に向かいます。

 

20180630-DSC_1208

変わらぬ景色の中歩き続けていると一人の女性に話しかけられます。

「あれ?お兄さん……大峰山で……」

もしやと思って見上げると、大杉谷から大峰山まで同じ道を歩き、

大峰山で一緒に写真を撮った女性ではないですか!

しかも、あの時別にいた外人のお兄さんもいる。

という別の山で出会った方と再びお会いするという楽しいイベントがありました。

こういうこともあるもんなんですね……! 

 

その後、二人はすごい速度で登っていきましたとさ。

 

20180630-DSC_1215

北岳の樹林は巨木が立ち並びますが、南部とはまた違った雰囲気。

道が整備されているからかな?

聖岳はワイルドな登山道でしたが、北岳は比べるとスタンダードだなと思います。

 

20180630-DSC_1216

気温がジリジリと上がる、しかし樹林故にまだなんとかなっています。

 

20180630-DSC_1219

標高が上がりいつものように植生は変わる。

針葉樹が増えると若干歩きやすくなるから好きです。

 

20180630-DSC_1222

空を見上げるとだんだん雲が上がってきているのがわかります、

5月以降はもう夏山な感覚で歩かないとな……。

 

20180630-DSC_1223

写真ではすぐに白根御池につきそうなんですが、

実際は樹林の中を2時間とか歩いているわけです、汗が滝のように流れてくるぜ。

 

20180630-DSC_1228

北岳の樹林はマーキングが多いです、あと階段が多い、階段で足を削られる。

このころの僕はスントの時計を利用して心拍系が120超えないようにして疲労を抑える

などのことはしておらず、疲れたら休む程度のアバウトな登り方なので非常に汗をかいています。

疲れないようにゆっくりと登って体力を温存するのがお勧めです。

 

20180630-DSC_1230

チョロチョロと音が聞こえてきたので顔を上げると視線の先に白いせせらぎ。

お、小川だ……。

み、水だぁーーーーーっ!

 

20180630-DSC_1231

水場付近は展望が開け、向かいの山々等がどういう状況なのかを確認することができました。

うん、雲が上がってきているのがわかるよ。

 

20180630-DSC_1234

水場で一旦休憩しましょう。

流石に白根御池までノンストップで歩き続けるのは厳しい。

 

20180630-DSC_5179

上から流れてきている小川なので濾過推奨かもしれないが、とにかく水がほしい。

コップを差し出し溢れ出る清水をコップいっぱいに注ぎ、それを喉の奥に流し込みます。

胸のど真ん中が急速に冷やされ、火照った体に冷たい風が響き渡りました。

 

追加で頭も洗って手拭いも 濡らしましたが、天国のようでした。

 

20180630-DSC_5184

白根御池に行く途中では大変貴重な水場で、お水が美味しい場所です。

水を飲まないにしても、顔を洗ったりタオルを濡らしておくのはいいですよ。

 

もちろん水を頂いたあとは顔を洗い、タオルを濡らして登山再会。

 

20180630-DSC_1236

樹木が細くなり、森の中も明るくなってきました。

コメツガ、シラビソ林は越えたんだろうか?樹皮が白いカバノキが増えてきた……。

着々と標高が上がってきている証拠を感じつつ、白根御池へ向かいます。

  

3.白根御池小屋、ソフトクリームに癒される。

20180630-DSC_1237

午前9時40分、白根御池小屋。

記事だとすぐについたように見えますが2時間ほど樹林を登って小屋に来ました。

本日の中継地点となり約半分の工程となります。

 

まだここから3時間以上歩かないと頂上にはつかないので、

北岳ってコースタイム長いなというのが正直な感想です。

 

20180630-DSC_1238

白根御池小屋は一言でいうと楽園、なんでもある。

印象的だったのは交代の小屋番さんが登ってきて、すでにいる小屋の方に言われた一言。

 

「お疲れ様ー!暑かったでしょ?まずはお風呂入って!」

 

従業員用のお風呂があるんでしょうかね、一瞬耳を疑いましたが

のちに訪れる赤石山荘にも従業員用の風呂はあるみたいだったのであるんだろうな。

ここでその言葉を聞くと本当に羨ましくなりました。

 

20180630-DSC_1241

なんでもある白根御池、ソフトクリームももちろん完備されています。

 

20180630-DSC_1243

スジャータ的なソフトクリームですが、美味しい。

雲の中の北岳を眺めながら食べるソフトクリームは最高だぜ……。

汗でミネラルとか糖分が抜けている体に、牛乳と糖分が染み渡ります。

 

20180630-DSC_1248

お水はドリンクボックスのお隣からジャバジャバ湧いてます、

どうやらポンプで水源から引っ張って来ているようでした。

 

帰りに立ち寄ったときに水が出なくなって小屋の人が慌てて

水源に走っていったのが印象的。

 

20180630-DSC_1250

白根御池に泊まっていきたいけども、ここで宿泊すると北岳に行くだけで2泊3日になる。

老後の楽しみにしておきます。

 

20180630-DSC_1253

北岳山頂まであと4時間。

心を挫く表示です、ここから先の辛い登り坂のキツさと長さがこの数字に現れている。

4時間あったら美濃戸から赤岳に登れちまうぜ……。

 

20180630-DSC_1251

白根御池のテント場が遠ざかる、それと同時に雲があたりを覆う、青空よさらば。

 

20180630-DSC_5194

この日見た一番の絶景はこれでした。

白根御池の坂道と、目の前の山に覆いかぶさる雲。

僕もこれから雲の中に突入します。

 

20180630-DSC_1258

草滑りコースは北岳のコースの中では比較的早い時期に開通していました。

6月末に北岳に登ることが出来るのもこの草滑りのおかげです。

ただし、草滑りコースはとにかく距離が長い……。

 

20180630-DSC_1259

白根御池から先はつづら折りの登山道をひたすら、ひたすら登ります。

心してかからないと本当に心がきつくなる。

 

20180630-DSC_5200

足が痛くなったって、辛くなったって、登るしかないさ、ここは草滑りだものー♪

と不穏な気持ちを抑えながら展望ゼロのガスの草滑りを登ります。

 

20180630-DSC_5202

樹林帯を越えると森林限界に。

この日はガスのためここまで来ても気持ちよさがなかったのが悲しい。

あたり一面のお花畑が広がっていて、黄色い花に混じってハクサンイチゲ等が

たくさん咲いている斜面が目の前を覆い尽くしています。


20180630-DSC_1266

黄色い花はよく見たらシナノキンバイですね。

 

20180630-DSC_1268

僕が歩いたタイミングでは草滑りコースはシナノキンバイが主役といった状況でした。

 

20180630-DSC_5203

バイケイソウがありますが花は全くといった状況。

 

20180630-DSC_5204

午後12時00分、二俣分岐。

肩の小屋はまだまだ先ですが、

この日はなんだか体調が悪くてバテバテになってしまいました。

湿度が高くてとにかく汗をかいてしまったのが敗因か。

 

20180630-DSC_5205

もうすぐ稜線なんだろうけど全然力が出ません。

花の写真を撮りながらノロノロと登ることにしました。

 

20180630-DSC_5206

曇りのときは曇りのときで、

モヤのある景色や花とかを撮ればいいと学びはしたんですけども、それもまた難しい。

写真を撮る体力がどんどん失われていきます、山岳写真は99%登山というのは本当です。

 

20180630-DSC_1275

シナノキンバイに混ざってハクサンイチゲが現れ始めました、

今年は長いことハクサンイチゲを見れて本当に嬉しい。

 

20180630-DSC_1279

北岳の6月といえばキタダケソウと言われていますが、

今回はキタダケソウを拝むことはできませんでした。

 

正確には一株だけ残っていた株が咲いてたけど、

なんだかそれを撮影するのも忍びないなと思ったわけです。

 

20180630-DSC_5211

ハクサンイチゲが咲く登道を歩ききれば稜線に出ます。

 

20180630-DSC_1281

稜線に到着しました。

「ガッスガスでなんにも見えねぇ……」

わかってはいたけども、寂しい景色が目の前に広がっていました。

 

4.北岳肩の小屋、ガスの稜線にうなだれる

20180630-DSC_1282

午後12時30分、小太郎分岐。

北岳肩の小屋まで残り1時間ほどという地点までやってきました。

10分で歩けるところを30分で歩いているから僕の体力の削られっぷりがわかるだろうか。

いつものペースならコースタイムどおりに歩けるんでしょうけども、

今日は多分コースタイムオーバーな感じだろうなとここで覚悟をキメます。

幸い稜線に出てあと少しということなので、焦らずのんびりゆっくりと歩くことに。

 

ソフトクリーム以外食べてないのもバテてる原因だなと思い、チョコなどをなめました。

 

20180630-DSC_1283

晴れていれば花と下界の景色が広がるいい稜線ですが、モヤモヤです。

ガスの場合広い稜線だと自分がどこにいるのかわからなくなりそうで怖い。

 

20180630-DSC_1286

緩やかな登りが続く稜線、歩道みたいにはっきりした道をバテた体でトボトボと歩きます。

 

20180630-DSC_5214

お花の群生がそこかしこに、しゃがみたくないからスルー。

テント装備で20キロを余裕で越える重量を背負い込んでいるわけで

その状態で今屈伸したら結構げっそりするなという状態でした。

 

20180630-DSC_5215

行き交う方々もこのガスには苦笑い。

 

20180630-DSC_5219

登山道脇にミヤマキンバイの大きな株を見つけたので、休憩がてら観察します。

6月に入ってから、各山では花の開花が進み、見頃が次々と過ぎていってしまいます。

 

北岳も花が豊富な山なので花の咲いている頃に登りたいと思いますが、

高峰であれば景色が良いのであまりシーズンを気にしなくてもいいかもですね。

朝夕さえ晴れていれば美しい空を見ることができますし。

最近は花よりも朝日と夕日が見たいなと思うようになってきました。

 

20180630-DSC_5220

ちょっとした岩場ピークを越えます、ここはストックをしまったほうがいいところです。

 

20180630-DSC_5221

こんな感じで斜度もあるので、ストックはしまって手を使って登っていきましょう。

 

20180630-DSC_5223

岩場を過ぎると再び穏やかな稜線、森林限界でお花畑とハイマツが広がる景色。

行きかう人々の足取りは軽やかです。


20180630-DSC_1289

イワウメの花ですね、足元にこんもりと群生を作っています。

あんまり注目することはないのですが、マクロとか持っていると楽しい花かと。

 

20180630-DSC_1296

肩の小屋はもう目と鼻の先。

 

20180630-DSC_5230

バテて休んでいた登山者の方と談笑しながら僕もゆっくりと登っていきます。

登山道脇のお花の群生も勢いを増してきました、まさに花の時期って感じです。

 

20180630-DSC_1297

小屋手前の稜線は7月頭位まではハクサンイチゲが主役なのかなっていうくらい

大量のハクサンイチゲが咲いていました。

 

20180630-DSC_1300

ミヤマシオガマかな?

北岳にはタカネシオガマというのもあり、

それは東北にあるミヤマシオガマよりも豪華というので見てみたいところです。

 

20180630-DSC_1304

今年は花に恵まれました、花と一緒に登っているといっても過言ではないでしょう。

 

20180630-DSC_1317

お花畑の稜線を歩き、ついに肩の小屋に到着です。

 

20180630-DSC_1325

午後1時25分、北岳肩の小屋。

一日目に北岳山荘まで行ってしまおうという邪な気持ちを持っていたこの日。

あまりの暑さとコースの長さに体力を完全に奪われました。

肩の小屋のテント場のほうがいいよという話も聞いていたので、

肩の小屋にて宿泊ということにさせていただきます。

 

5.今雌伏の時、翌日の晴れを目指してテントへGO

20180630-DSC_1323

すっかりガスに包まれはいるんだけども生暖かい空気に包まれた肩の小屋周辺。

色とりどりのテントが並んでいます。

赤いテントあれイイなぁー、僕も赤いテントほしかったなーと思いつつ、

定番のモンベルステラリッジを設営してご飯を食べに行くことに。

 

20180630-DSC_1321

「うーん、なんか食欲がわかない……夏バテかな……」

危うく体力の低下によりご飯が口を通らないという状況になりかけましたが

コーラを飲んだら回復しました。

 

この日はおでんとチキンライスをとにかくお腹に入れ続ける。

おでんは非常に美味しく、危うくおかわりするところだった……。

 

20180630-DSC_1329

ご飯を食べたあと、夕日は期待できそうにないなと思いテントに潜り込んで寝ることに。

テントの中で沸かしたお湯で体を拭い、スッキリとした体で就寝。

これはお勧めなのですが、コッヘルの蓋とかで50度ほどのお湯を沸かし、

それに手ぬぐいを入れて絞り、身体を何回も拭うと

まぁ3日くらいは風呂入らなくても清潔だと思われます、森鴎外式お風呂術ですね。 

 

森鴎外は風呂が嫌い:日本を代表する文豪だが、風呂が嫌いという話が残っている。

衛生学が専門だったために風呂が汚いと感じていたとか、

その代わりお湯を入れた桶とタオルを利用して毎日丁寧に身体を拭いていたらしい。

夏場の登山でテント内でこれをやると非常に快適になる。

 

その後、すっかりあたりも暗くなった午後9時。

テントを開けてみると外は晴れ、撮影のチャンスがやってきました。

 

20180630-DSC_5235

テント脇に三脚を立て、月光と動く雲を撮影することにしました。

みんな寝静まってるかな?と思ったのですがラジオの音とか話し声とか

結構賑やかなんだけどこのテント場……。

 

撮影データを見ると富士山がいる事がわかり、

富士山とテントと雲を撮ろうと暫く四苦八苦していました。

夜間での撮影は赤いライトを利用して、

周りの迷惑にならないようにそ~っとやらなくてはならないので大変……。

 

20180630-DSC_5237

意外に起きてる人がいるし、何ならどこからともなく宴会の笑い声が聞こえる……。

 

なんの声だよと思ったら山頂から降りてくるヘッドライトがいくつか……、

お化けかなと思ったらクライマーの方々のようで、

暗くなってから登頂してようやく降りてきたとか、最初聞いたときは信じられませんでした。

 

20180630-DSC_5242

テント場から少し離れた小屋前の高台。

ちょうどテント場を見下ろすことができるのでいい感じです。

 

撮影中、後ろでクライマーの方々が晩ごはんと酒を飲み始めたのが印象的。

親指の爪が剥がれちゃったって言ってて、

怖いな、クライマーの世界怖いなと思って聞いていました。

 

20180630-DSC_5251

仙丈ヶ岳方面は雲が少ない状態、明日は期待できるかしら。

夜間の撮影は楽しいです、稜線でずーっと撮影していたくなります。


20180630-DSC_5263

なかなか富士山が姿を表さず、立ったまま寝そうになったりしながら

辛抱強く撮影を続けます。


20180630-DSC_5266

最後の最後に富士山が見えて、満足げな一枚が撮れるのでした……。

 

6.まとめ

20180701-DSC_1444

初日はガスの北岳

今回は北岳肩の小屋までとなりましたが、次回は快晴の北岳から間ノ岳を歩きます。

こんなに晴れていいんですか?というくらい素敵な景色の中歩く幸せ登山、

南アルプスの絶景にご期待ください。

 

北岳登山はとにかく体調と体力の勝負となりました。

ただ、テント場の景色は肩の小屋が素晴らしく、北岳山荘よりも肩の小屋のほうが、

小屋周辺での撮影には適しているのかもなと感じました。

 

翌朝中白根側から朝日や北岳を撮影したい場合は、北岳山荘を利用するの良いでしょう。

 

個人的には次回も肩の小屋で、日の出を山頂で迎え間ノ岳が赤く染まる姿を見てみたいです。

 

20180701-DSC_1415

肩の小屋から眺める朝の景色は

雲に浮かぶ八ヶ岳や、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳といった山々の景色が特徴です。

手前の稜線と奥の雲、影となった南アルプスなど気持ちのいい景色が広がります。

 

次回は遂に間ノ岳です、素晴らしい稜線の写真が次々と現れますのでぜひご覧ください!

 

 

北岳の地図はこちら

アルペンガイド10 南アルプス (ヤマケイ・アルペンガイド)

アルペンガイド10 南アルプス (ヤマケイ・アルペンガイド)

 

 

この登山で役に立った装備など

インジンジ ライナークルー 靴下 ソックス 60270 GY M

インジンジ ライナークルー 靴下 ソックス 60270 GY M

 

ソックスを二重にしたほうがいい季節です、5本指だと汗を逃がしてくれるので

1枚履きよりも結果的に足が臭くなりにくかったです、夏場特に助かりました。

 

ファイントラックのドラウトゼファーを着ていました、汗の乾燥が早く着心地がいいです。

ザックのショルダーパットの下とかが臭くなりやすいのですが、ゼファーにしてからは

においが軽減されることが多くなりました。

 

ファイントラック(finetrack) スキンメッシュロングスリーブ男性用 FUM0411 ブラック M

ファイントラック(finetrack) スキンメッシュロングスリーブ男性用 FUM0411 ブラック M

 

スキンメッシュを利用しています、2018年の山はすべてスキンメッシュを利用しました。

汗冷えに悩まされることは確かになかったので、

汗が比較的少ない体質の僕には合っていたんだと思います。