2023年8月10日から12日まで、北アルプス白馬岳と朝日岳を巡る周回縦走を楽しく歩いてきました。
当記事は3日目となる8月12日、北アルプス最北の有人小屋である朝日小屋を出発し、五輪尾根を下って蓮華温泉を目指します。朝日岳から蓮華温泉までの道のりは下山なんだから下るだけでしょ?と思った方々、五輪尾根は恐ろしいところで姫負峠、白高沢出合から先には強烈な登り返しが待っているという体力勝負なコース、最後まで気が抜けないのです。
朝日岳は日本海は親不知へと抜ける栂海新道方面を見渡すことができる山で、稜線一帯は高山植物が咲くお花畑が広がる場所が多く点在しており、夏は気持ちよく歩くことができます。小屋から山頂までも程よい時間でたどり着くことができ、ご来光を楽しむことも可能です。個性的なのは五輪高原を駆け抜ける五輪尾根で、高層湿原地帯に寄り添いながら谷底から山頂直下まで続く木道が特徴です。
朝日小屋を深夜のうちに出発し、朝日岳でご来光を楽しむ最終日。
黄金色の光で草花が輝く五輪尾根を歩き、野趣に溢れた蓮華温泉を目指します。
非常に長い五輪尾根、降りで歩いてもその道のりは厳しかった。しかし、最後に待っていた蓮華温泉は最高だった。登山道中にいきなり現れる風呂釜、これぞまさに秘湯!自然の中ですべてを脱ぎ捨て全身で味わう湯の快感よ!
白馬雪倉朝日周回縦走の概要
一日目の白馬大雪渓の記事はこちら
二日目の雪倉岳の記事はこちら
寿司でスタートする朝日岳のご来光
2023年8月12日午前2時50分、起床。
おはようございます、Redsugarでございます……深夜に食べる朝ごはんは寿司でした。
白馬雪倉朝日周回縦走も今日が最終日になります、朝日小屋のテント場ですが快適でダウンハガー#7でも暖かく寝れました。シングルウォールテントなので結露はしているけど拭けば問題ない。
朝起きてまずお湯を沸かします。朝ごはん何食べようかな……と思ってテント内を見回すと昨日の夕方購入した冷凍寿司がちょうど食べごろな感じに溶けていました。これおいしいのかなぁ?と思って食べてみると
う、うまい!!!うますぎる!!!十万ご……なんだこれ!?全然生臭くないし酢と塩のうまみが絶妙だ!!もっと買っときゃよかった!!
朝日小屋の寿司、めっちゃうまかったんですよねー。東日本に押し寿司って文化がないので、どういう味がするのかかなり警戒してたんですけどびっくりするくらいおいしいの、次回行くときは5個くらい買おうかな。
寿司と白湯の組み合わせは抜群でして、あっという間に目が覚めてくれました。思っていたよりも本当に、遥かに美味しかったな……。テントを出てみると流石玄人たち、多くのテントの方が起床済み、すでに出発済みの人も多いという状況でした。
午前4時20分、山荘出発。
朝食をいただいた後はトイレなどの都合もありゆっくり目に撤収作業を行いました。珍しく朝ごはんをちゃんと食べたのでおなかが痛くならないか少し心配。
濡れたULドームシェルターをしまい込んだら朝日小屋を出発し、朝日岳山頂でご来光を拝みに行きたいと思います。
ヘッドライトの明かりを頼りに朝日岳山頂を目指して登るのですが、朝日小屋周辺は樹林帯で眺望もないため真っ暗な中をひたすら進むという感じでした。しばらくすると空が白く明るくなってきたのですが、そのタイミングでハイマツ帯に到着。白馬岳と白馬旭岳の姿がばっちりを見えます。
ハイマツ帯といいつつも朝日岳は笹が多いです、標高が低いから仕方がないんだろうか。ここまで来て笹が多いのは残念だが仕方がない。山頂付近には木道があるのですが、そこまでは朝露に濡れた植物が生い茂る細い登山道を登ります。
ツリガネニンジンかな?朝露でたっぷりと水を纏った姿がかわいいです。
山頂付近は荒涼としています。木道の先にはご来光を待つ登山者たちの姿……、みんなが五輪尾根を降りるわけではなさそうです。
この日五輪尾根を僕と同じタイミングで歩く人はそんなに多くなかった。白馬方面へ抜ける人がほとんどで、栂海新道を抜ける人の姿を確認することはできなかった。秋になったら歩いてみてぇなぁ……、親不知まで。
午前5時20分、朝日岳山頂。
山頂に到着するとちょうどご来光が東の空からパァーッと上がってきました、ちょうどいいタイミングで上がってこれた。途中で道を間違えてけもの道を5分くらい登っていなければもっと余裕があったろうに……、みんなもヘッドライト登山の時は変な道に迷いこまないように気を付けてね。
朝日岳の山頂は標高が約2,418mということで草木が生い茂っていてそんなに見栄えが良い所ではございません。
結構ハイマツの背が高い朝日岳山頂。立山連峰はちゃんと見える、向こうも朝を迎えているらしい。
こちらは白馬岳と白馬旭岳、白馬岳の山頂は今頃人でごった返しているのではないか。昨日もすごい人だったもんなぁ……。
朝日岳の山頂からの景色に話を戻すと、吹上げのコル方面には長栂山や五輪山といった山々が作り出す尾根の景色が広がります。見た感じ樹林が生い茂る雰囲気はなく、朝日岳から先も森林限界エリアを楽しむ高層湿原的な景色が続きそうです。
五輪高原、花の湿原を渡り歩く
山頂を後にして太陽へ向かって歩き出します。五輪尾根を目指して踏み出すと雪渓が残るお花畑が現れました。
すでにチングルマの花は終わりを迎え、花は穂へと姿を変えていましたが……この群生はすごいじゃん?
山頂直下のお花畑はまさに楽園です。花が咲いている時期に歩いても間違いなく満足できそう……。今回はすでに穂へと姿を変えていたチングルマですが、早朝の時間帯は透き通った穂が光り輝き、これはこれで満足できる景色が広がります。
微妙な山だなと思っていてごめん、このお花畑は見事だわ……。
タイミング的に花が散った直後、穂がまだ開ききっていないタイミングでした。実はチングルマはこの穂が開く直前の渦を巻いている時が一番きれいなんじゃないか……?夏山登山で早朝に見る透明な穂のチングルマが一番きれいな気がするよ。
花から穂へと移り変わるチングルマですが、肉まんとかタージマハルの塔のようなお饅頭型がかわいらしい。
この段階では綿毛もほぼ透明、朝露を纏ってキラキラ光り輝く花を見ているのが楽しいのです。
カメラ持ってるとすごく楽しめる花なんですよ、穂になった時のチングルマ。
山頂直下には雪渓が残っていますが、湧き水もあるようで……。湿原地帯にはいくつかの小川がザァザァと音を立てて流れています。
雪解け水がメインにも思えるからさすがに飲もうとは思えないけど、バキバキに冷えた水で手を洗うとさっぱりと目が覚めました。
花畑が続く朝日岳の下山を続けましょう。湿度が高く霞んだ景色の向こうに高妻山や火打山といった北信の山々が見えますね。逆に向こうの山からはこっちはよく見えることでしょう、順光だから。
ツリガネニンジン、イブキノトラオといった花もたくさん咲いております。
花畑を超えると荒涼とした火山っぽい斜面へ出ます。視界の先には栂海新道方面に広がる高層湿原と登山道が見える。つまり、吹上のコルが近づいてきたということね。
向こうに見えるのがアヤメ平かな?
吹上のコルからは富山方面がよく見えます。
午前6時10分、吹上のコル。
分岐点である吹上のコルへと到着、蓮華温泉方面を目指しますが……栂海新道側の湿原もすごい気になりますね。周囲を見回すと地面から染み出る湧水のおかげで苔が育っているようです。ここから先五輪高原へ向けては雪が作り出す湿原の世界を抜けていくことになります。
五輪尾根を少し進みつつ朝日岳を振り返る。こう見ると穏やかな草原地帯を抜けた先に砂地の山頂が現れる感じがして、すごく魅力的に思える。すれ違う人々はみな一様に「すごい長いですね……!」と苦しそうな顔をしていたが。
さらに下り続けると木で作られた階段のそばに段々畑のようになった湿原、池塘が現れ始める。歩いていて気持ちのいい道だなと思える木道はここからスタートします。ワタスゲ、チングルマ、アヤメとお花もたくさん……、進むのがもったいなく思える。
湿原のいたるところにアヤメが咲いている。栂海新道方面にもアヤメ平という場所があるが、ヒオウギアヤメがたくさん咲いているらしい。五輪尾根や朝日小屋に咲いていたこのアヤメも、ヒオウギアヤメという品種なんだろう。
木道は途切れ途切れ続く、時折朝露をふんだんにまとった草に覆われた道を降りることもあり裾が結構濡れてしまった。僕が基本長ズボンを着用しているのは朝露や靴の内側に片方の靴が当たって汚れるのを防ぐため。
おかげで靴は長持ちして8年ほど使ったLOWAのチベットも足首の部分はとても奇麗なままだった。
ハーフパンツに素足、もしくはスパッツを着用する若者スタイルは足元が結構汚れるのであんまり好きじゃない。
朝露に濡れた草が生い茂る湿原を下っていくが、足の裏が濡れるっていうのは木道を歩くうえでは結構危険。木道は場所によってちょっと苔が生えてたりすると、途端にグリップが失われてつるんっと滑る恐怖の道と化す。
昨晩小屋の人に聞いた時も、五輪尾根は木道ですっころんで怪我をする人が多いのだとか。
湿原を降りていくとポツンとたたずむ磐座が現れます、木霊が座ってそうないい雰囲気ですね。
朝日岳山頂からは白馬岳がよく見えましたが、五輪尾根を下る最中は雪倉岳が主体となります。こちらから見ると朝日岳的な、雪で削られつつも湿原地帯を携えた緑に溢れた優しい山に見える。
足元に何か実がなっている?と思ってしゃがんでみると……イチゴがたくさんなっているではありませんか!
調べてみると多分ノウゴウイチゴという栽培品種にとても近いイチゴっぽい。イチゴの実が木道わきにたくさんなっている景色は食欲がわきます、一口食べてみたかった。
イチゴ畑を抜けてさらに標高を下げていくと、台地状の五輪高原が見えてきました。湿原に一本きれいな木道が整備されているのがわかります、今からあそこを歩くのが楽しみだぜ……。
ヒオウギアヤメを見かけなくなったなぁと思えば、今度はニッコウキスゲが花盛りを迎える湿原へ到着しました。五輪尾根本当に面白い、道中標高が変わるたびに咲いている花が次々に代わっていくので全然飽きが来ないよ。
日も高くなり木道もようやく乾燥してくれました……。ここまで来る途中の木道は殺人的に滑る個所もあって、気持ちはいいけど気を抜いて歩くとステーンと転んでしまいそうで怖かったんだよね。
天国……!五輪高原はまさに天国といっていい景色が広がっている!!!地面から湧き上がる水、チングルマの花畑、高層湿原特有の植物たち、朝日岳の見どころはまさにここ!!
午前7時55分、五輪高原水場。
五輪高原ですが歩いていて最高に楽しい湿原地帯です。標高が高い場所にある尾瀬っていう感じです、思っていた以上に広大な湿原地帯が台地に広がっていて見応え抜群。五輪高原の水場は休憩所のすぐ隣にあり、よく冷えた水が湧き出ています。水を飲みながら休憩してたら、雲が上がってきちゃった……。
下山時はここでしっかりと休憩を取っておくのがお勧めです。ここから怒涛の勢いで姫負峠に向かって標高を下げていきます、その先では恐怖の登り返しが待っているぜ……!
五輪高原を貫く木道、ふわふわとした気持ちで心地よく歩いていけるのですが中々の斜度。すさまじい勢いで標高が下がっていくのです……。
地獄の登り返しを超えて蓮華温泉へ
本当に「ズンズン」と音がするような速度で五輪尾根を下っていくのですが、谷底を挟んで反対側の斜面に人工物が見えてきました……蓮華温泉です。これを見たときの最初の驚きは
え??今歩いているところとあんまり高さ変わんなくない!?これ谷底に降りてから登るの!?マジで???
五輪尾根を貫くこちらのコース、様子がおかしい……いや知ってんだけど。地図を見てもすごい勢いで谷底まで下っていくのは知ってるんだけど、だけど実際に歩いてみると嫌だ嫌だ、こんなに標高投げ捨ててそこから300m近く登り返すなんて拷問だ!と駄々をこねたくなります。
内心嫌だ嫌だと思いながらも、とっとと登り返しの苦しみを乗り越えたいということで速度を上げて姫負峠へ突入していきます。眺望の良い五輪高原は終わりましたが、ご丁寧に木道は谷底まで続いていました。おかげでとんでもなく速い速度で白高地沢出合まで歩けたわ……。
午前8時55分、白高地沢出合。
五輪高原から1時間ほどで谷底の渓流スポットへ到着しました。いい感じに休憩できる場所がありまして、荷物を置いて顔を洗いに渓流へ……。ほかにも数名の方が川で頭を洗っていたり、夏に歩く五輪尾根ってめちゃくちゃ暑いんだなと再確認する次第でした。
渓流わきには休憩にちょうどいい岩の椅子と机がありまして、こちらに荷物を置いてしばらく涼んでいました。
夏場のテント泊は暫くの間モンベルバーサライトパック40を使っていますが、このザックは本当に良いザックです。500g以下の重量でありながら2万円以下で購入できるので、ガンガン使うことができます。しかも旧型よりも背面パッドが改良されてすごく背負いやすくなった。
バック、スリーピングマット、寝袋、ドームシェルターとモンベルの最軽量装備を組み合わせていくと実は結構簡単にUL装備ができたりします、安くUL装備を整えるならRedsugarはモンベル推しです。
白高沢出合を通過し姫負峠を兵馬ノ平目指して登り返します。谷底から一気に標高を上げる瞬間は中々つらいものがありましたが、徐々に道は緩やかに……。
蓮華温泉に近づくにつれて再び木道が整備され歩きやすくなります。蓮華温泉周辺は散策スポットにもなっているから、登山客以外も歩けるようになってるんでしょうね。白馬大雪渓から歩き続けて体力を結構消費した身体には優しい道に感じる。
午前10時25分、兵馬ノ平。
湿原地帯に出た!と思って周りを見渡してみるが……なんか花とか全然ない湿原地帯です。五輪高原の天国みたいな景色の後だと正直見劣りしてしまったのが兵馬ノ平。
このポイントから蓮華温泉まで地味に30分以上かかるんだよ……、やった登り返し終わった!と思ったけどまだ先は長くてうんざりしちゃった。
午前11時10分、蓮華温泉。
兵馬ノ平から40分以上歩きました……、地図を何度も確認したけど「げぇ!まだ全然先が長い!!」っていう感じでして。木道が続くから歩きやすいんだけどとにかく距離がながーい道でした。最後車道に出たときに「あっ、あっ、おわっ!終わったぁ~!!」という声が漏れました。
おや??蓮華温泉の駐車場にキッチンカーが止まっている??何を売っているんだ??
野湯にビール、蓮華温泉と糸魚川の楽園
なんとキッチンカーは地ビールの移動販売でした!わかってんなぁ~!下山で水分をカラッカラに使い果たしている登山者が目の前にキンキンに冷えた地ビールを出されてごらんなさいな。飲まないわけがないだろう……。
ということで風呂に入る前に今回の登山の成功を祝して一杯頂きました、身体に麦汁が染み渡るぅ~~!!!
地ビールということでいろいろな種類がありましたが、最もフルーティーで飲みやすいものを選択した。喉に潤いが必要だよね、下山即ビールっていうのもいいもんだわ。
ビールを飲んだ後は蓮華温泉で入浴と行きましょう。温泉前の広場ではテントを乾かしている方がいたので、僕もびしょびしょのULドームシェルターをササッと広げてすぐに受付を済ませます。時間的に12時台のバスに乗れるので、急いで露天&内湯を楽しむ次第。
時間的に15時のバスを選択すればすべての露天風呂に入れそうだが……、今回は露天は一番下のに入ることにした。
蓮華温泉といえばこの登山道中にいきなり現れる温泉です。ポッカポカのあとぅーい温泉、大自然の中で服を脱ぐの……すげぇ恥ずかしいけど開放感がヤバい。お湯に身体を入れると「あぁぁぁ~ッ」と声が漏れ出ます。
風呂桶の脇にあるベンチに服を全部置くんだけどさ、風呂あがって体をふいているときに誰か来たら本当に終わりヨ、水着が欲しいよね。
外湯を楽しんだ後は内湯で身体をしっかり洗い流して入浴終了。髪も体も洗って綺麗さっぱりになった後は……残り時間を限界まで楽しむための挑戦が始まります。バスが出発するまで20分、バス停までは5分程度かかると考えてジョッキ生とスイカを注文。
水分補給のポカリスエットだッ!!と言わんばかりに一気にビールを流し込みます。喉を迸る微炭酸の刺激!胃壁を伝う冷たいビールの感触!!そこに放り込まれる氷のようなスイカ!!お腹を壊したって良い!こっちは3日間歩いたんだ、もうおなかを壊したって後悔はない、新幹線にも駅にもトイレはあるんだ、身体が悲鳴をあげようとも好き放題飲んで食ってやるんだという勢いで目の前のビールとスイカが吸い込まれていくッ!!(早口)
ジョッキ生を数分で飲みつくしてさすがにおなかがチャポンチャポンいってる……。バス時刻が迫っていたので小走りにバス停にやってきました。無事に12時台のバスで糸魚川駅へと下山となるのですが、乗車時間1時間以上だけど大丈夫かな、トイレ行きたくならないか心配。
蓮華温泉から糸魚川駅まで山間部のグネグネ道をグルングルン回りながら降り続けまして、ようやく駅に到着しました。心配していたトイレですが、3日間の登山で身体から大量の水分が失われていたこともあり心配は杞憂に終わりました、よかった!
駅前につくころには非常におなかが空いていまして、ごはん時ということもあって食事できる場所を探します。
駅前でいろいろとお店を探してみたけど、営業しているお蕎麦屋さんは泉家さんだけでした。ここ美味しいよって地元の人も言っていたので期待が膨らむ。
最初に行こうと考えていた蕎麦屋がやってなくて、そこの店主に教えてもらった美味しいお店なのですが確かにうまい!!カツ煮定食を頼んでカツ煮丼と蕎麦を食べることにしましたが、瓶ビールと厚焼き玉子を追加。
カツ煮最高においしいのですが、厚焼き玉子もヤバい、ボリューム満点かつ程よい硬さで甘じょっぱい!出汁が効いてて美味い!!登山後の疲れた体にガッツリと栄養が入っていく下山後ランチでした。
登山、風呂、食事とすべてをやり遂げた夏のパーフェクト登山。さすが白馬岳です、もう満足しきりました。さらにこの登山の良い所は帰りが新幹線という所です。蓮華温泉からは長野方面に帰ることもできますが、僕は圧倒的に北陸新幹線のほうが便利だと思うので糸魚川駅下山推し。
まだ日が高い午後、新幹線であっという間に大宮に到着しましたが、まだ夕方という時間に家に着くことが出来ましたとさ。
心残りがあるとすれば、お土産売り場でお酒を購入できなかったこと。糸魚川駅周辺の酒屋で日本酒探せばよかったよね。
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