読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

【奥多摩】大岳山、冬の足音が聞こえた奥多摩鋸尾根縦走の旅

01.登山 09.奥多摩/高尾 18.紅葉 34.12月

f:id:sakemaro:20141206231715j:plain

12月に入り大分寒くなってきましたね

雪が降りてしまっては山に気軽に行くことは出来ません

雪が降りる前に山へ行く、相変わらずの社畜生活の合間

奥多摩の大岳山に行ってきました。

冬の訪れを感じさせるアクシデントと、鎖場などが組合わさったエクストリームな旅でした。

 

f:id:sakemaro:20141206232244j:plain

社畜というカテゴリに生きる僕は大体、解放されるのが終電となります

お家に帰ってくると大体深夜1時くらいになるでしょうか。

元々週末は高水三山に行きたいなと思っていたのですが…

高水三山はまだ雪が降らないからまだ後でも行けると思い、大岳山に登ることにしました。

 

新宿にて7時44分のホリデー快速おくたまに乗り、

奥多摩駅に9時前後にいれば良いかなというアバウトなスケジュールで出発します。

 

f:id:sakemaro:20141206232317j:plain

普段よりも大分朝が速いため心臓がドキドキしてしょうがありません。

まるで遠足の前の子供です。

 

f:id:sakemaro:20141206232425j:plain

御岳駅には9時着です、紅葉シーズンでは大半の乗客がここで降ります

紅葉シーズンのホリデー快速おくたまは新宿で座っておかなければ座ることが出来ないので注意です。

 

f:id:sakemaro:20141206232534j:plain

御岳駅を出てすぐのバス停からロープウェイへ向かいます

電車・バスと合わせてSuicaが使える公共交通機関です、あらかじめ3000円入れてきて大正解だったぜ!

 

f:id:sakemaro:20141206232554j:plain

気持ちのいい朝日の中ロープウェイ出発進行です!

 

f:id:sakemaro:20141206232828j:plain

ロープウェイを降りると早速御岳山が観光地と言う姿を見せてくれます。

春になれば桜で満開になったりするんだろうか…

 

f:id:sakemaro:20141206232842j:plain

まだこの辺は少し紅葉が残っており、散策の楽しみが有ります

よく見る赤い実に似てるけどなんか違う…、きっとこれも食べられないんでしょう。

 

f:id:sakemaro:20141206232918j:plain

歩いているとゆずが売っていました、雰囲気的に庭の軒先に生えてた物を…

立派なゆずでぜひとも買っていきたいと思いましたが、

あいにくザックが満杯なので断念しました、生で食べても美味しいんだけどね。

 

f:id:sakemaro:20141206233031j:plain

御岳山で検索をかけるとこの図をよく見る気がします

こういうお店が連なってるのかな?とおもったのですが、この一画だけでした。

 

f:id:sakemaro:20141206233055j:plain

観光地と言えば木刀ですね、解ります。

 

f:id:sakemaro:20141206233156j:plain

参道を抜けて御岳神社へと向かいます、山道よりもこういう階段がキツいですね。

 

f:id:sakemaro:20141206233424j:plain

神社と言えば狛犬ですが、ここのはなかなか個性的でとても立派でした。

なんか等身が高くて凛々しいな…

 

f:id:sakemaro:20141206233516j:plain

そして僕は神社にこだわりが有ります、それは手を洗う手水舎です。

これを見かけたら必ず手を洗うようにしています、なんか大好きなんですよね。

 

f:id:sakemaro:20141206233633j:plain

観光名所なだけあって見所が凝縮されている神社でした。

 

f:id:sakemaro:20141206233722j:plain

さて、神社への参拝を終わらせたら早速登山開始です!

大岳山へのルートは神社の手前に有ります、

僕のように神社の奥社まで行ってしまうと恥ずかしいので注意です。

 

f:id:sakemaro:20141206233811j:plain

いつもの奥多摩っぽい雰囲気の山道です

今回は「ぼっち」です、というか僕は大体「ぼっち」です。

ぼっちだと自由な速度で歩いて好きに写真が撮れるのが良いですね

ただ登山道で一人になると時たま不安になるのが怖いところですが。

 

f:id:sakemaro:20141206233822j:plain

しばらく歩くとロックガーデンへの分岐路へさしかかります

ここが意外と解りづらく、どの分岐路からも大岳山へ向かうことは出来るのですが

どのルートを選択すれば良いのかが解りません。

今回は七代の滝へと向かう為に目の前の階段を下ることにしました。

 

f:id:sakemaro:20141206235218j:plain

不安になる位下ります、あとでこの分の高度を稼がなきゃ行けないと考えると

ちょっとめんどくさいなーという気持ちが頭を駆け巡ります。

 

f:id:sakemaro:20141206235519j:plain

大体15分くらいでしょうか、谷底の渓谷に出来た小さな滝

「七代の滝」に到着です、家族連れや山ガール達で賑わっていましたが

それをかき分け必死に写真を撮ります、山で気を抜くと死んでしまいますので、

山ガールを気にかけてはいけません。

 

f:id:sakemaro:20141206235631j:plain

風光明媚な滝が終われば結構きつめな階段が現れます。

「うん、知ってたw」と言う感じなので、観念して登ります。

 

f:id:sakemaro:20141206235744j:plain

階段とロープが張り巡らされた岩場を抜けると天狗岩と呼ばれる巨岩の前に出ます。

こちらの岩、登れるのですが鎖が張り巡らされていました。

 

f:id:sakemaro:20141206235836j:plain

上にはなんかいます、気になるよね!気になるよね!

と言うわけで当然登ります。

 

f:id:sakemaro:20141206235921j:plain

小さな社の奥にいたのはカラス天狗様でした。

僕は女神転生派なのでどっちかって言うと鞍馬天狗に見える…

 

f:id:sakemaro:20141207000031j:plain

立派な天狗様です、この位置まで来るのは一苦労で

一歩踏み外すと50mくらい下までFallします、危ないので自己責任です。

因みに僕は高いとこが嫌いなので登るときに思い切り天狗様の頭に手をかけてしまいました。

バチが当たらないといいな…。

 

f:id:sakemaro:20141207000115j:plain

天狗岩を下から見上げたの図、画面中央に天狗様が鎮座しています。

これを見てもう二度と危ないことはしないと誓うのでした。

 

f:id:sakemaro:20141207000300j:plain

天狗岩を抜けるとすぐにロックガーデンへと入ります。

都会のオアシスと名高い沢沿いのコースは紅葉が終わったこの時期でも趣が有りますね。

 

f:id:sakemaro:20141207000410j:plain

沢沿いルートって楽しいですよね、水場のもっている魅力ってなんなんだろう。

 

f:id:sakemaro:20141207000537j:plain

飛び石をわたってどんどん上へ進んでいきます。

途中で一カ所休憩所が有り、そこにトイレも有ります。

因みに川の水ですが、トイレも有るので何かに使うならもっと上流に行くことをお勧めします。

 

f:id:sakemaro:20141207000810j:plain

ロックガーデンの終点付近には綾広の滝があります

何やら神聖な雰囲気が漂うところなので足早に立ち去りました。

 

f:id:sakemaro:20141207000844j:plain

歩いていると至る所に霜柱が有るのですが、中に花のような氷をつけた草を見つけました。

カメバヒキオコシという植物が吸い上げた水が凍って花のようになる物らしいです。

 

f:id:sakemaro:20141207000908j:plain

登山道も霜柱がびっしり、溶けると土が滑ると危惧していたのですが

全然溶ける気配がありませんでした。

 

f:id:sakemaro:20141207001049j:plain

この時点ではとてもいい天気でした

「朝日って気持ちいいなぁああああああ!」などと思いながら

登山道をスキップしていたのですが、この後思いもよらぬ事態に泣きを見ます。

 

f:id:sakemaro:20141207001133j:plain

大岳山へ向かうルートは意外に鎖場が多いです

一応安全の為についている物で、落ちたらoutはそんなに無かったように思います。

3割くらいで落ちても大丈夫です。

 

f:id:sakemaro:20141207001250j:plain

川乗山も「アスレチック楽しい」と言う感想を浮かべていましたが

ここも適度なスリルがありとても楽しいです、そんなスリルを感じてる中

雲行きがなんだか怪しくなってきました…。

 

f:id:sakemaro:20141207001352j:plain

眼前に「白い粉」みたいな物がパラパラ降ってきたのはそのときでした。

最初植物の綿か何かかな?と思ったのですが、急激に冷えてきた気温から考えるに

「間違いなく雪」

この日は日本海側で天気が大荒れとなっており、

空を見るとちょうど北側から黒い雲がもくもくと迫っていました。

 

f:id:sakemaro:20141207001452j:plain

雪が降り始めた中、大岳山山荘の廃墟へと到着です。

トイレがあったようなのですが、使うこと無く分岐路を山頂方面へ。

 

f:id:sakemaro:20141207001601j:plain

ちょっと怖い神社です、こういうのひぐらしの鳴く頃にとかで見たことが有る…。

 

f:id:sakemaro:20141207001635j:plain

神社を抜けてからがラストスパートです、一気に高さを稼ぐルートになります。

 

f:id:sakemaro:20141207001659j:plain

足下は踏みつぶされた霜柱で一杯です、場所によってはドロドロになっているので

滑らないように注意しなければいけません。

 

f:id:sakemaro:20141207001829j:plain

急登と岩登りを越えると大岳山山頂へ到着です、写真を撮りながらなので

少し遅めだったのですが12時15分の山頂到着となりました。

 

f:id:sakemaro:20141207001904j:plain

正面に富士山が見えるとのことでしたが、全く見えません。

むしろ奥多摩の山々に覆いかぶさる雲が不安をかき立てます

というかこの辺で雪と風が全力を持って登山者を襲ってきました

 

f:id:sakemaro:20141207001937j:plain

そんな雪の中とりあえずご飯です、毎度おなじみのカップヌードルに

今日はくんたまサービスしちゃう!これだけでテンションが上がります。

そして食後はカロリーメイトで最も美味しいフルーツです。

 

f:id:sakemaro:20141207002047j:plain

ご飯を住ませる頃には午前中の青空はどこかへ消えてしまい、

山頂は雪で姿を変え始めていました、これはフォームチェンジ・白です。

非常にあぶないのでとっとと降りることを決意します。

 

f:id:sakemaro:20141207002222j:plain

御岳山に引き返すという選択肢も有りましたが、僕には温泉が大事です。

帰りにもえぎの湯に入ると言う力強い意思が僕の足を奥多摩駅へと向かわせます。

 

f:id:sakemaro:20141207002321j:plain

雪降る中の鎖場は緊張感が有ります、鎖も冷たいし。

 

f:id:sakemaro:20141207002442j:plain

普段は明るいであろう尾根道も一気に暗い雰囲気へと姿を変えました。

 

f:id:sakemaro:20141207002501j:plain

内地の雪はべちゃ雪といって馬鹿にしていましたが、

山の上はさすがにパウダー系でした、払えば落ちる雪なので濡れることはありません。

 

f:id:sakemaro:20141207002535j:plain

どう見てもおまえ岩山じゃないんだけどっていう所に刺さっていました。

 

f:id:sakemaro:20141207002631j:plain

冬です!この雰囲気は冬の始まりです!

雪でテンションが上がっていますが同時に不安ゲージが上昇していきます。

ベア・グリルス並みに下り部分を走って移動することにより最速で奥多摩駅を目指します。

 

f:id:sakemaro:20141207003726j:plain

大岳山からだいたい40分ほどで鋸山というところまでやってきました。

因みに大岳山山頂では奥多摩駅方面と書かれた標識は有りません

鋸尾根方面に向かうことにより出現するようになるので注意です。

 

f:id:sakemaro:20141207003851j:plain

鋸山山頂で記念撮影する山ガール/山ボーイ達を尻目に光の速度で下山です。

「ぼっちなんて寂しくないもん」と自分に言い聞かせることが重要です。

<<かわいい山ガールがいたとしても大体彼氏持ちだ!諦めろ!>>

 

f:id:sakemaro:20141207003914j:plain

鋸山を下るとルート表示に奥多摩駅が表示されます。

 

f:id:sakemaro:20141207003948j:plain

積雪量的に1時間で1㎝も行かない程度の雑魚ですが、

山の上なので侮っていけません、油断は死につながります。

 

f:id:sakemaro:20141207004022j:plain

風が出てきて寒くなってきた…、風景が北の国からみたいになってきた…。

 

f:id:sakemaro:20141207004218j:plain

今年は秋山に行くことが出来なかったので、茸を見る機会も有りませんでした…

来年は地元に帰った際に山菜採りや茸狩りに行きたいと強く思いました。

 

f:id:sakemaro:20141207004508j:plain

鋸山をすぎて愛宕山へ向かう途中、鎖場ルートと言う物が姿を現します。

約10mくらいの崖に鎖がかけてあり、そこを降りると言う物です。

もちろん鎖場ルートを降ります。

 

f:id:sakemaro:20141207004531j:plain

クライミングのテクニックなど持ち合わせてない自分には鎖は命綱です。

写真を取り出すときは両手を離すのですが、その際はやはりヒヤっとしますね。

この時頭の中では漫画版「孤高の人」の名場面が再生されています。

 

f:id:sakemaro:20141207004920j:plain

鎖場と切り立った崖ルートを越えると天狗様がまつられた社に出ます。

こんな山奥ですが、お供え物がしっかりとされていました。

 

f:id:sakemaro:20141207004950j:plain

道中のケルンにはなぜかオリンピック記念硬貨が。

 

f:id:sakemaro:20141207005359j:plain

愛宕山の前まで下ってくる頃には天候も回復し、気温も上がっていました。

この時期だと花を見かけることが無いのですが、真っ赤な椿が境内の前に咲いていました。

 

f:id:sakemaro:20141207005434j:plain

愛宕神社前の狛犬は立派です、ちっちゃいの踏んでるのはいいんだろうか。

 

f:id:sakemaro:20141207005556j:plain

愛宕山神社を越えるとなぜか五重塔が姿を現します。

なんだか一気に観光地に引き戻された気分だ…。

 

f:id:sakemaro:20141207005645j:plain

そして奥多摩駅に帰ろうと言うところで本日最も急な道に出くわしました。

神社の階段がとんでもない角度なのです、見た目50度くらいでしょうか?

落ちたら最後まで転がっていきそう…。

 

f:id:sakemaro:20141207005814j:plain

下からみてもなんと言うか最後の上がりっぷりがおかしい。

なにかの修行をさせられているような気分でした。

 

f:id:sakemaro:20141207005925j:plain

そして下山の締めくくりはこの不思議な像。

五重塔といいとても雰囲気に合わない…っ!というか用を足しているようにも見える!

不思議な像の写真を気が済むまで取ったら奥多摩駅へ帰還です。

ここから約15分ほどで駅なのですが、道中にもえぎの湯が有るので

今日の汗を温泉で流すことにしました。

 

f:id:sakemaro:20141207010113j:plain

もえぎの湯がクリスマス仕様になってる…

もう12月なんですね、今年は社畜レベルをかなり上げた年なので季節感が有りません。

来年は沢山旅行に行こうと思うのでした。

 

f:id:sakemaro:20141207010203j:plain

もえぎの湯でお湯を頂いたら後は帰るだけです。

ホリデー快速おくたまを使い、東京駅まで帰ってうどんをおさめてこの日は終わりました。 

 

12月最初の土曜日でしたが、天候の良さと天気予報からまさか雪が降るとは思いませんでした。

一応レインウェアと防寒着は持っていましたが、

これからの時期はさらにアイゼンも必要になるかなと思います。

普段東京では1月などに感じる冬の気配を少し早めに感じることが出来た

そんな旅行だったと思います。

 

ロックガーデンと御岳山は初心者向けだと思いましたので、とてもおすすめです。