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Red sugar

初心者向けの登山情報ブログ、山と写真とカメラの旅

【東北】大朝日岳、絶世の美しさを誇る朝日連峰の稜線を歩く、百名山屈指の秘境を歩く旅

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2015年9月23日、山形県と新潟県の県境に鎮座する日本百名山大朝日岳へ行っていました。

大朝日岳といえば東京からはアクセスが悪く、タイムも長めに設定されています

アルプスに比べれば知名度に劣る東北の山々の中でも特に地味とされる大朝日岳。

百名山を登っている方でも後半になってしまうことが多い山ではないでしょうか?

 

そんな大朝日岳に広がっていたのは、アルプスに引けを取らない美しい稜線でした。

登山経験がそこまで多いわけではありませんが、今まで見た山で最も美しいと言える山。

今年は紅葉が早く、大朝日岳の美しい稜線は赤と緑の鮮やかなコントラストを描いていました。

標高2000mに満たない山域に広がる山らしい山の姿。

美しさに涙を流した大朝日岳の旅、始まりです。

  

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大朝日岳、眼前に広がるのは旅行雑誌で見るような美しい山々。

月山のようななだらかで優しい雰囲気の姿ではなく、

雪と水によって削り取られアルペン的景観はアルプスを想起させる。

古寺山から見る朝日連峰の稜線は、本当に美しい。

流麗や耽美といった言葉が似合うようなその稜線を求めて、自然と足は早くなっていった。

 

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小朝日岳を越え、大朝日への稜線への一本道を進む。

凹凸のない綺麗な稜線は紅葉し赤と黄色に彩られ、パレードのような華やかさだ。

少し歩く度に深い赤やオレンジに彩られた木々に出会ってしまう。

凄まじい美しさを誇る稜線と、山形の美しい紅葉を前に微笑む顔には喜びのあまり涙が溢れていた。

 

今回の登山は、めちゃくちゃ綺麗な稜線が登場します。

東北NO.1といってもいい美しい山「大朝日岳」登山は最高の旅でした!

今回は拠点である山形市からアタックをしていますが、登山開始時間を考えると

実は大朝日岳は東京から山形へ深夜バスできた後レンタカーで向かえば日帰りできる。

ということも判明、次回はそれでもいいかもしれない。

 

今回のコースタイムはこちら

古寺鉱泉登山口8:45→一服清水9:55→古寺山10:45→小朝日岳11:20

銀玉水12:00→大朝日小屋12:25→大朝日岳12:45-13:05→銀玉水13:35→

古寺山14:55→一服清水15:30→古寺鉱泉登山口16:20

合計登山時間 7時間35分 あれ、意外に短い…

 

一泊二日必要とされる大朝日岳ですが、意外に時間がかかりませんでした。

今回は古寺鉱泉からのピストンを行いましたが、次回は是非山頂で宿泊したいと思いました。

 

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2015年9月23日8時35分、古寺鉱泉登山口。

朝大寝坊をした僕は絶望に打ちひしがれながら車を月山ICへ走らせていました。

大朝日岳は月山ICから下道に入り県道27号を案内に従って進めば到着できます。

そして到着したのは9時近く…、当初コースタイム10時間強と聞いていたので不安です

登れるかはギリギリですが、とりあえずがんばることに。

 

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百名山の中でも特に秘境感が強く、豊かな自然が残っているという朝日連峰。

この時は大朝日岳には大して期待を抱いていません。

正直すごく地味な山で辛いだけなんだろうなと思っていました。

 

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まずは登山口から古寺鉱泉を目指します、歩いて数分。

朝日連峰のきれいなお水を横目に整備された道を歩きます。

 

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10分も経たないうちに古寺鉱泉が現れました、こちら宿泊可能なお宿です。

調べれば山菜や川魚のご飯が非常に美味しいとのこと、

大朝日岳に登るために前日入りして温泉とご飯を楽しむのもいいかもしれません。

  

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古寺鉱泉の脇を通ればすぐに大朝日岳への登山道が現れます、早速樹林帯です。

 

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古寺鉱泉コースは基本的に尾根を伝って歩き続ける道で、沢沿いは古寺鉱泉横で終わります。

あとはひたすら尾根を歩いて高度を上げていきます。

 

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9月後半ということもあり、ほんのりと木々が赤く染まっているような気がします。

 

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どこの山でもこういった類の赤い実を見るのですが、どれがどれなんだかわかんないよ。

 

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今年は紅葉が早いと言いますが、大朝日岳も中腹は紅葉が始まっている模様。

 

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山ブドウのような見た目の赤い実、幼い頃に見たような…?

 

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しばらく進むと合体の樹というのが出てきました、あんまり合体しているように見えない…。

 

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東北の登山道は樹林帯の中でもよくある奥多摩っぽさがないのでとてもいいです。

面白山とかもすごい東北感が溢れていて良かったけど…

 

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緑に溢れまくった登山道を歩き続けます、正直最初の樹林帯はしんどい。

 

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9時55分、一服清水へ到着。

古寺鉱泉コースは水場がめちゃくちゃ豊富で、ペットボトル一本あれば

山頂まで水を汲みつつ登れそうな感じです。

美味しいお水を一杯いただき次のチェックポイント三沢清水を目指します。

 

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三沢清水は古寺山の山頂直下にある模様、それまでは樹林帯が続きます。

 

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道端の樹になめこが生えていました、道端の樹に食用キノコが生えているのも北の特徴か。

ちっさいなめこでしたが必死に採取してる方がいました。

 

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ところどころに現れる真っ赤な葉っぱ、上の方は紅葉しているかもしれないという

淡い期待を抱かせてくれます。

 

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紅葉も鮮やかに紅葉し始めています、本当に紅葉が楽しめそう。

 

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木々が紅葉し始めている中ヤマアジサイが咲いていました、秋にも咲くんだ…。

 

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木々のトンネルを黙々と登り続けます、しかし南アルプス的な雰囲気は無し。

 

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石を切り通した細い道を何度か通ります、なんかすごい東北っぽい雰囲気が出ていました。

 

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鎌倉の切り通しのような場所です。

 

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10時25分、三沢清水に到着。

一服清水からすぐに到着してしまいました、水全然減ってないんですけど…。

 

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とりあえずペットボトルに水を詰めて満タンに、今日は水が全然減らない登山です。

水が一番重いぜ。

 

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三沢清水を過ぎれば古寺山がすぐなはず…、展望無し、樹林ばかりで心が大分折れてきた。

 

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樹林を抜けましたが展望が開けたわけではない…

この時点ではコースタイム的に帰りは暗くなりそうでテンションが大分落ちていました。

 

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あの上にあるのが古寺山でしょうか、ここまで樹林を抜けるのに2時間近く経っています。

 

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標高が上がり木々が本格的に紅葉してきました、紅葉で気を紛らわせながら歩きます。

「めっちゃ赤い、すげー赤い」と独り言を呟きながら歩く。

 

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木の実も誠に赤く実る。

 

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木々だけではなくてお花もしっかりと咲いていました。

大朝日岳は夏に来れば花の山になるのでしょう、北の山は植生が豊かだし。

 

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足元にバッタの夫婦がいました、トノサマバッタかしら?

 

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古寺山への登りの中、ふと後ろを振り返ってみるとそこには大絶景が広がっていました。

奥に見える一際目立った山は月山でしょうか?

 

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10時45分、ついに古寺山に到着しました!スタートから2時間で到着。

そして古寺山に着いた瞬間、目の前に驚くべき光景が広がっていました。

 

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目の前にいきなり超巨大な山脈が出現。

美しき朝日連峰の主峰大朝日岳と西朝日岳の素晴らしい稜線、テンションが一気に上がります。

この稜線はずっと見ていても本当に飽きないレベルです。

 

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北側の稜線も本当に美しい、寒江山から以東岳へと続く稜線も歩きがいがありそう。

 

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まず目指すはこの小朝日岳です、古寺山から見ると結構遠そうに見えます。

 

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古寺山から小朝日岳へ行く道は紅葉と稜線に彩られて大変な事に、涙が溢れて前が見えない。

 

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小朝日岳までの尾根道も非常に気持ちがいい道です。

 

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大朝日岳にごめんなさいという気持ちで一杯になりながら、

いち早く大朝日岳に登りたいという気持ちが湧き上がります。

 

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小朝日岳から距離的に2時間ほどというイメージをしていましたが、

実際は1時間あれば山頂まで到着できました。

 

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小朝日岳への取り付きにきました、小朝日岳は巻き道もあるので

小朝日岳をスルーして大朝日岳へ向かう事もできます。

 

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今回は分岐点を小朝日岳へ向けて歩きます。

 

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ちょっとした急登ですが、10分もしないうちに山頂まで到着できます。

 

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後ろを向けば朝日連峰の稜線と紅葉のハーモニーが奏でられている。

本当にすごい山に来てしまった…。

 

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 時間が経つにつれ空の透明度も上がってきて、より月山が鮮明に見えるように。

 稜線・紅葉・展望、全てが2015年最高クラスになってきている。

 

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小朝日岳への最後の登りは大朝日岳の鋭い山容が

これでもかというくらい綺麗に見えるものでした。

 

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11時15分、小朝日岳山頂に到着しました。

 

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小朝日岳からは大朝日岳へ一直線に伸びる稜線がよく見えます。

 

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お腹が空いたのでここでゼリーを二つ補給…。

この日はコースタイムが長くなる事を予測していたので、食料は全てゼリーにしました。

こうする事により休憩と食事の時間を圧縮して歩く事ができます。

本来なら山頂でゆっくりご飯でも食べたいところですが、しょうがない。

 

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大朝日岳の方にポツンと立っている大朝日岳小屋もしっかりも見る事ができます。

 

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小朝日岳で小休憩を取り、足早に大朝日岳へ向けて出発します。

もはやこの時点で気分は昂揚しきりスキップめいた足取り、紅葉の稜線が彩りを加えてくれます。

 

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右奥に見える山塊が以東岳でしょうか?

 

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標高2000mに満たないはずなのにまるでアルプスのような見た目をしています。

豪雪地帯だからこその地形と言えるでしょう。

 

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小朝日岳から大朝日への下りは結構な斜度です、距離はそんなにないので

登りになったとしても20分かからないうちに登る事ができるでしょう。

 

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大朝日岳へ向かって歩きます。

 

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シルバーウィークでしたが、この日すれ違った登山者は10名以下でした。

大朝日岳というマイナーな山域ですが、ここを知らずにアルプスだけ行くのは勿体無い。

この山にはアルプスを越える美しさがあります。

 

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紅葉で色付いた小朝日岳、今年は紅葉もそんなにあたりには思えないので

来年あたりはきっと紅葉の当たり年となる事でしょう、真っ赤に染まった朝日連峰を見たい。

  

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正午に近づきますます蒼さを増す空と紅葉のコントラスト、歩くだけで楽しい。

 

 

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紅葉の時期はコースタイムが無意識に伸びる傾向があると思います

何回も足を止めてカメラを構えてしまう状況。

 

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後で調べてみれば飯豊山や大朝日の紅葉は栗駒に引けを取らないという事らしいです。

 

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あまり期待していなかった大朝日岳でこんないい思いができるなんて幸せでなりません。

 

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皆さん紅葉と大朝日岳の絶景を楽しんで歩いているようでした。

 

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小朝日岳から大朝日岳に向けての稜線は一面紅葉で赤と黄色の絨毯が広がっていました。

 

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歩いていたおじさんと話すと「今年は紅葉が大して綺麗じゃない」という事でしたが

僕にとってはご褒美ものの紅葉、今年が外れなら来年は当たると思うので

来年の大朝日岳の紅葉は絶対に逃す事はできない。

 

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小朝日岳側を見るとわかりますが、大朝日岳へ向けて徐々に紅葉が広がり

真ん中付近は真っ赤になっている状態。

 

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標高が低くても高山植物や高地のような景色が見れるのは東北ならではですね。

 

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青空でポカポカ陽気の中、最高の気分で歩を進めて行きます。

 

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鮮度が高い紅葉は葉っぱもしっかりと水分を持っていていいですね。

 

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アルプスの稜線に似つつもまた違った雰囲気を持った稜線。

紅葉に彩られた稜線を歩くのは初めてです。

 

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小寺鉱泉ルートのいいところは休憩ポイントがしっかりとあるところでしょうか。

30分に一回は休憩ポイントが出現します。

 

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以東岳方面もアルペン的景観を持った素晴らしい山容が続いています。

アクセスがあれば以東岳からの縦走をしてみたいところなんですけどね。

 

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紅葉と花に彩られた登山道はこの時期だけの贈り物でしょうか。

 

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徐々に大朝日岳が近くなってきました、稜線はほぼ凹凸がない歩きやすいものですが

最後に少し登りがあります、10分ほどで終わってしまうような登りです。

 

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12時00分、銀玉水到着。

登りの前に銀玉水と呼ばれる最後の水場が出現します。

大朝日小屋に宿泊する場合はこの水場か西朝日岳方面にある金玉水が最後になります。

さすがにペットボトル一本が一本空いてしまったので、水を汲みに行きます。

 

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水量はそんなに多くはありませんが、めちゃくちゃ冷たい

 

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キンキンに冷えた銀玉水は市販の天然水では味わえない美味しさでした。

山頂直下で飲める天然水の美味しさってヤバいと再認識。

ペットボトルに冷たいお水を詰めて、山頂を目指します。

 

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登りは少し雰囲気が変わりザレ場っぽい雰囲気に。

後ろを向けば月山が常に見える絶景。

 

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登り切れば大朝日小屋がすぐに見えるはず…

 

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大朝日岳の稜線の一部に飛び込んでみるとそこに広がってたのは綺麗すぎる景色

 

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絶景すぎるだろ…。

 

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西朝日岳方面の美しさに目を奪われましたが、目標は大朝日岳です。

しかしここまでくればもうヴィクトリーロードでしかありません。

 

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ポカポカ陽気の中大朝日小屋へ、銀玉水から20分と経たずに到着することができます。

 

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大朝日小屋は3階建ての避難小屋です、冬は一階が埋まるらしいので

二階に入り口が付いている模様、雪国特有の避難小屋の形ですね。

夏の間は管理人さんが常駐しており、登山道や水場の整備をしてくれているようです。

 

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小屋の手前には祠がありました。

テント場は芝生で寝心地がめちゃくちゃ良さそうでした。

この日は前日泊まった人のものか、テントが数張干してありました。

 

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大朝日小屋を後にし山頂を目指します。 

 

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山頂へ向かう稜線に入ると大朝日岳の新潟県側をようやく見ることができます。

新潟県側は山形県側よりもギザギザ…、浸食によって鋭利な山が聳え立っています。

 

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日光が照りつける中、ハイマツが生い茂る最後の登りをグングン歩きます。

 

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山頂直下でハイマツもなくなります、ついに…ついに山頂が…ッ!!

 

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12時40分、大朝日岳山頂到着!!

山形県が誇る百名山が一つ、大朝日岳についに登ることができました…。

最初はあまり期待はしていなかったのですが、美しすぎる稜線と雄大な自然。

そして遠くに見える月山、蔵王、葉山、鳥海山といった山形を代表する山々。

山形県にある百名山たちのコラボレーションを見ることができて本当に感動しました。

 

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大朝日岳の標高は1870m、決して高い山ではないですがここに広がる景色は素晴らしい。

 

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山頂三角点近くには立派なケルンが積まれていました、積みはしませんが記念撮影。

ダッフィーちゃんもついに大朝日岳にこれたね。

 

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山頂からは月山、飯豊山、吾妻山地、蔵王、葉山といった東北の名峰が一望できるようでした。

中にちらっと書かれていた船形山ですが、宮城を代表ということでいつかは行ってみたいです。

 

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山頂からに飯豊山が見えました、地平線にうっすらと浮かぶ稜線をいつかは歩いてみたい。

 

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朝日連峰を構成する稜線の美しさは尋常ではありません、関東じゃこんなの見れないぜ…。

 

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ここまでほとんど休憩せずに歩いてきたので、山頂で小休憩を挟みます。

13時前だったのですが5人ほどの登山客の方が登頂してきてました。

 

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美しすぎる稜線に向かってジャンプ、テンションが上がりすぎてヒャッハー化する。

 

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普通のジャンプもしっかりと撮影しておきました。

一人ではジャンプ撮影できないので、近くにいた方に撮影をお願いしました。

 

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撮影も済んだし全方位の展望を楽しんだので帰ることにします、来年も絶対に来よう。

 

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山頂から見る稜線の奥には以東岳、少し右に月山の特徴的な山体が見えます。

東北の中でも山形県は百名山が6つもある実力者ではあるのですが、

月山は特に象徴として輝いている山でしょう。

 

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山頂から朝日連峰の稜線を見ると、ずっと歩いていきたい気持ちにさせられます。

奥にあるのは以東岳でしょうか、重々しい山体が複合したその姿はきっと以東岳でしょう。

 

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興奮しきって歩いてきたこの稜線ですが、帰ると考えると長い…

どこでもドアがあれば山頂をもっと満喫してから帰れるのですが、仕方がありません。

 

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大朝日小屋を後にして下山を開始します、後ろ髪を引かれるような思いです。

 

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この日はずーっと青空で気持ちのいい天気でした、

ここまで晴れに恵まれるなんて本当にありがたいことです。

 

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13時35分、銀玉水まで戻ってきました。

山頂でゴクゴク水を飲んでしまったので、再度お水を汲み直します。

今日は水が全く減りません、ずっと1.5リットル持ちっぱなし…。

  

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帰りはピストンなので紅葉の朝日連峰を背に歩きます、本当に後ろ髪を引かれる思いだ。

 

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今まではずっと大朝日岳に向かって歩いていましたが、今度は小朝日岳と古寺山を目指します。

小朝日岳を超えてからがずーっと紅葉の絨毯だったんだなというのがよくわかります。

 

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また来年、紅葉の時期に来ることを誓い大朝日岳を後にします。

 

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登りも下りもないめちゃくちゃ歩きやすい道を小朝日岳に向かって歩きます。

この稜線の道は本当に歩きやすかったです、見るものなければ30分くらいで歩けそう。

 

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小朝日岳に登って帰るかどうか悩んだのですが、帰りの時間を考えると巻いた方が無難か。

 

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ナナカマドっぽい木の実も真っ赤に染まっていました、

この辺には雀もいないので食べられないのか。

 

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小さな紅葉は皆黄色や赤に染まっていました。

 

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これから10月にかけては紅葉のシーズンが始まります…、

僕は今年あまり紅葉の山にはいけないのですが、来年こそは紅葉を満喫したい。

 

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ピストンの下山は普通であれば同じコースを戻るだけなので単調になりがちですが

紅葉の時期はこうやって赤く染まった木々と青空を楽しみながら歩くことができるため

飽きることがありません。

 

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そして帰り道だと行きでは気がつかなかった木々の紅葉に気がつくことも。

登っているときはなかなか後ろを振り向かないので…。

 

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黄色と赤のコントラストはみていて全く飽きがこない、そしてどんどん時間が取られる。

 

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大朝日岳の稜線も美しいけど紅葉も個人的には大満足。

 

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まさか9月に紅葉をしっかりと目に収めることができるなんて夢にも思わなんだ。

 

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紅葉の写真を撮っていたら時間が取られてしまいましたが

ようやく小朝日岳の手前まで戻ってきました、大朝日岳側から見ると結構鋭利です。

 

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小朝日岳の取り付きは一度下るため樹林帯の中に突入していきます。

 

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そして帰りは小朝日岳を巻くことを選択、大回りして古寺山を目指します。

 

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ここまでくると紅葉も少し落ち着いた様子でした。

 

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分岐指導票、ここを右に行くと小朝日岳山頂、左に行くと古寺山。

 

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巻道はなんの変哲もない樹林帯でした、驚きなどは特にありません。

 

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西日に包まれてゆく朝日連峰の山稜の姿はとても2000m以下の山とは思えません。

 

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紅葉の始まり時期だからこそのパレードのような色とりどりの美しさ。

 

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あまりにも写真を撮りすぎて、だいぶ時間が押してしまいました…。

帰りを急ぎます。

 

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古寺山が見えてきました、古寺鉱泉ルートは本当に古寺山に出るまで辛いんだなと認識。

 

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14時40分、小朝日岳ルートと巻道の合流地点まで戻ってきました。

この時点で下山予想時刻は17時、日没ギリギリくらいです。

 

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古寺山は標高が1500m、紅葉はもう少し後という感じです。

 

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後ろを振り返り小朝日岳の山容を確認する。

 

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紅葉の時期は朝日よりも夕日の方が綺麗な気がします、

太陽光が黄色いことが紅葉をより美しく見せるからでしょうか?

 

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古寺山取り付きまできました、これを登れば後は下るのみです。

 

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古寺山に登るまでは2時間ほどでしたが長かった…。

 

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古寺山の山頂は砂場っぽい感じになっています、この標高で樹林じゃないのはすごい。

 

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14時55分、古寺山山頂到着。

さらば小朝日岳、また来年お会いしましょう。

そしてここで指導票の上にメガネの忘れ物があることに気がつく。

 

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なんでメガネここに忘れてるんだろう、しかも度が入っているのでちゃんとしたやつです…。

落としちゃったんだろうか?

 

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古寺山からの下は再び切り通しの藪の中へ…。

 

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東側斜面に入るので日陰になります、9月の東北は少しひんやりします。

 

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15時10分、三沢清水まで戻ってきました。

下はほとんど水を消費しないので水を飲むことなく下山を続行。

 

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再び緑に覆われた樹林帯を下っていきます。

 

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帰りの樹林帯は結構しんどいので足早に駆け抜けます。

 

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途中ツキヨタケっぽいキノコが生えていました、夜になったら光るのかしら?

 

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こちらにも関東ではなかなか見ないキノコが。

 

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これは小さいけどヤマブシタケっぽい…、初めて見た。

でかくなると巨大なモフモフになるキノコです。

 

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一人だし帰りの時間に特に制約があるわけではないのですが、日没ゲームセットを前に

結構焦って下っていきます。

 

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15時30分、一服清水まで戻ってきました。

登りでは古寺山まで1時間、下りは35分という感じです。

 

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日も落ちて鬱蒼としてきた樹林帯の中を進んでいきます。 

 

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樹林帯ですが古寺鉱泉コースの良さは歩きやすいこと、南アルプス的な雰囲気もなく

植生も南とは少し違うのでいつもと違った気持ちで歩けます。

 

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再び出てきた合体の樹、合体というよりは寄り添ってるだけやんとも思えるが…。

 

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樹林帯なので特に写真を撮ることもなく歩き続けていましたが、

ようやく古寺鉱泉っぽい建物が姿を現してきました…、うーん長かった。

 

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沢と合流、ちなみにここを右側に行くと沼地で大変な目にあいます。

行くときちょっと間違えて奥に行ったら靴が水没してテンションだだ下がりになった。

 

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川沿いで釣りをしている方がいました、まさかここ普通にイワナとかいるんでしょうか?

 

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古寺鉱泉では晩御飯の準備が開始されていました…、すげー美味しそうな匂いがします。

下山時の飯テロはやめてほしい、本当にお腹空いてるので。

 

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入り口の橋を超えたら駐車場はすぐそこです、なんとか日没前に帰ってきた…。

 

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16時20分、下山完了!!!

大朝日岳日帰り登山、これにてゲームセットです!

一泊しないと無理かなと思っていたのですが、無事日帰りで帰ってくることができました…。

紅葉は本当に綺麗だったので、来年は是非泊まりで歩いてみたいですね!

 

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そして用意していたゼリーですが、10個あったのですが5個しか飲まなかった模様…

ご飯を食べずに行われる狂気の強行軍ですが、コースタイムが長く辛い山の場合は

実は有効なんじゃないかとこのとき実感します。

しかし、情緒もクソもない写真撮影だけの強行軍になるリスクを伴う。

 

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帰りの温泉は月山IC方面に帰る途中にある西川町町営温泉「湯ったり館」へ、

山形県は全市町村に温泉が存在する温泉県なので温泉に困ることはありません。

ちなみに非常にいいお湯でした、入浴料300円というのも破格。

 

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この日急いでいたため、着替えを忘れてくるという好プレーを行ってしまう。

しかし、神はいました。

温泉にて1000円で赤い月山Tシャツをゲットして上半身だけは綺麗な状態になりました。

 

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着替えがなくて一時期焦ったのですが、無事イケてるTシャツもゲットして帰路につきます。

 

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振り返ると大朝日岳でしょうか?

鋭角な山容はそうだと思いたいのですが、夕日の中にどっしりと鎮座していました。

また来年もきなさいと言ってくれるような優しい雰囲気を受け取りつつ、西川町を後にしました。

 

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山形県の百名山の中でも後回しにされがちな大朝日岳。

周りには鳥海山、月山、蔵王といった特徴的な山々があり、やや沈みがちです。

山深さの点でも多くの人は飯豊山と比べてしまうのではないでしょうか?

しかし、今回登ってみて思ったのは鳥海山・月山・大朝日・蔵王の中では

大朝日岳が一番美しくて一番楽しかった!!

これを声を大にして言いたい。 

 

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月山の真向かいに位置し、対照的な存在として鎮座する朝日連峰。

今回古寺鉱泉からのルートは目を疑うような麗しい稜線と紅葉に彩られていました。

登山を始めてからこんなに美しい山は初めて見る美しさに感動を覚えました。

 

来年も紅葉の時期に必ず訪れたいと心に強く誓う山でした。

大朝日岳最高!

 

大朝日岳の地図はこちら

山と高原地図 朝日連峰 2016 (登山地図 | マップル)

山と高原地図 朝日連峰 2016 (登山地図 | マップル)

 

 

この登山で役に立ったアイテムはこちら 

東北をうろつくということで、比較的大きめのザックを使用してます。

大朝日岳クラスなら35リットルクラスでも問題ないかと思いました。 

 

ウイダーinゼリー エネルギー マスカット味 180g×6個

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食料を全てウイダーにしてみました、そういう登山はそれはそれで楽しい。

俺、今スポーツしてる!という感じがとても加速しました。 

  

nalgene(ナルゲン) 広口1.0L Tritan グレー 91311

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水場が豊富な山なので、ナルゲンが一つあれば常に水を汲んで登れます。

古寺鉱泉ルートはボトルが何か一つあるととても登るのが楽なコースでした。 

 

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