Red sugar

初心者向けの登山情報を扱った登山ブログ、山と写真とカメラの情報をお届けします

【登山写真上達術】写真が上達したいあなたにお勧めしたいブログ記事4選

見出し

 

皆さんこんにちは、D850×2台持ち登山芸人のRedsugarです、山登ってますか?

登山するときはカメラがあると幸せな気持ちになります、

特に良い景色が撮影できたときは天にも登る気分です。

 

今回は

「〇〇のブログを見て、写真のことを考えて、練習してみたら写真がうまくなったよ!」

という記事です。

つまり、読んで実践すると写真がうまくなるお勧め記事はこちらという奴。

(もちろん個人差はあります) 

 

個人的にすごく助けられたというか、目を覚ましていただけるような記事が

インターネットにはたくさんあるので、その一部をご紹介させていただければと思います。

 

ちなみに今回の記事も僕の撮影した写真はすべて原寸を置いておきましたので

D850で撮るとどんな感じになるかの参考になれば幸いです。

 

はじめに

先日、マップカメラのコミュレビで大賞をいただいたのですが、

その後、生藤山の記事の現像をしている際に、「あれ??なんか全然良くない」

と感じる機会がありました、目的があって撮影している写真がいちまいもない……。

 

そこで考えたのですが、5月から8月にかけて、

ブログ記事とナショナルジオグラフィックの教科書を読んで

それから山に登り撮影をして、現像をし続けた結果。

「なんか写真が上手になっている気がするぞ……?」となり、

その結果マップカメラのコミュレビで大賞をいただけたのかなと。

春に比べると確実な前進を感じることができた夏でした。

 

コミュレビに応募した写真とレビューはこちら

www.mapcamera.com

大好きなAF-S Nikkor 20㎜f/1.8Gで賞をいただけるなんて幸せです、本当に。

 

 

さて、働いているとなかなか先生に直接教えてもらう機会もないかなと思います。

僕がまさしくそれだったので、まずネットと書籍を見て写真を練習することに。

ここから先は写真がうまくなるために僕が見て、実践してみた記事のご紹介です。

 

 

1.記事を読む前に、僕が心掛けたこと

まず前提として、僕は記事を読んだ後に

それと似た現像を行うために、似たような光景を撮りにいくということを繰り返しました。

絵でいうと元のお題を模写や反転描写するような練習法を意識しました。

とにかく、似ていれば似ているほど現像時にいろいろ発見があると思います。

 

実地で訓練すると他人のデータを同じように現像するよりも、

自分が見た正解の景色がある分圧倒的に有利です。

教科書通りのパラメータにした際など違和感を感じやすく、

自分の見た景色に寄せるため自然と軌道修正を行うと思うのですが、

この時の考察などがとても上達に役に立っていると思いました。

 

自分の目で見て、肌で感じた景色の感覚を覚えていれば、

現像の際の取っ掛かりとなります。

それがないと、画面上の色をハチャメチャに弄りかねないので、注意が必要です。

 

2.滝のRAW現像で超役に立つ記事

yamasha.net

登山と写真でブログいえば山写さんなのですが、

ためになる現像記事をいくつも書いてくださっているので、

未読の人はぜひ読んでいただきたいです。

記事内では滝の現像を行っていますが、これが僕の最初の練習でした。

 

滝を撮影してきて同じように現像してみようというものです。

こちらの記事で現像の実践をしています。

www.redsugar.red

 

DSC_7286

火打山で見つけた小さな滝、山写さんの記事を参考に現像。

滝を横からとらえた構図を撮影した後、水、濡れた岩、乾いた岩を意識しつつ

日陰のじめじめした滝の艶のある雰囲気を出せるように現像してみました。

 

時間帯は午前の早い時間で、

あたりは日陰でひんやりとしていたのが特徴的だったのでそれが伝われば幸いです。

まずは記事を見て、パラメータを同じような順番でいじり、それを一回全部消して

また自分なりに現像するというのを何回か繰り返しています。

 

DSC_8821

滝編は二本あり、海沢探勝路での作例が出てきていたものを参考に、

川苔山での撮影も行いました。

川苔山は山写さんの百尋ノ滝の作例があるので、

同じ角度で撮影して、同じように現像しようとすると発見がたくさんあります。

というか山写さんがめちゃくちゃ写真美味いんだなってのがよくわかります。

 

DSC_8687

僕の現像のワークフローは今

トリミング→基本パラの調整→段階フィルター→ブラシ→もう一度立ち返って基本パラ

という感じに進みます。

このワークフローは上記の記事の影響で成立したかなと……。

どのパラメーターからいじっていいのか、パラメーターがどういう効果を持っているのかも

わかりやすく紹介してくれているのでとてもおすすめの記事です。

 

山写さんの滝のRAW現像記事はワークフローが細かく、

修正するところの目的が明確でわかりやすいため、似た作例を撮影すれば

現像時にとても分かりやすい教科書になってくれると思います。

 

3.構図と色味を考えるうえで参考になった記事

yamasha.net

こちらも山写さんの記事となります、この記事は構図の話をしているのですが、

稜線の作例や山肌の作例の雰囲気がとてもわかりやすく、

夏山に出向いたときは是非とも真似したいと思っているものでした。

 

「写真を撮るときは構図を意識しよう」ということを最初に植え付けてくれた記事で、

山における空間の作り方がとても参考になりました。

 

が、それ以上に空の色の作り方が何よりも印象的で、

画面内の配色、特に空の色の表現の仕方を

見よう見まねで再現しようと思わせてくれた記事でもあります。

雰囲気を似せようとパラメーターをいろいろと試行錯誤するのが一番勉強になったかも……。

 

DSC_5293

記事を見た後に最初にテント泊をした際に撮影した写真です。

北岳なのですが、朝日のポイントを似せる形で位置取りを行いました。

手前で朝日を受けるテントと、それをテラス朝日と空がうまいバランスにはまればと

思って撮影を行った覚えがあります。

 

明け方の空の色が印象的で、金色と青が絶妙に入り混じった空の色は記事の作例にも

通じるところがあり、参考にしながら現像をさせてもらいました。

 

DSC_6998

白馬岳山頂からの朝日です、こちらも作例を思い出し、

左側に太陽を配置し、構図の雰囲気を合わせつつ右下の岩で光を受け止めたのですが。

岩とその先の雲を活かしきれているか今一不安でした。

 

太陽の光線が広がりを持ちつつ、山肌を明るく照らしてる感じを出せればと思い撮影。

現像時に空の青は少し持ち上げて、

実際に感じていたオレンジと青の印象を強く出すように心がけた覚えがあります。

 

青を立たせることにより太陽の光がより存在をましたのでは?と現像時に思ったものです。

記事からは色彩の構造などを一番強く学べたかも……!

 

DSC_1385

朝日に照らされる北岳のテント場ですこのときはまだHDRの撮影の仕方がわからず、

ブラケットで撮影していなかったので暗いところが潰れてしまいました。

色味を似せることにこだわった結果、画面が破綻してしまった例かなと思います。

個人的にはもう少し薄い色味のほうがバランスが撮れてて、

印象の伝え方がスムーズな気がしました。

ハイライトのパラメータをマイナス側に潰しすぎるとよくないなと反省……。

 

というわけで、構図もとても勉強になるのですが、

色合いの作りなどで同じものを作ろうとしたことはとても参考になる部分でした。

現場では構図を考えるために参考になり、現像時は色味の参考になる記事です。

 

4.ディテールの起こし方を考えるきっかけとなった記事 

www.spaceflier.com

次はTKLさんのレタッチノートと銘打って連載されたシリーズ。

この絵画的なアプローチというのはこのあと僕の中で「写真も絵と同じだなぁ」と

写真へ持っていたイメージが変わるきっかけの記事でもあって。

 

撮影したものをどう仕上げるか、どう見せたいか、

何を伝えたいか、ビジョンを考えるのは第一に大事だなと考えるようになりました。

とはいっても登っているときの脳はそんなこと考える暇がありませんが……。

 

この記事では現像時の画面の作り方に関して、

ディテールの起こし方の考え方を考えさせてくれるきっかけになりました。

 

そして何より空の色、明け方に紫に染まる瞬間を僕も撮影してみたいということで、

岩手山や蔵王山、白山といった山で実地の訓練をしてきました。

 

空が紫に染まる瞬間は一瞬で、

そのタイミングを逃さないのは非常に難しいんだなと言うことがわかりましたし。

この時間帯の写真は現像時にディテールを正確に起こすために、

光をよく観察しなければいけないと言うことがとても勉強になりました。

 

DSC_9254

岩手山山頂からのご来光、

雲に日光が反射して紫色に輝く薄雲が岩手山の上に広がっていました。

空のディテールの起こし方で記事の内容を反芻する気持ちで現像。

地面をどれくらい起こすかなどの課題点は残りましたが、紫の空最高は再現出来た。

 

DSC_9525

ブラックミストというフィルターを利用して撮影をしていた蔵王山。

ブラックミストはソフトフィルターの一種ですが

ポートレイトがエモくなるということを聞いたので、家族用に購入。

そしてこいつは山でも朝夕は非常に力を発揮してくれます。

 

朝露に濡れた高山植物と朝日とかを合わせると

「ノスタルジック」になるのではないでしょうか?

 

さて、このお釜の写真では記事を見ながら

空の雰囲気の掘り起こし、鞍部の潰れたディテールの掘り起こしを行いました。

中心のお釜をぐるりと囲むようにディテールの掘り起こしをコントロールすることにより、

実際に見ていたときの印象に近づけつつ、絵画的な印象を目指しました。

 

DSC_5011

ちなみに、ブラックミストを利用すると色味がこんな感じになります、

光を受けたところのハイライトとシャドウの潰れ方がいいなーと……

光をコントロールする上ではかなり使えるフィルターだと思いました。

 

5.視線誘導と画面のスタート地点の組み立て方を学んだ記事

logcamera.com

こちらはsaizouさんの記事になります、ログカメラさんは写真界隈では有名なブログ……。

海外フォトグラファーのようなかっこいい写真を撮るためのコツを伝授してくれる記事です。

この記事と同時期にナショナルジオグラフィックの写真の教科書を読んでいたのですが

ナショジオでも画面内の視線の誘導といったものをすごく意識していました。

主題と副題、そして動線といったものがカッチリとハマっていて

とても気持ちがいい写真がおおく、「なるほど!なるほど!なるほど!」

と頷いてしまうほど……そういうの、あるよな?

 

僕の次のデファクトスタンダードを作るためには

この感覚を会得するしかないと思っていた矢先、上記の記事に出会いました。

 

saizouさんの記事はとてもわかりやすい内容で、

足元からの構図の組み立てをわかりやすく説明してくれています。

また、視線誘導に関する内容にも触れていて、目からウロコな内容でした。

 

DSC_7747

記事を読んでからというもの、

視線が足元から自然に導かれるという言葉を自分なりに解釈するために

試行錯誤を繰り返しました。

 

白山のこの写真ではあえて手前の岩をたくさん入れて、

岩とそれを照らす太陽がつながらないかなと考えたりしていました。

 

DSC_7764

こちらは岩から奥の大汝峰を経由して太陽に目が行かないかなと思って撮影。

手前の岩のボリュームと奥の大汝峰が遠近法的に直線に並ぶようにしてみました。

右奥に……進まない?進まない??

 

DSC_9075

こちらは岩手山、山頂には特に目立つ岩がないので、

小さいながら夕日を受ける岩と、地面の砂地をどうするかを考えました。

結果、右下の岩から稜線を辿って太陽に視線が行ってから、最後に左下に戻らないかしら?

ということを考えました。

 

DSC_7995

こちらはまた戻って白山、ご来光をのショットですが、

画面右端の岩付近から視線が始まって太陽の下にある山を見てから、

画面左に目が抜けていかないかなぁ…。と

視線誘導を考えたりしたわけです。

 

この辺はまだまだ経験が不足しており、

ちゃんとした視線誘導のロジックに基づいて魅力的な主題をちゃんと料理できるには

3年くらかかりそうな気がしています。

これからも実践、考察あるのみですね……。


というわけで、この夏僕が山を登りながら何回も読み直したブログ記事の紹介でした。

同時に、こちらのナショナルジオグラフィックの教科書も読みながらでしたが

ナショナル ジオグラフィック プロの撮り方 構図の法則

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風景を極める (ナショナル ジオグラフィック プロの撮り方)

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読む→実践→現像→確認と反省→読む……を何度も繰り返すと

5回目くらいから上達の兆しが見えてきたのではないかなと思います。

いきなりは効果が出ませんが、3か月ほど気長に読んで山に登ってみると

きっと写真がうまくなるのではないでしょうか?

 

この記事読んで練習したら効果があったよという一例として

受け止めていただけますと幸いです、上記の記事はとてもおすすめだよ!