【北海道】緑岳、大雪山随一の名コースで紅葉と高根ヶ原の絶景を見る

第二花畑から見る紅葉の緑岳

2024年9月24日、北海道大雪山系の赤岳と緑岳に登ってきました。東川町ではなく上川にある銀泉台からの登山となり、目的地である緑岳はトムラウシへと向かう縦走路『高根ヶ原』を見下ろす大雪山南エリアの展望台となる山です。
赤岳の標高は2,078m、緑岳の標高は2,020mとなっており、二つの山の間には大きな谷間もなく、平原地帯のような稜線でつながっています。
北海道登山初日は北海道第二位の北鎮岳を歩こうと思い、旭岳から裾合平への周回コースを楽しみました。北鎮岳から御鉢平を挟んで反対側に見えた赤岳、緑岳、白雲岳方面の景色がどうしても見たくなり、二日目は銀泉台から大雪山高原温泉へと抜ける周回登山を楽しみます。

荒涼とした火山の景色が広がる旭岳。それに対して緑岳はハイマツに覆われた緑の美しい三角形、中腹に広がる広大な湿原地帯が特徴的な「北の山」の景色が楽しめる山です。
山頂からは、忠別岳を越えてはるか南に王冠のように輝くトムラウシの姿を見ることが出来ます。大雪山で最も美しい縦走路じゃないかと思う高根ヶ原を最も楽しめる展望台、それが緑岳です。

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大雪山で一番お勧めのコースは?と聞かれたら今のところ僕は赤岳緑岳縦走です。忠別岳に行きたくなりますよ……、ここで見れる景色は国内唯一無二のスケール感ですよ。

目次

大雪山赤岳、緑岳日帰り登山の概要

■概要
今回歩くのは大雪山の数ある山でもちょっとマイナーな緑岳です。緑岳は別名『松浦岳』とも言いますが、元となったのは幕末から明治期にかけて蝦夷地を探検し『北海道』という言葉を作った松浦武四郎という方です。間宮岳が間宮林蔵の名前からでしたね、林蔵から半世紀後に活躍した松浦武四郎が今回の緑岳の由来というわけです。
松浦武四郎は雅号を『北海道人』というくらいで、まだ入植が進む前の北海道に私人で3度、公務で3度の合計6回も趣、約151冊の調査資料を遺しました。
松浦武四郎の凄い所は調査資料が地形的な部分だけではなく、アイヌの方々の文化の研究や記録に努めたところです。地誌学者として地名、地形、工程や距離、人口や風俗、言い伝えの聞き取りと民俗学のフィールドワーク的な事を行っていたところでしょう、それがちゃんと残ってるっていう。(十勝日誌読みてぇなぁ……)

さて、登山としては大雪山にある入口のうちの一つ【銀泉台】を利用し【大雪高原温泉】へと下山する工程となります。銀泉台自体は自走でアクセス可能ですが、秋は登山バスが出ているのでそれを利用することで縦走を楽しむことが可能です。大雪高原温泉側には泥火山のボッケが見られたりしますし、緑岳の山容と草紅葉の湿原を楽しむことが出来る景色が広がっていますので、縦走で楽しむのがおすすめです。
この登山を楽しむための注意点は一つ、トイレが殆どないから……気をつけようね。

■アクセス
紅葉シーズンは銀泉台と大雪山高原温泉にはシャトルバスが出ます。層雲峡に宿をとっていればそこから乗車も可能ですが、「大雪レイクサイト駐車場」を利用するのがお勧めです。紅葉シーズンの9月末まではシャトルバスが運行されます。
【バス】大雪レイクサイト→銀泉台:510円
【バス】高原温泉→大雪レイクサイト:1000円
合計運賃 約1,510円、レイクサイトに行く前は自走になっちゃう。
車を使わずに層雲峡まで訪れた場合は、シャトルバスを乗り継いで層雲峡に戻れます。そこから旭川方面にバスで戻るなどの工程を立てましょう。

■コースタイム
銀泉台7:15→紅葉地点8:30→コマクサ平9:00→赤岳10:20→白雲岳避難小屋11:50→緑岳12:35→第二花畑14:05→高原温泉14:50
合計登山時間 約7時間30分、ガッツリ歩き通せる良コース、景色はオールタイム最高、これぞ北海道。

24年の北海道登山一日目の記事はこちら!東川町のラーメンとだし巻き卵を刮目せよ!

銀泉台へ紅葉を見に行こう

2024年9月24日午前5時55分、大雪湖レイクサイト駐車場。
おはようございます、Redsugarでございます。
北海道登山二日目を満喫しに東川町から大雪山を挟んで反対側、上川町の大雪湖の湖畔にある駐車場へとやってきました。ここは大雪山赤岳の登山口である銀泉台、緑岳の登山口である大雪高原温泉に向かうバスの発着点になっています。
東川町で一夜を過ごした後、早朝1時間半ほど車を運転してようやっとたどり着きました……。

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大雪山には色々な登山口がありますが、紅葉時期に赤岳から緑岳を縦走したり、赤岳から黒岳を縦走するならこの大雪湖レイクサイトはおすすめの登山口になります。

野良ルピナス

バスが来るまで朝霧が立ち込める駐車場で待つことになるのですが、広々としたレイクサイト公園内にはルピナスの花が……。北海道って確かに野良ルピナスの花が多いのです、温暖な気候が苦手な植物なので内地ではあまり見かけることがありません。

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ルピナス豆は食用にもなるんだけども、毒抜きをしたりと手間が多いので鑑賞用の植物として扱われることが多いかなと。元々アメリカからヨーロッパに分布していた植物で、日本には肥料目的で導入されたました。富良野や美瑛といった街で夏場に花畑を作るために植えられてますが、滅茶苦茶繁殖力が強いため扱いには注意が必要です。

午前6時台の始発バスの料金は510円となりまして、チケット販売のおじさんが待機列にやってくるので現金でそれを購入する感じです。電子マネーなんて言うものは使えません。グネグネとした道を登って銀泉台の登山口へと向かいます。

銀泉台に到着したバス

午前7時15分、銀泉台。
というわけでバスに揺られて銀泉台の登山口に到着しました。こちらは自家用車があれば普通にアクセスが可能な場所で、駐車場はほぼ満車状態でした。というのも、銀泉台の登山口は紅葉の名所がほど近く、登山目当ての方々以外にもナキウサギや紅葉の景色を撮影するために訪れるカメラマンもたくさんいるという事情があります。

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登山口にはトイレと水場があるので、こちらで一夜を過ごす猛者もいるようです。9月の銀泉台って寒いんだけどな……。

銀泉台にはトイレと水場があります。大雪山系ってトイレが少ないので、ここでしっかりと準備をしておかないと……後で痛い目を見ることになります。というか僕はこの日、前日のラーメンとだし巻き卵、その後の飲酒によりおなかの調子が悪く……腹痛を抱えながら登山という最も醜く厳しい登山に挑むことになりました。
最高の山と、最悪のコンディション、悔しい、悔しすぎる登山だった。

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なーんかこの辺で、調子が悪かったんだよなぁ……。

赤岳登山口

大雪山赤岳登山口。標高1,490mの地点にある登山口になります。内地で考えても結構高所にある登山口ではないでしょうか?大雪山系は全体的に2,000m前後の山なので、登りが短くて済むのはありがたい。

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銀泉台の由来は層雲峡にある銀河の滝の源流と考えられているから、だそうです。ちなみに日本の滝百選にも選出されている銀河の滝ですが、冬になるとアイスクライミングを楽しむ人々が集まる場所に様変わりします。

赤岳登山口の森

やせ細った白樺が回廊を作る様はまさに北海道らしい景色です。内地みたいに雪が重くないから、木が雪の重みに合わせて「ぐにゃぁッ」と曲がる数も少ないんですね。

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19歳の頃に山形の美大で初めて内地の冬を過ごすわけですが、ダマ雪(湿度が高い綿あめみたいな雪)が基本でびっくりした覚えがあります。十勝は平地でもパウダーなんでぇ。

午前8時30分、紅葉地点。
登っていくと白樺並木はすぐに終わり、ダケカンバを中心とした高山帯の木々が織り成す紅葉が目立つようになってきます。赤岳登山口から紅葉スポットまでの距離は非常に近いです。日の出を見れるスポットでもあるので、早朝から写真撮影に挑む人も多いのだとか。

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森林限界を越えて赤く染まった木々がぶわーっと広がる山肌が見えたときは安堵を覚えました。旭岳側は紅葉終わってたけど、東側の赤岳側はまだ紅葉が残っていてくれた……。

紅葉する赤岳の山肌とニセイカウシュッペ山

24年は紅葉の色付きはそこまでという感じでしたが、それでも肉眼で見ると良い景色が広がっておりました。
紅葉した斜面のむこう側に見えるのは北大雪の名峰ニセイカウシュッペ山です、登ったことないから行ってみたいなぁ……。

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一応国後と択捉を含め、ニセイカウシュッペ山よりも高い山は日本国内ではこれ以上北にありません。関東以北最高峰日光白根山的なやつってどこでもあるんだなぁ……。

ちなみに戦前の北海道の最高峰は一時期千島列島の阿頼度山(2,339m)だったことがあります。カムチャッカ半島の目と鼻の先……。

ニセイカウシュッペ山の山肌を見る

紅葉が美しい山肌には大きな岩がゴロゴロと転がっていますが、あの辺にナッキーが居たりするらしく、それを目当てに望遠レンズを抱えたカメラマンが列をなしていました。登山者に比べてすごい軽装だし、ジーンズで登ってきたりしているのでちょっと怖い。

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ニセイカウシュッペ山のほうも中腹の紅葉が素晴らしいようだ、山肌に黄色い帯が出来ている。

屏風岳と北大雪の森

ニセイカウシュッペ山から少し南側に目を向けますと、写真左に目立つのは屏風岳(1,792m)、画面中央に武華山と武利山という二つの山が見えます。ただ、大雪山と言えばこの中腹に広がる広大な樹林帯です、これを楽しみましょう。

ナキウサギを探すカメラマン

カメラマンの方々に話を聞くと朝方にナッキーが居たらしい。駐車場も近いからナッキーを見るには確かに良い場所なのかな。

秀峰屏風岳と紅葉

紅葉のむこう側に見える屏風岳は秀峰そのものといった見た目をしていますが、登山道がないんだなぁ~。マイナー12名山にも入っていない山なので登山記録が極端に少ない山の一つです。冬季に登るのが一般的とされていますが、グリーンシーズンに沢屋の方々が登ったりする……という記録を見ました。

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確かに周辺に良い山が多いので、埋もれてしまうっていうのは理解できる。

赤岳を登る人々

銀泉台から赤岳を登るコースにおいて、最初に訪れるこの紅葉は確かに見ごたえがありました。紅葉を見るなら旭岳側じゃなくて、黒岳や赤岳っていうのも理解出来る。東大雪や北大雪のほうが森が美しいから、確かに紅葉もきれいだよね。

屏風岳と北大雪の森を見下ろす

森林限界に入ってしまえばこの景色は見納めになります。紅葉と北大雪の山々をじっと見つめたら赤岳へ。

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あれ、ちょっとお腹……痛くなってきたかも??

大雪山の展望台「赤岳」を目指して

森林限界の山肌

紅葉スポットが終わるとすぐに荒涼とした森林限界が現れます。というか……、ここから上はすでに紅葉が終わっているという状況ですね。ここから先は登山者だけの世界という事で、縦走装備の人が多かったのが印象的。

奥の平

森林限界が始まった周辺は奥の平と呼ばれる一帯になります。夜になると氷点下になるのが大雪山らしく、登山道の土の下には霜柱が立ちサクサクと音を立てて登っていく事に。

午前9時00分、コマクサ平。
足元を見てみれば、ウラシマツツジが赤く染まっていて黒い実を携えています。浦島じゃなくて裏が縞々だからウラシマなツツジです。ちなみにアラスカなどでは「アルパイン・ベアーベリー」っていうらしい、こんな小さな実……ヒグマの腹を満たすためにはいったいどれほどの数が必要になるんだか。

コマクサ平からすぐのところに携帯用トイレブースがあります。大雪山はトイレが全くない山域という事もあり、携帯トイレを使うことが推奨されています。

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赤岳から旭岳までの主要なエリアにはこうやって携帯トイレブースがあるんだけど……まだ先は長いのにう〇こをザックに入れて歩くのも嫌だな、と思ってスルーしてしまったのが悲劇の始まりだった。

草紅葉が残る山肌

コマクサ平の先はカール状の地形を登っていくこととなり、その風景的には「もう稜線って言っていいんじゃないか」というくらい開放感があります。

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草紅葉はしぶとく残ってんなぁ……。

カール地形を登る

このカールを登れば稜線です。ナナカマドの実やウラシマツツジが彩る赤がかろうじて残っている景色、その足元は霜柱が溶けて泥濘状態。

足元の紅葉

紅葉がリアルタイムで色付いていくような快晴に恵まれてよかった……。

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あー……、やばい。おなか痛くなってきた……。トイレから結構離れちまったな。うーん、白雲岳避難小屋まではいけるかな?(グギュルルルルル

ちょっと歩き方が変になる程度にお腹が痛いのですが、登山コンディションとしてはこれまでにないくらい最高な状況の大雪山赤岳。畜生なんでこんな時にと思い返せば、東川町のラーメンとだし巻き卵が頭をよぎります、昨日の晩御飯……水煮シーチキン+豆腐とかにしておけばよかったのに。

ハイマツから突き出た巨岩

稜線地帯に上がると所々に巨岩、そしてハイマツという景色が広がります。中央アルプスの左右をぎゅっと握ってビローンと引き延ばすとこういう感じかもしれない、つまり平たいハイマツ帯に巨岩なんです。

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中央アルプスは急峻だからね、シュシュっとしてる中にドドドッて岩を刺した感じじゃん?(グギュルルル

平原上の山頂稜線を見下ろす

昨日の北鎮岳から見た景色でも赤岳方面は谷と台地が特徴的でしたが、赤岳の登りはまさにその中を歩く感じでした。平原状の山に深く刻まれた谷間を登っていきます。

青空に浮かぶ月

午前中だけど月がしっかり見えるのって……そういえば関東だとあんまり覚えがありません。北海道だと青空につきが浮かんでいるの、よく見てたんだけど。

高層湿原地帯を進む登山者たち

巨大な谷底を歩くこの感じ、大雪山ってこれだよなぁ……とか考えながらゴロゴロとした岩が転がる道を進んでいきます。腹部に違和感を覚えながら。

redsugar心の声

(あれ……これもしかしてヤバいかもしれん、尊厳の危機かもしれない)

歩いてきた道を見下ろすと写真二枚目のような快い風景が広がっています、稜線に広がる穏やかな平地が広い、でっかいどうだよ。道中からは南側にピークが目に入りますが、これは2,067mの東岳……かな?

redsugar

理性というものは本能にはかないません、身体のことを全部把握なんてできないし。こんなにおなかの調子悪かったなんて携帯トイレブースの前通ったときはわからなかったし。と、理性さんが言い訳を繰り返すわけですが身体は理性の言葉なんてわからないわけですから、容赦ない腹痛がじわじわと登ってきます。それと同時に弾丸が装填されていることも如実にわかる、これはヤバい、こんな遮るものが何もない稜線……(ガクガク

赤岳山頂へ

上り坂が終わり平坦な稜線地帯に上がるとすぐ目の前に赤岳山頂が見えてきます。写真を見てると左側に登っているように見えるし、ピークには見えないんだけどな?という所が赤岳の頂上です。

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実際赤岳のすぐ隣に標高2,158mの小泉岳があるため、赤岳にはあまり山頂っぽさが無いんだよね。

赤岳山頂から見る景色

赤岳周辺はすでに景色がよく、北には北鎮岳、凌雲岳、桂月岳、黒岳などを一望する景色が広がっています。昨日の北鎮岳とはまた違った角度で見ると、凌雲岳が独立峰的でかっこいいなぁ……と。

赤岳山頂の木柱

午前10時20分、赤岳。
コマクサ平からずいぶんと時間をかけて上がってきました、赤岳です。冷や汗が出てきました……おなかが痛いという次元を通り越してロケットが脱出速度に向けて加速しているような、猛烈な勢いを下腹部から感じる。
赤岳山頂と銀泉台を往復する登山はコースタイムも短くお手軽なため、多くの日帰り登山客がその山頂で景色を楽しんでいました。

redsugar

赤岳の由来は紅葉とも言われていますが判然とせず。
大雪山は赤、緑、黒と色の名前が多いのですが、それと同じくらい人名由来が多い山でもあります。赤岳のお隣小泉岳は植物学者で大雪山の父とも言われた小泉秀雄が由来です。小泉さんは明治期から大正期に大雪山の地質や植物を初めて本格的に調査した方。

北鎮岳方面の景色

赤岳から北鎮岳方面を見てみると、丘陵状の地形がよりよくわかるのではないかと思います。標高2,000mを越える地点にこんな大地が広がっている、この景色が見れるのは北海道だけですね。

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写真の左側にある緩やかなピークが北海岳かなぁ?ここから見ると山頂っぽくねぇ……。

烏帽子岳方面の景色

赤岳のすぐ隣には烏帽子岳、2,079mの無名ピークなどがありとにかく景色を見ているだけで楽しい。登れそうに思えても道は全然ないんだけど。

旭岳方面の景色

赤岳から緑岳に縦走だ!となりますと小泉岳に向かうわけですが、その道中からは旭岳、後旭岳、間宮岳、熊ヶ岳と表大雪の山々をはるか遠くに眺めることが出来ます。

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いい景色だ……うぅッ!!や、やばいお腹が……、ヒィッヒィッフゥウウウウッ!!!ラマーズッ!ラマァーッズ!!

高根ヶ原の玄関口、白雲岳避難小屋へ

小泉岳を目指し丘を歩く

赤岳から小泉岳方面を見ると荒涼とした丘陵地帯が続きます。70mほどの標高差があるのですが、こんな丘みたいな形で表現されると……平たいと勘違いしちゃうじゃないか。

火山性の土地が広がる広大な山頂

原始地球を想起させる火山が作り出した地面を歩き続けて小泉岳を目指します。振り返ってみるとなんて平たい稜線なんだと感心する景色が広がっていました。これはガスがかかったりしたらめちゃくちゃ怖いな!

構造土に覆われた大地

登山道の両脇には石が積み上げられているので、迷うことはないと思う。赤岳の景色よりも小泉岳の景色のほうが衝撃的じゃないでしょうかね……。こっちのほうが絶対楽しいと思うんだ。

白雲岳を眺める

小泉岳の山頂はあまりにも地味なため撮影を失念していました、普通に通過しちゃった。
山頂からは目の前に白雲岳が見えます。写真右側の盛り上がったところは人間の倍くらいの岩が積み重なったロックガーデン状の地形。左側は火口原でサッカー場くらいの広さがありそうな平地が広がっています。

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白雲岳の火口原は高山植物の名所でもあり、登山道以外は立ち入り禁止です。過去あの平原でテニスした団体客がネットで大炎上したりという事件もありました……。お腹痛い、もう限界。

小泉岳から白雲岳分岐点は目と鼻の先です。ほぼ平原と言って差し支えない稜線部分を歩いて白雲岳避難小屋方面へ小走りに向かいます。そこで見えてくるのは大雪山縦走において最も美しい高原地帯「高根ヶ原」を見下ろす白雲岳避難小屋です。

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この稜線を辿ってトムラウシへ至る大雪山縦走、北海道登山における金字塔ともいえるコースです。ぐっぐぐぐ……ッ!マジで、やばい。

高根ヶ原を見下ろす避難小屋

高根ヶ原を見下ろす白雲岳避難小屋を始めて見たのは7月、当時は雪渓が残る青々とした景色でした。秋になり地面が露になった白雲岳避難小屋周辺はこんなに起伏が激しかったのかと……。
小屋は表大雪山縦走路のメインルート上にあり、登山基地として、自然環境の研究拠点として利用されてきました。8月でも平均気温10度の冷涼な気候で、1月には平均温度がー20℃にもなります。
夏にここで働きてぇ、関東の猛暑もうヤダ。

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今日一番見たかった景色は間違いなくこの白雲岳避難小屋&高根ヶ原とその向こうの忠別岳&トムラウシ山、しかしコンディションは最悪!一刻も早く小屋にたどり着きたい、早く歩けないジレンマ!万事休す!!

午前11時50分、白雲岳避難小屋。
ぎりぎりの状況を耐え抜いて小屋に到着したときの安堵感と言ったら……じゃなくて。白雲岳分岐点から小屋までは下り坂となり、ポコンと空に突き出したお山の上に小屋が建てられています。小屋のわきにはテント場もあり、夏になれば多くの縦走客で賑わう場所です。
実際、北海道の山の夏は6月末~8月末くらいの2か月ほどしかありません。9月中旬を過ぎれば積雪があるほど寒いです。なので、短い夏の間に多くの登山者が大雪山縦走を楽しむという訳です。

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ススススッ!スいマせん!?トイレお貸しいただいてもよろしいでしょうカ?顔を見たらどういう状況かゴ察し頂けますでしょウか??

小屋番さん

え?!あ、はい!?

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スイマセン……、スイマセン……。(バタンッ

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ハァーーーーー、ありがとうございます。本当に助かりました、本当につらかった……景色なんてどうでもいいくらい辛かった。よく頑張った自分、そしてトイレ貸していただけて本当にありがとうございます。手ぬぐい2本買わせていただきます!

2020年に建て替えが行われた小屋ですが、マジできれいになっていて快適そうでした。トイレもちゃんと便槽ができていて、EM菌と言って垂れ流しにしていた時よりかなり改善されていました。

高根ヶ原とトムラウシの遠景

小泉岳からの下りは意識がもうろうとしていてあまり覚えてないけど、白雲岳避難小屋を出たときに見た景色の美しさと言ったらありませんでした。空に雲は少なく、遠くトムラウシ山までつながる稜線を見渡すことができます。身体が軽いって素晴らしい。
この高根ヶ原ですが、見た目の感じから「風強そう」なんですが、台風時は瞬間風速50m以上あると考えられています。小屋建て替え作業時にはプレハブが倒れるくらいの風が吹いたんだって。

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高根ヶ原はヒグマ、ナキウサギ、キタキツネやシマリスが住む場所でもあります。強風という特徴から風衝地植生が多くなり、ハイマツ、ナナカマド、キバナシャクナゲを多く見ることができます。個人的にキバナシオガマが一番きれいだったかなと思う。

板垣新道の渓谷

小屋を出た後は板垣新道を利用して緑岳を目指します。荒涼とした景色が広がる板垣新道ですが、ここから先が今回の登山の注目点になります。地形が好きな人は覚えておいてほしいけど、この辺永久凍土が確認されている場所があります。南アルプスの上河内岳にある亀甲状地のような構造地形があったりするので、地面を見て歩くと楽しいかも?

雪がなくなった板垣新道
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この渓谷緩やかだけどめちゃくちゃデカい。

ちなみに板垣新道、ロープとペンキが見えているおかげで安全に渡れたけど、無かったら迷っちゃっても仕方なく思えるような場所でした。

避難小屋へ向かう歩荷

緑岳から登山者が来る!?と思ったら歩荷さん、小屋作業で使う荷物を背負って白雲岳避難小屋へ向かっていきました。大雪高原温泉から登ってきたのでしょうね。

小泉岳との分岐点

小泉岳と緑岳の分岐路に出ました。小泉岳からは実は稜線沿いに緑岳を目指すことができたんですね、腹痛がひどくて避難小屋を目指しちゃったけど……。稜線沿いに歩くコースは高山植物が多く、開放感もある名コースとのことです。

避難小屋と白雲岳

分岐点から板垣新道を見下ろします。大雪山白雲岳から小泉岳方面に延びる稜線、スプーンで削ったような山肌とスケール感が大きい景色だ……。

緑岳山頂へ

稜線の南側には穏やかに盛り上がった緑岳の山頂が見えます。ハイマツや高山植物がへばりつく平坦な稜線地帯を歩くのが非常に心地いい!ちなみにこの稜線の地面全体が構造土なんだってさ。

白雲岳南全景

何度も振り返る白雲岳ですが、南側から見ると本当に大きな山です。屏風のように反り立った崖の麓に小屋があると錯覚してしまう。

午後12時35分、緑岳。
高根ヶ原を見下ろす展望台であり、高原温泉からは一級品の山として鑑賞できる緑岳の山頂に到着しました。目の前にうねるような大地が横たわり、そのあまりの迫力には思わず言葉を失ってしまいます。

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あの上を歩いて忠別岳へ、もう一度歩きたい……!

錦秋の湿原と泥火山を楽しむ緑岳

緑岳から見る高根ヶ原と忠別岳

忠別岳まで一直線に続く高根ヶ原の稜線、国内でもこんな巨大な高原状の稜線を見れるのはここだけでしょう。最高峰旭岳や第二位北鎮岳と比較すると緑岳は地味に感じますが、景色に関してはこちらに軍配を上げる人もいるであろう眺めです。

緑岳から見る旭岳方面

旭岳方面の景色も良し。ここから見る山々はスケールが大きく見えるのです。

火山地形を染める紅葉

高根ヶ原の景色で驚いていたけど、下山し始めてさらなる驚きが僕を待っていました……。高原温泉の先にある三笠新道方面の湿原地帯を中心に広がる紅葉地帯の眺め、思わず笑みがこぼれる大きな景色。

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溶岩が流れた跡が作り出す明瞭な地形、ハイマツの緑からダケカンバの黄色へ……。こんな紅葉見たことねぇよ!

緑岳を歩く登山者と紅葉

銀泉台から高原温泉へと抜けるコースの一番の見どころは緑岳の山腹にあったのだと確信を持てる景色でした。緑岳の登山道はその殆どが森林限界、ハイマツ帯に切り開かれた登山道は開放感抜群の景色がいつまでも続きます。
高根ヶ原の崖は千年以上前に大規模な地滑りで形成されたとのこと、水を含んだ高原沼には大小30余りの沼が点在しヒグマの楽園となっていますが、紅葉天国でもあるんだなぁ……。

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ちなみにこの道、急登だから下りで使うのがお勧めです。今回のように銀泉台から赤岳、緑岳と歩くとお風呂にも入れて良いです。

紅葉と忠別岳を見上げる

中腹付近から見上げる忠別岳と高根ヶ原の景色も絶品です。目の前の紅葉地帯のど真ん中を三笠新道が通っているのか……。

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『三笠新道』は一度は歩いてみたい場所です。林道開通からヒグマが居つくまでのわずか2週間ほどしか歩くことができない雪の道はまさに「幻の登山道」なんですわ。

ハイマツのトンネルを抜ける

背が高くなってきたハイマツ帯を抜けて湿原地帯を目指します。

紅葉した緑岳

第二お花畑の上部辺りで振り返ると緑岳の端正な姿を拝むことができます。稜線を歩いていたこともあり、こんな美しい見た目だとは思わなかった緑岳。

緑岳中腹の湿原地帯の紅葉

森林限界はまだまだ続く。緑岳中腹の湿原地帯は一言でいうとワイルド、裾合平よりも野性的な大地、ハイマツの緑から浮き出る暴力的な赤と黄色の見応えは十分。

広大な草黄葉が斜面一帯に広がる第二花畑周辺は木道もあり、歩いていて思わずため息が出るような……恍惚とした気分になれる美しい道でした。ここから見上げる緑岳がとにかく素晴らしい、一級品の山としての姿を拝めます。
個人的に北海道らしい見た目の山No.1はこの緑岳です。

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大雪山や十勝岳は火山としての見た目が強く、岩手山や安達太良の延長線上な雰囲気がある。緑岳みたいなハイマツに覆われた緑の山肌と火山らしい形って異質です。

第二花畑から見る緑岳の景色

最高、最高の木道です。何度も緑岳を振り返る、紅葉が美しい湿原の先に広がる巨大な山々、大雪山で一番楽しいのは緑岳で間違いないと思えた瞬間でした。

午後2時5分、第二花畑。
木道を歩いた先には休憩所もありまして、高原温泉から第二花畑くらいまでは登山客が多いようで賑わっていました。第二花畑から少し下ると第一花畑があり、そちらも草黄葉が美しい湿原地帯のむこうに緑岳を眺めることができる天国みたいな場所になっています。

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緑岳の中腹の景色には本当にびっくりしました……。旭岳周辺を歩いた次は赤岳緑岳がお勧めですよ、北海道スケールのアヤメ平燧ヶ岳っていう感じ、最高。

第一花畑が終わると樹林帯が始まり、黄葉が非常に美しい森の中を降って高原温泉を目指します。緑岳周辺の紅葉は色づきがよく、最後の下りも歩いていて本当に楽しかった……。

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第二花畑まではハイカーも多いためか、道がめちゃくちゃ歩きやすいのよ。

北海道の割には整備された登山道

北海道の山とは思えないほどよく整備された登山道、降りは快適。

緑岳登山口

登山口に到着しました。山頂まで4.3キロしかないっていうのはいいですね、お花畑の木道区間が本当に素晴らしいので北海道登山をする際は是非一度訪れてみてほしいと思えるコースでした、最高の山だよ……。

大雪高原温泉ですが、火山の麓という事でボッケ(泥火山みたいなやつ)がそこらへんでボコボコ沸いてます。地面から煙が上がっていて、手を差し出すと生暖かい……。
ロープが張られた場所から見下ろすと泥水がボコボコと泡を立てている様子などを楽しめます。

さーらーに温泉の後ろには写真三枚目のような活発な活動をする穴がありまして、ゴォオオオオッと音を立てながら地面からお湯が湧き出ています。これは近づくと生命の危機を覚えるくらい怖い。

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ちょっと写真三枚目はさすがに怖い!超怖かった!これ落ちたら絶対死ぬやつ!ていうかガスが!ガス危ないだろ!!

湧出口から吹きあがる煙

穴から少し離れるとこんな感じで……、温泉の真裏にあるこのボッケは誰でも見ることができます。ちょっと怖すぎる見た目なので、子供とか連れていく場合はご注意ください。

午後2時50分、高原温泉。
大雪山の東の登山口、高原温泉に到着しました。この高原温泉、名湯です……白濁したアツアツの湯船に身を沈めた瞬間、全身の細胞が生命力を吹き込まれたかのようにビリビリ痺れました。個人的に雌阿寒岳の野中温泉と双璧をなす北海道お勧め温泉です。

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入浴後はギンギンに冷えたいろはすハスカップ、最高にうまい……。ブルーベリーだなんて甘ちゃんじゃなくて時代はハスカップ、すっぱくて最高。

雰囲気が良い休憩所

高原温泉を出発するバス乗車まで時間があるので館内をうろうろ、休憩所も最高に雰囲気がいい……。一泊してもう一回緑岳登りたい。

ヒグマのはく製

ヒグマのはく製が置いてありました。剥製って小っちゃくなっちゃうんだよね……、実際のヒグマはこんなもんじゃないサイズだから、山では絶対に出会いたくないもんです。

レイクサイトへ向かうバスに乗車し帰路へ。
高原温泉からレイクサイトまでの砂利道をスクールバスが駆け抜けるって想像できますでしょうか?凄まじい土煙を上げながら林道を爆走するバスに乗る経験って南アルプス南部でも出来ないよ……、ていうか車内が土埃で霞むような状況でした。
酷いくしゃみに悩まされながらも大雪湖レイクサイトへ無事帰還……、車を運転して一路実家がある音更の街を目指すのでした。

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最後に乗ったスクールバスは凄まじいものがあった。これにて赤岳緑岳縦走、終わり!!最高だった!!

実家に帰った後、あまりにも緑岳が素晴らしかったこと、腹痛で全然楽しめなかったことから「もう一回登ってくる」と豪語していたのですが……両親にさすがに止められて正気に戻りました。
せっかく帰ってきたのに一緒に酒が飲めないのは悲しいという父の言葉の威力よ……、という訳で翌日は音更の焼肉と言えば定番の平和園でジンギスカン祭りを楽しみましたとさ。

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帰宅後は近年北海道で盛んな日本酒造り……、上川大雪酒造 碧雲蔵×Hapio 純米吟醸彗星 生を両親と楽しみました。北海道の日本酒も全然美味しいじゃーん!少し重めでピリッとくる舌ざわり、甘口に感じる重厚感があるので乾き物が欲しい、シャインマスカットとタコで飲み進めちゃったけど、貝柱があると最高だったなと思う。
静かな雰囲気が漂う味だったので、これは晩酌にちびちびと飲みたいですね。

高根ヶ原の紅葉を見下ろす緑岳の登山道

緑岳は紅葉シーズンの大雪山随一の名コース、景色良し、温泉良し!
銀泉台から歩く赤岳、緑岳、高原温泉コースは前日の旭岳北鎮岳裾合平周回と比較して遥かに満足度が高く、美しい登山だと思えました。というか自分が歩いた大雪山のコースの中ではぶっちぎりで緑岳は素晴らしいと感じる次第です。
旭岳方面の御鉢平を含めた火山的な景色は素晴らしいのですが、火山はやはりどの山を登っても単調に感じやすい……。というか火山を見るなら美瑛岳から見る十勝岳など、より素晴らしい場所がある。
高根ヶ原という大雪山縦走の核心部を見下ろしつつ、ハイマツ帯から広葉樹の森へと移り変わる寒冷地の景色を大スケールで堪能できる緑岳を歩くコースは御鉢平も見れて、一石二鳥的な満足コースなんですね。

何よりも緑岳から見る忠別岳とトムラウシ山の素晴らしさよ……、紅葉時期の北海道を歩くのであれば西の旭岳ではなく、東の赤岳緑岳を全力で推したいと思える登山でした。大雪山では忠別岳が一番美しいと思うのですが、また行きたいという思いが非常に強まるのでした。
緑岳は最高、大朝日岳と同じくらい好き、人生最高の山は続く。

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