【南アルプス】日向山、南アルプスの前衛、大清流を抱える空の砂浜の旅

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2015年8月1日、南アルプスにある日向山へ行ってきました。

以前から行きたい行きたいと思っていた山ですが、念願叶ってようやく僕も

日向山デヴューを果たすことができました!

日向山といえば「天空の砂浜」「山にいるのに海にいるみたい!」「ビーチ感100%」

といった売り文句で有名な山かと思います。

8月初頭、酷暑の中2000mに満たない山を歩くというのは過酷以外の何物でもなく

滝のように流れる汗との戦いとなりました。

ですがその先で山中で僕らを待っていたのは

海を感じさせる清涼な水と、海を感じさせる真っ白な砂浜でした。

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午前10時、日向山不動滝直下。

南アルプスの巨躯に蓄えられた天水がゴウゴウと音を立てて流れ続ける不動滝、

膨大な水量に対して水はエメラルドグリーンに澄みきっている。

まるで南国の海のように底まで見える滝壺は山の中にいて海を感じさている。

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水飛沫を浴びて滑りやすくなった巨岩の合間をくぐり抜けて滝壺に近づくと

透き通った翡翠の宝石のような滝壺が広がっていた。

空を焼くように佇む太陽の暑さ、滝壺はその熱波を吸い込み、我々を包み込んでいた。

日向山、南アルプスの豊かな水に大地と天の営みを感じる山でありつつ

不思議と海を感じさせる不思議な山であった。

8月の超酷暑の中向かった日向山ですが、海のような水と滝のように流れる汗

そして山頂のビーチで海感満点な登山となりました。

登山としては美味しいところだけを凝縮した山であることは間違いなく、

登山を始めたばかりであれば自信を持ってお勧めできる山なんだなと思いました。

では本日のコースタイムです。

尾白川渓谷駐車場8:00→竹宇駒ヶ岳神社8:05→不動滝10:00→錦滝11:00

→雁ヶ原12:00→日向山12:30→矢立石登山口14:15→尾白川渓谷駐車場14:40

いろんなサイトで意外に迷うと書いてあるのですが、僕らも迷いました。

通行止めなどが多いからという原因もありますが、

不動滝から錦滝へいく場所が不明瞭だったりするのもきついなぁと思います。

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8月1日朝5時、この日FBで連絡をくれたナベさん(仮称)と共に日向山へ赴くため

僕は駅前の待ち合わせ場所に向かっていた、いつもの人以外と行くのは初めてなので

かなり緊張して歩いていたのは間違いない。

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駅で合流したとても気さくな兄ちゃんことナベ氏の車に乗せてもらい、

目的は一路南アルプス日向山へ、中央自動車道をひた走り白州の方へ向かって行きます。

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稲刈りの前でカカシが大量に立っている、よく見てもただのカカシですな。(コマンドー)

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道の駅白州でトイレ休憩をとります、この道の駅ですが湧水があったりして非常に楽しい。

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施設内を綺麗な小川が流れていたり。

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飲料用の南アルプスの天然水が流れています、

早朝だというのに汲みに来ている人が何人もいらっしゃりました。

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目には青葉、山ほととぎす、初かつお

調べたら有名な句らしいです、こんな山奥で初鰹っていうのに驚きを感じる。

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途中立ち寄ったガソリンスタンドにはなぜか標高が書いてありました。

標高は600m付近のようです、意外に高い。

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午前7時45分、尾白川渓谷駐車場到着、早速日向山へ向かう準備を整えます。

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今回お誘いをいただいたナベ氏、茨城県と栃木県の県境にお住いのようで

さのまるからもわかるようにどちらかというと栃木派らしい。

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日向山ぷれ……そうかここは甲斐駒ケ岳登山口でもあるんですね。

気を改めて日向山プレイボールです。

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登山口から歩くとまずキャンプ場が見えてきます。

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巨大なタルが目印の建物です、こちらで冷たいドリンクとかを買うことができます。

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さらに奥に進むと神社が見えてきます、

修験道としての甲斐駒ケ岳黒戸尾根は神社から始まる、そしてこれがその始点。

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立派な神社ですね。

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お賽銭を入れて鐘を鳴らしてから登山に出発です。

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登山前に神様にしっかりと挨拶して登山開始です。

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まずは尾白川渓谷から不動滝へ向かいます。

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南アルプスの天然水を要する名水百選、日向山へ。

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まずは橋を渡ります、ここでまず第一の悲劇が発生。

ナベ氏のレンズキャップが川底に飛んでいくという不幸が降りかかりました…。

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川はめちゃくちゃ綺麗です、さすが白州。

聖岳とはまったく違う雰囲気です、水量はそこまで多くないですが水はとても綺麗。

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登山道にはいくつもの仮設足場が用意されています。

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ナベ氏は初めてのnikon勢でした、pentax勢とcanon勢しかいなかったので新鮮。

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頭上注意、親切にアナウンスしてくれます。

他の山だとこんなに丁寧には言ってくれない。

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川沿いまで降りてきました、最初の川ポイントですね。

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エメラルドグリーンの美しい水場が広がっています。

登山装備じゃなくて海の装備で来て、ここでキャンプすれば楽しんじゃないだろうか。

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澄んだ水をみると毎回畔ヶ丸を思い出しますが、こっちの方が当たり前に水が綺麗です。

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さのまるがこっちを見ている。

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こういう岩を見るとガキ大将的な座り方をしたくなってしまいます。

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さて、清流を楽しんだら不動滝に向けて一度尾根沿いを目指します。

この日は35度近い気温なためすでに汗まみれです…。

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尾根道…それはつまり、甲斐駒黒戸尾根登山道を一時的に登るということです。

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標高が低い=すげー暑い、黙っていても大粒の汗が流れ出てきます。

ナベ氏と文句を言いながら黙々と登る。

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夏山ということでキノコが大量に生えていました、キノコは秋のイメージがありますが

内地では夏にも大量のキノコが生えるようです。

テングタケ科のなにかかな?

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ウスタケっぽい、相変わらず気持ちが悪い見た目です…。

当然のごとく有毒です、ウィキペディアによると下痢をするらしい。

こんなもの食べたくはないけども。

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イグチ科のキノコです、僕はイグチ科=裏面スポンジという認識です。

イグチ科のキノコだと落葉(ハナイグチ)が有名ですね。

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正体不明、白いキノコはだいたいヤバいという認識。

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シメジっぽい見た目のキノコが生えてました、ムキタケとかその辺にも見えるけど…

よくわかりません。

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キノコもほどほどに不動滝を目指して歩き続けます。

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大した登りではないのですが、気温のおかげでとても辛いです。

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登っていると、水がとんでもない速度で消費されていきます…。

2リットル程度では気休めに過ぎないレベル。

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途中こういう湧き水があったらすかさず顔を洗ったりしました。

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しかし尾根道に出てしまったので湧き水があまりありません…。

渓谷沿いの道を使うことができればこんなことには…。

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渓谷道を越えて尾白川渓谷へ向かいます

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前を歩いているナベ氏からはとんでもない量の汗が流れています。

脱水症状で死んじゃうんじゃないかと心配になるレベル。

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尾根道に入ると神蛇滝が見えてきました、段々担ってる美しい滝が見えます

しかしどうやら近くに行くことはできないようです。

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ビューポイントに行くためにはこういった足場を渡っていきます。

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神蛇滝を見終わった僕らは最初の道迷いを起こします、

渓谷道に向かって下りてしまったのです、ここすごい道わかりにくかったです。

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渓谷道に降りるとは知らずにずんずん進んでいく二人。

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百合ヶ渕まで降りてきてしまいました、結構急な場所を降りてきてしまった…

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ここで道が戻っていることに気がつきました、戻ろうとしますがとりあえず休憩。

なんたってとんでもない量の汗をかいているので、いきなり歩けません…。

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仕方なく登り返します…、30分はここでロストしたと思います。。

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鉄の足場などを渡って必死に尾根まで引き返しました。

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正規のルートを歩くとすぐに大橋が見えてきます、ここまで来るのに無駄に長かった。

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正規のルートに戻ってきた安心感がありますね。

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橋の上からはようやく不動滝が見えてきました。

すごい音を立てる巨大な滝が視界の奥に広がっています。

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本日のビューポイント、不動滝への分岐に到着です。

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不動滝周辺は大小様々な渓流が流れ込んでいます、マイナスイオンで溢れている。

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迷彩色のカエルがいました、写真だとほとんどわからないですね。

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靴に飛びつかれてようやくわかりました、石の上だと本当に見えない。

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大岩を登って不動滝本体に近づきます。

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ロープを登ると不動滝が見えるスポットへ移動することができます。

腕力に物を言わせて5mほど登るだけなので非常に楽チン。

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なかなかの水量です、水しぶきがとんでもない…。

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すでにナベ氏のシャツが汗で重そうです、でも滝の麓はさすがに涼しい。

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透き通った緑の清流、イワナとかが普通にいそうです。

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滝壺は翡翠の彫刻のような波を携えた清流で満たされていました。

水が宝石に見える場所はなかなかありません。

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波がなければ底まで綺麗に見えることでしょう。

水着があればドボンと飛び込んでいるところです。

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我慢できなかったのでコップに水を汲んでガブガブ飲んでしまいました。

さすがの清流、お腹を一切壊すこともありませんでした。

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ここで二人で記念撮影、初対面同士どことなく距離が開いています。

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さて、不動滝を楽しんだら日向山へ向かって一気に標高を上げにかかります。

不動滝から奥にある尾根道を使って日向山山頂を目指しましょう。

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なかなかきつい登りが待っています、先ほどまで滝の中で涼しかっただけに辛い。

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階段がとても多いです。

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階段を登りきると尾根道に出ます、尾根といっても低山特有の樹林帯ですが。

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ここで後ろから来たトレラン風の方に追い抜かれていきました、暑いのにすごい体力だ…。

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なぜか負けじと追いかけるような速度で歩きます、

気がついたら後ろでナベ氏がとんでもない発汗をしていました。

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標識があんまり親切ではありません、ぶっ壊れているし…。

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そしてなぜか岩から鉄骨が飛び出ています、多分階段か何かを支えていたのでしょう。

今は枕木などは全て失われて地面に突き出た鉄骨のみがその姿を残します。

ていうかこれすげーあぶねぇ!!転んだらかなり痛そう。

 

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尾根道を歩いて行くとどんどん道がか細く不明瞭になっていきます。

なんかやたら崩落したところや、獣道に戻っていくような場所を歩かされます。

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一応指導票は立っているので間違ってはいないようです。

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割と歩きやすい方かつ、道が明瞭な感じ。

ほとんどの道がこれよりもかなり不明瞭でした、その理由は後でわかるのですが…。

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歩いているとなんというか不安になります、道があってんのかしら。

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ようやく矢立石の指導票が出てきました、錦滝まできっともうすぐです。

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午前10時55分、錦滝到着。

出発から3時間30分が経とうとしています、よくわからないけどすげー歩いてる…。

けど錦滝に到着できたので、山頂までは後1時間もないことでしょう。

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錦滝は水量こそないものの、趣は十分に持っている滝でした。

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小さな湧き水もたくさん降り注いでいます、白糸の滝のようです。

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再び水の恩恵を受けて喜ぶナベ氏、水が尽きたらしく、ここで水の補給を行ってました。

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水場に目をやるとそこにカエル発見!!

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すかさず捕まえました、なんというか鶏皮掴んだような肌触りです。

ヒキガエルはあんまり跳ねないんですね、水の中では高速移動しますが。

すぐに放してあげました。

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日向山ハイキングコースへ、しかし標識がよくぶっ壊れている山である。

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時間が正午近くなってとんでもない暑さに、シャツを絞ったら水が出るくらい暑い。

そんな中尾根道をひたすら登っていきます。

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無言で黙々と登り続けます、修行のような気分です。

おかしい、日向山ってもっと楽しい山だと思っていた、完全に来る季節を間違えた。

8月に2000m以下の山はこんなにも辛いのか。

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精神を奮い立たせて必死に登ります。

先週の聖岳登山のおかげで持久力と我慢力が付いているのは間違いない。

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正午12時00分、錦滝から約1時間。

ついに目の前に砂浜っぽい景色が見えてきました、長かった…。

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眼前に本当にビーチのような世界が広がっています、一気に元気になりましたが

ここで一つ辛い状況が、足元が砂浜のようということは、地面も柔らかい。

つまり一歩一歩登る際に足がすっごく重い!!

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早くあの稜線へ出たいと気持ちは焦ります、青い空が海原のようです。

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登りきると景色は一変し、真っ白な砂浜でできた山が現れます。

やはり南アルプス、辛い樹林帯と稜線の気持ちよさのコンボは日向山でも健在です。

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もはやここまでくれば後はひたすら山頂を目指して歩くだけです。

本当に砂浜のようです、燕山などともまた違う雰囲気を持っています。

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細かい白砂でできた斜面は海岸と同じく足を取られてしまいます。

しかしこの青空と白い砂浜を前にした我々の気分の高まり、足の重さを感じさせません。

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地面から突き出た岩に関してはすごく燕山っぽい雰囲気を感じさせます。

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空に雲がかかってきました、甲斐駒ケ岳は雲に包まれているようです。

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この稜線を辿っていけば日向山山頂です、砂浜スタートから地味に20分くらいかかります。

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谷底に落ちると止まらなそう、転げ落ちないように気をつけて進みます。

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2015年8月1日12時30分、日向山登頂成功。

ようやく山頂に到着しました、朝の8時くらいに駐車場を出ているので4時間以上

登り続けていたことになります。

標高2000m以下で4時間も歩き続けるなんて…。

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山頂に着いたので食事とフルーツをいただきます。

氷を入れた水筒にフルーツとサイダーを入れ、キンキンに冷えたフルーツサイダー。

山頂で食べる冷えた甘味の味が美味しすぎてやばい、記憶に残る美味しいフルーツです。

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さらにナベ氏がプリンを持ってきてくれてました、山頂でプリンを食べれる。

これはめちゃくちゃ嬉しいです!!プリン最高!

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あまりに美味しかったのか、ナベ氏が甲斐駒ケ岳に向かってジャンプ。

しかし甲斐駒ケ岳は雲に包まれて見えない…。

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食後いい感じに眠くなってしまいました…、日向山の風を浴びてうとうとします。

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雲は多いですが基本的に快晴、山頂はとても気持ちがいいです。

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ダッフィーもご満悦です。

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本日のゲスト、さのまるさん。

ぬいぐるみを抱えて登るというのは、写真撮影に華を添えてくれる。

皆さんもお気に入りのぬいぐるみをザックに入れて登ると楽しみが増すかも。

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日向山もまた南アルプスの山らしい場所だった、水と森と稜線の3段構えが素晴らしい。

また来年、暑すぎない時期なら来たい。

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日向山の大地に刻め(もちろん後で消しておきました)

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日向山山頂でジャンプしたり文字書いたりプリン食べたりと満喫したので

下山を開始したいと思います。

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下山路は矢立石方面を目指して尾根を歩きます。

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ここがびっくりするくらいつまらない、マジでつまらなくてヤバい。

ここを登ることになったら寝てしまうレベルです…、あまりこちらの道はお勧めできない…。

絶対に錦滝から登るのをお勧めします。

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黙々と歩き続けて矢立石に到着、山も谷もないひたすら階段を下る作業でした…。

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散歩に来ていた地元の方のワンちゃん、暑いのに頑張るな…

人間よりもはるかにタフだなと思いました。

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下山道は本気でつまらなかったのですが、キノコ図鑑が出来るくらいキノコが生えています。

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テングタケ科のブツブツしたのが生えていたり。

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超巨大なイグチが生えていたり

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傘がなんか網目のようなイグチが生えていたり…。

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白いキノコ

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黄緑がかったイグチ、キイロイグチかな?

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再び網目の様なイグチが群生、こいつら単体で15センチ近い背丈でビビります。

これはアカヤマドリとかなんだろうか?

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こちらは別の種類のイグチ、これも傘が20センチ近くありました。

この山のキノコは何でも巨大化しているんだろうか。

こいつはヤマドリタケモドキ??

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歩いてるともう飽きるくらいキノコを見ることができます。

北海道にいる頃はハナイグチを取りに近所の雑木林に行ったものですが、

登山したほうがかなり手っ取り早いのではと思う。

と、キノコを取りながら歩きつつ尾白川渓谷駐車場を目指します。

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一旦車道に出てからまたすぐに樹林帯を横断して高度を下げます。

ここでアスファルトの道を歩くととんでもなく遠回りになるので注意です。

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なんの変哲も無い樹林帯を駆け下ります。

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スタート地点のキャンプ場の上に出てきました、右に進めば神社が。

左にいけば駐車場に戻ることができます。

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お昼も周り、売店が営業を行っていました。

すかさずドリンクを購入して乾いた体を潤しました…、自販機最高です。

が渇いている状態で飲む炭酸はめちゃくちゃ美味しいものがあります。

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午後2時50分下山完了!!

朝の7時45分くらいにスタートしてるので、6時間ちょいで帰ってきました。

以外に普通の時間に帰ってきたなと思いますが、気温が高かったので長く感じました…

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駐車場で帰り支度をしてすぐさま日向山の近くにある尾白の湯へ向かいました。

ここは日向山から10分走らずに到着することができる神温泉です。

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ソフトクリームも完備しています、完璧ですね。

入浴後のソフトクリームに今からテンションが上がります。

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館内には白州の湧き水を飲むことができるコーナーなどがあり

南アルプスの清涼な水と温泉を心ゆくまで楽しむことができます。

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甲斐駒ケ岳の名水と言うことらしい、水はともかく温泉は最高に気持ちよかったです。

特に露天風呂が気持ちいい、赤い濁り湯ですが温度も程よくポカポカになれます。

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入浴後はそのまま食堂でご飯をいただきます、

僕は日向丼という日向山をイメージした丼ものを注文しましたが…

どの辺が日向山なのかがよくわからん…、ベーコンは山頂の白い岩で卵が砂浜??

見た目はともかく味は普通に美味しかったです、ベーコンがまずいはずが無い!!

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そして楽しみにしていたソフトクリームをしっかりといただきます、

今年はたくさんソフトクリームが食べれて嬉しいなぁ。

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温泉で湯船と食をたっぷりと楽しんだ僕ら、本日の暑さと日向山という山で

夏を十二分に満喫した満足感を心に抱きつつ東京への帰路につくのでした。

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南アルプスの前衛峰でありつつ、圧倒的な満足感と見所を提供してくれる日向山。

2000mに満たない場所ではありますが、滝・渓流・稜線・砂浜という特徴が立っており

いつ来ても楽しむことができる名峰だと思います。

登山初心者が登山の魅力にどっぷりとはまっていくきっかけになるような魅力があります。

迷いやすいような部分も多いのですが、燕岳のような山頂や南アルプス感のある滝

そういったものを気軽に楽しむことができる素敵な山だなと思いました。

次は是非とも新緑の季節あたりに来てみたいと思います。

日向山の地図はこちら

アルペンガイド10 南アルプス (ヤマケイ・アルペンガイド)

アルペンガイド10 南アルプス (ヤマケイ・アルペンガイド)

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