【北関東】三毳山、子供と行く秋の佐野低山ハイキング

家族で登る三毳山

2022年11月6日、栃木県は佐野にある三毳山を子供と一緒に歩いてみました。
標高は一番高い所で229m。春は桜やカタクリ、アズマイチゲといった花が咲き乱れ、それを楽しみに多くの観光客や登山客が訪れる定番の里山です。なんでこの山に来たのかというと、この日は僕が子供二人を預かって奥さんが休む日ということだったのですが……行く当てがない。
子供たちも秋めいた景色が見たい、山に行きたいというので、子供と登れそうでアクセスが良い山ということで三毳山を選択しました。
以前歩いた沼原湿原がよっぽど記憶に残ったのか、子供たちのやる気は満ち満ちていました……。

さて、今回の三毳山ですがさすがに南北すべてを歩くのは子供には不可能です。4歳児と2歳児を連れて歩ける限界を考えると、青竜ヶ岳に東側か北から向かうコースしかないだろうと。
ということで、今回は東側駐車場から山頂まで歩き、帰りはいわふねフルーツパークでアイスを食べて帰るというキッズ登山に挑戦してみたいと思います。

redsugar

2歳児は途中で背負う気満々だったが……以外に歩いて登ったのでびっくり。子供と歩けたのが逆に驚きな休日でした。

目次

三毳山親子散歩の概要

■概要
都内からは少し遠いかもしれませんが、さいたま市くらいに在住の方や、東北自動車道が近い方には三毳山はアクセスが良く、子供が喜ぶアスレチックスポットがたくさんある救世主的な場所ではないでしょうか。
子供が大好きなふわふわドームも入場制限がない、大きな遊具がある、デザートを売っている場所もある、冒険的な遊びができる山道もあるので、小さな子供を連れて外遊びをするにはちょうどいい場所とRedsugarは思っています。
今回はガチ歩きということで東公園から青竜ヶ岳を目指しますが、登山以外の目的で来ても家族で楽しめる場所なのでおすすめです。

ていうか登山なんてしないでふわふわドームで遊んで、そのあと道の駅やフルーツパークでご飯を食べるのが一番お勧めです。

■アクセス
子連れということでアクセスはもちろん車、東北自動車道で浦和から佐野までは約1時間。昼前に出発して夕方に降りてくるくらいのスケジュール感で歩きます。使用する駐車場は東側、いわふねフルーツパーク近くの駐車場がお勧めです。下山したらそのままデザートのアイスを食べにフルーツパークに行けるので。
本当に家族で歩くのであれば、お隣の「とちぎ花センター」を観光するのもお勧めです。

小さな子供と歩く三毳山

三毳山公園西口

2022年11月6日午後12時50分、三毳山東駐車場。
こんにちわ、Redsugarです。前回の沼原湿原がよほど気に入ったのか、子供たちが外で紅葉を見たい、山に行きたいというので頭を悩ませた結果、三毳山へやってきました。最悪歩けなくても遊ばせれる場所は多いし、山中で転んでも背負って帰ってくることが出来るということでチョイス。

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4歳のお兄ちゃんは全然問題ないけど、2歳の妹がちょっと心配。実際どこまで歩けるんだろう……?という不安を抱きながらのスタートになりました。

三毳山ですが、最高峰青竜ヶ岳にアクセスする道はいくつかあるのですが、比較的楽なのが北と東からアクセスするルートかなと思います。東駐車場からスタートして、まずは木道を辿って森林浴を楽しみながら本当に歩く気があるかどうかのチェック。どうやらやる気は十分なので、木道を越えて山頂へ向かう登山道へ向かうことにしました。

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この木道歩きだけでも十分に楽しいので、登る気が無いな!と思ったらこの辺で遊ばせつつ、花センターやフルーツパークに行くというのも選択肢。もしくは南駐車場へ移動して、ふわふわドームに行くのも良いです。
まずはここで様子見がいいんじゃないかなぁ。

養生を見る子供

車道を上がってだんだん登山に入っていきます、工事中の斜面を歩きながらお兄ちゃんが何かを享受している……?

階段を上る息子

階段はどうだろう、登れるのかなと思ってみていたのですが意外に登る……まじかよ。東側駐車場から山頂までは階段&階段という整備された道が殆どで危険は少ないんだけど……、疲れる道だから心配はしていたけど暫くは問題なさそうです。

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子供ってだんだん疲れるんじゃなくていきなり疲れがピークに来て電池切れのように寝るから、どこで電池切れになるかが注意点。でもこの日はアイス食べ終わるまで二人とも元気だった……。

登山道を眺める子供たち

階段をいくつか登っていくと割と黄葉が見れる道に入ってきます。子供たちは地面に落ちてるどんぐりの残骸や、カナチョロを探しながらゆっくり進んでいくので、適度に促しながら先に進む感じ。
路はよく整備されていて、2歳児が転がり落ちるようなこともないのでこの辺は手を繋がず、眺めて歩く感じで大丈夫でした。

三毳山を駆ける子供たち

暫く進んで山頂直下の森が深いところまで到着。ここから先が一気に斜度が上がり道が険しくなるので二人の手を引いて何とか山頂まで登っていく。ここで断念してもしょうがないかなーと思ったけど、二人ともガッツで登り切ってしまった。

redsugar

おんぶしなくても登れちゃった……結構君たち歩けるんだね??

三毳山山頂

午後2時10分、青竜ヶ岳山頂。
時間をかけてゆっくり山頂までやってきたが、子供たちにとっては大冒険だったらしくおなかが空いてしまったらしい。駐車場でバナナ一房食べたんだけどな……バナナは消化がいいから、仕方ないのかも。ということで用意していたおにぎりを食べて秋の休日の思い出にしてほしいなぁと思ったんですけど。5歳になる前の事なんて覚えてないかもー、記憶にこういうの残っててほしいけど。

redsugar

記憶に残らないときのことを考えて、写真という記録に残すんですねぇ……。

おにぎりをほおばる娘

2歳児の食欲はすさまじく、お兄ちゃんよりも大きなサイズを離すことなくすべて食べきってしまった。普段あんまりご飯食べなくて頭を抱えていたのですが、さすがに山を登ってエネルギーを消費させてらおなかが空いて、たくさんご飯食べてゆく……おにぎりもっと作ってくるんだった。

redsugar

流石にここまで運動したら「ちゃんとご飯食べるじゃんね!」という謎の安心感を得た。

山を駆け降りる子供

山頂でご飯を食べた後は同じ道を辿って駐車場へと還ります。山頂から遊歩道までの下りは岩が露出していて危ないので、しっかりと手を引きながら歩く必要性がありますが、それ以外は割と安心して歩くことが出来ました。
子供でも歩けるくらい登山道が整備されているはず!と思って三毳山にやってきたけど、ちゃんと歩ききれて安心しました。

三毳山を走るトレインカー

午後3時00分、三毳山東駐車場。
そのまま東駐車場へ帰ってきたころには日が傾きかけていました。目の前を三毳山名物のトレインカーが走り抜けていきます、子供たちはこういうの好きなので追いかけて行っちゃうんですよね……。
ちなみに当時は大人500円、子供は無料というような料金体系。南駐車場、ふわふわドームのある公園、東駐車場を結ぶ定期便運航をしているため、南駐車場スタートでこのトレインカーを使ってアトラクション的に山頂を目指すのもありかなと思いました。

という感じでサラリと登ったように見えた三毳山ですが、時間で見直すと約2時間。三毳山の本来の登山時間からすると2倍~3倍だったのかな、でも子供と歩くっていうのはこういう感じかなと。
下山後はいわふねフルーツパークで名物の苺ジェラートを食べて帰りました。
疲れた子供たちは帰りの車内でぐっすり寝てくれたので、それが一番うれしいと思える一日でした。

子供も歩ける三毳山、登らなくても楽しい場所がたくさんあるので家族連れにお勧め
春シーズンの山という印象が強かった三毳山ですが、酷暑の夏を除けば家族にお勧めのレジャースポットなんだなと再確認しました。子供とちょろっとハイキングしたいなぁと思っても、それを実行できる場所に頭を悩ませていたのですが、この三毳山は本当にすべてがちょうどいい。下山後も道の駅や産直、食事処もそろっているので1日通して過ごせる場所だなと改めて確認。
アクセスも1時間程度ということで、車内で子供が昼寝するにも程よく非常に助かりました。

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