【北関東】那須岳、茶臼岳を彩る極彩色の紅葉を楽しむ、リゾート地「那須」の天を歩く旅

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2016年10月15日、栃木県那須にある百名山【那須岳】へ行ってきました。

標高は1,915m(茶臼岳)となります。

関東の一大紅葉地として有名な登山スポット、煙を吹き上げる茶臼岳と

その麓に広がった紅葉は一見の価値がある風景です。

ロープウェイを使い多くの観光客が訪れる秋の那須岳を登り、

紅葉を満遍なく楽しみ尽くすために、那須の茶臼岳と朝日岳に登ってきました。

そこで待っていたのはきらびやかな紅葉の世界、そして岩に囲まれた荒涼とした火山の世界でした。

那須高原を超えて那須の天井を歩く旅の始まりです。

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紅葉の絨毯が谷間を綺麗に埋めつくし、山肌はモザイク画のような絵柄に染まる。

地面に覆い被さるテクスチャは秋という季節をもり立てる、

冬を前に最後の宴を催したかのような賑やな姿。

どんなに艶やか景色であったとしても、

その後ろに控えるのもを暗示させる景色には一抹の哀愁を覚えるのだ。

はい、今回は那須岳です、栃木県の軽井沢たる那須。

その天井にそびえ立つ百名山那須岳!

関東で紅葉のニュースが流れれば大体那須、日光が取り上げられます。

関東在住の人であれば一度はテレビで見る景色。

ロープウェイ完備で少し歩けば絶景を堪能できる那須岳、

しかしちゃんと登山をすれば紅葉に会わせて荒々しい火山の風景を楽しむことが可能です。

地球の息吹と美しい紅葉、一度の登山で二粒楽しめるそんなお得な那須岳

今回はそのメインとなる茶臼岳と朝日岳を歩いてきました。

火山と石峰、そして紅葉を見るなら那須で決まりというくらいいい景色が広がります。

アクセス

公共交通機関

【電車】上野→那須塩原     1,950円

【バス】那須高原→ロープウェイ 1,400円

【バス】ロープウェイ→那須塩原 1,400円

【電車】那須高原→上野     1,950円

合計運賃 6700円

上記の方法を使う場合那須塩原か宇都宮に前日いる必要性があります。

【高速】浦和IC→那須IC  3,200円(176km)

往復交通費合計 6,400円 ガス代が大体4000円追加。

ナビは「那須ロープウェイ」に打つのが良いです。

ロープウェイ料金

大人往復 1,300円(小人 650円)

大人片道 750円   (小人 380円)

コースタイム 

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駐車ポイント7:10→ロープウェイ7:40→山頂登山口7:50→山頂口8:35→

茶臼岳山頂8:45-9:20→牛ヶ首10:25→姥ヶ平10:55-11:15→避難小屋12:00

朝日岳山頂12:40-12:55→避難小屋13:25→下山口13:55→駐車ポイント14:35

合計登山時間 7時間25分 思ったよりも歩く、びっくりした。

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2016年10月15日午前7時00分、那須岳ロープウェイよりも700mくらい手前の路上。

紅葉最盛期の那須岳紅葉をこの目に焼き付けるために、やってきました那須岳。

紅葉シーズンの那須岳の渋滞は想像を絶するレベルです、

朝の6時には到着していないと駐車できません、登山口の駐車場を利用する場合は

朝の4時くらいじゃないと多分無理です。

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重ねて言うとけど紅葉時期の那須岳の混み具合は本当にすごい!

朝6時付近では駐車場に車停めるのは無理です、6時30分について駐車場は全部埋まった状態。

だいぶ離れた駐車スペースに駐車しなくてはいけませんでした…。

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ロープウェイまでは軽い登りが続きます、スタート地点に立つまでが長い。

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今日の天気は最高、雲ひとつ無い快晴。

この一週間前の那須岳ではほとばしるガスをお見舞いされたので嬉しい限り。

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まだアザミも咲いています、ほぼ東北に位置する那須ですが暖かいようです。

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午前7時40分、那須ロープウェイ到着。

本日は此方のロープウェイを利用して茶臼岳へ向かいます。

下から登るのは前回やったからもういい。

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下から見上げる那須岳、空が青いです。

そして茶臼岳を初めて見ました、前回はガスってて何も見えなかったので。

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ロープウェイの始発は午前7時30分くらいだったような気がします。

ロープウェイ料金片道750円を支払い、ロープウェイに乗車。

茶臼岳の山頂直下まで運んでもらいました。

時間が早かったので観光客3割、登山者7割位。

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ドピーカンという言葉がよく似合う太陽、太平洋側は雲ひとつ無い良い天気だ。

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午前7時55分、那須岳登山開始。

プレイボールの合図と同時に登山開始です、まず向かうは茶臼岳。

那須で最も目立つ火山に登っていきます。

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ロープウェイ駅から見上げるとこんな景色が広がっています、富士山みたいな景色です。

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茶臼岳は途中まではよく整備された道を歩くのですが、

整備され過ぎていて逆によく滑ったりします。

スニーカーで来ると痛い目見るのでちゃんと登山靴を履いてくるのがよいでしょう。

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この日は奥さんと二人で歩いていたので撮ってもらいました、気だるそうだな僕……。

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少し歩いてから後ろを見るとこの景色、手軽に良い景色と言えるのではないでしょうか?

この日は遠くが少しガスっていたため筑波山を見ることができず。

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整備路が終われば登山道に、岩がごろごろと転がった歩きにくい道を登っていきます。

目印が至るところにつけられているので変なところを登ることはないはず。

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砂と岩の世界を歩き続けます、草木の無い世界でもある。

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ふと右手に顔を向けると朝日岳が、険しい姿をした正面の山が朝日岳です。

一番尖っている部分が山頂です、山頂からは麓の紅葉を眺めることができます。

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朝日岳を眺めつつ岩ばかりの道を歩く、落石が来たらひとたまりも無い景色だ。

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午前8時35分、山頂口分岐路。

山頂の本当に手前にあります、ここから少し上がれば山頂です。

那須岳はこのような指導標が多く、道は整備されているので安心して歩けます。

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山頂はだだっ広く、噴火口らしき遺構が中心に位置している。

雨が降ったらお釜でもできそう。

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山頂の鳥居が見えました、撮影しているここも山頂らしいけど。

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2016年10月15日午前8時45分、那須茶臼岳山頂到着。

ロープウェイ駅を出て50分でした。

観光客でも歩いてこれるはちょっと言い過ぎですが、ハイキングとしてはかなり手頃。

山頂ですがとても広いですよ。

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朝日岳をバックにダッフィー撮影、ダッフィーも何座登ったんでしょうね。

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山頂下には煙がもくもくと上がるポイントがいくつもあります、

温泉に入りたい気持ちを刺激する硫黄の臭いが周囲を満たしています。

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朝日岳方面、向こうも火山らしい荒々しい見た目をしています。

本日は朝日岳まで行ってからの下山を予定。

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お釜っぽい噴火口を眺めながらご飯を頂くことにしました、休憩するには良いポイント。

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秋から春にかけてはミカンです……、登山でミカンは最強の組み合わせです。

水分と糖分を補給でき気分もスカッとする、ミカンをザックに忍ばせておくだけで

休憩が200%楽しくなります、ミカンは本当に偉大です。

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ミカンを食べていたら後続の登山者が溢れてきたので出発することにしました。

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お釜をぐるりと一周して一度ロープウェイ駅方面に向かって降ります。

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時間がたちかなりの人が茶臼岳に登ってきているのがわかりました、

みんなどこに車停めたんだ?

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午前9時50分、ロープウェイ-牛ヶ首分岐。

次なる目的地は姥ヶ平なので、牛ヶ首方面へ向かうことにします。

紅葉時期は道中がとてもきれいなので、茶臼岳から避難小屋方面に行くのではなく

一度ロープウェイ側に戻ることをオススメします。

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牛ヶ首までは平坦な道を歩く、茶臼岳の登りに比べるとかなり楽。

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背の低い高山植物と岩に埋め尽くされた山肌は紅葉の面影を微塵も感じさせることはないが…。

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10分ほど歩くと本日最初の紅葉スポットへ到着、牛ヶ首の手前にある谷間の紅葉は最高!

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赤と黄色の絨毯が谷の奥まで広がっていきます……!

那須の紅葉が始まりを告げた瞬間でもある。

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皆さん足をとめて見いっていました、しかしここの紅葉等まだまだ序の口、本番は姥ヶ平!

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といいつつ目の前に紅葉した草木があればついついカメラを構えてしまう。

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ここ本当に綺麗です、オープニングで見ることができるのですが一気にテンションが上がる。

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ロープウェイ駅からぐるりと茶臼岳を周回するように歩く、

山頂方面の見た目が随時かわって面白い、牛ヶ首までは本当に楽しい。

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谷間の紅葉とお別れ、皆さん写真撮影にいそしんでいました。

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茶臼岳周辺は火山性のガスがもくもくと沸き上がっている場所が沢山。

硫黄の心地よい香りがそこらじゅうに充満しています、お風呂に入りたくなる。

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牛首手前まで来た段階で茶臼岳を眺めて驚きました、

「なんてかっこいい姿をした山が目の前にあるんだ……」と。

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草木の無い山肌、撮影の仕方によってはアメリカの砂漠に聳え立つ山にも見えそうです。

とにかくかっこいいぞ那須岳!!

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午前10時15分、牛首到着です。

牛首からは姥ヶ平方面と避難小屋-朝日岳方面へと向かうことかできます、

僕らの目的は紅葉なので姥ヶ平。

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牛ヶ首から見る姥ヶ平、この一週間前が紅葉最盛期だったのですが、

なんとか今日も見頃を迎えてくれていたようです。

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朝日岳方面へ向かう道は途中いくつもの噴気口の前を歩きます、

かなり楽しい道なので那須に来るなら絶対に歩いてほしい。

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牛首から眺めた茶臼岳、噴気がもくもくと沸き上がっています、西側から見る茶臼岳は本当にかっこいいな。

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眺めてたら時間がいくらあっても足りません、山っていいよなーと思いながら姥ヶ平へ。

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姥ヶ平へは姥ヶ坂と呼ばれる坂を下っていくことになります、

早い人なら10分くらいで下れる距離です。

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歩きにくいといったことはありません、普通の登山装備であればホイホイ下れます。

この後もう一回登るということは忘れて下りましょう。

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姥ヶ平は紅葉真っ盛りといった感じ、黄色や赤といった色が斜面を覆い尽くす。

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今年は全体的に黄色成分が多目でした。

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姥ヶ平まで降りると茶臼岳と紅葉のコラボレーションか姿をあらわします、定番の景色。

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雲が出てきてしまいましたが天候は晴れ、「少し位雲があった方が良い」と強がる。

那須岳の紅葉と言えば姥ヶ平というくらいのポジションなので、記念撮影は忘れずに。

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邪魔かなと思いカメラの後ろへ引っ込みました、景色だけだとこんな感じ。

確かに凄まじくきれいな山ですね。

広角レンズがあれば絶対に楽しい所なので14mm位のレンズが非常に欲しくなりました。

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午前11時15分、姥ヶ平出発。

二度目の休憩を終わらせて今度は朝日岳に向かうことに、

晴れてるうちに姥ヶ平から見る茶臼岳を拝めて本当に幸せでした。

この前の週は上半分が真っ白な悲しい姿を見せつけられたので。

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この登り返しが大したことはないんだけれども、なぜか辛い。

すぐ着くって知ってるからオーバーペースで登ってしまうようです。

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午前11時40分、姥ヶ坂分岐まで戻ってきました。

太陽の高さも変わり、紅葉のコントラストが朝よりも強くなってきた。

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茶臼岳姥ヶ平側の斜面は完全な火山です、

至るところから煙が沸き上がった斜面を横切って、僕らは朝日岳に向かいます。

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噴気の上がらなくなった穴、いきなりガスが出てきたらヤバイ、ドリフになってしまう。

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温泉街みたいな煙の上がりかたをしています、雲が沸き上がってるんじゃないか。

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太陽に照らされて神秘的な光景が広がる。

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時折雲の合間から姿を見せる太陽と地より沸き立つガス、天地両方に雲があるようでした。

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ちなみにそんな素敵な場所も少し離れるとこんな感じに、意外と小さい。

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噴気の上がる地獄谷のような中を歩き続けます、

ケルンが沢山積んであれば賽の河原っぽさが出るのですが、あんまり無いですね。

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午後12時00分、避難小屋手前。

朝日岳と茶臼岳の中間地点である避難小屋が近づいて来ました、

登山口から登る道との合流点でもあります。

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避難小屋から見た朝日岳方面、凄まじい岩壁の山です。

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こちらは登山口方面、帰りは画面右の下山路を利用して降りていきます。

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朝日岳方面は茶臼岳に比べるとアスレチックな登山道が続きます、

鎖場がとても多い場所なので注意して進まなくては行けません。

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茶臼岳と比べるとこちらは土が多いです、岩の上に土が被さっているんですね。

雨上がりの日とかは滑りそうな感じがしてちょっと嫌でしょうね。

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隠居倉方面、隠居倉まで向かう登山道から見た景色は那須岳の紅葉スポットのひとつだそう。

朝日岳に行く道から離れているため、今回は通りません。

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細い尾根の上を歩き続けます、滑落しやすそうな所なんで注意。

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鎖が出てきました、左側の斜面は切れ落ちています、

こういうのに自信が無い人は鎖をしっかりと持ちましょう。

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岩が積み重なって滑る斜面を登りきれば山頂はもう少しです、

茶臼岳から歩き続けていると、この辺が体力的に一番辛いかも。

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午後12時35分、朝日岳山頂手前。

朝日岳の山頂手前には休憩が可能なスポットが広がっています、

避難小屋からここまで40分ほど、鎖場は2箇所存在しました。

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朝日岳山頂までは10分もかかりません、緩やかな登り道を歩いて山頂に至る。

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午後12時40分、那須朝日岳山頂到着。

避難小屋から歩くこと5分でした、標高はほんの少し低い1,896m。

そして山頂は狭い、茶臼岳と違って人の密集率が非常に高い山頂です。

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朝日岳へ来なくては行けないと思ったのがこの景色、いいね!!

茶臼岳を一番かっこよく眺めることが可能なスポットではないでしょうか?

独立峰的な姿をした男らしい茶臼岳を堪能することが可能です。

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三本槍の方面は紅葉が終わりかけ、ちょっと寂しい景色が広がっている。

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ゆっくりと右を向いていくと徐々に現れる壮大な景色。

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朝日岳から太平洋側を眺めれば、麓の紅葉を一望することが可能ですなんてきれいな紅葉だ。

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朝日岳山頂も多くの人で賑わっていましたが、

茶臼岳に比べるとこちらは登山客のみといった感じ。

風が吹き荒れる那須の稜線に皆さん寒そうにしていらっしゃいました。

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晴れ間が覗いた紅葉斜面をこの目に収めて下山とします。

ちなみにここで、手前の広場で待っていたはずの奥さんが山頂に来てくれました。

山頂にたどり着いてやりきったのか、とても嬉しそうでした。

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この茶臼岳の景色は凄い、「すげぇ……」しか言葉が出てきません。

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少し下のテラスに立つことが出来たので、奥さんに撮影してもらいました。

ここは撮影スポットとして良いかもしんない。

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午後1時00分、下山開始。

朝日岳山頂を堪能しました……。

あとは晴れた三本槍に登れれば一通り那須を楽しんだと言えるのかもしれない。

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朝日岳からの下山中に眺める茶臼岳も絶品です、

ちょうど太陽が茶臼岳に降り注ぎ神秘的な姿を我々の前に見せてくれました。

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あとは降りるだけですが、鎖場で気を抜くわけにはいきません。

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下山は慎重に、那須岳の下山は滑りやすいです。

細かい石ころや浮石があるため転びやすくなっているので気をつけましょう。

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午後1時25分、避難小屋手前。

登りは結構時間がかかったのですが下山はさくさく進みます。

1時間以内には避難小屋まで帰ることが可能です。

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午後1時30分、那須岳下山開始。

早朝から登り始めた那須岳ですが、茶臼岳、姥ヶ平、朝日岳と

定番の見所をスケジュール通りに回ることができ大満足でした。

下山は朝日岳の斜面を眺めながらゆったりと降ります。

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朝日岳の山頂から見た紅葉はしたから見るとこんな景色になっています。

登山口から登れば右手に紅葉を常におさめながら歩くことが可能。

つまり那須は1日の始まりに茶臼岳の紅葉、中盤に姥ヶ平、後半に朝日岳の紅葉と

3回も美しい紅葉が見れます。

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岩と紅葉のコラボレーションが美しい、姥ヶ平とはまた違った景色を楽しむことができる。

ひとつの山で紅葉のバリエーションを見れる所が本当に良いですね。

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下山路はよく整備されているが、だらだらとした長い道が続く。

終盤は無言で下山、ジャンル限定しりとりも長くは続かなかった。

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鳥居が見えたら下山完了です。

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午後1時55分、那須岳下山完了。

関東における紅葉の定番を楽しみ尽くした登山になりました……、

さらっと歩けて良い思いが出来るところがとても気に入りました!

さすが定番となるだけはあります、紅葉時期の那須岳は晴れていれば間違いなく楽しい!

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駐車場についた時点でこの紅葉が見れるのだから、那須岳が人気なのも本当に頷ける。

個人的には隠居倉方面も気になるけど……。

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ロープウェイを越えて車を停めた場所まで歩くのが本当に辛かった……、

那須岳を気持ちよく登るためにはもっと早く来なければいけませんね。

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午後の陽気に当てられた樹林を奥さんと歩いて帰路に着くのでした。

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下山後の温泉は鹿の湯に行くもよし、下山直後の温泉に行くも良しです!

個人的には鹿の湯が楽しいのでおすすめです、

どれだけ熱いお湯に入れるかのチキンレースが楽しめます。

そしてこの日は下山で始まる那須大渋滞ですが地元を知り尽くした車に助けられ

裏道を使い黒磯から高速道路に乗ることができました…。

那須に行く場合は事前に帰り道を調べておくのがオススメです、渋滞がひどいので。

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関東の紅葉登山のスポットとして著明な那須岳、

ロープウェイを使えるため多くの観光客が訪れます。

しかし、茶臼岳を越えて登山者の世界である朝日岳までいけば

紅葉だけではない素晴らしい景色が待ち受けています。

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もちろん紅葉は一級品、関東在住で紅葉時期の登山をするのであれば

那須岳は一度は登ってみても良い場所です。

人も多くのロープウェイも完備されている那須岳は多くの人にお勧めです。

紅葉時期が旬な山だと思いますので、是非紅葉で訪れてみてください。

人生最高の山は続く。

 那須岳の地図はこちら

山と高原地図 那須・塩原 高原山 (山と高原地図 12)

山と高原地図 那須・塩原 高原山 (山と高原地図 12)

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