2016年5月3日、秋田県男鹿半島にある男鹿水族館GAOへ行ってきました。
男鹿半島ってどこだよっていう人は日本地図で用確認、
秋田県秋田市の西側にあるグッジョブと親指突き立てたような形をした半島のことです。
どこか山にでも行きたいなーと思うGWでしたが、GWの東北は雲行きが怪しく霞もすごい。
という事で観光に目的を切り替え、東北でもよく名前を聞く男鹿水族館GAOに行くことに。
この水族館観光シリーズ、終点は沖縄美ら海水族館になるんだろうか…?
というわけで今回、関東からだとたぶん行くことはない男鹿水族館GAOと
男鹿半島の観光名所を歩きます、GO on a Trip!
2016年5月3日11時5分、男鹿半島。
澄み渡る青空、そして美しく透き通った海…今日は山にいません。
そう、男鹿水族館GAOに行くために早朝に奥さんの実家山形を出発した僕は秋田県へ。
高速道路と下道を乗り継いでついに来ましたよ、秋田県は男鹿半島!
東北の海って南国的な青さはないと思っていたのですが、さすがに秋田まで来ると綺麗。
今この瞬間のどかな時間が流れていることは間違いない。
ツーリングするには最高と思えるこの男鹿半島の端っこにその水族館はあります。
東北のGWはこの日が唯一の行楽日和だったこともあり、
男鹿半島には東北各県から大勢の観光客が押しかけていた模様です、駐車場は満車状態…。
連休に訪れるならやはり早く家を出ないとだめですね…、
開館と同時に入場するくらいの意気込みが必要かな。
駐車場は展望台みたいになっており景色がいい…、本当に海沿いにある水族館。
目の前は日本海である。
駐車場から歩く事5分、水族館本体が見えてきました。
これが本日の目的地男鹿水族館GAO!!!!東北では有名な水族館です。
午前11時40分、男鹿水族館GAO入場
早速入館します、ハタハタって見れるのかしら?
ちなみに入場料は大人1100円、子供は400円です、ファミリーがめっちゃ多いです。
入場券はこんな感じ、ロゴマークが可愛い。
早速我々を迎えてくれたのは大水槽とアオウミガメ!中々迫力のある水槽じゃないですか。
男鹿の海を再現しているというけれども、ウミガメいるの??
亀と魚が一緒にいる水槽ってあんまり見たことないけど、メジャーなんですかね?
アオウミガメは相変わらずの可愛さです。
魚も沢山います、こいつはシマアジだな…。
お刺身にしたら美味しいやつだ、間違いない、帰りに食べたい。
真鯛さん…ですよね??
泳いでいると釣り上げた時とは全く別の雰囲気だからすごい。
あー、鯛が食べたい!!刺身とか煮付けとかで鯛が食べたいなーーーーーッ!!
ふてぶてしい顔をしている、この水槽の魚は大体食べれると受け取って良いのだろうか?
奥さんもアオウミガメが見れて満足らしい。
大水槽は見ていて中々飽きません、40種類2000匹のお魚がいるらしい。
男鹿半島と言えばゴジラ岩、夕方になるとゴジラに見えると言うやつですね。
水槽にはレプリカのゴジラ岩が置いてありました、怪獣と魚のコラボと言うことか。
加茂水族館はクラゲオンリーだったけどこちらはなかなかバリエーション豊か…、当たり前か。
やはり水族館などの暗所となるとiso感度をあげざるを得ない、
最近の一眼はその点がとても優れていますね。
深海魚コーナーではとても気持ちの悪い魚が沢山いました、コイツもその一つ。
なんつーか模様と質感が怖い、魚っぽくないな。
逆にこんな網柄とかでも嫌なんだけどもさ…
大水槽から深海魚や植生再現など様々な水槽が続いていきます。
回遊魚コーナーとかはもう少し大きく見たかったけど、
大量の魚がギンギラギンに光っているところを見れたから良いか…。
うまくやるとこんな感じに真正面から魚を撮ることが出来るのも良いところ。
魚なんて正面から見ることがないから新鮮である。
カラフルだけども食べられそうにないように見える。
カサゴみたいに見えるけどこんな柄な訳がないよね…??
みんなのアイドル、ファインディングニモ(クマノミ)がいました!
サンゴ礁水槽の中にいたのですかコイツは相変わらず分かりやすいぜ!
ていうか魚さっぱりな俺でもこの魚はわかる!!
………、こいつまじまじと見ると結構不細工…?
クマノミって結構むすっとした表情なんですね。
様々な水槽を楽しんだ先に現れるのは珍しいアマゾン水槽!
なんとここにはピラルクとかレッドテールキャットフィッシュのような
巨大魚がうようよしているわけです、つか写真のピラルクまじでかっこよすぎや…。
コイツの特徴はその鱗ですね、複雑な模様が描かれた固い鱗は芸術品みたいです。
本当に地球で生まれた生物なのか疑問なレベル。
電気鰻の展示なんかもしています、はじめて近くで見ましたけど電気鰻の顔マジで怖すぎ…。
これは間違いなくクリーチャーの顔つきだわ。
今回のもっとも気持ち悪かった魚はコイツだろう、
蛾みたいな柄をしているこの魚…本当にダメ、モトロというエイの一種らしい。
カレイ、ヒラメ、エイは実際に見るともーマジでキモい、顔のつき方がマジでおかしい。
ピラニアです、南米コーナーに居るのですが、
ピラニアがこんなにキラキラ光る魚だとは知りませんでした…。
ピラニア自体は白身魚として味もよく、向こうではメジャーな蛋白元なんだとか。
俺もムニエルで食べてみたい…。
正面から見るとかなりヤバイ顔付きをしている…、こいつは何人かやってますわ…。
お魚コーナーが終わると動物コーナーに移動します。
この男鹿水族館は日本の水族館では珍しく、白熊の飼育を行っていると言う特徴があります。
なんでも日本で3件しかないんだとか、そうとなれば白熊ウォッチに行くのは当然の理か。
しかし、こちらの白熊を見たとき出てきた感想は
「小さくてかわいい、意外にショボい」
メスの白熊を眺めつつ、こんなもんかーと思っていたのですが衝撃はこの後やって来ました…
シロクマの豪太君、三メートル近く見える圧倒的巨体、毛の下に見える野生の筋肉!!
これが北極の統制者!!キングオブブリザード!!
こんなやばい選手がいたなんて聞いてない、めっちゃでかいよこいつ(汗)
マジで怖い、ガラスの向こうにいるんだけど本当にデカイ。
そして凶悪なこの面構え…、ヒグマを恐れる道民としては畏怖の対象でしかない。
顔デカすぎるでしょ、ていうかその手なに??なんなの俺の顔くらいあるよね。
雄叫びをあげる豪太、口の中に見える白いの何?牙なの??
胸の筋肉の形が見えて怖いんですけどッ!!
盛り上がって熊の写真を撮っているわけではない、めっちゃこっちにガンつけてきてる。
豪太君は間違いなく不機嫌である…、ここがシベリアなら間違いなく餌になっている自信がある。
豪太君のいる場所の目の前には白熊の剥製が置いてある。
豪太君に対する無言の圧力なのだろうか、ちっぽけな人間の自然に対する見栄かなんかか。
…おそらくそんなことは考えていないんだろうけども、
豪太君から見える一に剥製なんて置いておいていいのかしらと疑問を浮かべたりしていた。
白熊の次に現れたのはペンギンである、GAOで飼育されているのはジェンツーペンギンと
イワトビペンギンの2種類、水槽に向かってひたすら泳ぎ続けるペンギンが愛らしい。
水に飛び込む前のじーっと水面を見つめるペンギンってかわいいよね。
歩き方もよちよちしており、愛されるために進化した動物と考えて間違いない。
ペンギンの後は窓に張り付くサービス精神旺盛なオットセイなどが観光客を迎えてくれます。
午後3時15分、男鹿水族館近くのご飯処男鹿ジャン
男鹿半島の食事処は何所も評判がいいということだったので、近場の男鹿ジャンに入りました。
刺身を食べようか迷ったのですが、日替わりの煮付け定食に。
1000円ぽっちでこのボリュームは満足度が高いぜよ…、ていうか鯛さっき水族館で見たな。
やはり鯛はどんな食べ方でも美味しいです、鯛最高!
午後3時55分、男鹿半島八望台。
男鹿水族館を後にした僕らは男鹿半島の観光地を行けるだけ回ることに。
まずは八望台という展望台のような場所向かうことにしました、なまはげ。
八望台は展望はいいのですが、お店が閉まっている?閉店している?感じで寂しい…。
陸側を見ると寒風山が遠くに見えます、風が強くて禿山になっているそうです。
時期が時期なのでヤマザクラがそこかしこに咲いている。
そして空は曇りと見間違うほどの霞、ヤベェ。
奥に見えるのは本山、男鹿半島の最高峰。
と言っても1000mはない山、トレッキングに来ることはなさそうだな。
八望台からは目の前の湖と湾を眺めることができるこの景色が美しいとのこと。
確かにいい景色だね、霞がなければ最高なんだけど。
午後4時25分、男鹿半島入道崎。
八望台を足早に後にし、灯台100選に選ばれている入道崎灯台があるという入道崎へ。
ここは観光地化されていてたくさんの人で賑わっていました!
観光地は観光地で心が賑やかになる場所だよね、定番スポットだったらしい。
秋田に来てここで初めてなまはげに遭遇しました、
お願いします助けてください、悪い子じゃないんです。
奥さんが白い目で写真撮りつつ通行人がプークスクスッ!って笑う状況、辱めの極致。
ちなみに入道崎のご飯はこんな感じの料金、そういえば秋田に来たのに鰰食べなかったな…。
今度秋田に来るときはチャレンジしてみようかと思います。
奥に見える白黒の灯台が入道崎灯台、背景が青空ならッ!青空ならッ!!!
入道崎灯台の周辺には不思議なオブジェがたくさん並んでいました。
こいつは方角を示すやつかなんかだったのかしら??
遥かなる日本海である、海岸のこういう岩壁風景はとても好き。
晴れてればすごくいい景色なんだけどな、でもまぁ霞んでるだけで晴れてるんだよな。
と心の中で愚痴を言いつつ入道崎灯台を見つめる。
今日1日男鹿半島まで下道を走り、男鹿半島を半周した僕はこの時点で
限界に近い疲れを感じていたのは間違いがない。
さて、やることもやったし帰ろうかね…。
入道崎灯台でお土産を購入した僕らは一路山形に帰ることにしました。
リアルゴジラ岩を写真に収めることができなかったのは心残りですが、
男鹿半島の観光名所を結構回れた気がします、頑張ったよ俺。
久々の観光旅行、男鹿半島という東北の中でもなかなか行くことのない場所。
男鹿水族館は巨大かつ目玉の白熊は確かにすごい迫力でした、
家族連れが東北中から集まってきていただけはありますね!
大水槽の美しさやアマゾンコーナーの楽しさはかなりのものです、
これからの時期ファミリーで観光をするには程よい場所なのではないでしょうか?
車から降りてすぐに観光名所を歩けるという良さが男鹿半島にはあります
そんなに疲れないで回れることができるコンパクトな観光地でした!
コメント