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Red sugar

初心者向けの登山情報を扱った登山ブログ、山と写真とカメラの情報をお届けします

【上信越】上州武尊山、遥かなる白き稜線の向こう、雪山を求めて歩く上信越の旅。

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2016年2月3日、上州武尊山に登ってきました、標高は2158mとなります。

入笠山から続き、本格的冬山登山の旅をしてきました。

武尊山といえばスノーモンスター、しかし今年は雪が少ないため育成が思わしくない模様。

土日曇天か続いていた中、久々に訪れた晴れ間。

青空と雪と稜線を確かめるためにveryblue氏とともに武尊へと向かうのでした…。

 

そこで待ち受けていたのは青空と自然の厳しさを表現したダイアモンドダストの世界。

上州武尊冬の旅の始まりです。

 

 

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緩やかな風が頬を撫でる、細かい雪の礫がパラパラと降り注ぎ小気味良い音をたてている。

霧氷からこぼれ落ちた冬の欠片、それが織り成す音に耳を傾けようとするも

斜面で止まれば鼓動と吐息の音がドッと出る

膝下程度のラッセルだが、体を押し上げるには息が切れる。

剣ヶ峰を目指して上がるこの斜面には、冬の美しさと厳しさが同居している。

 

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トレースは1つ、か細い足跡をたどって確実に登って行く。

白と青が目まぐるしく入れ替わる空と、キラキラと光る空気。

空気中の水分が凍り光を反射している、ダイアモンドダストだろうか。

美しさを感じた刹那、寒さと寂しさが込み上げてきた。

ここは雪山、気を抜けばただではすまない場所なのだ。

 

 

はい、今回は2000メートル級の冬の稜線を歩きます。

2月の2000メートルは経験がないので、どんなところかわくわくしていたのですが…。

風が吹けば鼻がもげそう、風が吹けば頬が凍りそう。

ニュースとかでやっている雪山の世界って本当にアホみたいな世界ということがよくわかる、

雪山の一端を垣間見る登山でした。

そんな本格的雪山である上州武尊山ですが、なんと東京から電車で行くことができます。

電車で向かう雪山登山Vol.2というわけです。

 

というわけでアクセス方法

上野<高崎線>→高崎<上越線>→沼田<シャトルバス>→川場スキー場着

ちなみに新幹線を利用したツアーもあり、日帰りであれば1万円近くで登山可能。

鈍行の場合はリフト代合わせて7500円ほどになります、お得。

鈍行を利用し沼田からシャトルバスを利用する場合は事前予約が必要です、サイトはこちら。

 

 

本日のコースタイム

川場スキー場10:15→剣ヶ峰11:20→武尊山頂12:40-13:10→剣ヶ峰14:15→川場スキー場15:15

基本稜線のピストンとなります。

剣ヶ峰が登山の核心部となりますが、なれてないと大変かもしれません。

ちなみに積雪期の武尊は全く初心者向けではなく、雪山経験がない方はおすすめしません。

多分剣ヶ峰が怖くて敗退することになると思います。

また、上信越は天候の変化が激しく危ないので複数人での登山をオススメします。

 

 

スタートの前にCMですが、facebookページを始めました。

facebookからも情報発信したり、一緒に山に行ってくれる方を探そうと思っているので

是非いいね押してもらえると幸いです!!

ブログ「RED SUGAR」face bookページ

 

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2016年2月3日7時30分、高崎駅から物語は始まる…。

入笠山と同じく長い電車の旅が今日も始まるのだ。

veryblue氏は新幹線を使うということで高崎で合流するとこになった。

 

高崎線と上越線を乗り継ぎ北へと向かう。

群馬にはいれば電車のドアは手動となり、田舎まで来たんだなと言う感覚に襲われる。

 

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高崎でveryblue氏と合流し、上越線に揺られ沼田までやって来た。

関越を使い尾瀬や谷川に来るのならよく見る名前の場所、今日はここからバスに乗ります。

乗り鉄を自称するveryblue氏だが、ローカル電車に興奮ぎみの様子だった。

この日は上越新幹線も乗れて気分もよかったのだろう。

 

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午前9時00分、沼田駅。

沼田駅は思ったよりも寂れていて、登山客で賑わうような雰囲気はしていない。

青空と人のいない駅舎がぽつんとしている…、平日だから当たり前か。

 

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沼田駅のすぐそこには早朝から開いているコンビニの様なものがあります。

ソフトクリームからおにぎりまで、何でも販売しているので入ってみるのがおすすめ。

 

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店内にはこのような超素敵な休憩スペースがあります。

ここで休憩がてらお茶とおにぎりを食べるだけで旅の満足度が30点くらい上がるってもんよ。

ここ、本当に居心地がいいです、是非行ってみてほしい。

 

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お店のおばちゃんの手作りのおにぎりを購入してバスが来るまでの間の休憩。

朝に飲むお茶は最高、体に元気がみなぎってきます。

これからの登山のための鋭気を養うには最高の条件がそろっている。

 

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外に出たら川場スキー場のバス(バスという名のハイエース)が到着していました。

バスを探したのに全然バスじゃないじゃないか!と思った。

これに乗れば無料で川場スキー場に行くことができます、積雪期の方がアクセスいいな。

 

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雪道の中を川場スキー場に向かいます。

沼田駅から1時間ほどと聞いていたのですが全然早くついて驚きました。

 

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巨大な駐車場と一体化した景観が特徴的な川場スキー場に到着です。

帰りは16時、それまでに武尊に登りきって帰ってこなくてはなりません。

周囲の天候は晴れ、これは期待できそうと胸に期待が広がります。

 

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スキー場の中は平日なのでガラガラです、休日はとんでもない人の数になるんだろうけど。

ショップも充実した良いスキー場という感じですね、先日の入笠山よりも設備はいい。

 

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リフト券を購入するタイミングで登山届を提出し、リフトへ向かいます。

リフトは4回分1500円を購入。

保証金として500円を合わせ計2000円を支払いました、帰りに500円は戻ってきます。

やはり山に来るとやる気にあふれるveryblue氏の背中を見つめつつ、リフトへと向かいます。

 

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スノーボーダーに紛れてワカンを装備した登山者は我々のみ、周辺からの視線が痛い。

あいつら何しに行くんだ的な視線を浴びる中、ゲレンデを登っていきます。

 

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クリスタルラインをめざしリフトを乗り継ぎます、リフトに乗っているときが一番寒い。

 

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ゲレンデは快晴、スキーヤーやボーダーは歓喜の叫びをあげるような一日でしょう。

 

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ここにもまたテンションを無理矢理あげる方が一人、登山芸人の顔つきになってきたか。

冬靴なのに足下が軽やかですね。

 

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クリスタルラインに、乗り換えて山頂を目指します。

このリフトはカバーがついていて非常に快適でした、風が来ないって最高ですね。

 

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午前10時45分、上州武尊山登山口。

この見るからに進入禁止の看板が冬季登山口になるらしい。

看板の後ろからトレースが延びてるから間違いはなさそうだ。

 

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プレイボールの合図とともにラッセルを開始、やはりゲレンデから登る最初は雪深い…

ワカンとアイゼンの装備だったのですいすい進めました。

 

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登りはじめで張り切ったため、すぐに二人とも満身創痍に、ゆっくり歩こう…。

雪山では体力の消費が激しいので、歩く速度は控えめの方がいいようです。

 

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すぐ目の前に巨大な岩壁か姿を表します、あれ登らないよなと思っていたのですが

延びるトレースは岩壁の裏側へと続いていました…かなり急。

 

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あたりを見回せばそこは雪山、雪が少し少ないですが、雰囲気は最高である。

青空と白だけと言うわけではないのが少し残念。

 

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岩壁部の後ろ側の斜面に取りつき登坂開始、結構な登りを要求される。

これはトレースがないと正直厳しいレベル…。

そして自分の装備がアイゼンとワカンであることに心底感謝する。

 

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空はまだ快晴、照りつける冬の太陽は清涼感にあふれた空気を与えてくれる。

鼻の奥まで新鮮で冷たい空気で満たされる。

 

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二人で必死に登り続ける、なぜいきなりこんな坂を登らされなくてはならないのか

上州武尊はひどい仕打ちを僕らに強いていると、小言を呟きながら必死に登って行く。

 

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ラッセルと言うほどではないものの、

場所によっては太もも付近まで足が埋まる積雪の中を登っていきます。

最初にトレースつけたやつはプロに違いない。

スキー場からの最初の登りはかなりの斜度、ここが最初の難関に間違いない。

 

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坂を上りきると緩やかな稜線が姿を表しました、岩壁部の上に出たのかな??

 

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スノーモンスターとは言いがたいですが、雪にまみれた若木が出迎えてくれました。

群馬側の天気は最高である。

 

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進むべき方向につけられた一本のトレース、今日の命綱みたいなもんである。

ツボ足であるいているのがなんとも衝撃的、どういう体力をしているのだろう。

 

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稜線を武尊に向かうにつれ、谷川方面から流れてくる雲におおわれて行く…。

ガスに包まれる恐怖と戦いながら山頂へ向かって稜線を歩いて行く。

ガスの恐怖に怯えてはいたものの、道は緩やかで歩きやすいものだった。

 

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武尊の山頂だけ厚いベールにつつまれている、群馬側とは大違いだ…。

間の前に盛り上がった突起のような地形があり、トレースは一直線にそこに吸い込まれている。

間違いない、これが剣ヶ峰だ…。

 

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剣ヶ峰の下りがさぞかし怖いと聞いていたので、覚悟を決めて取りつきを開始します。

登りは大したことなく登れたことを覚えている、

しかし痩せ尾根なので徐々に道が細くなって行く剣ヶ峰、油断は禁物。

 

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徐々にガスに包まれてゆく武尊、先行者の姿は見えず。

二人で勇気を振り絞りながら登っていきます。

 

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午前11時20分、剣ヶ峰山頂。

剣ヶ峰山頂の指導標はまだ雪の上に顔を出した状態でした、今年は雪が少ない…。

登りは楽だったからいいものの、これから始まる下りがどうなっているのか心配でならない。 

 

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剣ヶ峰の降り口、うーんこれは怖い、先がない。

普段であれば雪がもっとついて恐怖感を感じることなく降りることができるのかもしれない。

しかし、僕が挑んだこの日は比較的岩と雪のミックス、慎重に降りることにします。

 

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上から見る剣ヶ峰の降り口の図、伝わりにくいのかもしれないが結構垂直だ!!

どうしようかなーと5秒ほど考えたが考えても仕方ない。

こういう場合はピッケルを横に刺して、アイゼンでステップを切りながら降りるしかない。

 

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最初の一歩に少し戸惑う部分はあったが、いざ一歩を踏み出せば後はスルスル降りれるもの。

ピッケル装備だったので特に危ないこともなく降りることができました。

武尊自体はピッケルよりもストックで登った方が楽です、

しかし剣ヶ峰だけはピッケルがあると安心かもしれません。

 

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剣ヶ峰を越えると武尊の山頂までは一度標高を落とすことに。

これから登り返しが待っていると考えると憂鬱になる部分があるが仕方がない。

 

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剣ヶ峰を降りる際にveryblue氏がスノーシューを外すのに5分ほど手間取ったので

僕はその間剣ヶ峰の下で待機、暇なので霧氷などを撮影。

この日はそんなに風も強くないのでじっとしても寒くはなかったのが幸いか。

 

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綺麗な海老の尻尾ができていた、去年であればもっと巨大なものが観れたのだろうか?

僕としては今年のものでも十分に満足なのだけれども。

 

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veryblue氏と再び歩き出す、稜線の上は雪庇が発達している状態。

風の力で不思議な文様を描いた雪庇を横目に登って行く。

 

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いつも通り中盤でテンションが上がり、走り出してすぐに止まるveryblue氏。

しかしその先に見えるのはガスに包まれた武尊の山頂だ、他が青空だけに悔やまれる。

ガスに包まれたり晴れたりしている山頂に緊張感が止まらない。

 

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期待を胸に抱きながら山頂を目指すしかない、自分は晴れ男なのだから近づけば晴れる。

山頂を睨みつけるかのような表情で雪の中を歩いて行く。

この辺はトレースが薄く、ひざ下のラッセルを続けていく感じだった。

 

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山頂への取り付き手前付近は尾根が痩せているのか。

雪庇を大きく回避するようなトレースが付いていた。

 

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僕のピッケルが示す先に山頂があるのだが、なんか暴風の中にあるんじゃないのあれ。

 

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群馬県側はこんなに晴れているというのに、新潟県はだらしない。

1ヶ月に何日晴れるというんだね新潟君は、と悪態をつく。

 

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武尊に伸びる特徴的な岩山方面も綺麗に晴れていた。

どうやら武尊の山頂で雲が止まってしまっているらしい、西高東低の気圧配置の場合

日本海で発生した雲が上信越で止まり太平洋側には来ない。

まさにこの武尊で雲が止まっているのを目にしているわけだ。

 

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トレースと雪の上に顔を出したピンクテープを頼りにして新雪の中を歩いて行く。

トレースがなければもう引き返しているところ。

 

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なだらかな稜線なのですが、雪がサラサラしているので砂浜の上を歩いているよう。

 

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最初にトレースをつけた人に頭が上がりません、この人ずっとツボ足で歩き続けている

夏に登った山ではないとなれば、トレースがなければ冬に登ることはできません。

無理だと思えば即撤退する気概も必要になってきます。

 

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山頂に対し自分たちが歩いているところは青空が広がっている。

雪を纏った樹木と青空の対比が美しい、スノーモンスターにならないのは悲しいけど。

 

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嘆いていても仕方がありません、せっかく冬山に来たのだから堪能しなくては。

 

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時折太陽の光が射し込みます、完全に晴れていたら日焼け間違いなしだろう。

少しだけ育ったスノーモンスターと太陽を眺めつつ、雪の中を歩き回る。

 

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剣ヶ峰が雲に隠れてしまいました、今僕らは山頂手前の鞍部にいます。

左手側は雪庇が発達しており、歩く場所を間違えればそのままボスンッと落ちてしまうでしょう。

意外に鞍部の右側斜面はモンスターっぽいのが成長している様子。

風が突き上げやすい地形は育成に有利なんですねぇ。

 

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少し登ったとこから見る剣ヶ峰、本当にあそこだけ尖っている。

上州武尊の核心部といってもいいのかもしれない。

基本それ以外はジワジワ体力を奪う緩やかな坂となっております。

 

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2016年2月3日12時45分、上州武尊山山頂到着。

剣ヶ峰から1時間半近く歩き続けようやく山頂に到着しました、

本当に1時間で来たのかと思うくらい疲れてました、これが雪山の恐怖か。

 

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山頂指導標には雪がびっしりとこびりついている様子。

時たま青空も見える、カメラには映らないけどこれは晴れでいいや。

 

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青と赤という節分をやるにぴったりなカラーリングの二人である。

もちろん後輩身分である赤鬼の私がやられ役になるんですけどね。

 

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上州武尊山の山頂に赤鬼現る!!!

子供用のお面を持ってくるというveryblue氏の失態により

僕の耳は引き千切れんばかりの激痛を訴えておりました、お面のサイズくらい確認しなさいよ。

 

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2016年2月3日、武尊山山頂にて赤鬼氏が青鬼氏に撲殺される事案が発生。

山岳警備隊は青鬼氏の身柄を拘束、事情聴取の結果青鬼氏は

「むしゃくしゃしてやった、後悔はしていない。」と供述しているという。

 

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ちゃんと節分アイテムを購入してくるあたりveryblue氏は季節を生きている男である。

 

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方角が分からないから上見て食えば全方位だろ。

と言わんばかりのアバウトな食べっぷりである。

 

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食後山頂でくつろぎ始める青鬼、打ち上げられたマグロみたいな感じになってる。

生々しいポーズとはこのことだろう。

 

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恒例のダッフィーと記念撮影をするが後ろの不審者が邪魔である。

 

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午後1時20分、下山開始。

山頂を下りて再び剣ヶ峰を目指し下山することに。

降りるときにふと思ったのはこの山、下りあんまり速くならないんじゃないかということ。

案の定なだらかなので下りも苦労する羽目になる。

 

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再び登る剣ヶ峰に対し威圧を与える、あんなのに負けてはならない、きっと登りは楽勝である。

 

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時折濃くなるガスの中必死で下山、相変わらず雪が深い。

そして午後になり風が強くなってきたのが恐ろしいところだった。

 

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あいにく剣ヶ峰が雲に隠れてしまった。

晴れていれば最高の景色をプレゼントだっただけに惜しまれる。

 

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とはいっても薄い雲なので空が白く光っているような明るさ、あたり一面真っ白な世界を歩く。

下山で平地を歩くってめちゃくちゃしんどい。

 

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登りでは意識しなかった細かなアップダウンが牙をむく。

冬山では体力の消費が激しいので、数度のアップダウンがあるだけで足がパンパンになる。

 

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剣ヶ峰が近づいてくる、剣ヶ峰の逆側には先行パーティーの3名が見える。

彼らなしでは僕らは今日上州武尊を登ることはできなかった、本当に感謝している。

 

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群馬側はあい変わらずの快晴、距離にして2キロも離れていないのに。

これが山の天気の恐ろしいところである。

 

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上州武尊にかかっていた雲も途切れ、山頂が露わになる。

今山頂が露わになっても困るところではあるんだけどもね…。

 

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午後2時15分、剣ヶ峰取り付き開始。

やはり下りと違って登りは楽勝、一瞬で勝負は決まったのだが

登っている途中で18メートル級の突風に煽られるという一コマがあった。

飛んでくる雪粒が顔に当たってマジで痛かったのを覚えている。

 

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剣ヶ峰さえ越えてしまえば後はビクトリーロードである。

今日もいい登山だったとすでに登山を下りたように油断している、危ない。

 

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剣ヶ峰から見返す武尊は再び新潟からの分厚い雲に覆われてしまった。

晴天率80%の僕だが、さすがに新潟の曇天パワーには勝てなかったか。

古代の農民のように晴れを祈るが祈りは通じず。

 

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向かいに見える晴れに包まれた群馬県、もう後は走って降りるだけである。

己の足跡を雪に刻むのみ。

 

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剣ヶ峰を越えてからの帰り道は本当に楽しいものだった、だって降るだけなんだもん。

 

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あまりの気持ちよさに走り出してしまうレベル。

ちなみに撮影はできなかったのですが、この時風が強くダイアモンドダストが発生していた。

 

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スキー場側はまったくの快晴で、雲なんて出てましたっけ?という天気だった。

本当に武尊の山頂で雲が止められていたんだなということを実感。

上信越の山々の天気がいかに読みにくいものかを痛感する。

 

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もみの木のような針葉樹で覆われた樹林帯まで戻ってきました。

ここを越えれば最初の急登エリア、今度はシリセードで戻ればいいだけです。

 

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雲に太陽が反射して虹のようなものができていました、最後まで楽しませてくれるぜ。

来年以降訪れる際は樹氷が出来ていることを心の底から望む。

 

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午後2時45分、下山完了。

急登エリアはピッケルを利用したシリセードを行い驚異の速度で下山することとなりました。

剣ヶ峰から30分で下山、行きとあんまりタイム的には変わってないのは僕らが遊んだからか。

 

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ゲレンデはスノーボーダー達の天国のままでした。

リフトじゃなくてゲレンデ歩いて降りてやろうかな…。

 

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午後3時15分、リフトを再び二回乗り継ぎスキー場へ。

下山の報告とリフト券を返却し500円を返してもらい、帰路につくことにします。

帰りのバスは16時のものを利用。

 

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veryblue氏は「上越新幹線に乗れる機会は早々ない、俺は乗れるからお前は鈍行で帰れ。」

という感じで新幹線の駅へ、僕は鈍行で帰るので沼田に戻ってきました。

既婚者の僕にとっては底辺登山に甘んじようとも山に行けるだけで幸せなのです。

 

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行きには気がつかなかったけど沼田も天狗なのか。

 

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そして17時、この日の鈍行電車を利用して東京へ片道3時間の帰路へつくのでした…。

家に着いたのは21時近く、程よい疲れを感じる登山を満喫した1日だった。

 

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上信越を彩る百名山の一つである上州武尊はいまいちパッとしない山かもしれません。

周囲には苗場山、谷川岳(特に谷川岳)という名峰があり、後回しにされることが多いのでは。

しかし冬であれば、東京から片道3時間でスノーモンスターを手軽に見ることができる

素敵なスポットだったりします。

晴れていれば上信越はもちろん、日光やアルプスまでの大展望を独り占めできるでしょう。

 

剣ヶ峰周辺の道の細さと登山客の少なさから、初心者向けではない場所だなとは思いますが

冬山登山を数回した人であれば問題なく登れる山だと思います、

冬シーズンの登頂目標に加えて見るのはいかがでしょうか?

 

 

上州武尊山の地図はこちら 

山と高原地図 谷川岳 苗場山・武尊山 2016 (登山地図 | マップル)

山と高原地図 谷川岳 苗場山・武尊山 2016 (登山地図 | マップル)

 

 

この登山に必要なアイテム

モンベル(mont-bell) ジオラインL.W.バラクラバ #1107500 (ブラック(BK)

モンベル(mont-bell) ジオラインL.W.バラクラバ #1107500 (ブラック(BK)

 

風が吹いた時にバラクラバがあるととても有効です、veryblue氏は常に装備していました。

 

エキスパートオブジャパン・スノーシューズ (L(SN4))

エキスパートオブジャパン・スノーシューズ (L(SN4))

 

僕はワカンを使用しましたが、浮力の強いスノーシューの方が楽かもしれません。

冬山に行く際はスノーシューかワカンは絶対に装備したいところです。

 

冬山登山をするのであれば、冬用のグローブは必須です、ないと指がもげます。

 

 

こちらの記事もぜひご覧ください。