GW二日目の5月2日です、今年のGWは快晴の日が続きとても旅日和となりました。
僕の居た東北エリアは雨に降られること無くずっと登山日和が続いていたと思います。
ネモフィラハーモニーをみて山形まで移動した翌日、朝5時に弘前に向けて出発しました。
本州最北端に位置する独立峰、ロープウェイで行けるお手軽ハイキングの始まりです。
早朝山形を出た僕は車を走らせ青森に向かっていました。
青森までの目算は5時間…、くらいをみていたのですが予想よりも遅れ
登山口に取り付けたのは12時と言う登山になりました。
東北自動車道の宮城を越えるとSAが急にしょぼくなる法則。
でも売ってるものの美味しさは段々良くなってきます、
岩手に入ってはやく小岩井ソフトクリームが食べたい。
車を走らせること3時間ほどくらいでしょうか?
前方に美しい山が見えてきました、岩手山です。
南部片富士とも呼ばれているようです、
百名山の八幡平と並んでいるため同時にアタックする人も多いようですね。
八幡平SAで休憩を取ります、ここからは岩手山と八幡平がよく見えます。
新緑の森の後ろに隠れてしまってますが、まだかなり雪をかぶっています。
姫神岳も良い山だと聞きます、今回は行きませんが…。
展望を楽しんだので、早くソフトクリームを補給しないと…!!
小岩井牛乳を使用したソフトクリームということでとても美味しかったです!!
これでソフトクリーム2回目です。
八幡平SAを出たら一路弘前に向かいます、この時点で時刻は9:15。
登山口に到着するのを11時としてみていました。
弘前市内を抜けた頃には11時を回っていました。
青森めちゃくちゃ遠いです、もうとにかく遠い、高速飽きたとぼやき続けてました。
弘前市内から県道3号線に入れれば、後は一直線です。
ひたすら走れば岩木山神社に到着です。
午前11:40分、岩木山神社に到着である。
いくら何でもこの時間から登るのは冷や汗が出ます、まずは神社を急いで参拝。
ロープウェイを使うとは言っても往復2時間ほどかかるので急ぎます。
青森ではやはりキャラが立ってる神社だと思います、立派ですね。
山に登る前にその土地に根付いた神社などがあるならまずは参拝してから登りたいものです。
その方が旅行感が出て気分がいいですから…。
門が立派ですね、真っ赤に燃え上がっているようだ。
こうして写真で見るとたぬきの尻尾のような可愛いしめ縄です、お賽銭を投げて安全登山を願います。
このおじさん良く出来てる!
変わった狛犬が居ました、壁に取り付くなんて器用です、そして若干肉感が怖いんですけど…。
普通の狛犬ももちろん居ます、ザ・スタンダード狛犬でした。
ただ、表情がちょっと笑ってる気がするんだけど…。
今年は未年ということですが、神社に居た羊に踏みつけられそうになりました。
僕の強靭な脚力と腕力を持ってすれば、なんてことはありませんがね。
これからあの頂に立つ。
いいかお昼を回ってしまっているが岩木山なら何とかなると思って頑張るんだ。
決して午後になってしまったからと言って諦めることは無い。
岩木山神社から車を走らせること30〜40分ほどでしょうか?
岩木山を登る有料道路をなんとか登りきってロープウェイ駐車場に到着しました。
ここから見るとまだ結構あるんだけど!!
とりあえず展望は良し、白神山地もよく見えている。
ビジターセンターでトイレを済ませたらロープウェイで山頂へ向かいます。
あー、なんてラクチンな登山なんだ。
丹沢を歩き回ったりするより観光気分が味わえて良いぜ。
あ、因みにリフト券は大人一枚820円という微妙な値段でした。
リフトに揺られていたのは5分くらいでしょうか?
山頂駅に到着です。
ちなみにここにも鳥海山という峰があります、あんまり楽しそうじゃないから行かないけど。
さて、奥に見えるのが岩木山山頂です、意外に岩がゴツゴツしてます。
午後13:07分、プレイボール!!
岩木山山頂に向かってのんびり歩き始めます。
この岩の組成は…、こいつは火山です、間違いありません。
雪がたまった所は火口だったようですね、火山なので浮き石がめちゃくちゃあります。
うーん、意外に険しいな…。
険しいと思ったのですが、踏み場がしっかりしているのでそこまで苦労すること無く登ることが出来ます。
GWの岩木山とかもっと雪が積もってると思ったんですが、意外に無いです。
避難小屋から伸びてるビクトリーロード、本当に雪が無い。
岩の尖りっぷりが火山っぽいよね。
どうやら大昔の岩木山厳冬期に山岳部の学生が遭難してしまったようです。
慰霊碑が立てられていました。
ケルン周辺がなんかひんやりするんだけど。
こんなに大きく描いてくれるのはありがたいですね。
さて、避難小屋からは30分もかからず登りきれます。
いったん平坦な道を歩いて最後の登りに取り付きます。
30分と言ったな、この距離は30分も絶対にない。
世界平和のなんたらっていうこの棒、最近良く刺さってるのを見ます。
宗教か何かなんだろうか??
午後なので霞んでいますが、午前なら函館まで奇麗に見えるとのことです。
角度も結構急なのですが、整備はそれなりにされているので苦労することは無いでしょう。
ただ、足が悪いとかそういう人は無理な道かと思います。
嘘、海まで近すぎ…。
なんやかんやで15分ほどで山頂に到着してしまいました。
時刻は13:50分となっております。
山頂には幾つか小屋が建っていました。
山頂の神社でお参りです、本日の安全登山ありがとうございますって言っておくのが礼儀。
山頂には鐘が置いてありましたが、子供がこれをとんでもない音でならすのでびっくりします。
霞んでいなければ八甲田も白神も奇麗に見えるのですが…、この日は少し霞んでいたので
肉眼では確認出来る程度だけどカメラでそれをとらえることは出来ませんでした。
まさかダッフィーも千葉の海沿いから青森のこんな所まで連れてこられるとは思うまい。
この位置で鐘を鳴らしたら頭が痛くてヤバかったです。
標高1625mということで蛭ヶ岳クラスですが、北なこともあり木なんて一本も生えてません。
山頂を満喫したら下山開始です、ここ岩が多いから降りるのが微妙に怖いな。
なんか特徴的な岩があるけど登山道から外れてるから良いや…。
途中避難小屋の所の雪渓を歩いてみたのですが、神社から登ってくるルートはこの雪渓を通るようです。
時間に余裕のある旅行者の方は是非神社から登るコースを試してみてください。
午後15:10分にはロープウェイに到着することが出来ました。
登山ルックじゃない人がかなり多い山ですが、
思いのほか岩が多いので靴位はしっかりしたものを履きたい所です。
ロープウェイから1時間程度で登れるって素晴らしい。
新緑の時期ならもっと楽しかったのでしょうか、自分は岩の上を歩けたので満足です。
ビジターセンターにはねぷたが。
えーと…、アイ!ラブ!津軽!!
岩木山を下りたら今日の宿へ向かって車を走らせます。
遠くから見ると燧ヶ岳の方なギザギザしてかっこいい山容であるということがわかります。
かっこいいし登ってみたくなる山というのは良いものです。
産直市場でつまめるものを購入しようとしたのですが。
ヒャァアアアッ!ソフトクリームだぜぇええ!
山菜が凄い数並んでました、ギョウジャニンニクも採れるようです。
さすが青森、ソフトクリームも美味しい。
さて、山形から登山口まで結局半日をかけた岩木山でした。
ロープウェイで上れるということもあり、お手軽に登山が出来て楽しい所ではないかなと思います。
弘前市内から見えるその美しい山容は正直かなり惹かれます。
独立峰に向かってどんどん進んで行くと言う旅路もかなり楽しいものがありました
途中にある農家のリンゴ直売所や岩木山神社と情緒溢れる観光も出来るので
岩木山に行くときは弘前観光も合わせるとより楽しい旅が出来るかと思いました。
岩木山自体はロープウェイから登れば特に危険箇所もないアスレチックマウンテンだと思います。
東北の人には是非お勧めしたい山でした。
岩木山の地図はこちら
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