Red sugar

初心者向けの登山情報を扱った登山ブログ、山と写真とカメラの情報をお届けします

【奥秩父】両神山、新緑の中登る関東屈指の鎖場登山の旅

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皇海山と言う悪夢のような登山から一週間空けた5月16日。

関東は奥秩父の僻地、両神山に登ってきた、アプローチは八丁尾根。

sakuさんに連れ、本格的な鎖場登山となったのだがその鎖の総数28本。

超アスレチック登山の幕開けである。

 

僕の中で楽しい登山の為に山に求めることが結構ある。 

最初の頃奥多摩ばかり登っていたときに初めて川海苔山に登った時

1.沢沿いコースがある

2.適度にアスレチック

という2つの条件がまず生まれた、その後も幾つかの条件がプラスされて行った。

鎖場や特徴的な岩場といった適度なアスレチックがあるというのは

冒険感を生み出してその一日を印象深い物にしてくれるんだなぁということを悟る。

 

そして今回はアスレチックしか無い山である、妙義山に続く鎖天国と聞いていたので

胸を高鳴らせて僕は早朝待ち合わせの町田に向かった。

 

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アプローチのルートを書こうにも公共機関を使っていないときはどうしようもない。

八丁尾根登山口は車でしか行けません、車をなんとか見つけましょう。

変な色した錦織君を見つめながら駅を出発し、朝の6時くらいに町田でメンバーと合流した。

 

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そして車にゆられ談合坂SAで朝からキツメのラーメンを食していました。

談合坂SAはなんでもあっていいですね、楽しいSAです!

 

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SAを下ってからは両神山に向けて奥秩父へずんずん進んで行きます。

因みにコンビニですがセブンとかが後半にちゃんと出てくるので安心してください。

 

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道の駅みとみに到着、両神山とか西沢渓谷にアタックする場合はここが最後のトイレスポット。

忘れないように用は足しておきましょう、

今回帰りの登山道で凄まじい量の黄金様が落ちておりビビりました、

ああいうことが無いように気をつけたい物です。

 

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ここから見える山は全部高いですね、奥秩父の雄大さが良く分かる場所です。

あの辺はあれかな、破風山とか甲武信ヶ岳辺りなのかな。

 

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幾つかのトンネルを越えて両神山へ近づいて行きますが、

良く整備された国道140号から外れた瞬間、道の雰囲気が変わります。

 

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うーん、西沢渓谷にはいつか来てみたい物だ、ていうか奥秩父エリアデビューだ俺。

 

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素堀にコンクリート吹き付けのトンネルが出現しました、ちょっとビビります。

 

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セメント会社かなにかが奥にあるだけなのでそこまで公金をかけれなかったのかな?

とりあえずsakuさんおノートがトンネルをぶっ飛ばします。

 

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は、廃墟が増えてきた…

この山、登山口に行くだけでも結構楽しませてくれます。

 

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そして町田を出てから3時間ほど、両神山登山口に到着です。

いやー、関東なのにめちゃくちゃ遠いですね!

 

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この落合橋から登山はスタートします、下の川は水量が少なくなっていました。

 

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奥多摩と同じ国立公園内とは思えないほど遠いぞお前。

 

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しかし新緑が最高に奇麗です、GWから5月の半ばは新緑が本当に気持ちい。

春ゼミの声も聞こえます、春ゼミなんて聞いたこと無いという人は検索してみましょう。

僕も春に聞こえる森の音が蝉だとは思いませんでしたが、蝉のようです。

 

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というわけで本日のゲームが開始される。

 

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プレイボール。

因みに右端のオレンジ、有り合わせの帽子なので色が激しく変。

正直ダサイのでなんとかしたい所。

 

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登山道スタート地点から最初は新緑の登山道を抜けて行きます。

岩場の気配など全く無し。

 

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ただ、奥秩父と言う立地もあってか道は当然優しくはありません。

そんなに整備されているわけが無い。

 

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バイケイソウが大量に生えている、この草嫌いなんだよな…気持ち悪い…。

なんというか葉っぱの形が生理的にダメだったりする。

 

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木漏れ日が非常に気持ちいいです。

 

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紅葉は紅葉もいいけど新緑も美しい。

 

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しばらく歩くと最初の分岐点に到着です、一度水を補給することにします。

 

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ここから両神山山頂までは3キロもありません、3キロも無いんだけど…

 

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ちなみにこの日は一眼所持者が全員ペンタックスでした。

僕がペンタックスを選んだ理由はキャノンやニコンだと20万近いAPS-C機が

ペンタックスだと8万で買えるって言う所、後単焦点レンズが多いこと。

 

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水を飲んだら再び両神山を目指します、歩いて1時間程度では鎖場なんて出てくるわけが無い。

 

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黄緑の葉っぱを楽しみつつ鎖場へ向かいます、一体いつ出てくるのか。

 

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この坂の上から団体客の声が聞こえたので、鎖が始まると言うことを察知。

 

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とうとう現れました、鎖場です。

しかし、団体客が詰まっているので、しばらく待機します。

 

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右に目をやるとミツバツツジが咲いていました、

君はアカヤシオに比べてレアじゃない方のツツジさんだね?

 

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団体客が行くのを待ってから鎖にアタックです、先頭だったのでFPS視点です。

この記事をまとめつつ、最後尾を歩けば良かったと後悔の念が湧いてきています。

先頭は画がつまらん!!

 

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登っては太陽と新緑が現れてます、登ってて気持ちがいい。

アスレチック感が最高です。

 

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結構長い鎖場ですが、足場がしっかりしているので鎖を使わなくても登れます。

一応左手に鎖を持ちながら三点確保で登って行きました。

 

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鎖を使うことにより高度を一気に稼いだようです。

 

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今からこいつらを越えて行くのか…、結構絶壁に見えます。

 

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稜線は結構細いので下に注意しつつ次の鎖場を目指します。

基本的に小さな山を幾つも越えるので登る→下るの繰り返し。

 

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対岸から見たさっきの崖に取り付きます、ここも登った後下りが発生。

下りの方が全然キツい、鎖が無いとこあるし。

 

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鎖を登っているときは非常に楽しく、気分はリポビタンD状態。

 

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一応登るときは手袋をすることをお勧めします、素手だと手がいたそう。

 

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最初の峠に到着です、こちらで数人昼食を食べていましたがそんなに広い所ではありません。

 

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最初の鎖から30分くらいで到着、700m進んだのか…なんか割と早いぞ。

 

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写真で見ると長い鎖に見えますが、実際は1〜2分程度で登れてしまいます。

 

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イワカガミが咲いていました、マジマジと見るのは初めてだ。

 

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西岳に到着です、最初の鎖から50分つまり約1時間です。

 

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看板がボロボロです、この辺から指導標やらなんやらの劣化が激しくなる。

 

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鎖の距離も一本一本が長くなってきました。

ここは足の取り付きに迷って腕力を駆使した場所がありました、危ないので反省ですね。

 

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標高も上がった為日差しも強いです、まるで真夏のような暑さだ。

 

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そして下りの鎖が登場します、登りよりも下りの方が断然嫌らしい。

鎖を掴んで慎重に降ります。

 

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途中メンバーが切り株で休憩していました、画になりますねー。

上から撮ってた人々からはもっと画になっていたんだろうか。

 

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視線の先には登り返しの長い鎖が見えます、割とアップダウンが激しいコースです。

 

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歩いているとゴールデンな神社がありました、かなり金ぴかに輝いています。

見た感じ割と新品のようですが石が積まれていました。

この神社の後ろを見るに崖の下に古い神社が落ちて粉々になっているのが見えました。

どうやら風かなにかで社が崩れてしまったようですね。

 

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社を越えた後も鎖場は続くよ、自分で見ると割と危ないポーズで登っている。

 

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女性陣の方が無理な姿勢で登らないので体力が温存されている気がする。

というかこの子半袖で日焼けとか大丈夫なのだろうか。

 

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鎖場も半分を越えてきましたがまだまだこんなやつが続きます。

28本中一体何本目なんだろう。

 

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下から見ると結構高く見えます。

 

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下はこんな感じになっています、ここが一番登りにくかった鎖場な気がする。

左側から岩が迫り出て居る状態で、右足の足場が少し弱かったです。

なので腕力に物を言わせて登ります。

 

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イワカガミは標高を上げるに連れて数を増やしてきました。

 

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先ほどの登りづらい場所に体を入れて上を撮るとこんな感じ。

上の方にイワカガミが生えています。

 

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登りきると一つ目のピークに到着となります。

 

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だが、まだ山頂までは30分かかると言う。

 

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両神山から見る景色は山深い物を感じます、でもあんまり荒々しくないから不思議。

皇海山から見る景色はどれも殺気が凄まじかった…。

 

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こちらが山頂ですかね?

再び下ってからの登りとなります。

 

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道が荒れています、あの木の下を潜ってさらに奥に進んで行きます。

 

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この看板が見えたらゴールはすぐそこです、側にある鎖を2つ登れば山頂。

 

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というわけで一気に山頂到着です、山頂ですが狭いので撮影どころではありませんでした…

 

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山頂碑の前にいたら3組くらいのカメラマンをやってしまい、

パーティーに置いて行かれると言う状態に。

 

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慌てて追いかけて、昼食タイムということにします。

この日はヤマ飯にこだわる子が居たため、豪華な食事となりました。

僕は普段山ではクッキングしないからなぁ…、せいぜいチャーシューカップ麺くらい…。

ホットドッグを作っていただいたのですが、とても美味しかったです。

 

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ベンチの近くに登れそうな岩があったので登っておきました。

気持ちがいいけどとにかく暑い、暑い。

 

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帰りはパーティーの一名が知っている山頂からのエスケープルートを使用することに。

先行していた団体PTに追いつくように下って行きます。

 

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道を知っているやつが前に行くルール。

 

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両神山のブナ木は背が高い、15mくらいありそうだ。

 

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鎖を下り返してもいいのですが、全員早く温泉に行きたがっているようでした。

 

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そして1時間半ほどでマジで下山完了…、なんつーか早いルートだった。

思えば画面中央のあそこから下ってきたんだなあ…、こう見ると果てしなく遠く見える。

 

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この日は秩父でホルモンを食べるか、甲府で馬刺を食べるかで迷っていたのですが

メンバー合意の上で甲府の馬刺とほったらかし温泉に決定しました。

このほったらかし温泉、今日のメインという位素晴らしい温泉だった…

 

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ほったらかし温泉はぬるい露天風呂に寝転がってぼーっと甲府盆地と富士山を眺める

とにかく時間を忘れてぼーっといつまでも浸かっていられる、そんな場所です。

景色の良さNo.1

湯加減の良さNo.1

風呂の広さNo.1

位は言ってもいい甲府の名所だと思います、

山梨近郊に登山の際は是非立ち寄ることをお勧めします。

 

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風呂上がりにソフトクリームを頂きました、しかしミルクではなく桃味…。

大失敗でした、ソフトクリームはやはりバニラが絶対正義です。

 

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こんな感じで食堂もいい感じです、甲府盆地の夜景を眺めつつビールを飲むのも一興か。

 

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ほったらかし温泉を後にした我々はこの日の夕食である、ほうとうと馬刺を食べに

奈良田というお店に行きました、甲府のど真ん中。

 

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馬刺は非常に美味しかったのですが、登山後の体には量が全然足りないぜ…。

 

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というわけでカツ丼を食べることにしました、こいつがかなり美味しかったです。

因みにほうとうは作るのに30分かかるということだったので断念、

次回余裕があるときにでも食べにこようかな…。

 

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初めての奥秩父山域ですが、とりわけ奥深い両神山にいきなり行くとは思いませんでした。

鎖場天国と言う言葉を下ってきた子供が言っていたのですが、

その言葉に相応しい場所だと思います。

鎖が無くても登れる程度の適度なアスレチックが連続するコースは充実感があります。

相当山深い場所にはあるのですが、鎖場を存分に楽しみたい方にはお勧めのコースです。

因みに皇海山で出会った「落ちたら絶対死ぬわー、これはないわー」というような箇所

そういった類いの殺意のある鎖場や崖はありませんでしたので、安心して登ってください。

 

ちなみに今回一緒に登ったsakuさんの記事はこちら

blog.livedoor.jp

 

両神山の地図はこちら

山と高原地図 雲取山・両神山 2016 (登山地図 | マップル)

山と高原地図 雲取山・両神山 2016 (登山地図 | マップル)