2016年10月16日、福島県と山形県にまたがる吾妻山地の西側、西吾妻山を訪れました。
西吾妻山は百名山の中でも地味な部類に入る山かと思います、
多くの人は冬になったら樹氷が見える穴場スポットとして記憶しているのではないでしょうか?
しかし、西吾妻山は紅葉の時期に訪れても楽しい場所、人の少ない静かな山歩きを楽しみつつ
滝や森の美しさに心を洗われる、そして西大巓からは東北名山を一望する展望を得ることができます。
西吾妻山の周辺は磐梯山、安達太良山、飯豊山、蔵王、燧ヶ岳と多くの百名山があり、西大巓ではそれらを一望する景色を得ることができます。
まさしく東北有数の展望を持つ山、帰りはデコ平湿原で美しい紅葉を眺めることまで可能です。
結論として展望紅葉樹林とすべてが揃った魅力的な山、それが西吾妻山です。
素晴らしい景色を持つ隠れスポット西吾妻山を訪れる、秋の終わりの東北紅葉の旅の始まりです。
秋のひんやりとした空気、木々の隙間から漏れる陽光。
暖かであるはずの光は鋭く、頬に照りつける光に熱よりも冷気を感じる。
手付かずの空気を纏う山深い登山道は訪れる者を皆飲み込んでしまいそうだ。
ひんやりとした太陽の光だけが、そんな山の空気を引き留め、行くべき道を照らしている。
極彩色に色づく木々の紅葉、筆で引いたかのような枝、自然が作り出す景色を切り取る事に夢中となる。
歩いては景色を切り取る、童心に帰ったかのように自然を眺めていると
胸の奥に引っ掛かっていたものが汗と一緒に綺麗に流れ落ちていくような気がした。
はい、今回は福島県と山形県の間に位置する百名山「西吾妻山」です!
周囲に安達太良山、磐梯山という人気スポットがあるため中々注目されることのない西吾妻山。
しかし、頂の一つ西大巓からは東北の山々を一望できる展望が広がります。
そして西大巓から続く西吾妻山への穏やかな稜線もまた、眺めの良い場所です!
展望もよいのですが、個人的には登山道中に現れる様々な見所がそれぞれとても個性的で、
歩いても景観のバラエティに富んでいるため疲れない山だなと思っています。
今シーズンの紅葉登山ではこの西吾妻山は特に印象に残った山となりました。
地味な山だと思っては損をします、安達太良山や磐梯山に負けない魅力を持った山、
西吾妻山はとても良いところです。
アクセス
公共交通機関
【深夜バス】新宿→猪苗代駅 23:00-4:50 4,800円
【バス】猪苗代→早稲沢 8:15-9:10 1,110円
【バス】白布温泉→米沢 18:25-19:09 940円
【新幹線】米沢→東京 20:12-22:24 10,490円
合計運賃 17340円
上記は実践したわけでは無いので話半分で、西吾妻山は頑張れば日帰りができるかも??
車
【高速】浦和→猪苗代磐梯高原IC 4150円(274km)
往復交通費合計 約8300円+ガス代が4000円ほどになるかと。
ナビは「グランデコスキーセンター」あたりに打つのが良いです。
コースタイム
デコ平登山口6:25→百貫清水7:00→布滝7:35→八合目9:25→西大巓10:20-11:00
西吾妻山小屋11:40→西吾妻山山頂12:00→西大巓12:50→ロープウェイ分岐14:05
山頂駅14:20→デコ平登山口14:55
合計登山時間 8時間30分、かなり充実したいいコースでした、長いけど楽しい。
2016年10月16日午前5時25分、デコ平スキー場。
福島県桧原湖から北に、米沢市との境界にあたる西吾妻山の麓で砂利道を進む一同。
デコ平登山口を登山口に選択した我々ですが、砂利道の状態が悪く戦々恐々としております。
こんな状態の悪い砂利道走ったの久々です。
熊さん人間に注意という看板が偉い目立つ、
こちらのデコ平登山口からデコ平湿原まではそんなに離れていないのを確認。
今回は布滝コースから山頂に行き、デコ平湿原に降りてくる周回コースであるいています。
登山口には一応トイレがあります、一応ね……。
ご覧の仮設トイレなので、出来れば事前にしっかりしたトイレに行きたいところです。
2016年10月16日午前6時25分、西吾妻山登山開始。
日が登り始めたばかりの百名山登山開始です。
スタート地点付近は陽光があまり入らないため薄暗いのですが、
時間がたてば木々の隙間から日光が降り注ぐ素敵な景色を見ることができます。
歩いてすぐにデコ平湿原への分岐が出現します。
ほぼ登山口付近と言っても差し支えない。
西吾妻山は磐梯山の近くにある山ですが、様相は随分と違います。
樹林の雰囲気は奥秩父とかに近いかも。
朝は気がつかなかった紅葉が、太陽の光を受けて色付き始めました、非常にきれいです。
太陽が出ているというのは素晴らしい、どこを見ても満点の景色が広がります。
登山道脇から見える立派な山は磐梯山です、目立ちますね……。
福島の山や山形南部の山から見てもすぐにわかりそうです、燧ヶ岳にキャラが似ている気もする。
午前6時50分、百貫清水分岐。
百名水百貫清水というのがわいているそうなので見に行くことにします、
西吾妻山は水資源が豊富なようだ。
午前7時00分、百貫清水到着。
結構下った先に百貫清水はありました、そして滝とか清流ではなく、目の前には池がただ広がる。
先行している三人が百貫清水を眺めています…………、地味だねこれ。
ちなみに今回の登山のメンバーは画面奥から「てらぽん」「リナさん」「たけのやさん」
といった至仏山でご一緒させていただいたメンバーでの登山となりました。
たけのやさんがザックを忘れるという奇跡を発生させたため、ビニール袋で登山しています。
晴れていればザックがなくても問題なく登れてしまうものです。
百貫清水を眺めるてらぽんとリナさん、期待していたものと違って反応に困っているようだ。
池のそこの湧水見て興奮していたらそれはそれで変わり者だとは思うので普通の反応である。
NHKの自然番組とかでよく出てくる、地面からモコモコ水が沸き上がって来るというあれです。
池の水は超透明度が高かったのですが、流れがいまいち弱いため試飲するのは止めておきました。
登山道へ戻る途中、おびただしい数のツキヨタケを発見、
これはほぼ確実にツキヨタケだ、キモイ。
似ているキノコにムキタケというのがありますが、
見分けるためにはぱっかーんと縦に割らなくてはいけません。
キノコさわるのすら嫌なので絶対にやりたくない。
心地よい木洩れ日の中をハイキング、東北の森林は雰囲気が良い、関東より瑞々しさがある。
紅葉も場所によって綺麗に見れるようになってきました、
日当たりのよい場所が綺麗に紅葉しているようです。
赤と黄色と緑が程よく混ざり合わさった景色が一番綺麗な気がします。
紅葉の写真とってると京都に行きたくなりますね。
午前7時10分、布滝分岐。
布滝は谷筋にあるので、再び日の当たらない日陰の道を歩くことになります。
布滝までの道はアップダウンダウン、階段や坂をどんどん降りていることに。
デコ平登山口よりも標高が低い所にあるので、たどり着くのが面倒です。
日陰の登山道なので苔とかは沢山見ることは可能、苔と岩が見たければおすすめできる。
ながーい階段をずんずん降っていく、不安になるくらい降る。
階段を降りた先の小橋を渡れば布滝は目と鼻の先。
午前7時35分、布滝到着。
写真だと小さく見えますが結構大きな滝です、段数が多く小さな滝が集合したような見た目。
下から撮影しようとするとかなり強い風を受けるので注意してください。
布滝を見終わったら西吾妻山山頂に向かって登山を開始する。
布滝側から歩くコースは破線扱い、一人で歩かない方がいいだろう。
あまり人があるいているコースではない。
静かな山歩きと自然をそのまま楽しむということは思う存分堪能できる。
登山道の至るところで目撃されたフクロダケ、押すと粉がボフーーッと出ます。
下手にさわると服が汚れちゃうから注意しましょう。
トレースが薄く、道もあまり整備されているわけではないので四苦八苦するてらぽん。
後ろを歩くたけのやさんはベテランだけあってホイホイ歩いている。
こんな感じの道を歩き続けます、木の根の上をよじ登るというシチュエーションが多かった。
途中で川を横切ることも、基本的には沢沿いを歩き続けるので、退屈することはない。
午前8時10分、四合目到着。
西吾妻山もこの看板がある、雰囲気的に古いので場所によっては落下したりしているだろう。
誰もいない樹林の中を四人で歩き続けます、奥多摩とはまた違う樹林なんだなこれが。
谷筋から時おり拝むことができる太陽、紅葉した木々を照らしているんでしょうが
我々から見れば逆光になってしまい紅葉がよく見えない……
何回か川を渡ります、しかし水の中に足を突っ込むような場面はありませんでした。
大体は岩の上を歩いていれば問題ない。
一ヶ所、この場所だけは転ぶと深い場所に落ちそう。
滝を塞き止めた天然ダムのような場所なので、片方は深さ2m程の池になっているからです。
最後の川渡りが終わると尾根に向かって標高を上げる道が始まります。
ここから凄い奥秩父っぽさが出てきます、
ひとつの山で色々な山の雰囲気を感じれる山だな西吾妻山。
このキノコはなんだろう?枯れ木を埋め尽くしていました。
高度も上がり紅葉の最上部に到着、青空も大きく見れる感じになった。
こういった黄色の紅葉が今年は綺麗でしたね。
岩と苔と針葉樹、そんな事樹林を歩き続けます、傾斜が結構きつい!
いままでの優しい傾斜の面影は無い、体力を容赦なく削りに来るヤバイやつが目の前に広がる。
午前9時25分、八合目到着。
何とか八合目に到着しました、女性陣の体力はわりと底をつきかけています、
この山登るのスゲー長い、飽きないけど長いです。
上まで来たら針葉樹の立ち枯れが大分目立つようになってきました。
そして、てらぽんはちょっと辛そうだ。
針葉樹の立ち枯れと言えば僕のなかでは奥秩父なんだよなぁ……、
目の前の景色だけ見ると関東と言い張れそうだ。
午前10時20分、西大巓到着。
西吾妻山の展望スポットです、西吾妻山山頂は展望がない場所なので、
景色はこちらでしっかりと見ておくと良いでしょう。
西大巓からは周囲の景色が一望、東北ではかなり景色の良い山だと思います。
西大巓から見える百名山はどれも個性的、まずは目の前にドーンと現れる磐梯山。
西側には飯豊山ですね、今の僕にとって憧れの山です、3日かけて縦走で歩きたいな……。
西吾妻山の北西には大朝日岳かな?月山大朝日岳と思わしき山々が見えます。
真後ろには西吾妻山、なだらかで雄大な山頂が広がっています。
冬になれば樹氷の名所として有名。
西吾妻山の隣には安達太良山、紅葉の名所で今年登りたいと思っていたのですが願い叶わず。
近くで目立つ山はやはり磐梯山。
遠景には燧ヶ岳、日光白根山等といった山々を見ることもできました。
とにかくここは展望が良い、個性的な山々に囲まれた絶好の展望台ですね。
磐梯山を眺めるたけのやさん、気持ち良さそうです。
今日この山域を選んで本当に正解だったといえるだろう。
山頂でパンをかじったら西吾妻山に向かいます、あのなだらかな森のどこかに山頂がある!!
西大巓から西吾妻山へは一旦下り、つまり帰りに登り返す必要があります。
景色が広い山で歩いていて気持ちが良い、風が強いけど……。
安達太良方面も気持ち良さそう。
斜面は笹と針葉樹で埋め尽くされており冬に歩くと楽しそうだ。
降ってみると結構登ることがわかる、布滝コースで足を使ったあとなのでちょっと辛い。
山頂手前から木道が現れます、規模は思っていたよりもかなり小さかったです。
木道歩きを楽しみにして西吾妻山に来るとがっかりします。
山頂一帯はだだっ広い湿原が広がっている雰囲気、会津駒ヶ岳みたいなやつですね。
午前11時40分、西吾妻小屋分岐手前。
山頂手前には西吾妻小屋があります、トイレが設置されているので用を足す場合はこちらへ。
綺麗さは普通の避難小屋のトイレといった感じ、決してきれいではない。
避難小屋の室内はこんな感じ。
巻機山クラスの綺麗さはないですが、ここで寝ろと言われたら全然寝れる程度には綺麗です。
トイレ休憩を済ましたら山頂へ向かいます。
草紅葉が綺麗に染まりきった湿原の向こう側に見えるのが山頂。
木道を歩いて山頂へ、因みにこの木道途中までしかありません。
森に入ると再びこんな景色です、西吾妻山長い、長いよ。
午後12時00分、西吾妻山山頂到着、これが西吾妻山山頂だ!!
恵那山皇海山級の展望のなさ、景色なんてノーサンキューな硬派な山頂。
青空だけがこの山頂を彩ってくれている、渋い山だと思っていたか最後まで渋い。
コースはとても楽しいのだが、通しで見ると玄人向きの渋い山のように感じる。
山頂を後にした僕らはデコ平湿原に向かい下山開始、先ずは西大巓に戻ります。
この景色が会津駒ヶ岳で見た景色にすごく良く似ています……。
午後になり安達太良山も綺麗に見えるようになってきました、爆裂火口がチラ見できる。
午後12時50分、西大巓山頂到着。
下山で気分的に楽になったのか、話が弾んでいたためすんなり西大巓に着きました。
デコ平湿原へは西大巓から降りれます。
山頂付近は合流する道が多いので道を間違えないよう注意が必要です。
百名山西吾妻山は穏やかな山頂と、展望に恵まれた西大巓を擁するとても良い山でした。
飯豊山が綺麗に見えたのが本当によかったですね。
下山は磐梯山を眺めながら、磐梯山山頂の稜線はもう一度歩きたいなぁ……。
磐梯山の稜線はコンパクトでありつつ凄い綺麗、僕のおすすめの山です。
下山で樹林に入りました、再び展望がなくなる……、道が意外に急。
岩と木の根で道ができています、土の上を歩くといった感じはないので歩きにくい、
奥多摩とは全然道の雰囲気が違う。
午後1時55分、スキー場と合流。
登山道はスキー場に合流します、ここまで来れば下山したも同然です。
人工物を見ると安心します……、スキー場に出た地点で一旦休憩。
リナさんが山頂の強風で体を大分冷やしてしまいちょっと辛そうです。
座るのにちょうど良い岩がごろごろしているので休憩には困らない。
スキー場からも磐梯山がバッチリ、ここのスキー場ロケーションすごく良いのでは?
スキー場に作られた下山路をすいすい進みます。
スキー場側は紅葉がとても綺麗に始まっていました。
山形側の登山道はちっとも紅葉がないということでしたが福島側は綺麗に紅葉している。
スキー場リフトであがってすぐこの景色だなんて、凄い恵まれてるな。
西吾妻山は紅葉の時期に登るのが良い山なんでしょうね、見るものが本当に多い山だ。
紅葉シーズンはカメラが非常に楽しくなる時期、山に登るのが何倍も楽しくなる。
例年と同じように青空と紅葉を見ることができて幸せです。
リフトの麓に向かって歩きます、合流地点からは苦労することなく下山できました。
午後2時20分、デコ平スキー場到着。
スキー場山頂駅は秋でもやっています、隣に湿原があるので年中観光が可能なんですねここ。
施設の中は普通にレストラン、ソフトクリームやカレーパン、素敵なランチメニューが食べれます。
リナさんとてらぽんがリフトで降りる事になり、
僕とたけのやさんは人力下山で車を回収することにしました。
駐車場はデコ平湿原の向こう側、先ずはデコ平湿原へ向かいます。
リフト山頂駅からはそんなに距離があるわけではありません、
歩いていると景色が妙に綺麗なことに気がつきます……。
あ、これ今日一番綺麗な紅葉スポットだ……
景勝地として観光客が来るような湿原です、景色が悪いわけありません。
この日一番の紅葉風景が僕たちを襲います、なんてこった!!
カラマツの紅葉なんかも見れたり、デコ平湿原に向かってから景色が黄色で占領されている。
木道を歩き続けるのデコ平湿原、歩きやすいし景色良いしで文句なしです。
黄色く染まった木々が迷彩のように森に溶け込む。
西大巓を見上げる、遠望も良いですね。
何よりも足元が本当の湿原で、スポンジみたいな草や小川が身近だったことの方が衝撃的だった。
立ち枯れの針葉樹と草紅葉の湿原、木道はしっかりしているし歩くのが凄い楽しい!
木道はこのように地面に埋設されたようなタイプになっているため、所々水没しています。
水と距離が近いので歩くのが楽しい!
紅葉は西吾妻山本体よりもデコ平の方が全然綺麗でした、
デコ平湿原はかなりおすすめできる遊び場。
綺麗な草紅葉と立ち枯れと、コースの締めくくりが湿原っていいな。
真っ赤な紅葉も所々、山紅葉の大味な色付きを堪能できました。
紅葉を見納めたら車の回収へ、デコ平湿原は周回コースで歩くことができます。
我々は周回せずに片道通行ですが。
朝歩いた樹林に戻り駐車場を目指します、午後に来ても暗いなここ。
午後2時55分、西吾妻山デコ平駐車場到着。
長かった西吾妻山下山完了です……、駐車場広いんですけど車が全然停まってませんでした。
登る人あんまりいないんだなぁ。
駐車場へ向かうひどく荒れ果てた道を何とか降りてスキー場に到着、
駐車場への砂利道はSUVとかじゃないとおすすめできない道。
大きな石が多く、パンクするんじゃないかとひやひやしていました。
さて、スキー場でてらぽんとリナさんを回収します。
スキー場は凄い楽しそうな遊び場が併設されていました、子供の頃これで遊んだなー。
無事全員合流したところで温泉へ。
少し安達太良方面に走ったところにある布森山というお風呂にいきました。
安達太良山に登ったときに入るお風呂の模様、西吾妻の近くにはこれ以外のお店もあります。
旅の疲れをしっかりと洗い流して関東までの長い距離を走ることに備えます。
そして、東北限定-4℃のアイスコーラを飲んで帰路に着きました。
夏に飲んでおけばよかったコーラですが、時期が遅れていまになってしまいましたね。
東京に着いた時刻は22時前で結構早く到着できた感じに、
今後もこのようなホワイトな登山を続けていきたいところです。
福島と山形にまたがる吾妻連峰。
百名山となる西吾妻山はなだらかな稜線と穏やかな表情を持った山です。
しかし、その登りは樹林を進み、滝にふれあい、秩父のような岩と苔の道を歩く
様々な山の楽しいところを併せ持った表情豊かな山でもあります。
なにより西大巓からの景色は一級品、東北の名だたる名峰達を一望することが可能です。
磐梯山、西吾妻山、安達太良山、燧ヶ岳、蔵王、飯豊山と山が広がる福島山形近郊。
スター級の百名山の影に隠れてしまいがちな西吾妻山ですが、登る価値は十二分にあります。
個人的には磐梯山を最も美しく見られる山ではないかと思いました。
東北の名山を一望する展望台、西吾妻山、秋に登るのがとてもおすすめです。
人生最高の山は続く。
西吾妻山の地図はこちら。
- 作者: 奥田博,渡辺徳仁
- 出版社/メーカー: 山と渓谷社
- 発売日: 2017/10/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
地図を持たない入山は危険です、今回の早稲沢コースは破線なので地図が必要です。
この登山で役に立ったアイテムはこちら。
アサヒグループ食品 1本満足バー シリアルホワイト 1本×9個
- 出版社/メーカー: アサヒグループ食品
- メディア: 食品&飲料
- この商品を含むブログを見る
新兵器一本満足バーです、一つで180キロカロリー、糖質とタンパク質を補給できます。
行動食としてこれを10本ほど持っておけば1日の登山がかなり快適になるでしょう。
- 出版社/メーカー: カバヤ食品
- 発売日: 2018/03/20
- メディア: 食品&飲料
- この商品を含むブログを見る
塩分補給のタブレットとして塩飴を携帯しておくとバテにくくなります。
歩きながら常に塩分を補給するように知れば登山はずっと楽になりますよ。
コメント
コメント一覧 (2件)
こんにちは、今回も楽しく読ませていただきました。
Redsugarさんが登った9日前に、僕も西吾妻に登りました。
僕は山形県の天元台から登り、グランデコに下りました。
この山は、山形県側の景色も見事ですので、ぜひ次は天元台から登られることをおすすめします。
夏は湿原の植物がたくさん見られますよ!
ちなみに、僕は磐梯山の麓に住んでいるので、近くの山の情報があると勝手に親近感がわきます(笑)
ろっぴ様
僕も山形に縁があり山形新幹線などを使う際に、米沢から見るでかい山はなんだろうといつも見ていました。
今回登ってわかりましたがいい山ですね、西吾妻山。
天元台からも楽しいということと、ロープウェイが使えるということなので、ぜひ山形側からも登ってみたいです。
磐梯山の麓、いいところにお住まいですね…、僕も北海道か山形に住みたいといつもぼやいています(笑)