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Red sugar

初心者向けの登山情報を扱った登山ブログ、山と写真とカメラの情報をお届けします

【関東】曽我梅園、梅の香に包まれた小田原の丘稜から眺める富士の旅

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2月と言えば真冬です、大寒波や雪が降ることだって珍しくありません。

しかし、それは北国の感覚で

立春という日を過ぎた大地には春の訪れを示す花々が既に広がっているのです。

と言うわけで、春の訪れを知らせる梅を求めて小田原へ行ってきました。

 

梅の向こうに富士山を仰ぎ見るたびの始まりです。

 

季節を感じるハイキングと称する今回の旅はあまり若い方がいません。

ハイキングやトレッキングはおじさんおばさんがなぜか多いスポーツなのです

しかし、体が無理出来るうちじゃないと出来ない事が世の中には結構あります。

若いうちから旅に出ていろいろ見ておいた方が、豊かになれるかな?と思う今日この頃

 

さて、今回の日程です。

新宿7:31→新松田8:55→国府津9:26→六本松跡11:32→宗我神社12:55→曽我梅園13:14

→弘法の湯15:20→新宿18:35

標高もそんなに高くなく、ルートのほとんどが舗装路と言うハイキングコースです。

 

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朝駅に行くとそこにはビルを登るクライマーの姿が。

いや、スポーツクラブの壁面のオブジェなんですけどね。

ボルダリングは通った時期もありましたが、

屋外で壁を登るような危険なことはしないだろうと言うことで辞めてしまいました。

 

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新宿駅で小田急線に乗り換えます、

奥多摩に行くよりも丹沢方面の方が料金が安い、春は丹沢をメインで登ろうかなと考えてます。

 

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写真を見て気がつくデヴィ・スカルノ夫人の破壊力。

路線案内よりも看板に目がいくぜ…。

 

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新宿を31分にでる小田急線急行に乗って新松田へ向かいます。

 

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電車の中で今回同行している友人と談笑をしていたらいつの間にか新松田でした。

友達とかとくるとこれが出来るからいいよね、一人だと直ぐに寝てしまう。

 

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新松田からは奥にある御殿場線松田駅に向かっていきます。

マニラ食堂が気になる、フィリピンなのに中華料理。

多国籍料理と言うことでしょうか、きっとフィリピン人のおっちゃんが中華を作る店に違いない。

 

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御殿場線松田駅からは既に富士山が見えています。

これからいく梅園に向けて期待値が上がる

 

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御殿場線では交通系ICが使えません、切符を買わなくては行けないので注意です。

 

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駅を降りたら海が近かったため、山に行くよりも先に海にいくことにしました。

海抜0mから標高を上げると言うスポーツです、今日は海も山も花も楽しんじゃうぜっ!

川の名前ももりと川(森と川)でいい感じです

 

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途中ソファで昼寝をする猫がいました、いいなぁ

俺も平日の昼間からソファで惰眠を貪る生活をしてみたい、因みに僕は犬派です。

 

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歩いていると高速の下から海に出ることが出来ました、1月から毎週の如く登山にきていましたが

海へ降り立ったのは初めてです!

 

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快晴の空の下、海風が気持ちいい、そして逆行で絵になる友人。

 

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4人で飛び跳ねる、センターは俺だ!!

 

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小田原の海は青く美しい海です、東京湾と違って素晴らしく奇麗。

しばらく海を眺めて癒される。

 

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登山とはまた違った癒しの効果がある気がします、朝の海は気持ちがいい。

潮風と釣り人達といった海の景色を楽しんだら梅園へ向かってスタートです。

 

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小田原の風情のある路地を突き進んでいきます。

 

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釣具店の釣の文字がユーモアに溢れてました、

釣具店は朝の3時とかから開いてるイメージがあるのですが、ここもそうなんだろうか。

 

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まずは菅原神社へと向かいます、駅を出てずっと右側を見ていればこの高架が見えるはず。

 

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湘南クッキーとかいう謎のクッキーが売っていました、中は至って普通のクッキー

ていうかクッキーの自動販売機とか凄い、そんな需要あるんだと感心する。

 

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菅原神社に入ると狛犬がお出迎えです、大山と続き丹沢方面の狛犬はスタンダードですね。

 

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今年は左回りと言うことで輪っかを左側に三回潜りましたが…、はたして合っていたのだろうか。

人によって違うとかありそうだなこれ。

 

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神社でお参りを済ませて今日のハイキングの成功を祈ります。

海のおかげで既に半分は成功しているので、残り半分が大成功になることを

 

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お参りを済ませたら神社を出て線路沿いに道を上がったとこからハイキングスタートです。

今回はコースのほとんどが舗装路となるので初心者にもお勧めです。

 

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途中にはまるでトトロに出てくるような畑や小屋が沢山点在しています。

曽我はみかん栽培が盛んなようで、みかんの木が沢山生えていました。

先月行った伊予ヶ岳周辺ではみかんは終わっていたのですが、こちらはこれからといった様子。

 

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左側を仰ぎ見れば既に富士山が見える状態です。

ここから先はずっと富士山とともに歩いていく感じになります。

「富士山のないところから来た」僕たちには新鮮です。

 

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さすがに4マンセルだと話が止まることはありません。

俺後衛で援護するわ。

と言う感じで後ろから写真をパシャパシャとり続けます。

 

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所々にみかんを運ぶ為に作られたレールが設置されています。

山を切り開いた所に作られた畑なので、作物の運搬にはこういったレールを使う必要があるのかな?

 

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今日はまず六本松跡地を目指して進んでいきます。

この標識の跡にすぐに車道に合流します。

 

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「しずくぅー!!!」

という声が聞こえてきそうなほどに奇麗な坂です、全力で走りたいとかそういう感情抜きに

耳を澄ましたくなる坂です、景観も最高です、僕の見たことある坂では割と一位。

 

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近くには一本だけ河津桜の木が生えており、桜の花が咲いていました。

まだつぼみもあるので5分咲きといったところでしょうか?

しかし、河津桜は山桜系の品種なのか赤身が強くとても奇麗です。

山桜しか見たことない北海道民にはこの色が奇麗に思える。

 

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このピンクと赤が入り交じった花が本当に奇麗です。

ソメイヨシノに比べると古風な印象がある桜と言う印象を受けました、そこがいい。

 

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道路の右手には大山と思われる山が見えます。

その隣は塔ノ岳かな…、丹沢山塊が幾分遠くに見えます。

 

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青空と桜を思う存分満喫して、次の目的地六本松跡へ向かいます。

 

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どうやら僕らが今歩いているのは農道のようです。

みかん畑の間を縫うように走る尾根道は歩き易く、朝と言うことも相まって非常に気持ちいい。

 

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途中みかんやポンカンといった柑橘の無人販売がありました。

こういうものの良さは安さです、みかんが一袋100円。

今まで買わないことが多く後悔ばかりしてきましたが、今回は購入します。

これがめちゃくちゃ旨くってびっくりです。

ハイキングの途中でみかんを見かけたら絶対に買いましょう、とんでもなく美味しいです。

 

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送電線の真下をたどっていく。

 

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時期は早いですが、早くもビワの木が次の季節を待っていました。

あと半年もしないうちにビワの実がたわわに実る時期なんですね…、一年早すぎて困る。

 

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歩いてる途中に視線には行って驚いたのは蝉の抜け殻です。

たぶん夏の間についたものがそのまま残っていたんだと思いますが、

ここまで奇麗な状態で残っていたなんて…。

季節感と言うものを考えるとなんだか不思議な気分になってしまいます。

 

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菜の花も場所によっては満開です、もう小田原は春なんですね。

 

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富士山の方角には外輪の山と思われる山々がそびえ立っています。

僕はまだその辺りへ立ち入ったことがないので、山の名前が解りません。

いつか全員登ってやるからな

 

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みかん畑と富士山、梅と富士山を見に来たつもりがいつの間にかみかん畑と富士山を見る旅に。

でもまぁ凄く奇麗だから許しちゃう!

 

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道ばたの木にはデコポン?と思われる実が沢山なっていました。

ところでデコポンですが、僕が子供の頃(90年代前半)には見ることがなかった気がします。

割と最近で来た品種と言うイメージがあるのですが、北海道には入ってこなかっただけなんでしょうか?

 

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そして姿を現す梅の木達。

天高くその枝を伸ばす姿に若干の感動を覚える、清々しいまでに枝を上に伸ばしています。

 

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あたりには梅の香りが立ちこめていました、梅の香りは本当に良い香りです。

蝋梅の持つ奥ゆかしさや古風な感じとは違い、清涼さが際立ちます。

 

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赤や白と行った花が入り交じる梅畑。

しかしこの梅は見る為に植えられたものではないと思うのですが、

曽我は梅の名産地と言うことなんでしょうね。

 

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桜と違ってどことなくかわいらしい、桜よりも日本らしさを持った花だなと言う気がします。

 

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梅の花を存分に満喫し終わった頃にちょうど六本松跡に到着です。

六本松は既になくなってベンチとかになってました。

嘘です、でも木で作られたベンチが何個かおいてあり、

まさかこれ松じゃないよねワハハハハなどと談笑をする程度の面白さがある場所でした。(つまり何もない)

 

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真っ白な梅に真っ赤な袴がついていました、

国旗の色は梅から取ったんじゃないかって思える位奇麗な色をしている。

こう見ると日本の伝統色って自然を本当によく観察して出来ているんだなと感心します。

 

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六本松を越えると登山道に入ります、途中見晴らしルートとの分岐がありますが

今回は登山道を突き進んでいくことにしました。

 

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このサクランボのような木は…、たぶん十両??

奇麗な実がなっています、食べれるらしいよ。

 

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登山道をある程度歩き、緑を満喫したら梅園に向けて山を下っていきます。

ジブリに出てきそうな適度に苔が生い茂った道を降りていきます。

 

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捨てられた木には巨大な椎茸が生えていました、

シーズンも終わっていると言うのになんと言う立派な生命力。

隣に生えていた子供の柄から椎茸と判断したのですが、別の茸だったのかもしれない。

 

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よく見る木の実ですが、とうとう名前が解りました…。

アオキの実だそうです、実は食べれないこともないけれども青臭いし大して美味しくないとのことです。

美味しそうに見えるけど確かに実は堅かったもんな。

 

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みかん畑の脇にはもう収穫しなくなった古いみかんの木やレモンの木が。

もう収穫されなくなった木にも大量の実がついているのでした、さすがにレモンはカラスも食べない模様。

 

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秋を耐えてもっこもこの草がみかん畑の中に、秋と春が混在する季節なんだなと言うことを感じる。

 

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曽我の里が見えてきました、海沿いの風光明媚な町。

こんなところに住んでみたいと思わせてくれる奇麗な町です。

 

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坂を下ってきたら宗我神社を目指します、目印はプードルのような化粧をした木です。

山道を下ってきて最初に見えるので見逃すことはないと思います。

 

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菅原神社といい、曽我の里にはしっかりとした神社が沢山あります。

北条氏のおさめた土地と言うのも関係しているんでしょうか?

 

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こちらの狛犬の方が立派かもしれない。

 

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神社で無事と今日一日の感謝のお参りを済ませ、梅林へと向かいます。

正直梅林よりも丘の上の方が梅が沢山咲いてたぜ。

 

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よーわからんが、この筆箱を忘れた男の子可哀想だな。

 

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下からもばっちり富士山が見えます。

 

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曽我梅園の梅はまだ3部咲きといったところで、まだまだこれからと言う感じでした。

しかし、咲いてるところはしっかりと咲いています。

 

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荒 ぶ る 獅 子 舞 !!

あまりにお腹の空いた僕たちは、梅林のお食事どころを目指して一目散に歩き続けていました。

しかしそんな中、獅子舞の演舞が開演です。

ご飯を求める気持ちを抑え、しばらく獅子舞を鑑賞していました。

 

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なんとか席を確保することが出来たのでご飯を交代で買いにいきます。

こういうお祭りの場所では焼きそばやたこ焼きがいい味を出します、お祭りの味がする!

 

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すぐ後ろには真っ赤な梅の花が。

ビールで乾杯を行い梅の花と祭りの雰囲気を満喫し本日の成功を祝います。

梅が咲いてないことは残念だけど、山の上の満開の梅は梅園では見れない美しさでした。

それを見れたので今日は大勝利です。

 

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午後になってやはり雲が出てきました、少し汗ばんだ体を流しに温泉へと向かいます。

本日の目的地は鶴巻温泉弘法の湯です。

 

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小田急線もこの辺は単線なんですね。

 

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西日に照らされた梅はオレンジの輝きをまとっている。

 

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下曽我駅でギリギリ電車に乗れた僕らは新松田で電車を乗り換え鶴巻温泉へと向かいました。

弘法の湯は立派な市営温泉で、一回1000円と少し割高ですがサウナ付きの温泉を味わうことが出来ます。

泉質はナトリウム系でお肌がつるつるになるタイプです、丹沢に行くときは便利ですね。

お風呂が上がった後10分ほどマジ寝してしまいました。

 

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お風呂を楽しんだら後はもう帰るだけです、ちょうど良くきた16時の電車に乗って新宿へ帰ります。

 

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2時間ほど電車に揺られ、お腹も程よく空いた頃新宿に到着です。

 

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友達ときていたことも合って、打ち上げは新宿イカセンターです。

新鮮なイカの刺身を味わうと言うことでしたが、今日は生きたままのイカは品切れだったようです。

 

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舟盛りも新鮮でとても美味しいのでおすすめです。

4人でハイキング後のお腹を満たし、今日一日の心地よい終りを迎えました。

朝早くから活動していたことが一日の満足感を高めてくれたと思います。

 

 

さて、今回は季節を楽しむというコンセプトの元に、宝登山と同じく花を愛でにいきました。

低山とは言えど見るものが多い旅は気持ちがいいものです。

さらに旬の祭りが組み合わさった旅はその地域を感じる最高の旅になるかと思います。

今年は山も登るけど土地を感じる旅を沢山したいと感じさせるハイキングでした。

 

曽我梅園はおそらく3月上旬あたりが見頃になるのではないでしょうか?

梅の花に囲まれて富士山を眺めるのであれば国府津からのハイキングは是非おすすめです。