【奥多摩】川苔山、絶好の山岳写真練習スポットを歩く、撮影練習の旅

2018年5月12日、奥多摩にある人気登山スポット川苔山へ行ってきました、標高は1,363mとなり奥多摩の中でも登り応えのある山です。

川苔山は奥多摩でも特に人気のある山の一つ。
序盤の渓谷歩きからたどり着く百尋の滝は落差40メートルで一見の価値があるものとなっています。
高尾山や日の出山といった山々からのステップアップで歩く人も多いのではないでしょうか?

今回は新緑時期、川苔山を歩くには最適な時期を選んで山岳写真の練習をしに行きました。
山岳写真は読んで字のごとく山で写真を撮影することなのですが、ちゃんと撮影をしようとすると登山の難易度が危険な方向へ激変します。

三脚や重量級のカメラ機材を持ち運び、定点で数十分の撮影時間することが普通になるのでコースタイムの組み方や、実際に歩く速度などがとても厳しく難しいものになるのです。
最近はカメラを嗜む方々が山にやってくることも多いですが、山での撮影は先ず登山が重要です。
今回は川苔山を利用して、実際に山岳写真目的で歩くと
どれくらい普段の登山と変わるのかを試してみたいと思います。

百尋の滝

川苔山撮影登山について
奥多摩の登山ガイド本では必ず登場する山の一つ、百尋の滝が有名です。
そこまでのアプローチとなる渓谷も美しく、奥多摩駅からバスで簡単にアクセス出来ることから、一年を通して多くの方が歩いている場所です。
危険箇所は百尋の滝手前の急登、滑落事故も起きている場所があります。
奥多摩野山の中でも標高は1,300m近くあり、
コースタイムも長いので、全くの素人向けという山ではありません。登るにはちゃんとした登山装備が必要です。

川苔山の渓流

新緑の季節は渓流沿いが美しく、川沿いで水と戯れるのが楽しくなる山でもあります。
滝までは苔むした岩の隙間を縫うように流れる清流や、
大小様々な滝があり、ネイチャーフォトの練習スポットとしてもおすすめできる場所です。

目次

川苔山日帰り登山について

川苔山へのアクセス
【電車:JR線】新宿→奥多摩  1,080円
【バス】    奥多摩→川乗橋 260円
【電車:JR線】奥多摩→新宿  1、080円
川苔山登山の合計運賃 2,420円
撮影登山をする場合はホリデー快速ではなく始発電車を利用して始発のバスを使いましょう。

川苔山登山のコースタイム
川乗橋7:40→細倉橋8:35→第一撮影ポイント8:50-9:00→第二撮影ポイント9:05-9:30→百尋の滝10:00-10:40→足毛岩分岐11:10→川苔山山頂11:55→大ダワ分岐12:15→本仁田山山頂13:40→本仁田山登山口14:50→奥多摩駅15:20
合計登山時間 7時間40分(標準CT7時間10分)
僕は比較的歩く速度が速いほうなことと、鍛えているので標準コースタイムよりも少しだけ遅れる程度で歩けていますが、基本撮影を2時間とかとると下山で日が暮れます。

この登山で使ったお金
交通費   2,420円
水と行動食 960円
温泉料金  780円
ビール代金 580円
もつ鍋料金 380円
合計 5,120円 飲み会一回分くらいの料金で1日楽しめます。

電車でゆく奥多摩川苔山、アクセスはエモさの塊

早朝の東京

2018年5月12日午前5時00分、都内某駅。
おはようございます、久々の電車登山でテンションが上がっていますRedsugarです。
駅で見る朝焼けはいいですね、後ろで二日酔い寸前の若者がうめき声を上げている気がしますが、清々しいです。

朝の車窓

朝帰りの方々と出勤する人々のカオスを乗り越え中央線に飛び込み、東京の西へ西へと進む。
やがて車窓に朝日が照りつけ首筋に温かい熱を感じるようになります。
車窓から眺める朝日のエモさに若干の感動を覚えます。そうそう、登山を始めた頃奥多摩や丹沢に通っていて、毎週末こんな景色を見ていた気がします。三年前くらいのことなのにずいぶんと昔のように感じますね。

奥多摩駅

午前7時20分、奥多摩駅。
奥多摩登山のスタート地点である奥多摩駅に到着しました、ここから各方向へのバスが出ているのですが初心者の方は迷わないように注意しましょう。
川苔山は日原鍾乳洞方面のバスに乗ります、奥多摩湖方面ではないので注意です。

満員のバス

川苔山方面のバス車内は満車です、カメラ装備が詰まった一際重いザックを床にドスンと置かせて頂きましたが、車内はギュウギュウで申し訳ない気持ちに。

川乗橋登山口

午前7時40分、川苔橋前。
バスで川乗橋登山口へやってきました、さすが人気の山ですね…人で溢れかえっています。靴紐をしっかりと結んだら川苔山撮影登山プレイボールです。

川苔山への林道

川苔山のスタンダードコースはまず林道を歩き、渓谷入り口を目指します。
この林道も歩いていて気持ちのいいところなので、森林浴を楽しむにはとてもおすすめです。

川苔山の渓流

スタートして5分も経たないうちに、森を流れる渓流が姿を表します。杉林に差し込む光が眼下の渓流を少しだけ照らします、水面の反射光とその周囲の無骨な岩がこれから訪れるであろう景色への期待度を上げてくれます。

前を行く登山者

谷底の渓流を眺めながら林道を先へ先へと進みましょう。
川苔山はスタート地点からいい景色が広がっています、苔むした岩やそれを取り巻く新緑のシダ、杉林から差し込む光が美しく林道を歩くだけで撮影が捗ってしまうのです。

陽光差し込む新緑

午前の清々しい光に照らされる新緑がひたすら気持ちいい。

足元の新緑

地面を見れば朝露に濡れた濃い緑が地面を覆い尽くします、奥多摩は標高が低いため鬱蒼としていてじっとりとした景色が特徴的です。

ツツジと樹林

登山口から少し上がってくるとヤマツツジが姿を表します。川苔山でのツツジは道中の疎らな単体ツツジと、山頂直下の群生、この二種になります。

杉林

上を見上げれば杉林、一本だけグルグルに曲がった木があって面白かったです。
こういうのは類似の法則……かな?画面を同じパターンで構成しつつ仲間はずれを作るとそこに視線が誘われるというもの。ですが対象が小さすぎて一目では目がいきませんね。もっと明暗や色相の違いがあればよかったのですが、目の前に広がっていたのは広大な杉林でした。

川乗林道

グネグネ曲がる林道を進みます、ジグザグ状に奥に突き進む道は構図の練習に最適です。道を川に見立てて撮影すると渓流を撮影する勉強になったりします。

杉と林道

川苔山は基本杉林の山。午前中であれば差し込む光が気持ちよく、林道の左右に列柱上に配置された杉のおかげで参道を歩いているような体験ができます。

前を歩く登山者たち

撮影装備をザックに入れている今回もやはり歩く速度は遅め、どんどん抜かされていきます。三人組のおじさんとかを見ると、年をとっても遊べる友達っていいなーと思いますね。

新緑の森

杉林の合間に新緑を背負った広葉樹たちが現れます。空を見上げてみれば新緑の緑色の光が降り注ぎ気分はリフレッシュです。

川苔山登山口へ

道行く登山者の方々も林道歩きを楽しんでいる様子、川苔山って森もきれいで楽しい場所なんです。

川苔山入り口トイレ

午前8時35分、細倉橋到着。
川苔山の渓谷ルートの入り口に到着しました。バイオトイレが設置されているので緊急事態を迎えてしまった人はここで用を足すことが可能です。

山岳写真練習スポットを探し川苔山を登る

川苔山登山道

ここから先は本格的ガチムチカメラハイキングです。コンクリの道に別れを告げて土の大地を踏みしめていきましょう。

と座の道中の橋

渓谷ルートは橋を利用して何度も川を渡る楽しいルートです。

新緑の登山道

どこかいい渓流撮影スポットはないかなーとウロウロし始めます。
まずここで登山速度が減速、コースタイムどおりに歩けなくなります。最初に計画したコースタイムを見直し、何時までなら今の場所に滞在しても安全なのかをここで考えなくてはなりません。
僕の場合はこの日最大限遅くなった下山時刻を16時としており、百尋の滝を11時前に出発できていればあとは大丈夫という感じで歩いていました。

川苔山の渓流

午前8時50分、第一撮影ポイント。
渓流がいい感じの場所を見つけたので撮影開始です。
三脚を立てて構図を探して切り撮る、ここまでで意外と時間がかかります。

川苔山の渓流

D850+AF-S nikkor 58mm/f1.4G iso40 f/16 ss1/8秒

渓流で撮影を行いながら登山をする場合、渓流付近では長秒を多用するかと思います。
そうすると、一回のシャッターが十数秒かかることもありその場で待っている時間が蓄積していきます、コースタイムの貯金がなくなる代わりにいい写真を撮影できるというわけです。
しかし、涼しげな渓流です、水の温度はそこまで低くないんですけども、雰囲気もあってとても水が澄んで見えます。

登山グループ

後方から来た登山グループの方に道を譲りながら、百尋の滝へ向かいます。

川乗の滝

滑滝って感じですね。

渓流撮影スポット

午前9時5分、第二の撮影スポット。
水でパシャパシャと手を洗う方も見かけたこの滝スポット。正面に滝があるので渓流と滝の組み合わせで撮影ができればいい感じになるかもしれません。谷底に行く道があるので降りさせてもらいます。

川苔山渓流

D850+AF-S nikkor 58mm/f1.4G iso31 f/16 ss2.5秒
滝をメインに撮影するとこんな感じでしょうか、この滝は新緑シーズンであれば水面に緑が反射して素晴らしい色を出してくれます。撮影ステータスを見るとわかりますが、NDフィルターが無いため絞りを最大にし、isoを拡張感度にして秒数を稼いでいます。
NDがあればもっと余裕のある撮影ができたので、滝を撮影するときは携帯したいです。

川苔山渓流

D850+AF-S nikkor 28mm/f1.4E iso31 f/16 ss3秒
少し広めに撮影してみました、左側にある卵みたいな岩がやたら主張するので困ります……。

百尋の滝、川苔山のメイン撮影スポットへ

登山道を進む

午前9時30分、第二撮影ポイント出発。
百尋の滝手前でかなり時間を使ってしまいました……、滝に急がないと。

道中も撮影しながら歩きます。

川苔山登山道

清流の流れる谷底を遡行していきます。
雰囲気はたいへん良く、川苔山はいつ来てもいいところだなと感じます。

川苔山登山道

百尋の滝へ向かって標高を上げます、少し急な坂を登りますがゆっくり上がれば大丈夫。

百尋の滝手前

午前10時00分、百尋の滝到着。
ザーザーと滝の流れる音の中に人々の話し声がこだまします、百尋の滝は目の前。滝壺の遥か上から膨大な量の水を降らせていました。

百尋の滝

D850+AF-S nikkor 28mm/f1.4E iso31 f/16 ss1.3秒
百尋の滝です、川苔山を代表する観光スポットにして撮影スポットでもあります。

百尋の滝

D850+AF-S nikkor 28mm/f1.4E iso31 f/16 ss1.3秒
滝が画面左上の始点に向けて一点透視法的に収束するような縦構図です、
壁の高さがあるので対岸に構えて壁がそそり立つような構図もあるとは思いますが一回目はこちらで。

百尋の滝

D850+AF-S nikkor 28mm/f1.4E iso31 f/16 ss1.3秒
真下からの撮影を切り上げ少し距離を取ります。スタンダードなこの位置からの撮影は滝の全体を捉えることができる半面、滝のスケール感やサイズ感が失われてしまいますね……。

百尋の滝

再度滝によりますが、長秒をする気力がわきません。
そう、撮影って結構体力使います、カメラの位置を合わせて、立ち位置を探して、何度も撮影して微調整して……後ろから登山する人が来るから、場合によっては一回一回カメラに入らないように避けて……三脚を利用して登山しながら撮影は体力もすごい勢いで集中力が持っていかれてしまいます。

百尋の滝

午前10時40分、百尋の滝撮影完了。
百尋の滝滞在時間の限界に近づいたので、山頂から奥多摩駅を目指して下山します。
今日の目的の一つである滝の撮影は終わりましたが、ここからは下山があります。

山頂へ向かい奥多摩駅へ、まだまだ先は長かった。

川苔山登山道

百尋の滝から脱出して川苔山山頂を目指します。
なんだろう、今日二回登山している気分だ。

8879

「ほう、山頂まだまだやんけ……」
下山して橋から駅まで歩いたほうが近いのでしょうけども、目的は登山でもあるのです。

川苔山登山道

休憩ポイントが用意されていますが、後半のコースはまだまだ長いのでスルーします。というかさっきまで撮影していてほとんど体力使ってないしね。

川苔山登山道

一応沢筋という感じではありますが水はない。

川苔山登山道

苔に覆われた感じがひときわ強く、北八ヶ岳には及ばないものの、綺麗な森っていうのを感じれますよ。

川苔山登山道

ブナ林が現れると森の雰囲気は明るくなりますね。

川苔山登山道

午前11時45分、尾根合流。
山頂手前の分岐路にやってきました、ここまで来たら山頂はすぐそこです。

川苔山登山道

尾根の上には立派なツツジも咲いており、登山道を盛り上げてくれます。
苦労して登ったご褒美ですね。

新緑

撮影していて楽しくなっちゃう。
解像力の高い最近のカメラであれば葉脈までしっかりと撮影することができます。

川苔山登山道

山頂までは一本道、防火帯のように切り開かれた道を登るのみです。

川苔山山頂

午前11時55分、川苔山山頂到着。
川苔山にきました、こっから下山なのですが、奥多摩駅まで歩いていくのでまだまだ先は長いのです。
なので休んでいる暇はありません、このまま下山しようぜー!

川苔山からの眺め

渓流での撮影時間が非常に長かったため空はどんより高曇りです、今日の予報では午前の早い段階しか天気は持たなかったんですね。

本仁田山登山道

山頂から少し引き返して本仁田山への縦走路へ向かいます。本仁田山方面の道は登山者が少ないため道の状態はそこまで良くはないです、注意して進みましょう。

本仁田山登山道

「大ダワ」方面の指導標が出てきたらそちらに向かいましょう。本仁田山はこの先にありますが、見た感じどう見てもマイナールートですありがとうございました。
道が細くあんまり歩かれてない感じがありありと出てくるのがこの川苔山→本仁田山間。緑にまみれた景色を見るにはいい道なのですが、これまでに比べると急にアップダウンが激しくなり、岩場も出るスパルタンコースとなります。

本仁田山登山道

人の入りが少ないコースなため、コース脇の植生がややワイルドです。

本仁田山登山道

道の雰囲気も光の差し込み方がカッコよく、歩いていて楽しい。
道もガチガチに踏み固められていないのがいいですね。

本仁田山登山道

登山道をはさんで杉林と広葉樹が住む世界がパッキリと別れます。
広葉樹の緑の天井から降り注ぐ木漏れ日が視界の先を明るく照らしてくれました。

本仁田山登山道

巨大な岩を侵食するように木々が育っています、川苔山本体の方ではなかなか見ない景色です。
道中ちょっとした岩場というか、地面に岩がむき出しになった登山道などがありますが基本的には普通の道が続きます。
川苔山から来た場合このへんで疲れが出始めるので注意しましょう。

本仁田山登山道

この看板が出てきたら本仁田山、奥多摩駅方面ということで画面右に向かいます。

本仁田山登山道

「本仁田山、すぐそこ」

奥多摩駅へ下山、温泉とビールを求めて歩く

本仁田山山頂

午後1時40分、本仁田山到着。
川苔山百尋の滝から数えると結構な時間歩きました……、流石に疲れたので少し休憩します。

本仁田山

本仁田山からの展望はご覧のような感じです、展望というほど展望はありません。
お情けなのか山頂が一部伐採されており、奥多摩駅方面が少し見えるといったところでしょうか。

本仁田山

山頂から少し下ると杉林の奥に山々が続く景色を見ることが可能になります。
見ていて改めて思いますが、杉林は本当に暗い……、森の砂漠と呼ばれる所以がよくわかります。

川苔山からの下山

本仁田山を出発したらあとは奥多摩駅まで下山するだけです、この下山の行程が一番事故率が高いので気をつけましょう。
人間身体が降るためには出来ていない上に、長時間の登山後の下りとなると疲労が蓄積し思ったように足が上がらなくなります。

川苔山からの下山

先行していた女性グループに追い付く形で下山完了しました。
登山口が民家の脇っていうのも奥多摩あるあるですね……、民家の人怖くないのかな?

奥多摩市街

橋を渡れば奥多摩駅までは一本道。橋を歩いているとキャンパーの子たちとすれ違いますが、汗まみれの単独登山お兄さんは不審者以外の何者でもありません……。

奥多摩駅

午後3時20分、奥多摩駅到着。
スタート地点の奥多摩駅に戻ってきましたが、体は汗でベトベトンなので温泉に向かうことにします。
奥多摩の温泉は何箇所があるのですが、今回は定番中の定番であるもえぎの湯でお風呂→ビール→もつ煮のコンボを決めて帰ろうと思います。

萌黄の湯

奥多摩駅から歩くこと10分位でもえぎの湯です。休日は気をつけて欲しいのですが、めちゃくちゃ混雑して芋洗いになります。

萌黄の湯

もえぎの湯は手前に足湯、奥に温泉という感じです。
休日は駐車場が混雑し、とまれないこともあるので、奥多摩駅から歩いてくることを推奨したい。

風呂上がりの牛乳

もえぎの湯で露天風呂を味わい体の汗を流し尽くしたら風呂上がりの牛乳です。
信州安曇野牛乳とかいいもん仕入れてんじゃないのよ。

風呂上がりのもつ煮

そして、今回は久々の電車登山。
近畿地方でもそうでしたが車を運転しない場合はその日のうちにビールが飲めます!!
もつ煮を頼んだあとに、「絶対気持ち良さそう」という理由で瓶ビールを頼みました。はい、ここ生じゃないのが重要です、テストに出ますよ!
結果もつ煮をビールでちびちび味わい、今日の写真を確認して満足感に浸る……という幸せな時間を過ごせました、最高じゃん?

奥多摩駅

頬を赤らめながら奥多摩駅に戻ってきましたが、まだ空が明るい。
奇跡のような一日……。帰りは東京駅まで一直線、中央線に乗り込んで新宿までぐっすりと寝て帰宅するのでした。

まとめ

川苔山渓流

川苔山撮影登山を終えて
奥多摩ではメジャーでアクセスがよく撮影スポットもわかりやすい川苔山。
登山と撮影を両立して歩くレッスンをするにはとてもいいスポットだと思います。
本格的な撮影をしながらの登山をするのにとても勉強になったのは間違いありません。百尋の滝までは被写体も多く、ポイントで立ち止まりつつ三脚を設置していると大幅に登山のコースタイムを遅らせる原因にもなります。

そのため、綿密に登山計画を立てて、○時から○時までここで撮影するといった形の行動をしっかりと実行する必要があります。
川苔山は公共交通機関を利用したアクセスがよく、景観も良ければコースもよく整備されています。
高尾山や日の出山で登山デビューをして、高水三山や御岳山といった山々を経て歩く奥多摩の本格的な山としてはとてもおすすめです。登山に慣れてきて、山の撮影がしたいという方はいきなりアルプスなどに行くのではなく、まずはこの山を登ってみてもよいのではないでしょうか?

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